子宮頸がんについて(PDF:1286KB)

子宮頸がんってどんな病気
子宮には赤ちゃんが育つ「体部」と子宮入口近くの「頸部」があります。
子宮頸がんは子宮頸部におこるがんです。
遺伝などに関係なく誰にでもかかる可能性のある病気です。
子宮頸がんになった人の割合
(全国)
35
30
25
20
15
10
2002
5
2012
85~
80-84
75-79
70-74
65-69
60-64
55-59
50-54
45-49
40-44
35-39
30-34
25-29
子宮頸がんになる人は、20 歳代後半
から増加し 40 歳代が多くなります。
20-24
0
出典:国立がん研究センター がん対策情報センター
子宮頸がんの原因は
●主な原因は、ヒトパピローマウイルス(HPV)に持続的に感染する事と考えられています。
●HPV は性交渉により感染します。多くの女性が一生に一度は感染すると言われる、ありふれた
ウイルスです。通常はウイルスに感染しても、異物を排除する免疫機能により排除されますが、ウ
イルスが排除されずに長期間感染が続く場合があり、ごく一部の人の細胞ががん化する事があり
ます。
●HPV は 100 種類以上あり、このうち約 15 種類が子宮頸がんの原因になるといわれています。
出典:女の子のための大切なはなし(子宮頸がんの話)
東京都福祉保健局
国立研究開発法人国立がん研究センターがん対策情報センターHP より
がんの進行段階
検診で早期に発見でき
れば、進行がんになる前
に治療することができ
ます。
子宮頸がんの症状は?
子宮頸がんは初期にはほとんど症状がありません.
下記のような症状があるときは、早めに受診してください。
子宮頸がんの主な症状
●性交時の出血
●不正出血(月経以外の出血)
●下腹部・足腰の痛み
●血の混じった尿
●おりものの異常(茶褐色・黒褐色のおりものの増加)