2015年3月期 第1四半期決算概要 2014年8月5日 本資料のうち、業績予想等に記載されている各数値は、現在入手可能な情報に よる判断および仮定に基づき算出しており、判断や仮定に内在する不確定性お よび今後の事業運営や内外の状況変化により、実際の業績等が予想数値と大 きく異なる可能性があります。 前期からの主な変更点 ※P12(参考情報)参照 (1) 製品運送費を販売管理費から売上原価に変更 ※2014年度3月期についても遡及適用 ・2014年3月期第1四半期 :販売管理費→売上原価: 2.5億円 ・2015年3月期第1四半期 :販売管理費→売上原価: 3.0億円 (2) 機器製品のサービスコストを販売管理費から売上原価に変更 ・2015年3月期第1四半期 :販売管理費→売上原価: 30.0億円 (3) 米州のサービス繰延収益の取崩に伴う一時的な売上・利益増加 ・2015年3月期第1四半期のみ売上+4.2億円、営業利益+3.6億円 (4)2015年3月期第1四半期には以下の関係会社を含む Partec、Inostics、シスメックストルコ、メディカロイド、理研ジェネシス (5) グループ間取引価格の見直し -米州、EMEA、中国、日本 ※EMEAは当期より初めて実施 1/12 第1四半期 決算総括 (単位:億円) 利益 売上 500 467 - 売上高、全ての利益において 過去最高を達成 - ※2015年3月期1Qからサービスコスト等の会計方針を変更しています。※P12(参考情報)参照 120 (単位:億円) 2015年3月期 1Q 87 307 300 316 85 278 40 33 100 30 30 47 51 40 36 30 29 16 0 0 2011.3 2012.3 2013.3 2014.3 2015.3 1Q 1Q 1Q 1Q 1Q 売上高 経常利益 実績 構成比 100% 395.4 100% 118.2% 売上原価 188.8 40.4% 151.8 38.4% 124.3% 販売費及び 一般管理費 190.9 40.9% 195.8 49.5% 97.5% 営業利益 87.6 18.8% 47.8 12.1% 183.3% 経常利益 85.0 18.2% 50.5 12.8% 168.2% 当期純利益 51.8 11.1% 30.6 7.8% 169.2% 20 23 17 80 構成比 前年 同期比 467.3 売上高 60 50 200 実績 100 395 400 前年同期 営業利益 当期利益 2015年3月期 1Q 前年同期 1USD 102.2円 98.8円 1EUR 140.1円 129.0円 売上高: 円安の影響もあり、海外を中心に二桁増収 営業利益: 増収効果および円安の影響もあり大幅増益 営業外損益: 為替差損 3.3億円 (前年同期 為替差益 2.3億円) 為替の影響 売上 : +17.7億円 営業利益 :+6.1億円 ※前年同期為替レート適用の場合: 売上高 113.7 %、営業利益 170.5% 設備投資(有形)40.4億円 減価償却費 27.0億円 研究開発費 34.3億円 Partec、Inosticsの影響:売上+9.3億円、営業利益△3.3億円 2/12 売上高・営業利益の増減要因 (単位:億円) 売上高 営業利益 ※各地域の売上は為替の影響を除く 原価率悪化に よる粗利の減少 増収による 販管費 為替の影響 粗利の増加 の減少 6.1 為替の影響 2.1 17.7 13.0 AP 19.2 中国 21.6 △1.6 △9.0 EMEA 米州 日本 33.4 467.3 395.4 +21.0 原価率 改善 +30.0 サービス コスト等 △30.0 サービス コスト等 △20.7 販管費 増加 87.6 47.8 71.9億円 2014.3 1Q 9.3 39.8億円 2015.3 1Q 2014.3 1Q 3/12 2015.3 1Q 所在地別売上高 所在地別売上高 (外部売上) (単位:億円) 2015年3月期 1Q 前年同期 前年同期比 実績 構成比 467.3 100% 395.4 100% 118.2% 米州 103.4 22.1% 81.7 20.7% 126.6% 122.4% EMEA 149.8 32.1% 120.6 30.5% 124.2% 114.3% 中国 102.1 21.9% 85.5 21.6% 119.4% 115.1% AP 31.9 6.9% 29.3 7.4% 109.0% - 日本※ 79.9 17.0% 78.2 19.8% 102.2% - 売上高 構成比 (円) (現地通貨) - 所在地別 ※IDEXX社等含む外部売上 ■ 新興国の売上高比率 為替レート 2015年3月期 1Q 2014年3月期 1Q 前年同期 1USD 102.2円 98.8円 1EUR 140.1円 129.0円 1CNY 16.5円 16.0円 2015年3月期 1Q 34.9% 35.0% 売上高 395.4億円 4/12 売上高 467.3億円 事業別売上高 (単位:億円) 2015年3月期 1Q 実績 前年同期 構成比 実績 構成比 前年同期比 307.4 65.8% 257.9 65.2% 119.2% 尿 37.1 8.0% 32.2 8.2% 115.2% その他※1 14.9 3.2% 6.8 1.7% 218.7% HU-BU 359.5 76.9% 297.0 75.1% 121.0% 免疫 5.2 1.1% 4.3 1.1% 121.1% 生化学 8.0 1.7% 8.1 2.1% 98.3% 凝固 68.2 14.6% 64.1 16.2% 106.3% ICH-BU 81.4 17.4% 76.6 19.4% 106.3% その他IVD※2 13.9 3.0% 12.4 3.2% 112.0% 455.0 97.4% 386.2 97.7% 117.8% LS-BU※3 6.7 1.4% 3.3 0.8% 202.4% その他 5.5 1.2% 5.8 1.5% 94.9% 467.3 100.0% 395.4 100.0% 118.2% ヘマトロジー IVD 計 売上高 計 ※1 PartecおよびLaboratory Information Systems (検査情報システム)等 ※2 仕入れ商品等 ※3 Inostics含む 5/12 米州における取り組み(所在地別) 120 売上 営業利益 (単位:億円) 18 100 15 81.7 80 63.2 62.1 9.9 64.3 60 ※ 6.8 40 4.5 20 ※ 12 営業利益※ 3.4 3.6 ※ 3 ※ 2011.3 2012.3 2013.3 2014.3 2015.3 1Q 1Q 1Q 1Q 1Q (単位:Million USD) 営業利益 20 101.3 100 80 68.8 76.0 80.3 9.8 7.5 20 15 82.7 60 40 5.6 10 前年同期 前年同期比 103.4 81.7 126.6% 9.9 3.4 287.4% 米国の医療制度改革の本格施行により、機器売上が 回復基調となり、中南米においてもペルーのXN販売 開始等に伴い増収 グループ間取引価格の見直しの影響もあるが、売上伸長 による増収効果により大幅増益 ・医療機器物品税を前年同期は売上高から0.9億円控除(利益への影響なし) ・サービス繰延収益の取崩に伴う一時的な売上・利益の増加 (当期売上+4.2億円、営業利益+3.6億円) ・上記2件を除外した場合の前年同期比:売上120.1%、営業利益185.3% ※ 4.5 ※ ※ 3.5 5 ※ 0 0 2011.3 2012.3 2013.3 2014.3 2015.3 1Q 1Q 1Q 1Q 1Q 売上高 売上高 9 0 売上 2015年3月期 1Q 6 0 120 (単位:億円) 103.4 営業利益 ※グループ間取引価格の見直し ■現地通貨ベース 前年同期比 売上高 122.4%、営業利益 277.8%※ 米国 :機器に加え試薬およびサービスが伸長し増収 カナダ :医療費予算削減が継続するも、前期からの遅延 案件の売上計上もあり増収 中南米 :ペルー、メキシコ、コロンビア等の販売拡大により増収 6/12 EMEA※における取り組み(所在地別) 売上 (単位:億円) 営業利益 149.8 150 120.6 100 96.0 84.7 12.1 89.6 40 ※欧州、中東、アフリカ地域 2015年3月期 1Q 30 売上高 21.7 20 13.3 12.8 営業利益※ 11.4 50 ※ 10 前年同期 (単位:億円) 前年同期比 149.8 120.6 124.2% 11.4 21.7 52.5% ヘマトロジーや凝固分野の売上伸長に加え、Partec、Inostics の連結の影響もあり増収 0 0 2011.3 2012.3 2013.3 2014.3 2015.3 1Q 1Q 1Q 1Q 1Q 売上 (単位:Million EUR) 営業利益 120 81.8 90 30 10.4 11.4 20 12.5 8.2 30 ■現地通貨ベース 前年同期比 売上高 114.3%、営業利益 48.4%※ 主要5カ国 93.5 16.9 72.4 60 ・Partec、Inosticsを除外した前年同期比:売上116.9%、営業利益62.5% 107.0 87.1 二桁増収も当期からのグループ間取引価格の見直しにより減益 -イギリス : XN販売が好調なヘマトロジーを中心に増収 -フランス : 検査室の統廃合によるシステム製品の需要が 継続し、XN販売が好調に推移 10 -ドイツ ※ :スペインを除く4カ国において増収 : ヘマトロジー試薬の伸長およびPartec、Inosticsの 売上も寄与し増収 0 0 2011.3 2012.3 2013.3 2014.3 2015.3 1Q 1Q 1Q 1Q 1Q 売上高 営業利益 ※グループ間取引価格の見直し その他欧州 : 機器の入札案件減少等に伴い微減 東欧・ロシア : ロシアは微減もポーランド等で伸長し横ばい 中東・アフリカ : XN販売が好調なサウジアラビア等で増収 7/12 中国における取り組み(所在地別) 125 売上 (単位:億円) 営業利益 102.1 100 25 75 25 65.3 39.7 9.5 ※ 10.7 ※ 17.0 15 ※ 10 9.6 5 0 0 2011.3 2012.3 2013.3 2014.3 2015.3 1Q 1Q 1Q 1Q 1Q 売上 (単位:Million CNY) 営業利益 617.6 600 514.7 536.4 68.7 ※ 102.9 75.7 ※ 84.5 ※ ※ 102.1 85.5 119.4% 17.0 9.6 176.9% 市場での販売停滞による影響が一部継続するも、ヘマトロジー 分野を中心に機器・試薬の売上が伸長 180 により増益 ■現地通貨ベース 前年同期比 売上高 115.1%、営業利益 170.6%※ 90 ヘマトロジー分野 :XE・XTからのXNシリーズへの買い替え 60 促進策およびXSのキャンペーンにより 30 大幅増収 60.3 0 0 2011.3 2012.3 2013.3 2014.3 2015.3 1Q 1Q 1Q 1Q 1Q 売上高 営業利益※ 前年同期比 グループ間取引価格の見直しの影響もあるが、増収効果 120 294.4 200 売上高 前年同期 150 397.2 400 2015年3月期 1Q 20 49.8 9.2 ※ (単位:億円) 35 30 85.5 50 40 尿分野 :UFシリーズの売上が伸長し増収 凝固分野 :CAシリーズの下位機種は大幅に増加するも 上位機種が減少し減収 営業利益 ※グループ間取引価格の見直し 8/12 APにおける取り組み(所在地別) (単位:億円) 35 (単位:億円) 売上 営業利益 31.9 売上高 29.3 28 6 営業利益 前年同期 前年同期比 31.9 29.3 109.0% 1.8 3.4 53.8% 政情不安が続くタイの減収をインド、オーストラリア等が補い増収 21 14.2 14.8 15.4 ※ 3.4 4 増収となるもインドの直販化体制整備(ノンヘマトロジー)、および シンガポール試薬工場の拡張に伴う費用の増加等により減益 14 ※ 1.9 7 2015年3月期 1Q 8 1.8 ※ 0.4 2 東南アジア :政情不安が続くタイおよび前期に大型案件を ※ 0.4 0 獲得したミャンマーの影響により減収 0 南アジア パキスタンでの3分類機器販売の増加により増収 2011.3 2012.3 2013.3 2014.3 2015.3 1Q 1Q 1Q 1Q 1Q ※グループ間取引価格の見直し :インドでの直販化による尿、凝固売上増加および オセアニア :オーストラリアでの大手検査センター向け入札案件 獲得により増収 韓国・台湾 :韓国は病院での予算先送りによりヘマトロジーを 中心に減収 9/12 日本における取り組み(所在地別) 280 (単位:億円) 70 営業利益 売上 (単位:億円) 2015年3月期 1Q 250.1 240 60 ※ 207.1 51.4 200 50 174.7 160 128.9 120 80 40 170.1 90.0 85.2 ※ 74.7 25.4 5.7 6.4 5.8 ※ ※ 10.5 ※ 4.2 71.2 78.2 0.8 250.1 207.1 120.8% 外部 79.9 78.2 102.2% 日本 75.6 77.3 97.8% IDEXX社等 4.3 0.8 482.1% 170.1 128.9 132.0% 51.4 25.4 201.6% 7.7 76.1 40 30 4.3 20 10 77.3 前年同期比 売上高 167.1 151.6 前年同期 内部 営業利益※ 日本市場は消費税増税による影響もあり減収となるも、グループ 関係会社 (海外)向けの内部売上の増加およびグループ間取引 価格の見直しの影響により増収増益 75.6 0 0 2011.3 2012.3 2013.3 2014.3 2015.3 1Q 1Q 1Q 1Q 1Q 内部売上高:関係会社への輸出等 外部売上高:IDEXX社等 外部売上高:日本 営業利益 日本:凝固分野、免疫分野が堅調に推移するも、消費税増税 による影響もあり、ヘマトロジー分野の売上が減少し減収 IDEXX社等:機器売上が好調に推移し増収 ※グループ間取引価格の見直し 10/12 連結 通期業績予想 (2014年5月公表より変更なし) 2015年3月期 連結業績予想 売上高 : 2,100 億円 投資計画 営業利益 : 360 億円 営業利益率: 17.1% 設備投資 : 140 億円 通期想定為替レート: 経常利益 : 360 億円 経常利益率 : 17.1% 減価償却費 : 110 億円 1USD=¥100 1EUR=¥135 2014年3月期実績レート: 1USD=¥100.2 1EUR=¥134.4 1,845 337 1,455 1,246 1,347 182 192 179 114 191 120 2011.3 2012.3 売上高 当期純利益 :220 億円 当期純利益率: 10.5% 研究開発費 : 145 億円 2,100 360 (13.8%増) (6.6%増) 360 (9.5%増) 328 220 229 205 (6.9%増) 218 141 2013.3 営業利益 11/12 2014.3 経常利益 2015.3 (予想) 当期利益 (単位:億円) 参考情報 (単位:億円) 2015年3月期 1Q 2014年3月期 1Q 実績 売上高 ※ 売上原価 ※ 売上総利益 ※ 販売管理費 営業利益 (会計表示の組替等①②を 除外した数値) 構成比 構成比 前年 同期比 会計表示の組替等 2015年3月期 1Q ①サービス ②サービス コスト 繰延収益 の取崩 実績 構成比 395.4 100% 463.1 100% 117.1% - 4.2 467.3 100% 151.8 38.4% 158.2 34.2% 104.2% 30.0 0.6 188.8 40.4% 243.6 61.6% 304.9 65.8% 125.2% △30.0 3.6 278.5 59.6% 195.8 49.5% 220.9 47.7% 112.8% △30.0 - 190.9 40.9% 47.8 12.1% 84.0 18.1% 175.7% 3.6 87.6 18.8% - ※製商品を顧客へ届けるための運送費を販売管理費から売上原価に計上する方法にグループ内で統一しました。 2015年3月期1Qに加え、2014年3月期1Qも遡及適用後の数値となります。 12/12 <お問合せ先> シスメックス株式会社 IR・広報部 ・電話:078-265-0500 ・メールアドレス:[email protected]
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