ニ ュ ― レ タ ― ス - 墨田キリスト教会

す み だ キ リ ス ト 教 会
ニ ュ
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ス
レ
タ
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2007 年 5 月 第 13 号
特別伝道集会 感謝号
教会 HP☞http://www.sumidach.com/
~青木牧師からのメッセージ~
イエスは彼らに言われた。「水がめに水を満たしなさい。」
彼らは水がめを縁までいっぱいにした。(ヨハネ2章7節)
イエスさまの最初の奇跡は、カナの婚礼でのみわざです。
婚礼とは、人生における最大の晴れの舞台です。この大切なときに、肝心のぶどう酒がなくなってしま
いました。しかし、婚礼の席にイエスさまがおられたことが祝福でした。
私たちの教会の、今年最大のイベントである「特別伝道集会」も数え切れないほどの恵みをいただき、
終えることができました。私たちの労苦も、私たちの期待以上の祝福によって報われたと言えるでしょう。
イエスさまが私たちの小さなわざの中に立ち会ってくださり、すばらしい祝福を見せてくださったからで
す。
イエスさまのご命令に、しもべたちは水がめを適当に満たしたのではなく、「縁までいっぱいに」あふれ
るほど満たしたのです。私たちが精一杯に献げた奉仕、時間も財も、わざのすべてに応分に、いやそれ以
上に、イエスさまは満たしてくださいました。
特伝は終わりましたが、私たちの奉仕はこれからも続きます。私たちはしもべに徹しましょう。主(あるじ)
にはできないことをしもべしたのです。そのような精一杯の、最高の奉仕を献げたしもべだけが、この偉
大な秘蹟を経験しました。「─しかし、水をくんだ手伝いの者たちは知っていた─」のです。(9節)
そして、しもべはただこう言うだけです。「私たちは役に立たないしもべで
す。すべきことをしただけです」(ルカ17:10)
イエスさまは、私たちの小さなわざの中にもおられます。そして、小さなわ
ざを、最高の祝福に変えてくださることを、私たちは学びました。これから
も、皆で心をひとつにし、力を合わせて福音の宣教に前進していこうではあ
りませ。
次は、秋の「教会フェスティバル」です。
特別伝道集会の内容
第1回集会 23日(土)夜『愛するゆとりを』
ピリピ2章1節~11節、マタイの福音書7章12節
第2回集会
第3回集会
24日(日)午前 主日礼拝『働き者の挫折』
ルカの福音書10章38節~42節
24日午後 信徒のための集い『教会とは』『教会とは』
エペソ人への手紙4章1節~16節
1
特別伝道集会を終えて
伝道チームの一員として
金宮一成
伝道チームのプロジェクトとして、今年最大の特別伝道集会が、盛会をもって無事に終
了しました。伝道チームの一員としては大きな肩の荷が下りた気持と、神さまへの感謝でいっ
ぱいです。今年、伝道チームは教会のすべての行事に係わってきました。何をどうするか、役
割分担は?など試行錯誤しながらも、教会にはすばらしい賜物を持った方が大勢おられ、役割
をこなしてきました。もちろん、教会員一人一人がちらし配布などに積極的に参加してくださ
ったからこそ、達成できたのです。ここ数ヶ月は特伝のために、礼拝後のミーティングも多く、
帰宅が遅くなりましたが、それらの労苦も達成感と感謝の思いで吹き飛んでしまいました。
伝道チームの活動もだんだんと板に付いてきたと思っています。これからもいろいろな行事
に係わっていきますが、教会員の皆さま、どうか応援してください。また、ごいっしょにやっ
ていきましょう。ありがとうございました。
伝道チームメンバーとして
増田
雄二
私はこの特別伝道集会に際して、伝道チームのメンバーとしてまず、天候が守られるよ
うに祈りました。6月は雨の多い季節ですが、23日も、24日もすばらしい天気になり、あ
あ、神さまがほんとうに守ってくれるんだと感謝しました。
また、友人、知人、家族、地域の方々がイエス・キリストの救いに与れるように祈りました。
伝道チームメンバーとして、私はご承知のようにハンデキャップを負っているので、この集
会のために神さまの働きが十分になされるためには何をすればいいのかと熱心に祈りました。
すると、神さまの導きがあり、リーダーの三浦さんからの強い勧めで《伝道チームのスポーク
スマン》に用いられました。このことは、失語症に悩む私にとって大きな恵みでした。
何人かの友人に手紙でお誘いしました。そのうちの一人が23日の夜の集会に、娘さんを連
れて来てくれました。教会は初めてだったそうです。私はこの知人に福音が伝えられたと確信
しました。
三浦綾子は『塩狩峠』の中でこう語らせています。
「病人や障害者は人間の心に優しい思いを
育てるために、特別の使命を負ってこの世に生まれてきている人じゃないだろうか」
障害者が重荷を負いつつも「神の業がこの人に現れるため」
(ヨハネ9章3節)に立てられているとしたら、信仰を持っ
て生き続けることが伝道であり、証しなのかも知れません。
伝道はまだ終わったわけではありません。
《ステップからジ
ャンプへ》は、私たちに与えられた使命であり祝福の源です。
イエス様にあって、大いに期待し、心を一つにして進んでい
きましょう。
特別伝道集会を終えて
常山
賢二
ひさしぶりに教会を挙げての特別伝道集会でありました。集会案内のチラシ配布、新聞折り
込みなど、事前の計画・準備・実施と教会としては十分なリサーチを行ったと思います。ではこれ
から、この結果の分析をしなければなりません。信仰をもって伝道を行う事は勿論ですが、科学的
データーを無視して伝道戦略をたてない事は、空を打つ拳闘と主も話しておられます。
すると、次回の伝道集会は、今回の結果を十分に検討し計画を立てる必要があります。今回のチ
ラシ17000枚で、新来会者数はどうだったのか、結果を明らかにしたい。また、個人的に声を
かけて来会した方の来会率も出せれば出した方がよいと考えます。
次に経済負担を考えると、チラシ印刷費や折り込み料についても考えておく必要があります。
これらを考える伝道チーム委員会をぜひ行いましょう。
2
特別伝道集会の感想
池田博彦
2006年 2 月牧師・宣教師・役員一泊リトリートで『伝道』に重点を置いて活動しま
しょうという方向性の大命題が与えられました。
教会全体で一致を図り、一丸となって『伝道』の働きをするにはどうしたらよいか?
中核となって牽引する伝道チームを、役員の他に会員から数名(青年も)入っていただき、
偏りの無い構成で発足しました。
行事計画を練り、秋の特別伝道集会、バザー、年が明けて、1 月早々に信徒修養会、続いて
歓迎礼拝餅つき大会、バーベキュー礼拝など小イベントを常に行うことにより、教会全体の活
性化を図りました。
又、ニュースレターの発刊や礼拝においてのアナウンス等を通して、全
員参加でこの働きをしようとしました。一致がなければ、教会の働きではないと伝道チームで
祈りました。
今年は最大の行事である特別伝道集会を、夏休み前の6月に行うことにより、大きな山を造
ろうと決定しました。そのための準備は果たしてどうでしたでしょうか?
トラクト配布もご年配(失礼)から青年・ジュニアまで本当によく奉仕して下さいました。
バザーの際にチラシ配布禁止のマンション等にどうやってお知らせしようかと話し合い、新し
い試みとして行った新聞折込広告を今回も用いる事ができました。
会堂内外の片付け・清掃も皆で行うことができました。愛餐会のご奉仕や看板書きのご奉仕、
奏楽やビデオ録画など陰のご奉仕がたくさんありました。何よりも、教会全体が一つ岩となっ
て祈ることができました。結果は神様にお任せしましょうという思いでしたが、果たしてどう
だったでしょうか?
新来会者やお久しぶりの方がこのチャンスに大勢来てくださいました。
吉持
章先生を通してのメッセージは実にタイムリーで、しかも最も大切なものでした。
青木先生を始め教会員全員のご奉仕を主が守り、祝福してくださったことに心より感謝申し
上げます。神様が皆の皿回しの皿をチョンチョンと回してくださったのに違いありません。 大
きな励ましと希望を、愛する主イエス・キリスト様よりいただき、感謝です。アーメン
キリストの愛、我に迫れり―賛美の歌声とともに息の長い伝道を・・・岡山
徹
伝道委員会が発足して 2 年目、これまでの歓迎礼拝やバザーなど色々な行事を通して教
会全体で伝道に取り組むスタンスが徐々に形作られ、今回の特別伝道集会を迎えることができ
たように思います。聖書にあるように、教会員ひとりひとりがキリストのからだなる教会の器
官として豊かに用いられ、福音を宣べ伝えようとする熱い願いが教会全体に与えられたことは
本当に感謝です。そんな中で私達夫婦も聖歌隊の賛美奉仕に関わることができ、本当に嬉しく
思っています。私達は積み重ねた努力に見合った結果をつい期待して一喜一憂しがちですが、
それが高じると一番大事なものを見失ってしまいます。
そして神さまは、何にも勝って大切な御子であるが故に
イエス様を十字架につけられ、私達の罪を贖ってくださ
いました。神さまのこのように計り知れない愛を吉持先
生のお話を通じて近隣の方々にお伝えし、信徒である私
たちも改めて深く学ぶことができました。これからも目
先の結果を追い求めるのではなく、天の御国の希望を携
えて、賛美の歌声とともに息の長い伝道に励んで行こう
という熱い思いと共に...。
3
伝道チームに加わって
小杉かおり
伝道チームに誘われて、初めは戸惑いました。私より適している方がきっとおられると
思ったからです。自分に何ができるのか分からないままでしたが、私でもできることがあれば
していきたいと思うようになりました。とにかく祈って神さまにすべてを委ねることにしまし
た。
伝道チームは私にとって初めてのことばかりでした。私にとっては伝道といっても漠然とし
たものでした。礼拝後、チーム委員会が開かれ、行事や特伝に向けて、話し合いが行われてい
きました。具体的な準備について討議し、ニュースレターの発行、ちらし配布など一つ一つ打
ち合わせていきました。
計画したことが教会へ告げられ、教会全体で助け合いながら準備できてとてもうれしく思い、
神さまに感謝しました。ちらし、新聞折り込みで新しい方が教会に来てくださり、キッズパー
クの子どもたちも来てくれて、すべてことがつながっているように感じました。これからも励
ましていただきながら伝道チームに加わり、また霊的にも成長していけたらいいと思います。
ちらし配布に参加して
牧
匡子
「良い知らせを伝える者の足は山々の上にあって、なんと美しいことよ」
(イザヤ 52・7)
イスラエルの山々を伝道者は歩き、ハドソン・テーラーは中国奥地の山々を歩いて福音を宣
べ伝えたように、青木牧師ご夫妻は現代に合わせて車、バイク、自転車で東奔西走しておられ
ます。
この度特伝に向けて、新聞折り混み合わせて約 2 万枚のちらしを配布したそうです。
それに私も加わりました。
私が 40 年前に洗礼を受けた神戸の教会はよくちらし配布をしたものです。信仰生活の原点
に帰ることができるので、ちらし配布は大好きな奉仕です。神戸は北が山側で坂も多くこのみ
ことばを思い起こし易いのですが、私は今年の 1 月に墨田に住みだしたばかりですので、皆さ
んと教会周辺の迷路?(山々ではなく)を歩けたのはすばらしいことでした。
配布を終えて中沢兄と教会へ戻る途中「これだけ配っても1~2名来られるかどうかネ」と
つぶやくと、彼は「教会がここにあるんだと分かってもらえるだけで良いのです!」
新来者が6名おられたとお聞きして、感激いたしました。
夫と二人で出席して
橘樹
知美
「一人がひとりを」ということで、最近は足が遠のいている夫を誘って土曜日の夜の講
演へ参加した。講演の前の岡山夫妻の演奏やトークに、やや 緊張気味だった夫の気持ちも少し
ほぐれ、肩の力が抜けたところで吉持先生の講演が始まった。
創世記のカインとアベルの話を、もっともっとと常に成果を求められる現代社会のゆとりの
無さからくる自己中心的考え方に分かり易く置き換えて話された。時にはジョークを、時には
ご自身の失敗談を交え、楽しく和やかな雰囲気でお話が進んでいった。そして心にゆとりが
ないから「一番近くにいるはずの夫婦がお互いを理解していな
い」と言われた。分かっているはず、くれるはずと思って生活
をしているが、実は心はすれ違い。けんかをしないのではなく、
けんかにならない私たちのことをいっているかのようだった。
図らずも、夫婦のあり方を見直そうと思っていた私たちに「定
年離婚になる前に」と的を絞って話されているようだった。
夫が導かれ、夫婦でこの講演が聞けたことに感謝し、聖霊様
が働かれていることを実感した恵まれた講演だった。
4
説教要旨
24日礼拝
『働き者の挫折』
永嶋圭二
イエスを家に迎えた二人の姉妹、マルタとマリア。マルタは接待を主とした。マリアはイエスの話
に聞き入った。マルタプランと呼べる。ところがマリアはマルタブラン「こうしてくれるはず」からはず
れた。いらいら発生。自分中心。「はずストーリー」
。自分のプランがうまく行かなかったことから、マル
タの挫折が増大した。マルタは、イエスに向かって腹を立てた。
「比較」から「挫折」が始まった。自分が
すべてをしきろうとした。
「先生、なんともお思いになりませんか」と爆発発言。「私の手伝いをするよう
に、マリアに言ってください」と。イエスはマルタに、
「マルタ、マルタ、あなたはいろいろなことに気を
かけて心配している。
」と諭された。私達もこれと同様だ。私達はどうでもいいことに気を使っている。イ
エスは「野のユリを見よ、空の鳥を見よ」と言った。マリアは考えた。何が必要かを、そして、イエスの
言うことに聞き入った。イエス様の人生を考える。誕生は悲惨であった。父なし子として揶揄され、十字
架の死に至っては、すべてから捨てられる経験をした。人は困難の中で、だれに相談しますか。一番信頼
できる人にである。人生は挫折する。天の神はイエスに信頼して十字架を託した。私たちも挫折の時イエ
ス様に信頼しよう。神の愛を学ぶこと。そこから始まる。
特伝を終えて思うこと
青木園子
2日間にわたる特伝が祝福のうちに終わりました。講師吉持章先生のメッセージはユーモア
に溢れて親しみやすく、説得力に富んでいました。あの《マリヤとマルタ》には、思い出しては笑
ってしまいます。
さて、この特伝が決まってから当日までになされた準備は今までにないほど、隅々まで心の行き
届いたものでした。まず、伝道チーム委員会が結成され、そこで話し合われたことがベースになっ
て様々な準備が進められていきました。ちらし配布は中高生も加わってくださり、たいへん力強く
思いました。別に個人的に配布された方もありました。
ダイレクトメールは7、8人で行いました。準備最終日は教会
内外の清掃で、あれよあれよという間に美しく変身!会堂はスッ
キリ整備され、花壇には新しい花が植えられ、ジョイホール前に
は3本の観葉植物が置かれてとてもすてきになりました。準備万
端整えて特伝を迎えたわけです。私は胸も踊る思いでした。何よ
りも感謝な事は祈りが積まれてきたことです。祈りは目に見えま
せん。家庭や教会で祈られた一人一人の祈りに主が応えてくださ
り、大いなる祝福を与えてくださったと信じています。
特伝感謝号を発行して
三浦喜代子
特伝が終わって正直ほっとしました。伝道チームを先頭に、教会中が熱心に期待し奉仕できたこと
が何よりの収穫だと思います。講師のお話によってイエス様へ魂を向けた方がどれほどおられるのか、
救われた方がおられたのか私たちにはわかりませんが、きっと天においても大きな収穫があり、喜び
があったと信じて主の聖名を崇めます。
特伝の総括として、墨田レター感謝号をお届けでき、たいへん喜んでいます。たくさんの方々が感
想を寄せてくださり充実した紙面になりました。次へ向かうための貴重な資料ともなります。ありが
とうございました。
伝道チームはさっそくレターを囲んで委員会を開きます。
すみだキリスト教会ニュースレター 第 13 号
特伝感謝号
発行 日本同盟教団墨田教会
墨田区立花4-4-14 ℡・03-4292-3916
発行責任者 青木 比郎
編集 岡山 徹,三浦 喜代子
発行日 2007 年 7 月 8 日
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