1 - 平成18年度第1回 新居浜市立女性センター及び新居浜市立働く婦人

平成18年度第1回
新居浜市立女性センター及び新居浜市立働く婦人の家運営委員会会議記録
日
時
平成18年7月26日(水)13:30∼15:10
場
所
新居浜市立女性総合センター
出席委員
秦
榮子委員長
佐藤弘美子委員
事 務 局
横井参事
白石玲子委員
欠席委員
記
議
録
第1講習室
井上文子副委員長
小野正師委員
石井恭子委員
真鍋マユミ委員
前原和子委員
井上所長
森賀市民部長
1階
亀井久子委員
泉
幸恵委員
杉田由美子委員
明智和彦委員
田中恭子委員
宮崎志郎委員
白石克則委員
青木事務員
岡男女共同参画課長
小野副課長
題
(1)平成17年度事業報告について
(2)平成18年度事業について
(3)その他
議
事
小野副課長
ただいまから、平成18年度第1回「新居浜市立女性センター及び新居浜市立
働く婦人の家運営委員会」を開催いたします。
それでは、開会にあたりまして、秦委員長から一言ご挨拶をお願いします。
<
委員長挨拶
>
ありがとうございました。続きまして市民部長から一言ご挨拶をお願いします。
<
市民部長挨拶
>
ありがとうございました。新年度におきまして、お二人が新しく委員になられま
したので、ご報告いたします。
新委員
18.4∼
宮崎志郎委員(新居浜公共職業安定所長)
18.6∼
明智和彦委員(市議会議員、市民経済委員長)
それでは、せっかくの機会ですので皆様から順次自己紹介をお願いいたしま
す。
<
委員・事務局自己紹介
>
ありがとうございました。これより、委員長が議長を務めますので、よろしくお
願いいたします。
秦委員長
それでは、ただいまより会議を開きます。
まず、本日の会の成立についてご報告いたします。当委員会の委員総数15人
-1-
の内、本日ご出席いただいております委員さんが、9人(最終10人)でござい
ます。運営委員会規則第5条第3項に規定されております過半数の出席がござい
ますので、本日の会は成立いたしております。
秦委員長
それでは、これより議事に入ります。お手元の資料に基づきまして進めてまい
りたいと思います。
本日、予定しております議題は、
(1)「平成17年度事業報告について」
(2)「平成18年度事業について」
(3)「その他」
となっておりますので、よろしくご審議をお願いいたします。
秦委員長
最初に、議題(1)「平成17年度事業報告について」でございますが、事務局
から説明をお願いします。
井上所長
平成17年度の事業報告について、お手元の「事業概要」に基づきご説明申し上
げます。
女性総合センターの平成17年度の利用状況につきましては、「事業概要」のP
10からP14に記載いたしておりますので、後程お目通し下さい。
平成17年度の利用状況につきましては、利用件数4,540件で、利用人数
は、72,391人となっておりまして、対前年度比では、68件の利用増、利
用人数では、5,540人の増員となりました。この利用者増の要因の一つに
は、これまで利用の少なかった視聴覚室に机を入れて、主催講座等に利用したこ
とや、多目的ホールを利用しての研修や講習(アスベスト関連等から)の利用度
が増えたこと、また、2階の展示コーナーの利用が多かったことによる増が主な
要因であります。
また、P10に記載のとおり、施設利用状況では、勤労女性が36.9%(2
6,695人)、家庭女性が46.3%(33,484人)、男性の利用が10.
5%(7,576人)、子供の利用が5.5%(3,956人)となっておりま
す。男性の利用率が、平成16年度に引き続き2桁となっており、更に利用拡大
に努めてまいります。年齢階層別利用者数は、30歳未満が14%、30歳から
39歳が13%、40歳から49歳が18%、50歳以上が54%となってお
り、平成17年度も高齢者の利用が目立っております。
決算につきましては、P8に記載の通りとなっておりまして、総支出合計で2
7,653千円となり、対前年度比で、1,045千円の減額となっておりま
す。このことにつきましては、借上使用機器のリース並びに、光熱水費、業務委
託料等の一部見直しによるものでございます。
次に、平成17年度の主催事業の実施概要でございますが、P9をお開き下さ
い。22事業の実施に係る総事業費は、3,848千円で、財源内訳は、市より
-2-
補助金、855千円と受講生による負担金2,993千円で、その主な内容は、
実施した講座の講師謝金でございます。平成17年度実施の22事業の主催事業
の実施状況については、P15からP17に記載しておりますように、5つの事
業に分類して実施し、延べ12,196人の方が、受講されました。
それでは、P15をお開きください。先ず、再就職援助事業といたしまして、
「ワープロ・ワード講座」を基礎編、応用編を一般操作から各機能を駆使して、
文章作成ができる実用ヒント裏技編まで16回の2コース、インターネットの検
索方法やブログ作成等16回の1コースの延べ916人が受講されました。次に
「表計算・エクセル講座」についても、一般操作から基礎編、活用編を16回で
2コース、マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト試験が受講できるまでの
学習を16回で2コースを更に、表作成、データーの分析、名簿作成等の実務編
を16回の2コース実施、延べ904人が受講されました。平成16年度より実
施し、受講希望の多かった「製図・キャド講座」については、基礎編を16回2
コースで延べ324人が受講されました。次に「介護保険事務管理士資格講座」
として、介護保険制度の基本から、介護事務管理士認定試験を受験できるまでの
学習を13回実施、延べ496人受講し、内37人が「介護事務管理士認定試
験」に合格されました。
次に、社会参加促進事業として、「どんな時にでも役立つ英会話講座」を外国人
講師により14回実施、延べ290人の方が受講されました。「話したくなる中国
語講座」では、中国人講師による講座を14回実施、延べ239人が受講されま
した。「初めての韓国語講座」を日系二世による講師により、発音から簡単な日常
会話までの学習を15回実施、延べ411人が受講されました。日本赤十字社愛
媛県支部の協力のもと、「家庭看護法講座(介助員養成講習」を4回実施、延べ6
8人が受講され、学科、実技検定の結果、17人が介助員の認定証を受けられま
した。また、消防署の協力のもと「救命救急講座」を9・9(キュウキュウ)の
日に実施、57人が受講されました。この講座は「まちの救命講座」の人肺蘇生
とAED機器を使った、ショック療法を併せて実施、AED講習は、新居浜市で
初めて実施いたしました。
次に、生活・教養事業として、「家庭で作る介護食講座」として、介護食の概要
と、家庭でできる介護食料理実習を2回実施、延べ26人が受講されました。「お
もてなし郷土料理講座」では、旬の食材を使って家庭でできる料理講座を2回実
施、延べ108人が受講されました。「プロに教わる家庭料理講座」では,プロの
料理人を講師に、家庭でできる韓国料理を2回実施、延べ34人が受講されまし
た。「着付け講座」として、平成16年度に引き続き、ゆかたから留袖まで一人で
着付けができるまでを学習。全12回実施、延べ237人が受講されました。
次に、子育て支援事業として、日本赤十字社愛媛県支部の協力のもと、子供の
-3-
起こりやすい事故の対処方法や、家庭での看護の方法を習得するため、「幼児安全
法講座(支援員養成講習)」を3回実施、延べ66人が受講されました。うち、日
本赤十字社が主催する、学科、実技検定の結果、16人が支援員の認定証を受け
られました。親子の心の触れ合いと調和、家庭教育力の向上を図ることを目的に、
「親子でいっしょに体操講座」として、3B体操を14回2コース実施、延べ6
04人が受講されました。親子の心の触れ合いの中で、親子でつくるフラワーア
レンジとしての、「子どものフラワーアレンジ講座」を2回実施、延べ76人が受
講されました。親子がほのぼのとした触れ合いの中で、野菜や魚を中心に、親子
で共同作業する、「子どもと作る料理講座」を2コース実施、延べ101人が受講
されました。
次に、健康増進事業として、健康で明るい人生が過ごせる学習と体力づくりを
目的に、新たに「がんばるお父さんの健康体操講座」を全10回実施、延べ13
3人が受講されました。また、「リズム体操講座」として、4コース84回実施、
延べ3,680人が受講されました。正しいウォーキングとストレッチを組合わ
せた、健康増進講座としての、「健康づくり体操講座」を43回実施、延べ1,5
14人が受講されました。後期講座を引き続き予定しておりましたが、講師長期
療養のため、健康づくり体操の延長として、新たに、ボール、ベル、ベルダーの
三つのBのつく用具を使って、基礎体力、全身持久力を高め健康増進を図る「リ
フレッシュ3B体操講座」を10回実施、延べ262人が受講されました。リズ
ミカルな動きにより、柔軟性と持久力と筋力を鍛え、バランスよい体力づくりを
目的とした「生きいきダンス講座」を2コース42回実施、延べ1,606人が
受講されました。少子高齢化が進行する中で、生活習慣病予防のため「生活習慣
病予防料理講座」を2回実施、延べ44人が受講されました。これらの主催事業
以外に、「21世紀職業財団愛媛事務所」と共催により、「Re・Beワークセミ
ナー」を開催いたしました。このセミナーは、自分で自分の置かれている環境を
再認識し、育児や介護から手が離れたら、もう一度働きたいと希望する人を対象
に、上手な求職活動の仕方、再就職のために知っておきたい法律、税金、保険制
度並びにもう一度働きたい!自分らしく生きるためについてのワークセミナーで
延べ63人が受講されました。
次に、当センターの業務として定着しつつある事業に、各種相談事業がありま
す。平成17年度も、全相談業務で425件の相談を受けております。近年増加
している相談業務に、DVに係る業務がございますが、186件と多くなってお
ります。託児業務につきましては、平成7年度より実施し、その後保育サポータ
ーの立ち上がりにより、平成13年度より主催事業での託児業務を委託により実
施いたしております。託児の延べ人数は452人、センター全体では601人の
利用がありました。その他といたしましては、P19に記載いたしております
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「自主防火訓練」をまさかの時に慌てず、迅速に対応できるよう、自衛の訓練を
当センター利用者の協力のもと2回実施いたしました。
また、P20に記載の自主グループ連絡協議会主催の「ういめんずまつり」
は、11月26、27日の両日に∼自分らしく生きよう元気だせ∼をスローガン
に、これまで最高の37団体が出展参加され、日頃の活動の成果を展示発表等さ
れ、2日間で、延べ3,905人が訪れました。センターあげての盛大な“まつ
り”となり、特に平成16年度同様、若い人や夫婦連れでの参加が目立つなど、
当センターにとりましても、運営上多くの成果を得ることができました。以上で
平成17年度の事業報告を終わります。
秦委員長
ありがとうございました。ただ今のご説明に対してご質問・ご意見はございま
せんか。
白石委員
エクセルエキスパート試験を受験できるまでのレベルの学習となっているが、
受験された方は。
井上所長
把握していませんが、1人受験したようです。昨年、一昨年と継続して頑張っ
ておられます。
白石委員
講座の量が増えているようですね。
井上所長
資格を希望する方がどんどん応募してきます。ワープロ・ワード講座は定番に
なっています。初級的なものはいまだに要望が多いです。
秦委員長
そのほかありませんか。
今後とも多くの方が利用していただけるようよろしくお願いします。
白石委員
ワープロ・ワード講座の受講者が千人近くおいでますが、その中で職業生活を
営まれている人と、主婦の方との割合はどうですか。
井上所長
初級的な講座は、家庭の方・高齢者の方が多く、仕事のためではなく趣味とし
ての受講が多い。中級以上はやはり仕事のための受講が多いです。
白石委員
再就職の援助が事業の大きな目的ですが、家庭人の中で再就職に繋げたケース
はありますか。
井上所長
そこまでの情報は入ってこない。受講即就職に結びつくのは難しい。資格を取
った方についても難しいようです。
白石委員
社会情勢もあり、経営者側にとっては資格だけでなく、実務経験も問われるら
しい。可能性をかけた実務的なものをというところで、職につながるような方向
性に拡大すれば、この事業がもっと有効に使われると思います。
井上所長
再就職援助事業は、最後までのケアーはできませんが、そういう方向に持って
いきたいと頑張っております。
真鍋委員
平成17年度は17人が合格したようですばらしいですね。
井上所長
医療事務や介護など受講しているが、回数を重ねるごとに資格取得に向け意欲
が出ているようです。
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宮崎委員
利用者は、家庭女性の受講が多いですか。勤労女性の方も37%利用されてい
るが。
井上所長
女性センター・働く婦人の家の両機能を持った施設ですので、勤労女性も家庭
女性も受け入れできるメリットがあります。
宮崎委員
この女性総合センターは、男性女性に限らずにいろいろ活用していただいて、
就職とかに関係なくてもいいんですね。
井上所長
はい。
宮崎委員
就職も目標であれば我々の方も、高等技術専門校とか、委託訓練とか、いろい
ろありますので、応援させていただけると思います。
秦委員長
なにか、ご質問・ご意見等はございませんか。ないようですので、この件につ
いてご承認いただけますか。
(拍手)
ありがとうございました。次に、議題(2)「平成18年度事業について」、事
務局から説明をお願いします。
井上所長
続きまして、平成18年度事業について、お手元の資料に基づき説明いたしま
す。
事業計画の概要の説明に先立ちまして、当センターの管理運営は、平成10年
4月から(財)新居浜市文化体育振興事業団が、市より施設の管理運営を受託し
て参りましたが、平成18年4月から指定管理者制度の導入により、公募の結
果、当事業団が指定管理者としての指定を受け、市との協定書の締結により、管
理運営をして行くこととなりました。
このことから、P28に記載のとおり、施設の管理運営は、これまでの委託料
及び主催事業(講座開催)は、市からの補助を受けて実施しておりましたが、平
成18年度より、補助金(869千円)も含めた額28,185千円を施設管理
費に計上しております。ただ、センターの使用料徴収事務については、新たに別
途委託契約により対処しておりますが、この事務委託料の212千円につきまし
ても、施設の管理費の中に予算計上しております。
指定管理者として指定を受けた、平成18年度の主催事業は、平成17年度よ
り4講座を増やし26講座を計画いたしております。主催事業は、平成18年度
も5つの柱のもと、実施計画しておりますが、新規事業として取り組む事業と、
これまで実施している事業で要望の多い事業について説明いたします。
P26をお開きください。先ず、これまでも希望の多い再就職援助事業とし
て、7講座を計画したしておりまして、OA室での「ワープロ・ワード講座」「表
計算・エクセル講座」「データベース・アクセス講座」の基礎編と応用編を計画い
たしております。また、希望者が多い講座の一つで平成16年度より実施してお
ります、「製図・キャド講座」は、製図等の学習、基礎から実用編までを予定して
-6-
おります。平成18年度より、新規の「ホームページ講座」は基礎から実用編の
1コース16回を、また、「技能評価試験」としてコンピュータサービス技能認定
試験の2級、3級対応の2コース16回を計画しております。また、技能取得を
目指した「医療事務講座」の資格認定対応講座を22回予定、更にレベルアップ
を目指したレセプトチェック講座を12回予定しております。
次に、社会参加促進事業として、4講座を計画いたしておりまして、新たに
「ちょっと話せる英会話講座」を、「話したくなる中国語講座」を平成17年度よ
り引き続き開講し、希望の多かった「初めての韓国語講座」を引き続き予定いた
しております。また、日本赤十字社愛媛県支部の協力を得て、平成18年度 も
「救急法(救急員養成講座)」をAED機器を使用してのショック療法を4回予定
しております。この講座は、最終日に、学科、実技検定試験を受け、合格者に
は、日本赤十字社より救急員の認定証が交付されます。
次に、生活・教養事業として、5講座を計画いたしておりまして、「着付け講
座」「寒天を美味しく食べよう講座(男性の料理)」、これまで好評の「プロに教わ
る家庭料理講座」、今回新しく、和裁リフォームとして「おばあちゃんの知恵袋講
座」及び「住まいを素敵にセンスアップ講座」をそれぞれ2回予定いたしており
ます。
次に、子育て支援事業として、5講座を計画いたしておりまして、これまで希
望者の多い「子どもと作るパン講座」及び「親子でいしょに体操講座」の3B体
操、並びに「親子のフラワーアレンジ講座」、平成16年度実施して好評だった
「思い出の絵本作り講座」と新たに「親子のビーズクラフト講座」を1回予定い
たしております。
次に、健康増進事業として、5講座を計画いたしておりまして、従来から実施
の「からだにやさしい料理講座」や、根強い人気講座でもある「リズム体操講座」
「生きいきダンス講座」や名称も新たに「バランス美容体操講座」や「はつらつ
健康体操講座」を予定しております。
以上が、主催事業に関する事業でございますが、センターの主催事業にかかる
事業総額は、3,921,500円で、その財源内訳といたしましては、市より
の助成相当額869,200円と受講生の負担金3,052,300円により対
応いたしております。なお、平成18年度も共催事業といたしまして(財)21
世紀職業財団愛媛事務所による再就職セミナーを計画いたしております。また、
えひめ社会保険センター主催による、ホームヨーガ、社交ダンス、太極拳、ハワ
イアンフラダンス等の講座を平成17年度同様支援いたしております。以上で平
成18年度事業についての説明を終わります。
秦委員長
ありがとうございました。ただ今のご説明に対してご質問・ご意見はございま
せんか。
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白石委員
平成18年度自主事業につきましては、平成17年度の結果に基づいた事業活
動として大変意義ある活動内容ではないかと思っております。その中で、今回は
ダメでも検討していただきたい事業として、社会参加促進事業の中に「ちょっと
話せる英会話」がありますが、今から、小学校あたりで英会話が入ってくるとい
うお話があるので、親子でできる英会話の教室とか、子育て支援事業の中では、
親子で体操などありますが、いろいろな親子関係のあり方というのは、核家族の
家庭も多いと思いますので、体操だけでなく、児童館であるような遊びや体操、
お話の仕方などいろいろなものを含めたものがあるようです。そこまでできるか
どうか分かりませんが、講座として絵本だけでなくいろいろなもの、講座の内容
を変えていったらどうか。あくまで案ですが。
井上所長
親子のビーズクラフトやフラワーアレンジなど新たに計画しており、既に実施
されたものもあります。英会話については、そこまで考えておりません。
秦委員長
ありがとうございました。ご意見をいただきましたように、親子というのを入
れていただいて、又前進していただけたらと思います。なにか、ご質問・ご意見
はございませんか。ないようですので、この件についてご承認いただけますか。
(拍手)
秦委員長
ありがとうございました。それでは、「その他」になりますが、指定管理者制度
が導入され、文化体育振興事業団が指定管理者となられておりますが、何かご意
見があればお願いします。
横井参事
今の状況からすれば当然3年先に又応募となると思いますが、女性総合センタ
ーの長年にわたり企画してきた事業も、新しいものを取り入れながら毎年毎年改
善してきており、どこと競争しても負けることはないようにといつも心がけてい
ます。今後においても子どもと一緒の講座方法をとり、一層取り組んでいくこと
により、ますます充実するという努力をすれば3年先も必ず又管理者となれるの
ではないかと思います。努力は当然していかなければいけないと思いますが、予
算的にも非常に厳しいところもありますので、よろしくお願いします。
井上所長
3年間ということで指定をされているが、最低5年間位あればいい。働いてい
る人は3年では雇用に関して不安に思う。
秦委員長
初めての指定管理者制度導入ということで、まず3年となったように記憶して
いますが、私たちの活動を理解していただいている文化体育振興事業団にやって
いただきたいと、委員皆さんが希望を持っておられました。5年間ということに
ついてご意見をお伺いいたします。
森賀部長
それぞれの指定管理者で企画したところの雇用計画もあり、不安があったと思
います。最初の指定管理の大幅な導入でしたから、5年という説もあり、3年と
いう説もあり、比較的短い3年というところに最初は落ち着いたと思います。5
年という強い要望があったということは、私も十分認識をさせていただくという
-8-
ことで、5年という強い意見があったということを認識しておきます。
秦委員長
ありがとうございました。期待しております。その他にご意見ございません
か。
真鍋委員
平成17年度のういめんずまつりは天候に恵まれ、駐車場に困るぐらいお客様
が来られて、過去を見ても年々出展団体数が増えていることは喜ばしく思いま
す。女性総合センターに対する理解度が深まっているように感じます。平成17
年度の決算額と、平成18年度の歳入歳出予算を比較してみたところ、管理運営
を実施していると伺ったが、経費がいろいろと下がっていると思うのですが、推
移について分かれば教えてほしい。
井上所長
平成18年度は冒頭に申し上げたように指定管理者になってから、補助金はな
く、そのかわり補助金相当額は予算の委託料と報酬の中に含まれています。平成
17年度と平成18年度を比較した場合ですと、補助金相当額を含めた数値で3
0数万円ほど減っています。ただこれを平成14年度と平成17年度比較した場
合、140万円ほど、平成15年度と平成17年度を見た場合235万、平成1
6年度と平成17年度で見た場合103万5千円、これは委託料の見直しとか精
査して落としております。特に平成16年の台風等々のことで補助金2割カッ
ト、経常経費5%カットということで、そういうこともあり毎年下がっておりま
す。特に行政は指定管理者の目的には、最少の経費で最大の効果を挙げてくださ
いということでサービス精神を発揮してくださいとのことです。総合的で多様な
場として利活用ができるように管理することが基本となっております。極力予算
を抑え、サービス面では気持ちよく利用していただけるよう務めております。
真鍋委員
女性総合センターを利用させていただくときに、声をかけてもらったり、声を
かければ返事があることで、私たちのグループも女性総合センターに来るのが楽
しくなった。
井上所長
経費節減は今後もしていかなければならないが、施設の維持にも努めていきた
い。
秦委員長
その他ありませんか。親子という関係で石井委員さんいかがですか。
石井委員
すばらしい企画だなと聞かせていただきました。保育園でもいろいろ企画して
いますが、保育園では働いている親子には利用できにくいこともあり、保育園で
できるよう検討してみたい。参考にしたいと思います。
秦委員長
働いているお母さん方が親子で女性総合センターを利用していただけるかとの
意見もいただいたので、その面も頭においていただきたい。その他ありません
か。
小野副課長
報告1件、お知らせ1件について説明。
<1指定管理者制度の導入に関する経過等の資料に基づき説明。>
<2男女共同参画推進週間(8/1∼7)について、チラシを配布し各種事業
-9-
への参加を案内。>
秦委員長
男女雇用機会均等法の改正についてご説明をお願いします。
杉田委員
男女雇用機会均等法の改正について(平成19年4月1日スタート)
<
秦委員長
別紙資料に基づき説明
>
ありがとうございました。そのほか何かございませんか。
ないようでございますので、それでは以上を持ちまして第1回「運営委員会」
を終わらせていただきます。
委員の皆様方には、長時間にわたり、いろいろな貴重なご意見をいただきまし
て、ありがとうございました。
今後とも当センターがより発展しますように、皆様の温かいご支援・ご協力を
いただきたいと思います。本日はありがとうございました。
- 10 -
指定管理者制度の導入に関する経過等
平成18年7月26日現在
1
指定管理者制度の概要
平成15年9月2日に地方自治法の一部を改正する法律(平成15年法律第81号)が施行さ
れ、公の施設の管理について、従来、普通地方公共団体が出資している法人、公共団体又は公共
的団体に限り、その管理を委託することができた「管理委託制度」に代わり、法人その他の団体
で普通地方公共団体が指定するもの(指定管理者)に管理を代行させることができる「指定管理
者制度」が導入された。指定管理者制度の導入により民間の事業者の活力や能力を活用し、住民
サービスの向上と管理経費の節減を図ることが期待できる。
2
経
過
平成15年9月
地方自治法の一部を改正する法律施行
平成17年4月
新居浜市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関す
る条例及び同条例施行規則の制定
平成17年6月
各公の施設の設置及び管理条例及び施行規則の一部改正
新居浜市公の施設の指定管理者公募検討委員会の設置
平成17年7月
公募する施設を決定
平成17年8月1日∼31日
募集要項配布期間
平成17年8月25日∼31日
応募書類の提出期間
平成17年9月∼10月
新居浜市指定管理者候補者選定委員会を設置
(2団体から応募)
書類審査のほか、応募団体との面接を実施
選定基準に基づき審査
平成17年10月(中旬)
〃
(下旬)
選定委員会の審査結果の報告
指定管理者の候補者を決定
平成17年12月6日
指定管理者の指定について議案提出
平成17年12月22日
指定管理者の指定について議決
平成17年12月28日
指定管理者の指定、告示
平成18年3月27日
基本協定の締結
平成18年4月1日
年度協定の締結、指定管理者による管理代行の開始
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