NEWS RELEASE 2017年3月2日 【格付維持】 太陽生命保険 保険金支払能力: AA- [格付の方向性:安定的] AA- [格付の方向性:安定的] 大同生命保険 保険金支払能力: T&Dフィナンシャル生命保険 保険金支払能力: AA- [格付の方向性:安定的] 格付投資情報センター(R&I)は上記の格付を公表しました。 【格付理由】 T&D保険グループはビジネスモデルの異なる太陽生命保険、大同生命保険、T&Dフィナンシャル生命保 険を擁し、グループ全体の保有契約高は大手生保に準ずる規模を持つ。各社の格付はグループ全体の信 用力をそのまま反映している。 日本銀行のマイナス金利政策導入以降の長期金利低下により、グループの経済価値ベースのリスク耐 久力は悪化している。ただ、これまで資産運用リスクの削減に取り組んできたこともあり、格付に見合 う水準を確保している。 2013年4月にグループ全体の経済価値ベースのERM(統合的リスク管理)を本格導入し、収益・リスク・ 資本を一元的に管理している。営業職員の評価や、商品の改廃にも活用するなど、ERMの定着度・業務運 営への活用度は国内生保でトップレベル。経営陣のERM運営に対する問題意識も高い。長期金利低下に対 しても、貯蓄性商品の販売抑制など適切に対応している。 グループ3社は主要な販売商品・顧客基盤が異なるが、いずれも国内生命保険事業の成長を重視してい る。金利低下の影響はあるものの、今後も保障性商品の販売が堅調に推移し、グループの営業基盤や収 益力はAAゾーンに見合う水準を確保していけよう。 ○太陽生命保険 グループの中核会社。家庭市場を対象に営業職員を通じて死亡保障や医療・介護などの保障性商品を 提供している。保障性保有契約年換算保険料は堅調に推移しており、顧客基盤の維持・拡大が進んでい る。採用や教育態勢の強化により営業職員の生産性も向上している。営業職員の評価にEV(Embedded Value)への貢献度を連動させた効果もあり、収益性の高い第3分野の販売が拡大している。 ○大同生命保険 グループの中核会社。中小企業市場に強みを持ち、経営者の死亡リスクをカバーする定期保険を主力 としている。近年は就業不能リスクなどをカバーする第3分野の販売にも注力し、企業や事業主に向け「ト ータルな保障」の提供を強化している。こうした分野の新契約高が増加し、商品複線化は順調に進展し ている。拡大している第3分野は収益性が良好で、高い収益力を維持していくことが可能とみている。 ■お問合せ先 ■報道関係のお問合せ先 株式 会社 : インベスターズ・サービス管理部 : 経営企画室(広報担当) TEL. 03-6273-7471 TEL. 03-6273-7273 E-mail. [email protected] 格付投資情報センター 〒101-0054東京都千代田区神田錦町三丁目22番地テラススクエア http://www.r-i.co.jp 信用格付は、発行体が負う金融債務についての総合的な債務履行能力や個々の債務等が約定通りに履行される確実性(信用力)に対するR&Iの意見であり、事実の表明ではありません。また、R&Iは、信 用リスク以外のリスクにつき意見を表明するものではなく、投資判断や財務に関する助言や、投資の是非等の推奨をするものではありません。R&Iは、信用格付に際し関連情報の正確性等につき独自の 検証を行っておらず、これに関し何ら表明も保証もいたしません。R&Iは、信用格付(変更・取り下げ等を含む)に関連して発生する損害等につき、何ら責任を負いません。信用格付は、原則として発 行体から対価を受領して実施したものです。なお、詳細につきhttp://www.r-i.co.jp/jpn/policy/policy.html をご覧下さい。 ©Rating and Investment Information, Inc. NEWS RELEASE ○T&Dフィナンシャル生命保険 グループにおいて、金融機関などの代理店を通じた保険商品の販売に特化している。金利が低下する 中、貯蓄性商品の販売は落ち込んでいるが、近年進めてきた商品・チャネルの複線化の効果もあって、 収入保障保険など保障性商品の販売が伸び、全体として新契約高は一定の水準を維持している。T&Dフィ ナンシャル生命の営業基盤や財務基盤がグループ全体の信用力に与える影響は今のところ限定的だが、 グループにおける戦略的重要性を踏まえ、格付は上記2社と同格にしている。 【格付対象】 発行者:太陽生命保険 名 称 保険金支払能力 名 称 第4回期限前償還条項付 無担保社債(劣後特約付) 名 称 劣後特約付ローン 発行者:大同生命保険 名 称 保険金支払能力 発行総額 (億円) 200 金額 (億円) 50 格付の方向性 安定的 発行日 償還日 2013年09月27日 2023年09月27日 借入実行日 借入満期日 2013年09月30日 2023年09月29日 格 格 発行者:T&Dフィナンシャル生命保険 名 称 格 付 保険金支払能力 AA-(維持) 格付の方向性 安定的 TEL. 03-6273-7471 TEL. 03-6273-7273 付 A+(維持) 格付の方向性 安定的 : インベスターズ・サービス管理部 : 経営企画室(広報担当) 付 A+(維持) 格 付 AA-(維持) ■お問合せ先 ■報道関係のお問合せ先 株式 会社 格 付 AA-(維持) E-mail. [email protected] 格付投資情報センター 〒101-0054東京都千代田区神田錦町三丁目22番地テラススクエア http://www.r-i.co.jp 信用格付は、発行体が負う金融債務についての総合的な債務履行能力や個々の債務等が約定通りに履行される確実性(信用力)に対するR&Iの意見であり、事実の表明ではありません。また、R&Iは、信 用リスク以外のリスクにつき意見を表明するものではなく、投資判断や財務に関する助言や、投資の是非等の推奨をするものではありません。R&Iは、信用格付に際し関連情報の正確性等につき独自の 検証を行っておらず、これに関し何ら表明も保証もいたしません。R&Iは、信用格付(変更・取り下げ等を含む)に関連して発生する損害等につき、何ら責任を負いません。信用格付は、原則として発 行体から対価を受領して実施したものです。なお、詳細につきhttp://www.r-i.co.jp/jpn/policy/policy.html をご覧下さい。 ©Rating and Investment Information, Inc. NEWS RELEASE 信用格付に関わる事項 信用格付業者 登録番号 株式会社格付投資情報センター 金融庁長官(格付)第6号 直近一年以内に講じられた監督上の措置は、ありません。 主任格付アナリスト 信用格付の付与について 代表して責任を有する者 若松 裕太 細田 弘 信用格付を付与した日 主要な格付方法 2017年02月24日 事業法人等の信用格付の基本的な考え方 [2015.05.01] 金融機関等に共通する格付の考え方 [2014.03.13] 生命保険 [2013.10.31] 金融グループの格付の考え方 [2013.07.31] 規制資本商品等と金融機関等の格付の考え方 [2016.10.20] 上記格付方法は、格付を行うにあたり考慮した他の格付方法とともに以下のウェブサイトに掲載 しています。http://www.r-i.co.jp/jpn/cfp/about/methodology/index.html 評価の前提は、以下のウェブサイトの格付付与方針に掲載しています。 http://www.r-i.co.jp/jpn/ratingpolicy/index.html 格付符号とその定義は、以下のウェブサイトに掲載しています。 http://www.r-i.co.jp/jpn/cfp/about/definition/index.html 格付関係者 太陽生命保険、大同生命保険、T&Dフィナンシャル生命保険 注 格付関係者は、金融商品取引業等に関する内閣府令第三百七条に基づいて、R&Iが判断したものです。 利用した主要な情報 品質確保のための措置 情報提供者 決算書類、開示情報 公認会計士の監査済みである、またはそれに準じた信頼性が確保され ている決算書類であること。一般に開示された、またはそれに準じた 信頼性が確保されている情報であること。 格付関係者 信用格付の前提、意義及び限界 R&Iの信用格付は、発行体が負う金融債務についての総合的な債務履行能力や個々の債務等が約 定通りに履行される確実性(信用力)に対するR&Iの意見です。R&Iは信用格付によって、個々の債 務等の流動性リスク、市場価値リスク、価格変動リスク等、信用リスク以外のリスクについて、何 ら意見を表明するものではありません。信用格付は、いかなる意味においても、現在・過去・将来 の事実の表明ではありません。また、R&Iは、明示・黙示を問わず、提供する信用格付、又はその 他の意見についての正確性、適時性、完全性、商品性、及び特定目的への適合性その他一切の事項 について、いかなる保証もしていません。 R&Iは、信用格付を行うに際して用いた情報に対し、品質確保の措置を講じていますが、これら の情報の正確性等について独自に検証しているわけではありません。R&Iは、必要と判断した場合 には、信用格付を変更することがあります。また、資料・情報の不足や、その他の状況により、信 用格付を保留したり、取り下げたりすることがあります。 利息・配当の繰り延べ、元本の返済猶予、債務免除等の条項がある債務等の格付は、その蓋然性 が高まったとR&Iが判断した場合、発行体格付又は保険金支払能力とのノッチ差を拡大することが あります。 ■お問合せ先 ■報道関係のお問合せ先 株式 会社 : インベスターズ・サービス管理部 : 経営企画室(広報担当) TEL. 03-6273-7471 TEL. 03-6273-7273 E-mail. [email protected] 格付投資情報センター 〒101-0054東京都千代田区神田錦町三丁目22番地テラススクエア http://www.r-i.co.jp 信用格付は、発行体が負う金融債務についての総合的な債務履行能力や個々の債務等が約定通りに履行される確実性(信用力)に対するR&Iの意見であり、事実の表明ではありません。また、R&Iは、信 用リスク以外のリスクにつき意見を表明するものではなく、投資判断や財務に関する助言や、投資の是非等の推奨をするものではありません。R&Iは、信用格付に際し関連情報の正確性等につき独自の 検証を行っておらず、これに関し何ら表明も保証もいたしません。R&Iは、信用格付(変更・取り下げ等を含む)に関連して発生する損害等につき、何ら責任を負いません。信用格付は、原則として発 行体から対価を受領して実施したものです。なお、詳細につきhttp://www.r-i.co.jp/jpn/policy/policy.html をご覧下さい。 ©Rating and Investment Information, Inc.
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