PDF版 - 東京電力

TEPCO
2006年3月期決算
説明会資料
2006年5月9日
東京電力株式会社
取締役副社長
築舘勝利
The Tokyo Electric Power Company, Inc. All Rights Reserved ©2006
TEPCO
∼業績見通しについて∼
東京電力株式会社の事業運営に関する以下のプレゼンテーションの中には、
「今後の見通し」として定義する報告が含まれております。それらの報告はこ
れまでの実績ではなく、本質的にリスクや不確実性を伴う将来に関する予想で
あり、実際の結果が「今後の見通し」にある予想結果と異なる場合が生じる可
能性があります。
The Tokyo Electric Power Company, Inc. All Rights Reserved ©2006
目次
2
TEPCO
・業績概要（連結・単独）
3
・業績予想との比較
4
・損益計算書（連結）
5
・収益内訳（単独）
6
・費用内訳（単独）
7
・<参考>経常費用の対前年比較（単独）
8∼10
・貸借対照表（連結・単独）
11
・フリー・キャッシュ・フローおよびその使途（連結・単独）
12
・セグメント情報
13
・情報通信事業
14
・エネルギー・環境事業
15
・2007年3月期業績予想
16
・<参考>経営計画目標と実績
17
・<参考>主要諸元・影響額
18
・<参考>販売電力量の実績と見通し
19
The Tokyo Electric Power Company, Inc. All Rights Reserved ©2006
業績概要（連結・単独）
3
TEPCO
（上段：連結、下段：単独）
（単位：億円）
2006年3月期
売
上
高
営
業
費
用
営
業
利
益
経
常
費
用
経
常
利
益
当
期
純
利
益
フリー・キャッシュ・フロー
一
当
株
株
期
主
当
純
資
た
利
本
比
り
益 (円)
率
Ｒ
Ｏ
Ａ
Ｒ
Ｏ
Ｅ
(％)
(％)
(％)
2005年3月期
比較
増減
比率(％)
52,554
50,472
2,082
104.1
49,410
48,232
1,178
102.4
46,792
44,809
1,983
104.4
44,043
42,877
1,165
102.7
5,762
5,663
99
101.8
5,367
5,354
12
100.2
48,810
46,778
2,032
104.3
45,815
44,672
1,142
102.6
4,269
4,082
187
104.6
3,972
3,845
127
103.3
3,103
2,261
842
137.2
2,608
2,448
160
106.5
4,143
9,468
-5,325
43.8
3,670
8,915
-5,245
41.2
229.76
167.29
62.47
137.3
192.99
181.13
11.86
106.5
20.4
18.2
2.2
−
19.6
17.8
1.8
−
4.2
4.1
0.1
−
4.1
4.0
0.1
−
11.8
9.3
2.5
−
10.7
10.9
-0.2
−
The Tokyo Electric Power Company, Inc. All Rights Reserved ©2006
業績予想との比較
4
TEPCO
業績予想との比較
（上段：連結、下段：単独）
（単位：億円）
売
2006年3月期実績
2006年3月期予想
（2月7日時点）
上
高
営業利益
経常利益
当期純利益
5,762
5,367
5,250
4,900
4,269
3,972
3,750
3,500
3,103
2,608
2,600
2,200
52,554
49,410
51,800
48,600
変
動
要
因
単独業績：経常利益ベースで 470億円の好転
ｏ人件費（退職給与金）の減
+390億円
ｏコストダウン（修繕費･諸経費）（600億円→700億円）
+100億円
ｏその他
連結業績：主に単独の好転により、経常利益ﾍﾞｰｽで 520億円の好転
The Tokyo Electric Power Company, Inc. All Rights Reserved ©2006
-20億円
損益計算書（連結）
5
TEPCO
損益計算書（連結）
（単位：億円）
2006年3月期
比較
2005年3月期
増減
売
上
営
業
利
比率(％)
高
52,554
50,472
2,082
104.1
益
5,762
5,663
99
101.8
経
常
収
益
53,080
50,860
2,220
104.4
経
常
費
用
48,810
46,778
2,032
104.3
持分法による投資利益
53
11
41
468.0
益
4,269
4,082
187
104.6
渇水準備金引当又は取崩し
-32
77
-110
-
パワードコムとKDDIの合併に伴う株式交換差益
特
別
利
益
511
-
511
-
（単独では124億円）
特
別
損
失
75
276
-200
27.3
法
人
税
等
1,596
1,456
140
109.6
マイエナジーの事業撤退に伴う、事業整理損失
少数株主持分利益
37
10
27
378.0
引当金繰入額（単独では120億円）
3,103
2,261
842
137.2
経
当
常
期
利
純
利
益
The Tokyo Electric Power Company, Inc. All Rights Reserved ©2006
関電工
40億円
収益内訳（単独）
6
TEPCO
収
益
内
訳
（単位：億円）
2006年3月期
比較
2005年3月期
増減
経
常
益
49,787
48,517
1,269
102.6
高
49,410
48,232
1,178
102.4
電気事業営業収益
48,972
47,986
985
102.1
電気料収入
46,820
46,372
447
101.0
料金改定影響
-1,400億円
+1,510億円
売
収
比率(％)
上
販売電力量の増
（+19億kWh）
販売単価の上昇
電
灯
料
20,224
19,768
456
102.3
燃料費調整制度の影響
電
力
料
26,595
26,604
-8
100.0
その他
地帯間販売電力料
1,067
753
314
141.7
他社販売電力料
371
257
114
144.3
そ
他
712
602
109
118.2
附帯事業営業収益
438
246
192
376
285
91
営
業
の
外
収
益
+310億円
+140億円
+30億円
託送収益
+71億円
178.2
電気通信事業
+98億円
132.1
ガス供給事業
+74億円
The Tokyo Electric Power Company, Inc. All Rights Reserved ©2006
費用内訳（単独）
7
TEPCO
費用内訳
（単位：億円）
2006年3月期
比較
2005年3月期
増減
経
常
比率(％)
費
用
45,815
44,672
1,142
102.6
費
用
44,043
42,877
1,165
102.7
電気事業営業費用
43,250
42,318
931
102.2
営
業
人
件
費
4,010
4,544
-534
88.2
燃
料
費
10,400
8,224
2,175
126.5
修
繕
費
4,693
4,727
-33
99.3
減価償却費
7,534
7,859
-324
95.9
購入電力料
6,293
6,008
284
104.7
租
課
3,364
3,439
-75
97.8
他
6,953
7,514
-561
92.5
附帯事業営業費用
793
558
234
141.9
用
1,771
1,794
- 23
98.7
息
1,537
1,563
-25
98.4
他
234
231
2
101.1
税
そ
営
支
そ
業
公
の
外
払
費
利
の
The Tokyo Electric Power Company, Inc. All Rights Reserved ©2006
＜参考＞経常費用の対前年比較（単独）①
TEPCO
-534億円
人件費（4,544億円→4,010億円）
-66億円
-477億円
給料手当
退職給与金
数理計算上の差異の償却額の増（-111億円→-590億円）
-478億円
＜数理計算上の差異償却額＞
2006年3月期
−
02年度発生分処理額（ 257億円）
2005年3月期
85億円 03年度発生分処理額（-470億円）
-156億円 -156億円 04年度発生分処理額（-122億円）
-40億円 -40億円 05年度発生分処理額（-1,179億円）
-393億円合計
-590億円 −
-111億円燃料費（8,224億円→10,400億円）
消費量面
融通他社受電の減
水力発電の減（128億kWh→117億kWh）
発受電電力量の増（3,118億kWh→3,134億kWh）
原子力発電の増（935億kWh→1,007億ｋWh）
価格面
CIF価格の上昇（全日本原油CIF価格：38.77$/b→55.80$/b）
為替レート円安化（107.55円/$→113.32円/$）
その他（在庫影響など）
The Tokyo Electric Power Company, Inc. All Rights Reserved ©2006
+2,175億円
+130億円
+420億円
+130億円
+100億円
-520億円
+2,050億円
+1,770億円
+480億円
-200億円
8
＜参考＞経常費用の対前年比較（単独）②
TEPCO
修繕費（4,727億円→4,693億円）
-33億円
電源関係（2,471億円→2,469億円）
水力（155億円→133億円）
火力（918億円→904億円）
原子力（1,397億円→1,430億円）
流通関係（2,167億円→2,147億円）
送電（373億円→372億円）
変電（238億円→216億円）
配電（1,556億円→1,558億円）
-2億円
-21億円
-14億円
+33億円
-20億円
-0億円
-21億円
+2億円
-324億円
減価償却費（7,859億円→7,534億円）
電源関係（3,398億円→3,078億円）
水力（443億円→522億円）
火力（1,830億円→1,546億円）
原子力（1,123億円→1,009億円）
流通関係（4,265億円→4,254億円）
送電（1,883億円→1,969億円）（※）
変電（916億円→873億円）
配電（1,465億円→1,411億円）
-319億円
+78億円
-283億円
-114億円
-10億円
+86億円
-42億円
-54億円
＜減価償却費の内訳＞
2006年3月期
2005年3月期
普
通
償
却
7,396億円 7,737億円特
別
償
却
32億円 30億円却
105億円 90億円試
運
転
償
※ 減価償却費−送電費の増 86億円には、送電線路に係る地役権の減価償却実施に伴う増 174億円を含む。
平成15年度に電気事業法が改正され、当期から託送供給に係る原価をより適切に算定するための会計制
度が適用されることに伴い、送電線の敷設に当たって設定する地役権（送電線路に係る地役権）につい
ても、その実態に合わせた適切な原価算定を行うため、定額法による減価償却を実施することとした。
The Tokyo Electric Power Company, Inc. All Rights Reserved ©2006
9
＜参考＞経常費用の対前年比較（単独）③
TEPCO
購入電力料（6,008億円→6,293億円）
地帯間購入電力料（1,935億円→2,164億円）
他社購入電力料（4,073億円→4,128億円）
租税公課（3,439億円→3,364億円）
電源開発促進税
その他（7,514億円→6,953億円）
原子力バックエンド費用（1,844億円→1,583億円）
使用済燃料再処理等費（1,460億円→1,014億円）
（引当計上基準の変更による増 +407億円）（※）
原子力発電施設解体費（35億円→213億円）
廃棄物処理費（原子力分）（135億円→131億円）
特定放射性廃棄物処分費（212億円→224億円）
+284億円
+229億円
+55億円
-75億円
-55億円
-561億円
-260億円
-445億円
+177億円
-3億円
+11億円
※ 当期から電気事業会計規則の改正により、科目の名称を使用済核燃料再処理引当金から使用済燃料再処
理等引当金に変更するとともに、引当計上基準を再処理費の期末要支払額の60％を計上する方法から
使用済燃料の再処理等の実施に要する費用の現価相当額を計上する方法に変更。
附帯事業営業費用（558億円→793億円）
電気通信事業（404億円→558億円）
ガス供給事業（72億円→142億円）
支払利息（1,563億円→1,537億円）
残高の減少によるもの
期限前弁済実施の影響
The Tokyo Electric Power Company, Inc. All Rights Reserved ©2006
+234億円
+153億円
+69億円
-25億円
-60億円
+31億円
10
貸借対照表（連結・単独）
11
TEPCO
貸借対照表
（上段：連結、下段：単独）
（単位：億円）
2006年
3月期末
比率(％)
- 1,547
98.9
130,314
131,011
- 697
99.5
128,485
130,259
-1,774
98.6
124,293
125,323
-1,030
99.2
竣成精算
電気事業固定資産
91,549
93,109
-1,560
98.3
6,555
附帯事業固定資産
1,205
953
252
126.5
事業外固定資産
44
44
-0
99.3
＜附帯事業固定資産の内訳＞
固定資産仮勘定
4,824
7,385
-2,561
65.3
電気通信事業
594
核
料
9,209
9,291
-81
99.1
不動産賃貸事業
526
投資その他の資産
17,460
14,539
2,921
120.1
ｴﾈﾙｷﾞｰ設備ｻｰﾋﾞｽ事業
55
7,452
7,225
227
103.1
ガス供給事業
20
6,018
5,685
333
105.9
107,786
112,143
- 4,356
96.1
104,764
107,664
- 2,899
97.3
27,797
25,021
2,775
111.1
25,550
23,347
2,202
109.4
固
定
産
資
燃
動
資
負
株
増減
137,488
資
流
比較
135,941
総
(※)
2005年
3月期末
産
産
債
主
資
本
※ 固定資産の内訳は単独
有利子負債残高
株主資本比率 (%)
78,401
82,617
-4,215
94.9
76,298
79,089
-2,790
96.5
20.4
19.6
18.2
17.8
2.2
1.8
The Tokyo Electric Power Company, Inc. All Rights Reserved ©2006
−
−
＜電気事業固定資産の増減＞
除却
減価償却
-403
-7,632
＜有利子負債残高の内訳＞
長期借入金短期借入金
社債
56,284 17,001
3,765
56,211 15,257
3,480
その他
-80
ＣＰ
1,350
1,350
（上段：連結、下段：単独）
ﾌﾘｰ･ｷｬｯｼｭ･ﾌﾛｰおよびその使途（連結･単独）
12
TEPCO
フリー･キャッシュ･フロー
（上段：連結、下段：単独）
（単位：億円）
2006年3月期
比較
2005年3月期
増減
比率(%)
営業活動による
キャッシュ･フロー
9,356
14,114
-4,758
66.3
8,519
13,477
-4,957
63.2
設
備
投
資
（キャッシュベース）
-5,212
-4,646
-566
112.2
-4,849
-4,562
-287
106.3
4,143
9,468
-5,325
3,670
8,915
2,680
フリー･キャッシュ･フロー
燃料費の増加（計上ベース）
-2,175億円
43.8
使用済燃料再処理等積立金
-2,622億円
-5,245
41.2
電気事業設備投資の増加
7,017
-4,337
38.2
2,790
6,762
-3,972
41.3
808
809
-0
99.9
808
809
-0
99.9
653
1,641
-987
39.8
70
1,343
-1,272
5.2
978
896
82
109.1
755
1,288
-533
58.6
-287億円
【ﾌﾘｰ･ｷｬｯｼｭ･ﾌﾛｰの使途】
有利子負債削減
配
投
当
融
金
資
（うち多角化事業投資）
等
The Tokyo Electric Power Company, Inc. All Rights Reserved ©2006
附帯事業投資
395億円
株式・出資金等
360億円
セグメント情報
13
TEPCO
セグメント情報
情報通信
2006年3月期
2005年3月期
52,554
50,472
2,082
104.1
48,973
47,988
984
102.1
㈱ﾃﾌﾟｺｼｽﾃﾑｽﾞ、売上高 603(-7),営業利益 18(+16)
48,955
47,976
978
102.0
㈱ﾃﾌﾟｺｹｰﾌﾞﾙﾃﾚﾋﾞ、売上高 154(+6),営業利益７(+1)
2,524
1,836
688
137.5
1,796
1,104
692
162.7
3,261
2,754
506
118.4
1,158
789
368
146.7
ｶﾞｽ･ｶﾝﾊﾟﾆｰ、売上高 154(+74),営業利益 11(+4)
1,357
1,268
88
107.0
東電工業㈱、売上高 564(+48),営業利益 45(+11)
496
430
66
115.4
東電環境ｴﾝｼﾞﾆｱﾘﾝｸﾞ㈱、売上高 368(+41),営業利益 30(+14)
147
171
-23
86.2
東京ﾃｨﾓｰﾙ･ｼｰ･ﾘｿｰｼｽﾞ(米)、売上高 167(+87),営業利益 134(+73)
147
171
-23
86.2
日本ﾌｧｼﾘﾃｨ･ｿﾘｭｰｼｮﾝ㈱、売上高 88(+21),営業利益 3(+0)
益
5,762
5,663
99
101.8
気
5,727
5,670
56
101.0
信
-387
-319
-67
121.1
ｴﾈﾙｷﾞｰ・環境
280
158
121
176.5
住環境・生活関連
107
90
17
119.2
外
4
36
-31
13.2
出
6,237
5,612
625
111.1
気
5,019
4,593
425
109.3
信
529
400
128
132.0
㈱ﾕｰﾗｽｴﾅｼﾞｰﾎｰﾙﾃﾞｨﾝｸﾞｽ、売上高 92(-20),営業利益 13(-17)
ｴﾈﾙｷﾞｰ・環境
398
323
74
122.9
ﾃｨｰｴﾑｴﾅｼﾞｰ･ｵｰｽﾄﾗﾘｱ社、売上高 34(-12),営業利益 2(-12)
住環境・生活関連
169
84
85
200.8
海
155
241
-86
64.3
※ 単位：億円（括弧内は対前年比較）
※ ﾌｭｰｼﾞｮﾝ･ｺﾐｭﾆｹｰｼｮﾝｽﾞ㈱は、2004年9月より当社の連結子会社
となった。
売
上
高
電
気
情
報
通
信
ｴﾈﾙｷﾞｰ・環境
住環境・生活関連
海
営
外
業
利
電
情
報
通
海
資
（単位：億円）
比較
本
的
支
電
情
報
通
外
増減
比率(％)
注：売上高の下段は、外部顧客に対する売上高。
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光ﾈｯﾄﾜｰｸ･ｶﾝﾊﾟﾆｰ、売上高 203(+101),営業利益 -358(-51)
ﾌｭｰｼﾞｮﾝ･ｺﾐｭﾆｹｰｼｮﾝｽﾞ㈱、売上高 717(+310),営業利益 8(+0)
ｴﾈﾙｷﾞｰ･環境
住環境・生活関連
東電不動産㈱、売上高 376(+7),営業利益 74(+6)
東電広告㈱、売上高 289(+2),営業利益 20(+3)
東新ﾋﾞﾙﾃﾞｨﾝｸﾞ㈱、売上高 155(+34),営業利益 16(+8)
海外
情報通信事業
14
TEPCO
光ﾈｯﾄﾜｰｸ･ｶﾝﾊﾟﾆｰ
（単位：億円）
2006年3月期
売
営
設
上
業
備
利
投
資
2005年3月期
比較
増減
高
203
101
101
益
-358
-306
-51
額
334
218
115
累計加入者数
約28万
約13万
−
比率(％)
200.3
−
152.6
−
実績等
○ 2006年3月期の光ネットワーク・カンパニーの実績は、売上高 203億円（前年比 +101億円）、
営業利益 -358億円（前年比 -51億円）となった。また、TEPCOひかりサービスの累計加入者数は、
約28万加入となった。
FFTTTTHH事
事業
業に
にお
おけ
ける
るKKDDDDI と
I との
の合
合意
意に
につ
つい
いて
て
¾ 2006年4月5日に、ＫＤＤＩに当社の光ネットワーク・カンパニーに係わる事業を統合
する方向で検討することに合意。
¾ 2007年1月1日を目途に、当社の光ネットワーク・カンパニーの係る事業をＫＤＤＩに
統合することを前提に、今後、光ネットワーク・カンパニーの事業価値等を含めた検討を
行い、2006年9月末までに結論を得る。
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エネルギー・環境事業
15
TEPCO
ガス・カンパニー
（単位：億円）
2006年3月期
売
営
ガ
上
業
ス
利
販
売
2005年3月期
比較
増減
比率(％)
高
154
79
74
193.9
益
11
6
4
196.2
量
約35万t 約22万t −
−
実績等
○ 2006年3月期のガス事業は、売上高 154億円、営業利益 11億円となった。
○ 2007年3月期は、京葉瓦斯㈱向けのガス卸販売が本格化することや、大多喜ガス㈱等へのガス販売
が拡大することから、売上高約320億円、営業利益 10億円以上を見込む。
マ
マイ
イエ
エナ
ナジ
ジー
ーの
の事
事業
業撤
撤退
退に
につ
つい
いて
て
¾マイエナジーは、多様化するお客さまニーズにお応えするサービスの一環として、2000年3月に
設立。オンサイトエネルギーサービスを提供してきた。
¾しかしながら、昨今の燃料価格の高騰・高止まりなど経営環境が悪化したことから、2006年 3月22日に事業撤退を決定。今後は、2007年度上期目途の解散に向けた手続きを進めていく。
¾今回の事業撤退に関わる損失については、単独で 120億円、連結で 75億円の特別損失を 2006年3月期にそれぞれ計上した。
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2007年３月期業績予想
16
TEPCO
業
績
予
想
（上段：連結、下段：単独）
（単位：億円）
売
2007 年 3 月期予想
2006 年 3 月期実績
上
高
52,400
49,700
52,554
49,410
営
業
利
益
経
5,200
4,750
5,762
5,367
常
利
益
当期純利益
4,000
3,500
4,269
3,972
2,500
2,250
3,103
2,608
主な増減要因(経常利益ベース)
単独業績
【収益】
ｏ電気料金収入
・販売電力量の減
-100億円
-260億円
【費用】
（2,887億kWh→2,871億kWh）
・収入単価の上昇
ｏ附帯事業営業収益
+200億円
ｏ人件費（数理計算上の差異償却額減少）
ｏ燃料費
+250億円
・原子力発電の増（66.4%→75%程度） -700億円
+160億円
+350億円
・販売電力量の減
-100億円
・CIF価格の上昇
+450億円
（55.80$/b→60$/b程度）
・為替レートの円安化
+600億円
（113.32円/$→120円/$程度）
ｏ減価償却費
-500億円
ｏ附帯事業営業費用
+250億円
ｏその他
連結業績：単独業績に加え、子会社･持分法適用会社が増益（200億円程度）となることによる。
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＜参考＞経営計画目標と実績
17
TEPCO
＜参考＞
（年度）
2001
2002
2003
2004
2005
平成17年度経営計画
平成18年度経営計画
05∼07年度目標
06∼08年度目標
4%以上
4%以上
4%以上
4%以上
利益・ﾌﾘｰｷｬｯｼｭﾌﾛｰ目標
A
4.5
4.5
3.6
3.7
3.5
3.5
4.1
4.0
4.2
4.1
ﾌﾘｰｷｬｯｼｭﾌﾛｰ
6,135
6,045
6,485
6,494
5,578
5,435
9,468
8,915
4,143
3,670
5,000億円程度
3,195
2,808
3,044
3,845
3,972
3,500億円以上
14.1
14.9
16.2
17.8
19.6
94,251
89,700
85,852
79,089
76,298
9,322
6,452
5,761
4,642
5,039
4,062
4,114
40,725
39,619
38,950
R
O
(％)
(億円)
経
常
利
益
(億円)
4,000億円以上
4,000億円以上
3,800億円以上
3,500億円以上
財務体質改善目標
株
主
資
本
比
率
(％)
有利子負債残高
(億円)
22%以上
23%以上
(2007年度末)
(2008年度末)
1兆円以上削減
7,000億円以上削減
(3年合計)
(3年合計)
5,050
6,200億円程度
6,200億円程度
4,727
4,693
4,600億円程度
−
38,510
38,235
37,500人以下
37,500人程度
(2007年度末)
(2008年度末)
10.0
17.5
40億kWh程度
50億kWh程度
(3年合計)
(3年合計)
5,000億円程度
2,700億円程度
(2007年度)
(2008年度)
250億円程度
400億円程度
(2007年度)
(2008年度)
業務効率化目標
設
備
投
資
額
(億円)
修
繕
費
(億円)
社
員
数
(人)
事業の成長目標
販売電力量の開拓
(億kWh)
電気事業以外の売上高
(億円)
電気事業以外の営業利益
(億円)
3,599
4
注１：ＦＣＦ、ＲＯＡについては、上段が連結、下段が単独の数値。また、経営計画の目標に対象期間が明示されていないものは、全て当該 3年間平均の目標。
注２：電気事業以外の売上高、営業利益目標については、経営ビジョン２０１０に基づき、平成17年度経営計画より目標設定。
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＜参考＞主要諸元・影響額
18
TEPCO
主
要
諸
元
2006年3月期
実績
2007年3月期
見通し
為替レート（円/$）＜インターバンク＞
113.32
原油価格（$/b）＜全日本通関CIF価格＞
55.80
60程度
原子力設備利用率（％）
66.4
75程度
火力熱効率（％）
42.0
42.4
出水率（％）
94.2
100.0
影
響
120程度
額
（単位：億円）
2006年3月期
実績
2007年3月期
見通し
為替レート (1円/$)
約
100
約
90
当社調達燃料の原油換算価格 (1$/b)
約
260
約
250
原子力設備利用率 (1％)
約
80
約
90
出水率 (1％)
約
10
約
10
金利 (1％)
約
70
約
90
注１：原油価格の影響額は全日本通関CIF価格ではなく、当社調達燃料の原油換算価格
（熱量換算）の1$/b変動による当社収支への影響額。なお、全日本通関CIF価格
の1$/b変動による収支への影響額はその半分程度。
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＜参考＞販売電力量の実績と見通し
TEPCO
販
売
電
力
量
販売電力量の動向
（単位：億kWh、％）
特定規模需要以外
2006年3月期
実績
2007年3月期
見通し
1,086.9
1,066
(2.2)
から、約5億kWhの計画超過(計画比 100.2%)。
圧
他
22.9
22
(-2.2)
(-5.2)
特定規模需要
1,799.7
1,805
(-0.2)
(0.3)
そ
の
(-2.1)
用
750.3
産業用その他
1,049.4
販売電力量計
2,886.5
業
務
(0.1)
(-0.4)
(0.7)
前年比0.7％増の2,886.5億kＷhと2年連続でプラスの伸びとなった。
940
112.1
低
冬による暖房需要増に加え、大口電力も比較的堅調に推移したことから、
○第3四半期決算時見通しに対しては、暖房需要の増加がみられたこと等
951.9
(2.8)
電力の伸び悩みによりマイナス基調で推移したものの、下期において厳
(-1.9)
灯
電
○2006年3月期実績については、上期において前年猛暑の反動減や大口
(-1.3)
104
(-6.9)
−
○2007年3月期については、緩やかな景気回復を背景に産業用需要の増
加が期待される一方、民生用において前年夏季の高気温と厳冬の影響に
よる「冷暖房需要増の反動減」が見込まれることから、2,871億kWh、
対前年比 -0.5%と3年ぶりのマイナスの伸びとなる見通し。
販売電力量の開拓実績
【年度目標】【実績】
需要開拓：年間10.3億kWh 17.5億kWh (達成率171%)
−
(以下、内訳)
法人・大口分野：7.2億kWh 13.1億kWh (達成率183%)
2,871
(-0.5)
注１：四捨五入にて記載。（）内は対前年伸び率。
注２：2005年4月より、自由化範囲拡大に伴い需要区分が
従前とは異なる。
斜字の前年比は、前年実績を2006年3月期の需要区
分に合わせて算定した参考値。
家庭用分野：3.1億kWh 14.4億kWh (達成率143%)
（新築オール電化率：10%）（10.9%）
○法人・大口分野、家庭用分野ともに年度目標を達成。2007年3月期も
目標（15.5億kWh）達成に向け、引き続き、個々の市場に応じた営業
活動を推進。
The Tokyo Electric Power Company, Inc. All Rights Reserved ©2006
19

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