H28 第2回豊岡市小中連携教育推進協議会

豊岡市教育委員会
2017(H29)3.1
No.13
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H28 第2回豊岡市小中連携教育推進協議会
2月17日(金)に今年度第2回の小中連携教育推進協議会を開催しました。本年度は,「小中
連携教育から小中一貫教育への確かな移行」を推進テーマとして取り組んできました。協議会は,
各中学校区からの報告と佐藤先生(関西学院大学学長特命教授)からの総括助言及び講話の2つの
内容で行いました。
各中学校区からの報告は,①一貫ブロックの計画(推進構想図)②引継ぎ連携システムの強化に
ついて(小6の9月~中1の8月までの取組計画)③現在の取組の進捗状況及び課題の3点で行っ
て頂きました。各中学校区の取組を聞きながら,各中学校区の発表はこれまでの取組が確実に基盤
となって行われているということを強く感じていました。
その後,座長である佐藤先生から総括助言及び講話をして頂きま
した。総括助言は,推進構想図から読み取れる改善点を指摘して頂
きました。また,講話は,次期学習指導要領で重視される内容と豊
岡こうのとりプランの内容を関連付けた内容でした。
今回で“小中連携教育”は最後となり,4月からはいよいよ“小
中一貫教育”となります。これまでの小中連携教育では,共通実践
を重視した内容で取組の実効性を高めてきましたが,小中一貫教育
では,この10年間で培ってきた経験値をもとに,各中学校区の子
どもの実態に最適化した教育を目指していきます。個性化と個別化
が図られた各一貫ブロックの発表から,その一歩を踏み出したこと
が実感できる協議会となりました。
小中一貫教育は“授業が本丸”
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今回の協議会では佐藤先生から,次期学習指導要領で重視される考え方や内容等を関連付けなが
ら小中一貫教育の実効性を高めることについて講話を頂きました。その講話の締めくくりにおい
て,佐藤先生は,
「小中一貫教育では,授業における子どもの実像に基づく授業研究を充実させ
ること。つまり,小中一貫教育は授業が本丸ということです。」
と,授業実践の重要性を最も強調されました。
小中連携教育においても他の取組においても,授業実践を常に関連させて取り組んできた豊岡市
にとってとても心強い一言でした。
子どもの事実に学び,子どもに寄り添うこと
私たちが大切にしているこの理念の実践場面を授業に定め,
“授業で子どもを大切にしている”
ことが子どもたちに伝わり,「何か良いことが起きる」という期待や希望が味わえる授業を目指し
続けましょう。小学校と中学校の教職員の皆さんが力を合わせればできそうだと思いました。