第 616 回日本泌尿器科学会東京地方会

第 616 回日本泌尿器科学会東京地方会
会 長 校
日本大学
会
高橋
長
悟
当 番 校
日本大学
日
時
平成 26 年 12 月 11 日(木)15:00~20:10
会
場
御茶ノ水ソラシティ カンファレンスセンター 1 階『Room C』
〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台 4-6
TEL 03-6206-4855
御茶ノ水ソラシティ
【参加者へのご案内】
● 最も優秀な演題に対し、ベストプレゼンテーション賞を授与致します。
※ 発表時間は症例報告 5 分、研究発表 7 分です。時間超過はベストプレゼンテーション賞の
対象外となりますので発表時間の厳守をお願いいたします。
● 日本泌尿器科学会 参加単位登録の IT 化に伴い、単位登録をご希望の方は以下をご準備の
上、受付までお越し下さい。
● 日本泌尿器科学会東京地方会のホームページを再開致しました。
(http://www.urotokyo.jp)
プログラム発送前にホームページからプログラムをダウンロードできます。
是非ご活用下さい。
【日本泌尿器科学会 会員カードをお持ちの方】
必ず会員カードをご持参下さい。
【日本泌尿器科学会 会員カードをお持ちでない方】
必ず公的機関発行の身分証明書(免許証・パスポート等の顔写真が掲載されたもの)を
ご持参下さい。
※ 発表者・共同演者の方へ
受付では参加単位登録のみとなります。発表者及び共同演者に加算される単位登録申請
は、各自で手続きをお願い致します。
※ 会員カードをお持ちでない方や紛失等により再発行をご希望の方へ
(単位登録に関する質問も含む)
(社)日本泌尿器学会へお問合せ下さい。
TEL:03-3814-7921
-1-
■講演時間
症例報告:発表 5 分 質疑応答 2 分
研究発表:発表 7 分 質疑応答 3 分
イブニングセミナー:60 分(質疑含む)
発表者は筆頭記載者
(発表時間の厳守をお願いいたします)
<臨床症例1>
15:00~16:10
座長
コメンテーター
近藤 恒徳(東京女子医科大学)
和久本芳彰(順天堂大学)
(1)後腹膜血管外皮腫の 1 例
杏
林
大
学
鮫島
未央
北村
盾二
二宮
直紀
舛田
一樹
野間
康央
中村
雄
山口
剛
森川
泰如
板谷
直
多武保光宏
桶川
隆嗣
原
秀彦
奴田原紀久雄
同
病院病理部
下山田博明
菅間
博
57 歳女性、腰部不快感を主訴に受診。CT 上、後腹膜腫瘍と診断し、後腹膜腫および右腎合
併切除を施行。病理組織学的に後腹膜起源の血管外皮腫と診断した。
(2)異所性 ACTH 症候群による二次性 Cushing 症候群に対して両側副腎摘除術を
施行した一例
東
京
大
学
永本
将一
山田
雄太
宮嵜
英世
中川
徹
藤村
哲也
福原
浩
井川
靖彦
本間
之夫
東
剛司
久米
春喜
異所性 ACTH 症候群による二次性 Cushing 症候群に対して、原発巣が不明のため、薬物療法
をすでに開始していた。今回、治療による CS 分泌のコントロールが不良であり、一期的に
体腔鏡下両側副腎摘除術を施行した。
(3)血尿を主訴に来院し診断に苦慮した副副腎の 1 例
日
本
大
学
俵
聡
家崎
朱梨
山本慎一郎
吉村
敏宏
桜井
文紀
高田
将吾
伊藤亜希子
芦苅
大作
村田
保貴
大日方大亮
松井
強
佐藤
克彦
持田
淳一
山中弥太郎
山口
健哉
高橋
悟
症例は 33 歳男性、主訴は肉眼的血尿。CT 上、左腎門部に約 36mm 大の腎動静脈及び尿管を
圧排する造影効果のある腫瘤性病変を認めた。後腹膜腫瘍摘除術を施行し、最終病理診断
は副副腎と診断された。
(4)カテコラミン心筋症を伴った褐色細胞腫の 1 例
東京慈恵会医科大学
山崎
泰佑
坂東
重浩
森武
潤
木村
章嗣
宇野
正志
田代康次郎
木村
高弘
三木
健太
頴川
晋
症例は 27 歳男性。褐色細胞腫によるカテコラミン心筋症のため人工呼吸管理となった。全
身状態を改善後、待機的に経胸腹式左副腎摘出術を施行した 1 例を経験したため報告する。
-2-
(5)偶発的に発見され、発生由来が明らかとなった神経鞘腫の 1 例
順天堂大学医学部附属浦安病院
順天堂大学大学院
新井
貴博
飯村
研二
子安
洋輝
水野
太起
白井
雅人
長尾
慶治
堀江
重郎
簗田
茂人
症例は 63 歳、男性。他院での造影 CT にて偶発的に径 20mm 大の後腹膜腫瘍を認めた。当院
で腹腔鏡下後腹膜腫瘍摘除術を施行したところ病理は神経鞘腫であった。
(6)両側腎癌に対する二期的な腎部分切除により段階的に糖尿病が改善した 1 例
国立がん研究センター東病院 駒井
好信
同
乳腺腫瘍内科
伸晃
同
肝胆膵外科
同
大腸外科
松原
酒井
康之
後藤田直人
齋藤
典男
65 歳女性、両側腎癌。右→左二期的腎部分切除(PN)により、術前 8.5%→右術後 7.1%→左
術後 6.4%→左術後 1 年で 5.8%と低下した。両側腎癌に対し二期的 PN により段階的に糖尿
病が改善した初めての症例報告である。
(7)PET-CT 検査で腎癌が疑われた多発性骨髄腫の 1 例
東
同
京
大
学
大学院医学系研究科
皆川
大輔
新美
文彩
藤村
哲也
中川
徹
本間
之夫
東
福原
剛司
宮嵜
英世
浩
久米
春喜
コンチネンス医学講座
井川
靖彦
PET-CT で右腫瘍、多発肺転移、胸膜転移、リンパ節転移を指摘。右腎癌の疑いにて腹腔鏡
下右腎摘除術を施行。病理結果にて形質細胞腫の診断となり、後に総合的判断で多発性骨
髄腫の診断となった 1 例を報告する。
(8)アキシチニブによる治療中に急性膵炎をきたした転移性腎細胞癌の 1 例
自衛隊中央病院
北村
陽典
西埼玉中央病院
高尾
徹也
防衛医科大学校病院
新地
祐介
吉井
秀彦
床鍋
繁喜
大道雄一郎
66 歳、男性。左腎細胞癌術後の多発転移に対してセカンドラインセラピーとしてアキシチ
ニブを投与していた。投与開始 10 か月で急性膵炎をきたし投与を中止した 1 例を経験した
ので報告する。
(9)腎部分切除後急速に下大静脈内腫瘍血栓を形成した乳頭状腎細胞癌の 1 例
日
本
大
学
山本慎一郎
家崎
朱梨
俵
聡
吉村
敏宏
高田
将吾
桜井
文紀
伊藤亜希子
村田
保貴
芦苅
大作
大日方大亮
松井
強
佐藤
克彦
持田
淳一
山中弥太郎
山口
健哉
高橋
悟
症例は 74 歳男性、23mm の左腎腫瘍に部分切除術を施行した。病理診断結果は、乳頭状腎
細胞癌 2 型であった。術後 5 ヶ月で腫瘍塞栓が肝下縁に伸展した。開腹左腎摘除術および
腫瘍塞栓摘除術を施行した。
-3-
(10)画像上腎嚢胞性腫瘍の所見を示した non-neoplasticyst の一例
東京女子医科大学
島田
吉基
近藤
恒徳
高木
敏男
飯塚
淳平
飯田
祥一
大前
憲史
小林
博人
田邉
一成
78 歳男性。PETCT にて 36×33mm の内部に造影効果を認める充実成分を含む右腎嚢胞性変化
を指摘され当科紹介受診、嚢胞性腎癌と診断、右副腎、腎摘除術、リンパ節郭清術を施行、
病理診断は non-neoplasticyst の結果であった。
<臨床症例2>
16:10~17:30
座長
コメンテーター
原
鈴木
秀彦(杏林大学)
康友(日本医科大学)
(11)維持透析患者に発生した腎自然破裂の 1 例
日 本大学病院
日
本
大
学
内田
英明
川田
望
高橋
悟
吉澤
剛
五十嵐智博
平方
仁
維持透析中の 50 歳女性。突然の右側腹部痛が出現し当院受診。CT 上、右腎周囲に著明な
血腫および活動性の出血を認め、緊急で動脈塞栓術を施行した。出血は下葉間動脈より認
め、コイルおよびスポンゼルで塞栓した。
(12)腎血管筋脂肪腫に肺脈管筋腫症を合併した症例
虎 の 門 病 院
高橋真太朗
岡
池田
黒澤
勝臣
優
和宏
田畑真梨子
阪口
浦上
岡根谷利一
慎司
和滋
43 歳女性、多発する腎血管筋脂肪腫(AML)に対し左腎摘除術を施行した。
肺脈管筋腫症(LAM)
を合併しており、今後の経過観察が必要と思われた。
(13)神経特異エノラーゼ(NSE)が陽性であった腎細胞癌の 1 例
帝
野口
尊弘
北村
香介
井手
久満
杉浦正一郎
古謝
将之
堀内
明
下山
博史
常盤
紫野
木村
将貴
齋藤
恵介
磯谷
周治
武藤
智
山口
雷藏
病理診断科
斎藤
光次
順 天 堂 大 学
堀江
重郎
同
京
大
学
腎細胞癌において、神経特異エノラーゼ(NSE)が陽性となることは非常に珍しい。今回、血
液中の NSE 上昇ならびに腫瘍細胞に NSE 発現を認めた症例を経験したので報告する。
(14)TURBT の術後変化と残存浸潤癌との鑑別に拡散強調 MRI が有用であった 1 例
東京医科歯科大学
中村
祐基
中山
貴之
吉田宗一郎
森山
井上
雅晴
伊藤
将也
田所
学
横山みなと
石岡淳一郎
松岡
陽
沼尾
昇
齋藤
藤井
木原
和徳
靖久
真吾
一隆
71 歳男性。前医での初発膀胱腫瘍に対する TURBT で、pT1 以深と診断された。当院紹介受
診後の MRI では 2 ヶ所の壁肥厚を認め、
拡散強調画像で高信号を呈した一方の病変のみが、
2nd TURBT で筋層浸潤癌の残存と診断された。
-4-
(15)当院で経験した膀胱尿路上皮癌 plasmacytoid variant の 6 例
東 京医科大学
挾間
一輝
権藤
立男
三間
隆史
小田垣
石田
卓也
平澤
陽介
濱田
理宇
中神
義弘
大野
芳正
堀口
裕
並木
一典
中島
淳
大堀
理
橘
悠
政昭
膀胱尿路上皮癌 plasmacytoid variant は比較的稀な組織型で予後不良な疾患である。当院
で経験した膀胱尿路上皮癌 plasmacytoid variant の 6 例について、若干の文献的考察を加
え報告する。
(16)下肢静脈血栓を発症した巨大尿管症の 1 例
船橋市立医療センター
武井
亮憲
樋口
耕介
武田
英男
佐藤
信夫
症例は 16 歳、男性。主訴は鼠径部痛、左下肢痛、歩行困難。MRI、CT で右巨大尿管症およ
び左下肢静脈血栓を認めた。静脈血栓症を発症した巨大尿管症の報告は極めて稀である。
(17)帝王切開術後に発生した尿管子宮瘻の 1 例
日本大学医学部付属板橋病院
同
産婦人科
家崎
朱梨
俵
高田
将吾
山本慎一郎
桜井
文紀
伊藤亜希子
芦苅
大作
村田
保貴
大日方大亮
松井
強
佐藤
克彦
持田
淳一
山中弥太郎
山口
健哉
高橋
悟
椙田
高田
眞一
賢司
聡
38 歳女性。帝王切開術後、1 か月で膣からの尿漏れを自覚し、当科を受診した。RP、膀胱
鏡、子宮鏡で右尿管子宮瘻と診断し Psoas-Hitch 法を加えて右尿管膀胱新吻合術と子宮摘
除術を施行した。
(18)膀胱自然破裂の 1 例
日 野市立病院
海老根
同
内
外
科
崇
進藤
雅仁
雄介
堂脇
昌一
65 歳、女性。発熱精査目的で撮影した CT にて腹腔内膿瘍を疑われた。穿刺ドレナージを
図るも症状は改善しなかったため、試験開腹を行ったところ、腹腔内膀胱破裂と判明し、
膀胱修復術を行った。
(19)ビカルタミドによる間質性肺炎の 1 例
都 立広尾病院
栢野想太郎
東 京医科大学
大堀
田中
絢子
佐竹
直哉
理
68 歳男性。前立腺癌(cT2bN0M1)に対し MAB 療法を施行中に呼吸困難を認めた。画像診断、
TBLB, リンパ球刺激試験からビカルタミドによる間質性肺炎と診断し、休薬したところ症
状、画像所見ともに改善を認めた。
-5-
(20)左上顎骨腐骨が脱落したビスフォスフォネート関連顎骨壊死(前立腺癌骨転移)の
1例
至誠会第二病院
溝口
翔悟
東京女子医科大学
小内友紀子
瀬戸口志保
渡辺
栄子
奥田比佐志
前立腺癌骨転移、ビスフォスフォネート関連顎骨壊死(BRONJ)患者で、左上顎骨腐骨が脱落
した症例を経験したので、顎骨写真、口腔内写真、CT 画像などを供覧する。
(21)非常に緩徐な発育を示した精巣上体悪性リンパ腫の 1 例
東京慈恵会医科大学
占部
文彦
頴川
晋
田代康次郎
本田真理子
木村
高弘
30 歳男性。5 年前より右陰嚢内にしこりを自覚。徐々に増大傾向を示し当科受診。精査に
て精巣上体原発悪性リンパ腫(DLBCL)と診断。病理結果は高悪性度を示しながら緩徐な発育
を示した稀な 1 例を経験したので報告する。
(休憩
<臨床症例3>
17:30~17:45)
17:45~19:05
座長
コメンテーター
中川
沼尾
徹(東京大学)
昇(東京医科歯科大学)
(22)悪性セルトリ細胞腫の 1 例
同 愛記念病院
高橋
潤
米虫
良允
松沢
幸正
萩原
奏
金子
智之
井上
滋彦
柿澤
至恕
河村
毅
西松
寛明
同
中央手術部
平野
美和
同
研究検査科
岸
宏久
東
京
本間
之夫
大
学
症例は 70 歳男性。4 年におよぶ左精巣の腫大を自覚するも放置。2014 年 9 月 30 日に当院
を紹介受診。精巣は小児手拳大に腫大していた。左高位精巣摘除術施行。病理検査で悪性
セルトリ細胞腫と診断された。
(23)陰嚢平滑筋肉腫の 1 例
東邦大学医療センター大橋病院
渡邊昌太郎
伊藤
香織
金野
紅
新津
靖雄
澤田
喜友
竹内
康晴
黒田加奈美
関戸
哲利
勝崎
譲児
82 歳男性。左陰嚢腫大を主訴に当科初診。触診上、鶏卵大の石様硬の腫瘤を触知し、超音
波検査で富血性の充実性腫瘤を認めた。左精巣腫瘍の診断で左高位精巣摘除術を実施した。
病理組織学的診断は平滑筋肉腫であった。
-6-
(24)左側腹部痛により発見された成人の精巣成熟奇形腫の一例
立
川
病
院
同
病理診断科
同
放射線診断科
高橋
遼平
西本紘嗣郎
明瀬
祐史
内田
厚
緒方謙太郎
橋本
統
38 歳男性。左側腹部痛を主訴に救急外来を受診した。精巣の超音波断層撮影にて異常所見
あり。各種検査にて悪性を否定できず高位精巣摘除術施行。病理診断は単一成熟奇形腫で
あった。文献的考察を加えて報告する。
(25)TUR-Bt 中の血圧上昇で疑われた膀胱傍神経節腫の 1 例
順 天 堂 大 学
青木
悠介
寺井
一隆
長屋
直哉
芦澤
健
高畑
創平
家田
健史
知名
俊幸
青木
裕章
塩澤
真司
清水
史孝
野崎
大司
久末
伸一
和久本芳彰
辻村
晃
堀江
重郎
典型的な排尿時発作なく臨床診断は膀胱癌または平滑筋肉腫であったが、TUR-Bt 施行時に
急激な血圧上昇を認めたため、膀胱傍神経節腫を疑われた 1 例を報告する。
(26)診断が可能であった左蔓状静脈叢血栓症の 1 例
日 本医科大学
水口
滋仁
赤塚
純
野村俊一郎
遠藤
勇気
武田
隼人
中山
聡子
戸山
友香
松澤
一郎
鈴木
康友
濱崎
務
木村
剛
近藤
幸尋
今回我々は、画像および臨床所見より診断した蔓状静脈叢血栓症の 1 例を経験した。若干
の文献的考察を加え報告する。
(27)尿道の炎症に起因するフルニエ壊疽に対し尿道再建により自排尿可能となった 1 例
千
同
葉
大
学
形成美容外科学
若井
健
佐塚
智和
竹下
暢重
宮本
憲生
柳沢
充
仲村
和芳
今本
敬
二瓶
直樹
市川
智彦
石垣
達也
長谷川正和
症例は 67 歳男性。尿閉にて尿道バルーンを 3 か月間留置のまま放置しフルニエ壊疽になっ
た。デブリードマン施行後 2 か月で有茎前外側大腿皮弁にて尿道再建、陰茎皮膚移植を施
行し自排尿可能となり創部も改善した。
(28)前立腺膿瘍の 2 例
東邦大学医療センター大橋病院
伊藤
香織
関戸
哲利
渡邊昌太郎
金野
新津
靖雄
澤田
喜友
竹内
黒田加奈美
康晴
紅
83 歳と 79 歳の前立腺膿瘍 2 例を経験した。いずれも経会陰式前立腺ドレナージで軽快し、
現在再発を認めていない。今回若干の文献考察も加え報告させて頂く。
-7-
(29)画像上、尿管結石に伴う腎盂腎炎が疑われた化膿性腎嚢胞の 1 例
東
邦
大
学
齊藤
雅享
松井
幸英
青木
洋
中西
雄亮
田村
公嗣
永田
雅人
田井
俊宏
山辺
史人
田中
祝江
鈴木
九里
小林
秀行
永尾
光一
中島
耕一
23 歳女性。発熱、左背部痛で結石による腎盂腎炎と診断され、抗生剤加療するも改善乏し
く当院受診。画像上、骨盤内石灰化を認めたが、尿管内ではなかった。化膿性腎嚢胞を疑
いドレナージを施行し改善した。
(30)高度肥満の症例に対する PNL
東京腎泌尿器センター大和病院
明理会中央総合病院
大岩祐一郎
大森
洋平
新堀
萌香
梅田
恭子
横山
大司
岩渕
敏久
河野
義之
針生
恭一
山本
隆次
志賀
淑之
渡邉
肇
高度肥満症例(BMI≧35)6 腎 5 症例に PNL を施行した。周術期に 38.5℃以上の発熱・溢流を
伴う尿路損傷・輸血を伴う出血を認めず、肥満は手術実施の障害にならなかった。治療成
功率は 50%と低く改善が必要である。
(31)ヒストアクリルを用いた右腎動静脈奇形塞栓術後に、塞栓物質が腎盂に脱落し
尿路結石形成をきたした 1 例
慶 應義塾大学
入 間 川 病 院
勝井
政博
浅沼
宏
早川
望
箱崎
恭平
小坂
加山恵美奈
室
悠介
森田
伸也
篠田
和伸
威雄
水野
隆一
篠島
利明
菊地
栄次
宮嶋
哲
大家
基嗣
宮原
誠
ヒストアクリルはリピオドールと混合の上で血管内塞栓物質として広く利用されている。
ヒストアクリルを用いた右腎動静脈奇形塞栓術後、塞栓物質が腎盂に脱落し結石形成をき
たした 1 例を経験したので報告する。
(32)【研究発表】
尿路感染症より分離された大腸菌に対するキノロン薬(LVFX)感受性の推移
玉
川
病
院
小林
剛
同
臨床検査科
佐藤
広幸
田中
将樹
五十嵐一真
飛知和澄子
近年、キノロン薬耐性大腸菌の増加が報告されており、当院での感受性の推移につき検討
した。2011 年 1 月から 2014 年 6 月までの大腸菌のキノロン薬(LVFX)耐性率は 26.5%, 19.3%,
29.7%, 45.6%と上昇傾向がみられた。
-8-
<イブニングセミナー>
19:05~20:05
共催:グラクソ・スミスクライン株式会社
座長
高橋
悟(日本大学)
「Update on BPH Management Strategy-日本人を対象とした最新臨床報告を中心に-」
旭川医科大学 腎泌尿器外科学講座
教授
柿崎 秀宏 先生
<ベストプレゼンテーション賞
表彰式>
20:05~20:10
-9-
第 615 回日本泌尿器科学会東京地方会
ベストプレゼンテーション賞
『腎 Mucinous tublar and spindle cell carcinoma の一例』
日本医科大学
三神
晃
遠藤
勇気
稲津
宏紀
赤塚
純
武田
隼人
戸山
友香
松沢
一郎
鈴木
康友
濱崎
務
木村
剛
近藤
幸尋
平成 26 年 6 月 21 日(土)に御茶ノ水ソラシティ
カンファレンスセンターにて開催されました、
第 615 回日本泌尿器科学会東京地方会において
日本医科大学 三神 晃先生が、
ベストプレゼンテーション賞を受賞されました。
おめでとうございます。
今後、益々の研究のご発展を祈念申し上げます。
-10-
次回(第 617 回)東京地方会のご案内
【会員の方は必ず日本泌尿器科学会 会員カードをご持参下さい】
日
会
時
場
平成 27 年 2 月 12 日(木) 16:00 頃~(予定)
御茶ノ水ソラシティ カンファレンスセンター 1 階『Room C』
(東京都千代田区神田駿河台 4-6 御茶ノ水ソラシティ TEL 03-6206-4855)
会 長 校
演題締切
東京女子医科大学
平成 26 年 12 月 18 日(木)正午まで
※ 臨床的・基礎的研究発表も募集します
【演題登録に関する注意事項】
1.演題登録は UMIN を使用したオンライン方式のみとなります。
2.登録方法は日本泌尿器科学会 東京地方会演題応募のページ
https://endai.umin.ac.jp/endai/view/S00205.html にアクセスして下さい。
※テスト画面と本番画面がありますのでご注意下さい。
3.オンライン登録画面に従い必要事項を入力して下さい。
なお、抄録本文は「泌尿器外科」に掲載されます。
【ご注意】
演題名:50 文字以内、要約文(プログラム掲載用):100 文字以内、抄録本文:600 文字以内となります。
4.登録内容の変更は締切期日の正午まで可能です。
※変更の際は登録時に発行された登録番号・パスワードを入力して下さい。
※ 臨床的研究・基礎的研究での登録は必ず演題名の最初に 「【臨床的研究】」または
「【基礎的研究】」と入力して下さい。
【発表に関する注意事項】
※ 発表者で日本泌尿器科学会 東京地方会に未入会の方は、入会手続きを完了して下さい。
1.発表方法はPCプレゼンテーションに限ります。
2.事務局でご用意いたしますPCの OS は Windows 7、アプリケーションは Power Point 2010 です。
3.発表 30 分前までに、PC 受付で発表データの試写及び持込 PC の受付を必ず行って下さい。
※持込まれる PC は事前にスクリーンセーバー、省電力ならびにパスワード設定を解除して下さい。
4.発表データをお持込みの際は必ず、USBメモリーに保存したものを持参して下さい。
※Macintosh、またはビデオ画像(動画)をご使用の場合はPC本体をお持込み下さい。その際必ず PC 本体の
AC アダプターも持参して下さい。
5.発表時の音声出力はご使用になれません。
6.発表時間の 15 分前までには次演者席に着席して下さい。
7.スライドの送り操作は、講演台にあるキーボードまたはマウスで演者自身が行って下さい。
【お問合せ先】
〒100-6617 東京都千代田区丸の内 1-9-2 グラントウキョウサウスタワー17F ㈱シータイム内
TEL: 03-6256-0391 FAX: 03-6256-0411
E-mail: [email protected]
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平成 26 年度
協賛企業一覧
(平成 26 年 10 月 29 日現在
五十音順)
旭化成ファーマ株式会社
アストラゼネカ株式会社
アステラス製薬株式会社
小野薬品工業株式会社
協和発酵キリン株式会社
杏林製薬株式会社
グラクソ・スミスクライン株式会社
サノフィ株式会社
塩野義製薬株式会社
武田薬品工業株式会社
第一三共株式会社
大鵬薬品工業株式会社
日本化薬株式会社
日本新薬株式会社
バイエル薬品株式会社
ファイザー株式会社
平成 26 年度日本泌尿器科学会東京地方会開催にあたり
上記企業のご協賛を頂戴いたしました。
ここに銘記し、そのご好意に深謝いたします。
-MEMO-
会場案内図
会 場:御茶ノ水ソラシティ カンファレンスセンター 1 階『Room C』
所在地:〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台 4-6
TEL:03-6206-4855
■駅から会場までの主要時間
・ JR 中央線・総武線「御茶ノ水」駅
聖橋口から 徒歩 1 分
・ 東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅
B2 出口【直結】
・ 東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水」駅
出口 1 から 徒歩 4 分
・ 都営地下鉄 新宿線「小川町」駅
B3 出口から 徒歩 6 分