ServeR AID-B 5015 導入ガイド ServeRA ID-B5015 Version 1.22.0.0 編 Version 20 20111-02 お願い ここに記載されている情報とそれに対応する製品をご使用になる前に、「本書をご利用する前に」 の事項を必 ずご確認ください。 2011 年 02 月 発行: 日本アイ・ビー・エム株式会社 担当: System x Technical Sales © Copyright International Business Machines Corporation 1999. All rights reserve. 2 本書をご利用す る前 に をご利用する前 る前に この出版物はお客様、ビジネスパートナー様、IBM 関係者が、IBM System x を活用することを目的として作成されました。この 情報はプログラミングインタフェースの仕様書ではありません。製品報告書の類いの情報については、System x 公式 URL をご 参照ください(http://www-06.ibm.com/systems/jp/x/)。 この文書中の IBM 製品、プログラム、サービスに関する記述は、IBM が営業を行うすべての国・地域において適用できることを 意図するものではありません。 この文書に含まれる情報は IBM の正式な検査機関には未提出で、現状のまま提出するものです。これらの情報は、資料作成時 における最新情報をご参考のために提供することを目的として記載されており、IBM は、情報の正確性、完全性または有用性に ついて何ら保証するものではありません。この情報の利用や技術の実行は、お客様の責任で行ってください。文書中の各事項 は、それぞれ特定の環境でのその正確さについて再チェックを行っていますが、他の環境で同様の結果が得られるという保証 はありません。これらの技術を個々の環境に適用する場合は、各々のリスクにおいてこれを行ってください。 本書に記述されている主題事項に関して IBM が特許権(特許出願を含む)を所有していることがあります。本書による情報の 提供は、これらの特許権について実施権を許諾することを意味するものではありません。実施権についてのお問い合わせは、書 面にて下記宛先にお送りください。 〒103-8510 東京都中央区日本橋箱崎町十九番二十一号 IBM World Trade Asia Corporation Licensing 3 Index ServRAID-B5015 導入ガイド................................................................................................................1 要約.........................................................................................................................................................5 1 ハードウェア仕様............................................................................................................................6 2 maxRAID Configuration Manager (UEFI Utility)...................................................................7 2-1 maxRAID Configuration Manager の起動.................................................................................7 2-2 maxRAID Configuration Manager で RAID-1 の構成例.........................................................11 2-3 maxRAID Configuration Manager でホットスペアの指定.........................................................16 3 DeviceDriver のインストール...................................................................................................19 3-1 Windows Server 2008 への DeviceDriver のインストール.....................................................19 3-1-1 OS 導入途中での DeviceDriver のインストール..................................................................20 3-1-2 OS 導入完了後 DeviceDriver のインストール/アップデート............................................24 3-2 Redhat EnterpriseLinux 5.4 への DeviceDriver のインストール..........................................26 3-2-1 OS 導入途中での DeviceDriver のインストール..................................................................26 3-2-2 OS 導入後に DeviceDriver のインストール.............................................................................27 4 maxRAID Storage Manager のインストールと起動................................................................29 4-1 Windows Serve 2008 へのインストールと起動......................................................................29 4-2 RedHat Enterprise Linux 5 へのインストールと起動..............................................................34 5 maxRAID Storage Manager の使い方......................................................................................41 5-2 ホットスペアの設定.................................................................................................................46 5-3 イベントの E-Mail 通知...............................................................................................................48 6 コマンドライン・ユーティリティ.............................................................................................53 6-1 OS 上でコマンドラインユーティリティを利用.......................................................................53 6-1-1 Windows での利用................................................................................................................53 6-1-2 Linux での利用.....................................................................................................................54 6-1-3 利用例....................................................................................................................................55 6-2 Preboot でコマンドラインユーティリティを利用...................................................................56 4 要約 このガイドでは Sytem x 3650M3 に ServeRAID-B5015 SSD コントローラー(P/N:46M0969)を搭載した構成での DeviceDriver や管理ツールの導入手順、および設定方法について記述しております。 以下の環境 で確認しておりま す の環境で 確認しております System x 3650M3 uEFI:1.08 OS:Windows Server 2008(64bit)/2008 R2 Redhat Linux 5.4(64bit) ServeRAID-B5015 Firmware Package:1.03 Firmware:B038 Windows Driver :1.21.6 Linux Driver:1.0.22 maxRAID Storage Manager:1.22.0.0 maxRAID Configuratrion Manager(UEFI Utility):1.0.20: CLI:1.21.0.0 □ DeviceDriver の導入手順 □ 管理ツールの導入手順 □ RAID の構成方法 □ モニタリングの設定手順 活用局面: □ 提案時 ■ 構築時 □ 運用時 情報: □ Marketing ■ Technical シリーズ: ■ 単発 対象サーバモデル: □ 定期発行 ■ ServeRAID-B5015 をサポートする System x 5 1 ハードウェア仕様 仕様 RAIDレベル ServeRAID-B5015 SSD コントローラー RAID-1、5 6 Gbits/s per phy Data Transfer Rate Bus キャッシュサイズ コネクタ バッテリー オンラインで仮想ド ライブ容量増加 オンラインRAID レベルの変更 割り当て ホットスペア グローバル ホットスペア OSのイベントログ に通知 e-Mail通知 SNMP トラップ通知 MIBファイル データの暗号化 最大物理ドライブ数 最大仮想ドライブ数 PCI Express x8 (2.0) なし 2つの内部コネクタ (SFF-8087) なし 不可 不可 不可 可能 不可 可能 不可 なし なし 8 4 6 2 maxRAID Configuration Manager (UEFI Utility) maxRAID Configuration Manager は、ServeRAID-B5015 SSD コントローラーの RAID 構成を行う ツールです。maxRAID Storage Manager と違い、コントローラー BIOS 上にあり、OS に依存しない ツールです。OS を導入する前に RAID 構成を行う時に使用します。 2-1 maxRAID Configuration Manager の起動 maxRAID Configuration Manager は uEFI に対応しておりますので uEFI 対応機種ではサーバーの Setup ユーティリティ(System Configuration and Boot Management)から起動します。uEFI に対応 していない機種やレガシーモードでは POST の途中で起動します。 ① POST の途中で起動する方法を説明します。 uEFI 対応機種では②以降を参照して下さい。 サーバーの電源を入れると POST で ServeRAID Controller が認識されます。 Initializing… が完了すると、「Press <Ctrl><P>to invoke maxRAID Configuratuin Manager」と表示されます ので「Ctrl+P」を押します。次は⑦の画面が表示されますので② ~⑥ は参照する必要はありません。 ② uEFI 対応機種について説明します。サーバーの電源を入れると、IBM System x のロゴが表示され ます。しばらくして画面下に「<F1> Setup」と表示されたら、 「F1」キーを押して「Setup Utility」を起動 します。 7 ③ Setup ユーティリティー「System Configuration and Boot Management」画面が表示されますので 「System Settings」を選択します。 ④「Adapter and UEFI Drivers」を選択します。 (表示位置は機種により異なります) 8 ⑤「Please press ENTER to refresh this page」が選択されていますので「Enter」キーを押します。 機種によっては「Please press ENTER to compile the list of drivers」と表示されます。 ⑥「PMC EFI Driver」の項より「PciRoot(0x0)/Pci(0x1C,0x0)/Pci(0x0,0x0)」を選択して「Enter」キーを 押します。※ハードウェア構成によって、表記が異なっている場合がございます。 ⑦ GUI もしくは CLI(コマンドライン・インターフェース)どちらを起動するか選択する画面が表 示されますので「1」を入力して GUI(maxRAID Configuration Manager)を起動を選択します。 9 ⑧ 以下のような「maxRAID Configuration Manager」(maxRAID UEFI Utility)が起動します。 10 2-2 maxRAID Configuration Manager で RAID-1 の構成例 ここでは 2 本の HDD で RAID-1 を構成する手順を紹介しております。 ① 上部のタブメニューから「Configure」を選択します。 ②「Create Virtual Disk」選択します。 11 ③「Advanced」を選択して「Next」ボタンを押します。 ④ 装着したドライブの「Disk Type」と「Device Type」を選択すると下にリストが表示されますので今 回の RAID 構成に含めるディスクにチェックを付けて「Next」ボタンを押します。 12 ⑤「Raid level」を選択して「Next」ボタンを押します。 ⑥「Volume Name」欄に任意の名前を入力し、 「Stripe Size」を変更する場合はリストから選択して指定し 「Next」ボタンを押します。 13 ⑦ Summary が表示されますので内容を確認して「 Finish」ボタンを押します。 ⑧ Successful と表示されますので「OK」ボタンを押します 14 ⑨ Logical View で作成された仮想ドライブ(VD)を確認できます。 ⑩ 以下は VD の詳細を表示しております。 15 2-3 maxRAID Configuration Manager でホットスペアの指定 ① Confirure タブメニューの「Assign Spares」を選択します。 ② 選択可能なドライブ一覧が表示されますので Hotspare に指定するドライブにチェックを付けて「Next 」ボタンを押します。 16 ③ 前画面で選択したドライブがホットスペアとしてカバーできる仮想ドライブの一覧が表示されますの で確認して「Next」ボタンを押します。 ④ 確認画面が表示されますので「Finish」ボタンを押します。 17 ⑤ Success.. 画面が表示されますので「OK」ボタンを押します。 ⑥ Logical View で確認すると指定したドライブの Config Status が「Global Spare」となっていることが 確認できます。 18 3 DeviceDriver のインストール 3-1 Windows Server 2008 への DeviceDriver のインストール ここでは OS 導入の途中で DeviceDriver を導入する手順および、OS インストール済みの環境へ DeviceDriver を導入する手順を紹介しております。 ServeRAID-B5015 SSD コントローラーに接続されたドライブに OS を導入する場合、 ServeRAID-B5015 SSD コントローラーは Windows Server 2008 および 2008 R2 にて自動認識 されませんので OS 導入の途中で DeviceDriver を導入する必要があります。 ここでは下記サイトからダウンロードしたバージョン 1.21.6 を使用しております。 Web サイトより入手可能な最新バージョンをご利用ください。 ServeRAID B Series Controller Driver v1.21.6 for Windows http://www-947.ibm.com/support/ entry/portal/docdisplay?lndocid=MIGR-5085251 ibm_dd_pmcraid_1.21.6_windows_32-64.exe 19 3-1-1 OS 導入途中での DeviceDriver のインストール ServeRAID-B5015 に接続されたドライブに OS を導入する場合、OS 導入途中でデバイス・ドライバ ーが必要になりますのであらかじめ用意しておく必要があります。 ① 前述のサイトよりダウンロードしたデバイス・ドライバーを別のコンピューター上で USB メモリ ーキーなどに展開しておきます。ここでは Windows XP クライアントマシンに USB メモリーキーを 挿入し、ibm_dd_pmcraid_1.21.6_windows_32-64.exe を実行しております。 「Extract to Hard Drive」を選択して「Next」ボタンを押します。 ② USB メモリーキーの任意のフォルダを指定して「 OK」ボタンを押して下さい。 20 ③ USB メモリーキーにデバイス・ドライバーが展開されました。Extract successful と表示されます ので「Exit」ボタンを押します。これでデバイス・ドライバーの準備が完了です。 ④ 次の画面は Windows Server 2008 インストールの途中でインストールする場所を選択するところ です。必ずこの画面で停止しますのでここで準備したデバイス・ドライバーをインストールします。 この画面では ServeRAID-B5015 ドライバーが導入されていないためリストに何も表示されており ませんので「ドライバーの読み込み」を押します。 21 ⑤ デバイス・ドライバーが入った USB メモリーキーを挿入してから「参照」ボタンを押します。 ⑥ 今回ここでは USB メモリーキーにドライバーを展開しましたのでリムーバブルディスクを選択し ております。ドライバーファイルの存在するフォルダを指定してから「OK」ボタンを押します。 22 ⑦「ServeRAID B5015」を選択して「次へ」ボタンを押します。 ⑧ デバイス・ドライバーが導入されるとディスクが認識されリストに表示されますので表示されたディ スクを選択して「次へ」ボタンを押します。 OS をインストールディスクが選択できましたのでインストールを続行してください。 23 3-1-2 OS 導入完了後 DeviceDriver のインストール/アップデート ServeRAID-B5015 は Windows Server 2008 / 2008 R2 にて OS 標準で自動認識されませんので、OS を別のディスクコントローラ上に導入した場合 OS 標準で不明なデバイスとして表示されている場合 もあります。 OS 導入時にデバイス・ドライバーを適用した場合は正しい名称で表示されておりますが、最新バー ジョンを適用していただくようお願いします。 ① 前述(3-1)のサイトからダウンロードした ibm_dd_pmcraid_1.21.6_windows_32-64.exe を実行す るとインストーラーが起動しますので Perform Update が選択されている状態で「Next」ボタンを押 します。 ② OS に適合するドライバーが検出されると Package and System Match Ready to Update Sysytem という画面になりますので「 Update」ボタンを押します。 24 ③ ドライバーの適用が完了すると Success と表示されますので「Exit」ボタンを押します。 ④ デバイス・マネージャー上で右クリックしてプロパティを表示するとバージョンが確認できます 25 3-2 Redhat EnterpriseLinux 5.4 への DeviceDriver のインストール ここでは OS 導入の途中で DeviceDriver を導入する手順および、OS インストール済みの環境へ DeviceDriver を導入する手順を紹介しております。 ServeRAID-B5015 は Redhat EnterpriseLinux 5.4 にて自動認識されませんので ServeRAIDB5015 に接続されたディスクに OS を導入するには OS 導入途中に DeviceDriver を導入する必 要があります。 ここでは下記サイトからダウンロードしたバージョン 1.0.22 を使用しております。 Web サイトより入手可能な最新バージョンをご利用ください。 ServeRAID B Series SSD Controller Driver for RHEL5 http://www-947.ibm.com/support/entry/portal/docdisplay?lndocid=MIGR-5085044 ibm_dd_pmcraid_1.0.22_rhel5_32-64.tgz 3-2-1 OS 導入途中での DeviceDriver のインストール ここでは Redhat EnterpriseLinux 5.4 で確認した手順を記載しております。 Redhat EnterpriseLinux 5.4 に は 標 準 で ServeRAID-B5015 SSD コ ン ト ロ ー ラ ー の DeviceDriver が含まれておりませんのでインストール時にデバイス・ドライバーを導入する必 要があります。 ① ドライバー・ディスクの作成 上記サイトよりダウンロードしたファイルを展開すると以下のような内容が含まれております。 Disks → RHEL5.4 x64 では ddu-2.6.18-164-64.rhel5.iso を CD-ROM メディアに焼いて使用しま す。フロッピーディスクの場合以下のファイルのみをコピーして利用可能です。 ② Redhat EnterpriseLinux 5.4 インストールメディアから起動し、boot:で停止したところで 「linux dd」と入力します。 Boot:linux dd ③「Do you have a driver disk?」の画面で停止したときに①で作成したドライバー・ディスクを挿入 ┇ して「OK」ボタンを押します。(CD-ROM の場合は OS メディアと入れ替えになります。 ) 26 ④「Insert Driver Disk」の画面で停止した場合は「OK」ボタンを押します。 (入れ替えた DriverDisk は OS メディアに戻して)以降は通常の Linux 導入手順にて導入します。 3-2-2 OS 導入後に DeviceDriver のインストール 27 ① ダウンロードしたファイル ibm_dd_pmcraid_1.0.22_rhel5_32-64.tgz をローカルに置きます。ここ では/root/dd/ を作成しここに置きました。 ② tgz ファイルを tar コマンドで展開します。 cd /root/dd tar xzf ibm_dd_pmcraid_1.0.22_rhel5_32-64.tgz ③ インストーラーが展開されておりますので install.sh スクリプトを実行します。 古いバージョンが導入されている場合は以下のオプションをつけて実行します。 ./install.sh --update --override [root@localhost dd]# ./install.sh --update --override INSTALL_OPTIONS --yes -update -override Drivers will be installed/migrated to 2.6.18-164 version ---------------------------------------------------------------------Checking kmod-pmc-pmcraid-1.0.22-1.x86_64.rpm ...... ---------------------------------------------------------------------kmod-pmc-pmcraid-1.0.22-1.x86_64.rpm installed successfully SUCCESS [root@localhost mrdr]# ┇ ④ 前記のように SUCCESS と表示されればアップデートが完了です。 インストール後はシステムのリブートをして pmcraid のバージョンを確認してください。 modinfo コマンドで確認できます。 modinfo pmcraid | grep version [root@localhost ~]# modinfo pmcraid |grep version version: 1.0.22 srcversion: BB8601F56CF2D965E840EA7 [root@localhost ~]# 28 4 maxRAID Storage Manager のインストールと起動 maxRAID Storage Manager は OS 上で稼動する RAID の構成、およびモニタリングをするツールで す。OS をインストールする前に RAID を構成するには maxRAID Configuration Manager(UEFI Utility)をご利用下さい。maxRAID Storage Manager は Web-based GUI ですので Web ブラウザー が必要となり下記の Web ブラウザーがサポートされております。 ■ Microsoft Internet Explorer v8 ■ Mozilla Firefox v3.6 Windows Serve 2008 では Microsoft Internet Explorer v8 を使用した例を紹介しており、RedHat Enterprise Linux では Firefox を使用した例を紹介しております。また、これらの Web ブラウザーに 対応したアドオン(プラグイン) Adobe Flash Player が必要となります。 4-1 Windows Serve 2008 へのインストールと起動 ここでは下記サイトからダウンロードした maxRAID Storage Manager バージョン 1.22.0.0 を 使用しております。製品に ServeRAID B5015 SSD Controller Support CD が同梱されており maxRAID Storage Manager が含まれますが最新バージョンは Web サイトよりダウンロードし てご利用下さい。maxRAID Storage Manager が動作するために必要となる Flash Player が下 記サイトの zip に含まれまております。Support CD には Flash Player が含まれませんので下記 サイトよりダウンロードしてご利用下さい。 maxRAID (Storage Management) Application for Windows 2008 http://www-947.ibm.com/support/entry/portal/docdisplay?lndocid=MIGR-5085356 ibm_sw_pmcraid_maxraid-1.22.0.0_windows_32-64.zip ① ダ ウ ン ロ ー ド し た ibm_sw_pmcraid_maxraid-1.22.0.0_windows_32-64.zip を Windows Server 2008 上で展開します。 ② FlashPlayer、Installer、Similator という3つのフォルダが展開されております。まず、maxRAID Storage Manager が動作するために必要な FlashPlayer をインストールしますので FlashPlayer の フォルダを開きます。 ③ ここでは WEB ブラウザとして Internet Exproler を使用しておりますので 「Flash_Player_10InternetExproler」をダブルクリックしてインストールします。 29 ④「閉じる」ボタンを押して Flash Player のインストールを完了します。 ⑤ 先に zip ファイルを展開した Installer フォルダがを開きます。 ⑥ setup.exe ファイルを実行します。 ⑦ InstallShield Wizard が起動しますので「Next」ボタンを押します。 30 ⑧ License Agreement の画面で「I Accept the term in the license agreement」を選択して「Next」ボタ ンを押します。 ⑨ プログラムをインストールするフォルダを指定して「Next」ボタンを押します。 ⑩ Setup Type をここでは「Complete」を選択して「Next」ボタンを押します。 ⑪ デフォルトのポート番号が表示されております。ここではデフォルトのまま「Next」ボタンを押し ます。他のアプリケーションと競合する場合は変更して下さい。 31 ⑫ 確認画面が表示されますので「OK」 ボタンを押します。 ⑬「Install」ボタンを押してインストールを開始します。 ⑭「Finish」ボタンを押して完了します。 ⑮ プログラムメニューとデスクトップにアイコンが作成されますのでどちらからでも起動できます。 プログラムメニューでは「PMC-Sierra」というグループ配下に「maxRAID Storage Manager」が存在 します。 ⑯ Web ブラウザーの環境設定によりますが、ブロックされている場合は以下のような画面が表示さ れますので、このサイトを信頼済みサイトに追加してください。 32 ⑰ ログイン画面が表示されますので、インストールした OS のユーザー ID、パスワードでログインす ると構成画面が表示されます。 33 4-2 RedHat Enterprise Linux 5 へのインストールと起動 maxRAID Storage Manager は Web-based GUI ですので Web ブラウザーが必要となり Linux では Firefox 3.6 以降をサポートしております。当ガイドでは RHEL のバージョン 5.4 で動作確 認しており、RHEL5.4 に標準の Firefox のバージョンは 3.0.2 となりますので事前に新しいバー ジョンにアップデートする必要があります。当ガイドでは下記サイトより Firefox 3.6.13 をダウ ンロードしてインストールしております。 Mozilla Firefox 3.6 http://mozilla.jp/firefox/download/all/ また、Web ブラウザーには Adobe Flash Player がプラグインされている必要があります。すでに Adobe Flash Player がプラグインされている環境であれば新たに導入の必要はありません。 maxRAID Storage Manager Application に Flash Player が同梱されますが、Firefox 3.6.13 と の組み合わせでは正しく動作いたしませんので当ガイドでは Web から最新版をダウンロードし てインストールしております。 Adobe Flash Player http://get.adobe.com/jp/flashplayer/ Firefox ブラウザーの「ツール」-「アドオン」を参照してインストールしたバージョンがプラグイ ンされているか確認します。 34 maxRAID Storage Manager は下記サイトからダウンロードした maxRAID Storage Manager バージョン 1.22.0.0 を使用しております。製品に ServeRAID B5015 SSD Controller Support CD が同梱されており maxRAID Storage Manager が含まれますが最新バージョンは Web サイ トよりダウンロードしてご利用下さい。 maxRAID (Storage Management) Application for Linux http://www-947.ibm.com/support/entry/portal/docdisplay?lndocid=MIGR-5085357 ibm_sw_pmcraid_maxraid-1.22.0.0_linux_32-64.zip ① ダウンロードしたファイル ibm_sw_pmcraid_maxraid-1.22.0.0_linux_32-64.zip を展開します。 ここでは maxraid というディレクトリを作成してダウンロードした zip ファイルをコピーしていま す。 unzip ibm_sw_pmcraid_maxraid-1.22.0.0_linux_32-64.zip [root@station073a maxraid]# unzip ibm_sw_pmcraid_maxraid-1.22.0.0_linux_32-64.zip Archive: ibm_sw_pmcraid_maxraid-1.22.0.0_linux_32-64.zip inflating: Installer/Install_pmc_maxRAID.sh inflating: Installer/license.txt creating: Installer/rpms/ inflating: Installer/rpms/CLI-1.22-0.x86_64.rpm inflating: Installer/rpms/Extended_Manageability-1.22-0.x86_64.rpm creating: Installer/scripts/ inflating: Installer/scripts/Configure.sh inflating: Installer/scripts/maxRAID.conf inflating: Installer/scripts/Modify.sh inflating: Installer/scripts/Remove.sh inflating: Installer/scripts/Rollback.sh inflating: Installer/scripts/RunRPM.sh inflating: Installer/scripts/Upgrade.sh inflating: Installer/scripts/Verify.sh creating: FlashPlayer/Linux/ inflating: FlashPlayer/Linux/flash-plugin-10.0.42.34-release.i386.rpm [root@station073a maxraid]# ls FlashPlayer Installer ibm_sw_pmcraid_maxraid-1.22.0.0_linux_32-64.zip [root@station073a Installer]# ② zip が展開されると FlashPlayer と Installer というディレクトリが作成されております。 Installer に maxRAID Storage Manager のインストーラーが含まれますので Installer に移動しま す。 cd Installer [root@station073a maxraid]# cd Installer [root@station073a Installer]# ┇ 35 ③ 内容を ls –l で確認するとインストール・スクリプトファイルに実行権限がないので実行権限を付 けます。 chmod 744 Install_pmc_maxRAID.sh cd scripts ls –l chmod 744 *.sh [root@station073a Installer]# ls -l 合計 40 -rw-r--r-- 1 root root 22869 5 月 13 11:40 Install_pmc_maxRAID.sh -rw-r--r-- 1 root root 4267 5 月 13 11:40 license.txt drwxr-xr-x 2 root root 4096 5 月 17 11:37 rpms drwxr-xr-x 2 root root 4096 5 月 17 11:37 scripts [root@station073a Installer]# chmod 744 Install_pmc_maxRAID.sh [root@station073a Installer]# cd scripts/ [root@ station073a scripts]# ls -l 合計 88 -rw-r--r-- 1 root root 34808 5 月 13 11:40 Configure.sh -rw-r--r-- 1 root root 17941 5 月 13 11:40 Modify.sh -rw-r--r-- 1 root root 1488 5 月 13 11:40 Remove.sh -rw-r--r-- 1 root root 2843 5 月 13 11:40 Rollback.sh -rw-r--r-- 1 root root 3655 5 月 13 11:40 RunRPM.sh -rw-r--r-- 1 root root 9239 5 月 13 11:40 Upgrade.sh -rw-r--r-- 1 root root 1816 5 月 13 11:40 Verify.sh -rw-r--r-- 1 root root 281 5 月 13 11:40 maxRAID.conf [root@station068 scripts]# chmod 744 *.sh [root@station068 scripts]# ls -l 合計 88 -rwxr--r-- 1 root root 34808 5 月 13 11:40 Configure.sh -rwxr--r-- 1 root root 17941 5 月 13 11:40 Modify.sh -rwxr--r-- 1 root root 1488 5 月 13 11:40 Remove.sh -rwxr--r-- 1 root root 2843 5 月 13 11:40 Rollback.sh -rwxr--r-- 1 root root 3655 5 月 13 11:40 RunRPM.sh -rwxr--r-- 1 root root 9239 5 月 13 11:40 Upgrade.sh -rwxr--r-- 1 root root 1816 5 月 13 11:40 Verify.sh -rw-r--r-- 1 root root 281 5 月 13 11:40 maxRAID.conf ┇ ④ スクリプトを実行してインストールを開始します。 [root@station073a Installer]# ./Install_pmc_maxRAID.sh IMPORTANT - READ BEFORE COPYING, INSTALLING OR USING. Do not use or load this software and any associated materials (collectively, the "Software") until you have carefully read the following terms and conditions. By loading or using the Software, you agree to the terms of this Agreement. If you do not wish to so agree, do not install or use the Software. LICENSE. You may copy the Software onto your organization's computers for your organization's use, and you may make a reasonable number of back-up copies of y 36 ⑤ License Agreement で停止しますので「Y」を入力します。 TPMC's proprietary rights therein. Contractor or Manufacturer is PMC-Sierra, Inc., Mission Towers One, 3975 Freedom Circle, Santa Clara, California 95054. I accept the terms in the license Agreement (Y)es/(N)o: y ⑥ デフォルトのインストール・パスが表示されますので特に変更しない場合は「n」を入力します。 maxRAID Host Software Application will be installed at /opt/PMC-Sierra/maxRAID Would you like to change the default location Y/N:n ⑥ インストールするコンポーネントを選択します。 ここでは Complete を選択しているので「1」を入力しております。 Proceeding with default location.. 1. Complete Installation 2. Custom Installation [Press 0 to Quit] :1 ⑦ CIMServer_httpPort のデフォルトのポート番号を変更を変更する場合は「y」を押して次にポート 番号を入力します。ここでは特に変更しませんので「n」を入力しております。 Default CIMServer_httpPort is 5988 Do you want to change this port? Press "Y" to change and "N" to continue with the default port:n ⑧ CIMServer_httpsPort のデフォルトのポート番号を変更を変更する場合は 「y」を押して次にポー ト番号を入力します。ここでは特に変更しませんので「n」を入力しております。 Default CIMServer_httpsPort is 5989 Do you want to change this port? Press "Y" to change and "N" to continue with the default port:n ⑨ WebServer_Port のデフォルトのポート番号を変更を変更する場合は「y」を押して次にポート番号 を入力します。ここでは特に変更しませんので「n」を入力しております。 Default WebServer_Port is 8443 Do you want to change this port? Press "Y" to change and "N" to continue with the default port:n 37 ⑩ インストールが開始します。Product is installed successfully.と表示されれば完了です。 Selected ports are CIMServer_httpPort=5988 CIMServer_httpsPort=5989 WebServer_Port=8443 Installing...rpms/CLI-1.22-0.x86_64.rpm 準備中... ########################################### [100%] 1:CLI ########################################### [100%] Done. Installing...rpms/Extended_Manageability-1.22-0.x86_64.rpm 準備中... ########################################### [100%] 1:Extended_Manageability ########################################### [100%] Done. Configuring... Writing maxRAID to /etc/profile MailerPlugIn.so 証明書がファイル </opt/PMC-Sierra/maxRAID/Web_Server/TOMCAT/conf/maxRAIDManager.cer> に保存 されました。 Starting AenDaemon... INFO : Using AenDaemon from path /opt/PMC-Sierra/maxRAID/bin Starting maxRAID_Notifier : maxRAID_Notifier Start in progress .... Initializing maxRAID_Notifier : maxRAID_Notifier Initialized successfully Starting cimserver... INFO : Using cimserver from path /opt/PMC-Sierra/maxRAID/CIM_Server/bin/ Starting maxRAID_CIMServer : maxRAID_CIMServer Initialized successfully Starting TOMCAT web server... Starting Tomcat: Using CATALINA_BASE: /opt/PMC-Sierra/maxRAID/Web_Server/TOMCAT Using CATALINA_HOME: /opt/PMC-Sierra/maxRAID/Web_Server/TOMCAT Using CATALINA_TMPDIR: /opt/PMC-Sierra/maxRAID/Web_Server/TOMCAT/temp Using JRE_HOME: /opt/PMC-Sierra/maxRAID/Web_Server/JRE/jre1.6.0_12/ Product is installed successfully. See the log in /var/log/PMC-Sierra_maxRAID.log for details. [root@station073a Installer]# 38 ⑪ maxRAID Storage Manager を表示します。Firefox の URL に「https://127.0.0.1:8443/ maxRAIDManager」と入力します。 注:8443 はデフォルトのポート番号です。maxRAID Storage Manager をインストールするときに⑨で WebServer のポート 番号を変更した場合はそのポート番号を指定してください。 ⑫ 証明書がインストールされておりますが、Firefox は自己署名の証明書の場合はこの警告を表示し ますので「危険性を理解した上で接続するには」を押します。 ⑬「例外を追加」ボタンを押します。 ⑭「セキュリティ例外を承認」ボタンを押します。 39 ⑲ maxRAID Storage Manager の画面が表示されます。 インストールした OS のユーザー ID とパスワードでログイン可能です。 注意! 40 maxRAID Storage Manager のログイン画面でユーザー ID とパスワードの入力エリアに入力 が で き な い 場 合 Web よ り 最 新 の Flash Player を ダ ウ ン ロ ー ド し て 適 用 し て 下 さ い 。 maxRAID Storage Manager v1.22 に同梱される Flash Player では入力できない場合があり ます。 SELinux が「Enforcing」に設定されているとアクセスできない場合があり、以下のようなメッ セージが表示されます。 アイコンをクリックすると回避方法のコマンドが表示されますのでインストールしているサ ーバーで確認してください。 5 maxRAID Storage Manager の使い方 maxRAID Storage Manager は Web-based GUI ですので対応した Web ブラウザーに Falsh Player がプラグインされている環境であればリモートシステムに maxRAID Storage Manager をインスト ールしなくても maxRAID Storage Manager をインストールしたホストシステムにアクセス可能で す。 リモートからアクセスする場合は URL に以下のように入力します。 https://<Hostna me _or_IP >:< WebSe /max RA IDMa nager me_or_IP _or_IP> :<W ebSerrver ver__Po Porrt> t>/ maxRA RAIDMa IDMan 例:https://192.168.120.105:8443/maxRAIDManager ローカルの例:https://127.0.0.1:8443/maxRAIDManager 41 5-1 RAID-5 の構成例 ① 初期画面で「Configure」タブをクリックします。 ② Configure メニューにて「Create Virtual Disk」 を押します。 42 ③「Advanced」を選択して「Next」ボタンを押します。 ④ Disk Interface:「SATA」、Disk Type:「Solid State Disk(SSD)」を指定すると装着されている RAID 構成可能なドライブが表示されます。RAID-5 構成に含めるドライブにチェックを付けて 「Next 」ボタンを押します。 (現在のところ SATA/SSD のみサポートされております) 43 ⑤ RAID Level:RAID-5であることを確認し「Next」ボタンを押します。 ⑥ Virtual Disk Name:を入力し、Stripe Size を変更する場合はここで変更して「Next」ボタンを押 します。 44 ⑦ Summary が表示されますので内容を確認して「 Proceed」ボタンを押します。 ⑧「OK」ボタンを押すと Virtual Disk の作成完了となります。 ⑨ Logical View で作成された Virtual Disk の情報が確認できます。 45 5-2 ホットスペアの設定 ① maxRAID Storage Manager の画面で「Configure」タブを表示し「Assign Spares」を選択します。 ② ホットスペアに指定可能なドライブの一覧が表示されますので今回ホットスペアに指定するドラ イブにチェックを付けると、そのホットスペア・ドライブで保護できる Virtual Disk の一覧が表示さ れます。(グローバル・ホットスペアとなりますのでここで Virtual Disk は選択できません) 確認して「Next」ボタンを押します。 46 ③ Summary が表示されますので「Proceed」ボタンを押します。 ④「OK」ボタンを押します。 。 ⑤ Physical View で確認できます。 47 5-3 イベントの E-Mail 通知 ① maxRAID Storage Manager の画面にて「Maintenace」タブを表示し、 「E-Mail Management」を押 します。 48 ② SMTP Server:メールサーバーの IP アドレスもしくは Server 名 Sender E-Mail ID:送信者のアドレス Subject:送信されてくるメールの表題 User ID、Password:認証が必要な場合は入力してください。 Message:送信されてくるメールの本文の冒頭部分に表示される文字列(エラーメッセージの内 容 はこの下に自動で記載されますのでブランクでも問題ありません) ③「Add」ボタンを押して E-Mail ID Setting 欄にメール受信者のメール・アドレス を入力します。 Trigger Level はどのレベルの情報をメール受信するかを選択します。 49 ④「Submit」ボタンを押して設定した E-Mail 構成情報を保存します。 ⑤ 確認画面が表示されますので「Yes」ボタンを押します。 ⑥「OK」ボタンを押します。これでEメール送信構成が保存されます。 50 ⑦「Send Test E-Mail」ボタンを押してテストメールを送信してみます。 ⑧ メール受信者のアドレスが表示されますので確認して「Yes」ボタンを押します。 ⑨「OK」ボタンを押すとメールが送信されます。 51 ⑩ 以下のようなテストメールを受信します。 実際の障害発生時は以下のように設定したメッセージの下にエラーメッセージが自動で記載されて 送信されます。 例: 52 6 コマンドライン・ユーティリティ maxRAID command line interface (CLI)は「brcli」というユーティリティになります。「brcli」は RAID の構成、およびモニタリング、 メンテナンスを行うためのツールです。 「brcli」は OS 上に導入、お よび OS 起動前の preboot で利用可能です。 6-1 OS 上でコマンドラインユーティリティを利用 brcli は OS 上に maxRAID Storage Manager をインストール時に「Complete」を選択していると同 時にインストールされております。Windows では 4-1 ⑩、Linux では 4-2 ⑥ を参照してください。 6-1-1 Windows での利用 スタートボタンから表示されるプログラムメニューから brcli のインストールされているパスのコマ ンド・プロンプトを表示できます。 「PMC-Sierra」-「maxRAID」-「maxRAID CLI」 brcli コマンドラインユーティリティのみ入手するには下記サイトよりダウンロード可能となってお ります。 BRCli (Command Line) Utility for Storage Management v1.21.0.0 for Windows 2008 http://www-947.ibm.com/support/entry/portal/docdisplay?lndocid=MIGR-5085358 53 6-1-2 Linux での利用 maxRAID Storage Manager をインストールする時に Complete を選択し、デフォルトのパスでイン ストールした場合 brcli コマンドラインユーティリティは以下のパスにインストールされておりま す。 /opt/PMC-Sierra/maxRAID/bin brcli コマンドラインユーティリティのみインストールする場合は下記サイトよりダウンロードして ご利用下さい。Web に最新版がある場合最新版をご利用下さい。 BRCli (Command Line) Utility for Storage Management for Linux http://www-947.ibm.com/ support/entry/portal/docdisplay?lndocid=MIGR-5085359 ibm_utl_pmcraid_brcli-1.21.0.0_linux_32-64.zip ここでは root/cli というディレクトリを作成してダウンロードした zip ファイルをコピーしておりま す。 zip ファイルを展開すると展開したパスで利用可能となります。 nzip ibm_utl_pmcraid_brcli-1.21.0.0_linux_32-64.zip [root@station073a cli]# unzip ibm_utl_pmcraid_brcli-1.21.0.0_linux_32-64.zip Archive: ibm_utl_pmcraid_brcli-1.21.0.0_linux_32-64.zip Inflatting: bircl Help を表示してパラメーターを確認してみましょう。 [root@station073a cli]# brcli help 54 6-1-3 利用例 brcli show ctlr0 Properties for Controller 0 ============================== _Asset: Model: Part Number: Cache Memory: Serial Number: BIOS Version: Firmware Version: Vendor Id: Manufacturer: SubSystem Vendor Id: SubSystem Device Id: Plant of Manufacturer: Device Id: ServeRAID B5015 BR5225-80 370 MB 02400422 01.05.36 B036 0x11F8 PMC 0x1014 0x270 CHN 0x5220 _Battery: Battery Type: Charge Status: Status: Install Date: Serial Number: Country of Origin: Return Code: 0x0000: Success. Missing Unknown Unknown Unknown Unknown Unknown brcli show ctlr0/vdisk0 Properties of Virtual Disk 0 on Controller 0 ================================================== ================================================== _Operational: Status: Size: Virtual Disk Id: Boot Virtual Disk: Virtual Disk Name: RAID Level: Stripe Size: Spare Protected: Physical Disk List: Configuration Status: Optimal 44 GB 0 No Windows 1 128 KB No 0-0,0-1 Configured Return Code: 0x0000: Success. 55 6-2 Preboot でコマンドラインユーティリティを利用 maxRAID command line interface (CLI)「brcli」は OS 稼動前に uEFI 上で動作します。 起動の手順は以下のようになります。 ① サーバーの電源を入れると、IBM System x のロゴが表示されます。しばらくして画面下に「<F1> Setup」と表示されたら、「F1」キーを押して「Setup Utility」を起動します。 ② Setup ユーティリティー「System Configuration and Boot Management」画面が表示されますので 「System Settings」を選択します。 56 ③「Adapter and UEFI Drivers」を選択します。 ④「Please press ENTER to refresh this page」が選択されていますので「Enter」キーを押します。 57 ⑤「PMC EFI Driver」の項より「PciRoot(0x0)/Pci(0x1C,0x0)/Pci(0x0,0x0)」を選択して「Enter」キーを 押します。※ハードウェア構成によって、表記が異なっている場合がございます。 ⑥ GUI かコマンドライン・インターフェース (CLI)どちらを起動するか選択する画面が表示されます ので「2.CLI」を入力して 「brcli」を起動を選択します。 brcli の画面が表示されますのでコマンド入力時には brcli とは入力せず以降のパラメーターから入力 します。 例: show ctlr0 58
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