原田重美議員…

平成 28 年 12 月飯綱町議会定例会 会議録(2 日目) 12 月 7 日(水)
(議長 寺島渉)
それでは休憩前に引き続き会議を再開いたします。
一般質問を続けます。
発言順位 2 番、議席番号 11 番、原田重美議員を指名いたします。
原田重美議員。
(11 番 原田重美)
それでは、通告に従いまして一般質問を行います。若干、いろいろ町長のご挨拶等もあったりいろん
な話の流れの中で話が前後する場合もあって、省略もあり得るかもしれませんが、ご承知おきをいただ
きたいと思います。
まず、いいづなリゾートスキー場の今後のあり方と展望を探るということで質問させていただきます
が、今、傍聴に見えておられる本山さん等の話をお聞きすると、スキー場の高原一帯も 2、3 センチの
雪に覆われたと。まだまだではありますが、今季、適度十分な雪に見舞われることを祈念しながらの質
問でございます。
皆さんご承知のようにリゾートスキー場は昭和 56 年にスタートして 36 年目のシーズンを迎えると、
こういうことでございます。非常に第三セクターの破綻とか、そういうことの紆余曲折と困難な歴史の
中で過ぎてきたわけでありますが、町の冬の観光メインとして経済効果を生んできたわけであります。
しかしながら、昨年は予想外の雪不足という中で、経営を引き継いでもらっています合同会社も、3,000
万円以上の赤字を抱えるという結果で、残念ながら町への納付金も 48 万円余り、これを町が免除せざ
るを得なかった。こういうような厳しい状況、資金的には脆弱な会社と言わざるを得ないわけでありま
すが、そういう中で今後も気象状況の困難が予想される。皆さん、関係者は苦悩深めていると、こうい
う流れでございます。
それで質問に入りますが、昨日、峯村町長は冒頭の挨拶でスキー場に触れられました。私の質問は、
スキー場は村から町へつながった観光の活性化、雇用、税収などメリットはあったと思いますが、現在
の運営価値、存在意義をどのように考え、事業継続の如何をどう認識しておられるかと、こういう質問
をまず最初に伺うわけですが、昨日のご挨拶の中で、町長はスキー場のあり方を根本的に見直し、考え
直して、廃止存続等一定の方向を決定していく必要がある。今のあり方を抜本的に見直して将来を決断
すべきときと感じ、十分な研究と強い覚悟で臨みたいと、こういう決意表明がございました。この最初
の質問に対しては、これでほぼ答えをいただいたというかたちになるわけでございますが、これは改め
てお聞きしますが、状況によっては廃止も今後の課題になっていくんだけれども、当面、町の責任も含
めて存続策を模索していくと、こういうことを申されたというふうに受け止めているわけですが、それ
でよろしいでしょうか。
(議長 寺島渉)
峯村町長。
(町長 峯村勝盛)
お答えを申し上げます。それは若干違いがございます。スキー場の存在価値というものは高く評価を
し、そしてそれだけの功績があり、また願わくば維持存続を図っていきたいというふうに思っているこ
とは事実でございます。
しかしながら、過去 36 年の営業成績の中で、ほとんど黒字の決算をしたことがないというスキー場。
12 月のクリスマス寒波が来なければスキー場のオープンができないという、3 月といえばほとんどお客
さんが見えないという立地条件のスキー場。そして、いろんな経過を過ぎた後、7 年前から合同会社と
いうかたちをとって維持をしてきたこの経過を見ますと、このまま町が今度は索道等を負担をするから
継続していきましょうというのは、たやすい、私は安易な判断だというふうに最近思っております。必
ずや大規模改修、億というお金が必要な修理も、もうそこに迫ってきておりますし、また、今の経営体
制、1 人の人に 3,000 万円の負担を掛けて、そして何とか周りでは存続だけを祈っているというような
こういう体質では、やはり維持をしてくということ自体が無理ではないかなと。従って、維持をしてい
くということになれば、現体制を強化をするなり、新しい経営者を探すなり、そういう意味での抜本的
な対策を講じない限り、また 3 年、4 年の後に雪が降らなくて大変赤字が出たけどどうしてくれるとい
う、これは余りにも受けている代表にも極めて申し訳ないというふうに思っております。
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そんなことで是非、今ちょうどいい研究機関が立ち上がって研究をしてございますけれど、お蔭様で
決して一つの考えに寄った人たちだけが集まった会議ではなくて、本当にフラットな第三者的な人の集
まりの会議ですけれど、余りにもスキー場に一切補助をしないというような、そういう考え方に固執し
た対応も、町長、必要がなくなってきているんじゃないかいと、こういう意見も十分聞いております。
しかも、今度は逆に牟礼地区でももういい加減スキー場というのは大変だよなというような意見もある
ので、そういう意味で私はしっかりその研究をして、判断をしていきたいというのは、その今の経営体
質、経営の会社自体の強化も必要だろうし、新しく受けてくれるような会社も必要だし、今時点で言え
ますことは、すぐ来年からやめますと、これは余りにも駄目だというふうに思っています。やっぱり地
域の皆さんや関係の皆さんに話をして、説明をして、それではやむを得ないなというようなご理解をい
ただく中で、3 年、5 年後に一つの中止なら中止ということはあるかもしれませんけれども、今時点で 3
年後にやめますとか云々とかという判断はまだ持っておりません。
(議長 寺島渉)
原田議員。
(11 番 原田重美)
町長が昨日表明された根本的な考え方の見直し、ということを今、補足的に説明されました。私も正
にそのとおりだと思います。それで私の質問としては実は後の方で、要するにいつか来た道を行かない
ための方策が大事なんだよということを質問するつもりだったんですが、まず頭に、そのことを意識が
共有できるものであればしていきたい。というのは、振り返ってみますと第三セクターの飯綱リゾート
会社が破綻した大きな教訓、これは経営に赤信号が灯って赤字、赤字でほとんど黒字ならない状態が続
いていたにも関わらず、この後、負債を抱え始めた平成 10 年前後、大きな投資に走って経営改善の決
断を先延ばしにしてきた。このことが一番問題だと私そう思っています。それから検証委員会の報告も
そういう報告があると。このことは、絶対同じ道を踏んじゃいけないんだということを町長はしっかり
考えていくんだと、このことを申された。正にそのとおりだと私も思います。このことを先に私、町長
の答弁に合わせて申し上げておきます。
それで、2 番目の質問に入りますが、そんなら一体何をするんだ。当面何をしていかなければいけな
いんだ。この辺のところをお聞きしたい。丸 2、丸 3、括弧の 2、3 をほぼ合わせて質問させていただき
ますが、町はスキー場事業者として事故を未然に防いでいく。このことは第一の責任だと私は考えます。
施設の管理、修理、安全対策、これらを十分果たしていると考えておられるかどうか。果たしていない
とすればどんな部分があるのか。この点とそれからもう一つ、指定管理者である飯綱東高原観光開発合
同会社の指定期間が、今冬、今シーズンで終わるわけでありますが、昨シーズンの営業不振を背景に会
社からリフト等施設の経年劣化に対する維持管理費用のあり方、そして安全対策上の責任分担の見直し、
これらに対する要望書が町と議会に出ております。夏場対策など会社が資金力アップのための自助努力
は当然求めたいわけですが、修理費用が経営を圧迫しているという現状をどう認識し、この要望にどう
対応していくか、これらについてまずお考えをお聞かせいただきたい。
(議長 寺島渉)
峯村町長。
(町長 峯村勝盛)
まず町として、事業者としての索道等に対する責任ということでございますけれども、正直言って、
今、索道等の安全のための費用は全部事業者といいますか、指定管理を受けた会社の方でやっておりま
す。従いまして、町は責任をどう果たすという点では、ちゃんと協定に基づく維持、管理、修理を指定
業者がやっているかどうか。これを管理、監督をするのが一つの私どもの責任だというふうに思ってお
ります。従いまして、その点については、町は十分実施をしてきていると。現実的にも索道等に対する
今の時点では、いわゆる手抜き的なことはないというふうに承知をしております。
次に指定管理のあり方について、いわゆる地域の皆さんから要望書が上がってきている索道等の修理
の支援を町がしていって欲しいと。それは経営を大きな意味で圧迫をしているという、こういうことで
ございますけれども、私、ここで先ほど申しました、ここで索道を支援をしてあげれば心配なくどんど
んいくんですという、こういうことにはならない、もう状況が見えてきているので、抜本的な意味で考
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えなきゃならないなと、こういうふうに思っております。従って、今回これを見直してリフトの修理は
全部町がやりますと、こういうことで指定管理者の公募を掛ければ、どうです使用料はいらない、修理
は全部見てくれる、営業だけやれと、こういうふうになれば、恐らく隣の長野市のスキー場の指定管理
の申込みを見ますと、3 社、4 社ぐらいな申し込みが出てくるんではないかな。雪さえ降れば、これで
もうからない手はないというふうに思っておりますけれども、そうした場合に少し心配なのは、今の合
同会社が今時点では、債務超過を起こしている会社になっております。一般的に債務超過をしている会
社に指定管理を任せていくというのは、極めて顔も形も知っている合同会社ですから、何とかという気
持ちはございますけれど、東京や大阪から債務超過をしている会社が手を挙げて来ても、恐らく門前払
いとこういうようなことがあるというふうに思うんですが、そういう問題もありまして、今回の町がそ
っくり見ましょうというような、リフトの修理等を町が負担しましょうというような、このやり方とい
いますか、そういうこともいろんな意味で問題が出てくるなと、そういうふうに思っております。
もう 1 点は、先ほど 3 年、5 年ぐらいの中で腹を決めていくか、すぐやめるわけにはいかないよとい
うふうに私申し上げたんですが、いずれにしても最低限度の費用の負担をしなければならないと言えば、
やはり東高原から上がってきているゴルフの利用税、入湯税、そして天狗の館等の使用料のこれが大体
合計 2,000 万ぐらいになります、年間。入湯税 1,000 万、ゴルフで 350 万、温泉で 600 何十万ぐらい。
もうこれ一般の皆さんの税金ではなくて、観光から、観光という事業で上がってきたそういう特別な利
用税等々でございます、または使用料でございます。そういうものをマックスとして、東高原の観光事
業はそのお金の範囲内でしかもう支援できていかないよと、そのぐらいなことを考えて話していかない
と、私これだけ人口が減ってきたり、いろんな意味でお金が掛かっていく、そういう時代を前にして住
民の皆さんのいい意味でのやっていこうやという同意を得ていくのは、非常に難しいんではないかなと、
こんなふうに思っています。
(議長 寺島渉)
原田議員。
(11 番 原田重美)
町として、リフト、施設等、全面的に面倒さえ見れば、それでやっていけるんだと。こういう考え方
ではないんだという説明であったかと思うんですが、要望書を今回見るに、どう答えてくかという質問
なんですが、管理主体に対する財政支援を求めているわけではないんだよと。これは公共財産の維持、
管理費用なんだから、しっかり町は責任を果たして欲しい。
協定にあるこの責任分担表。これ町の責任、指定管理者責任、これらが定めてあるんですが、合同会
社としては、せめて二重丸を付けてきているわけですが、法令の改正に必要になった施設、付帯、本体
ですねこれは。施設の維持、補修、それから経年劣化による備品、その他の維持管理費用、不可抗力に
伴う修復、それからもう一つはこれら不可抗力に伴う事業の中断、これらについては町の協定を見直し
て欲しいと言っているんですね、これ。これらについては、どのようにお考えですか。つまり、町長が
言うように全面的に面倒を見れば、会社は楽々いける。そりゃ、楽々だよね。だけれども、そこまでは
会社望んでない。この要望書を見ると。その点についてはどのように考えて対応されるか。
(議長 寺島渉)
峯村町長。
(町長 峯村勝盛)
従って、必要最小限度というような意味かなというふうに思うんですけれども、スキー場のいわゆる
リフトの修理というものは、これから例えば 4 年間、5 年間の間にどういう修理が必要ですかというも
のを調査をすれば、約 1 億 6,000 万くらいな費用が必要になってくるわけです。
町がリフトを見ましょうと言ったら、町はやっぱり 1 億 6,000 万くらいのお金をちゃんと払う覚悟し
て支援をしていってあげないと、その内の半分見ればいいのか、4 分の 1 ですかというのは、これは例
えば県に聞いてもそれはちょっと事業者としての責任を少し果たしていませんよと、こういうふうなこ
とですので。私は本当に厳しいんですけれど、本来、減価償却を投資して、減価償却をして、そしてそ
の分を内部留保として抱いて、次の更新に回していくというこの形が、方程式が成り立たない事業とい
うものについては、従来よりも今の時代が厳しくなってきちゃったよということを、今一生懸命申し上
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げているわけで、何とか議員さんのおっしゃる年間 500 万くらい見てあげれば何とかなるんじゃないか
というのは、事業受けたところの経営の中身のことではそうなるかもしれませんけれど、町全体として
は 500 万じゃない、過去これからの 5 年なら 5 年なんかに 1 億 6,000 万ぐらいの金は、別枠である程度
の投資をしていかなきゃならないよという、こういうことが前提であるのでそれが一番問題だなと思っ
ています。
(議長 寺島渉)
原田議員。
(11 番 原田重美)
会社に対しては、この要望書を出しているんだけれども、この棲み分けですね。会社は何をすべきだ
というのをもうちょっと明確に言ってくれますか。会社は何をしなきゃいけないのか。要望書は出して
いるんだけど。
(議長 寺島渉)
峯村町長
(町長 峯村勝盛)
正直言って申し上げますと、今現在の協定の中では、会社はやっぱりそれを全部自前で対応して欲し
いというのが、今時点の町のスタンスでございます。
(議長 寺島渉)
原田議員。
(11 番 原田重美)
はい、わかりました。私はこの要望書を見ても、今回質問するに当たっても、私の考えとしては、や
っぱり町の施設の維持、補修、これらに対しては、やっぱり町の責任というのは明確にしてかなければ
いけないと。これはもうしっかりと要望しておきたい。そして、指定管理者が今後そういうことがなけ
れば、やっぱり合同会社も次の指定を受けたいと多分思っていると思うんです。思わなければ 3,000 万
円から借金をして、返していく見通しも立たなくなる。完璧に破綻しますね。こういうことに住民有志
が立ち上げた会社を、せっかくここで、雪不足という問題でここで苦しい状況に陥っちゃったけれども、
このまま見捨てるのか。合同会社というのは有限責任ですから、ある意味では楽なのかもしれないけれ
ども、そういうことを町がしてはいけない。これは私は相澤町長にも言ったことあるんですよ。だから、
そういう責任分担をきちっと認識して、この要望書に対する行動を会社側との協議をしていって欲しい
と、こういうふうに思いますね。まだ指定管理者の関係は、年明けになるんでしょうか。そういうこと
でのきちんとした対応はするという気持ちがあるかないかそれだけ。
(議長 寺島渉)
峯村町長。
(町長 峯村勝盛)
それはもういろんな意味で人一倍そういう気持ちは持って、もう事前に何回か接触をしていろんな話
もしてございます。精一杯考えてやりたいと、こういうふうに思っています。
(議長 寺島渉)
原田議員。
(11 番 原田重美)
私はいわゆる財政支援の論議、また後で他の皆さん、議員からもありますが、財政支援を際限なくや
れと、そういう考え方で質問はしていませんので、その点誤解のないように。先ほど冒頭に申し上げた
とおり、いつか来た道は駄目なんだよ、そうしないための決断も必要なんだよと、こういう立場で質問
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しているわけですが、もう 1 点協定の見直しというのを、来期の募集に当たって、これ要望書等も踏ま
えてどのようにやってくか。新たな応募者もないとは言えない。それをのけ者にするわけにはいかない
でしょうけれども、合同会社も一生懸命まだやりたいんだと、環境さえ整えばやりたいんだと言ってい
ますが、そういう点での天狗の館とのちょっと格差が見える部分もあります。協定期間とか、その他修
理費用の問題、費用の問題。これらについてもやっぱりある程度同じものにしていかなきゃいけないん
じゃないかという気持ちがあるんですが、その点はどうでしょうか。
(議長 寺島渉)
峯村町長。
(町長 峯村勝盛)
私は期間はともかく、施設の性質上、3 年がいいのか、1 年がいいのか、5 年がいいのかというのは、
いろいろあると思うんですが、施設に対する町の負担のあり方、責任のあり方というのはやっぱり統一
されたものというのが、これ誰考えても常識だろうなというふうには思うんですけども、ただし、今回
協定、新しく条件、新しくその募集をしていくに当たって大幅に中身を見直して募集に入るということ
は、今の時点では考えておりません。
(議長 寺島渉)
原田議員。
(11 番 原田重美)
これについては要望書も出ていることであります。十分な会社との協議をして、今後、今の会社がや
るかやらないかに関わらず、次の受け手が応募してきたとしても、やはり責任問題というのは、やっぱ
り棲み分けをきちっとしていくということが、誤解のない運営ですっきりしていく問題だと私は考えて
いますので、その点はしっかり認識しておられると思うんですが、もう一点だけ、その点認識しておら
れるかどうか。
(議長 寺島渉)
峯村町長。
(町長 峯村勝盛)
非常に厳しい答弁をしているようにお聞きになるかもしれませんけれども、一番最初に申し上げまし
たとおり、人一倍スキー場の存続を願っておる一人だということで、いわゆる今、今時点で申し上げら
れるのは申し上げたとおりの中身ですけれども、したたかにいいづなリゾートスキー場の生き残りを町
が負担しないでいける手はないかということで、一生懸命模索もしておりますので、そんな意味で是非
ご理解をいただきたいと、こんなふうに思っています。
(議長 寺島渉)
原田議員。
(11 番 原田重美)
冒頭の部分と行きつ戻りつしますが、いわゆる存続のための模索をしてくという気持ちは十分お持ち
だと。ただし、決断の時期も間違いないようにしなければいけない。この点については、正にそのとお
りだという町長の認識だというふうに受け止めまして、取りあえず次の質問の方へ移ります。実は細か
な部分ではもうちょっとお聞きしたいことがあって、もし時間があればまたお聞きしたいかと思います
が、質問項目が若干多めに設定しちゃったものですから、次の質問の方へ移ります。
2 番目にふるさと創生事業を拡大し、生産者の意欲づくりと産地振興を、こう掲げました。私ここで
ふるさとと申しましたけれども、いわゆる地方創生戦略事業と、これについての絡みで、町長ないし小
澤副町長にお答えいただければと、こういうことでございます。
飯綱町は優れた自然環境に恵まれて、果樹、米、野菜など農業が基幹産業であります。第 2 次町総合
計画も創生事業を取り込んで行動目標を定めて、施策を展開しようとしております。総務省から迎えて
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平成 28 年 12 月飯綱町議会定例会 会議録(2 日目) 12 月 7 日(水)
いる小澤副町長中心に職員も意欲的に取り組んでいると、こういうふうに評価しているものであります。
そこで、ちょっと気になっている点をまず一点。計画案の農業創出部門において、日本一のりんごの
町とか、世界に誇る生産販売体制とか。そこに日本一というのは、りんごの町を目指す。それからもう
一つは女性、日本一女性が住みたくなる町。これは私も反対するものではありませんし、恐らく考え方
としては、施策を特化して飯綱町を盛り上げていこうと、こういう考え方だと理解しているわけですが、
私としましては、それなら、それからどうするんだというこのイメージと生産者が日々望んでいる後継
者対策とか財政支援、技術支援等々、具体的手法がイマイチちょっと見えにくい。また農家の中には、
うーん日本一かという実感があまりできないなという声も聞こえる。私の頭の中でも幾多の歴史を重ね
てきた先人たちの努力に思いを巡らしているわけですが、高齢化と後継者不足、こんな深刻な状況と日
本一を目指す理念目標との間のギャップが大き過ぎるではないかと。つまり、言葉だけが独り歩きして
いくんではないかという心配を若干持つわけであります。もう果樹生産者の中には高齢化とともに、寄
ると触るとあと何年もつかな。おい、もうそろそろ命の方が大事だよ。こういう話になるのがもう専ら
なんです。10 年後には、あるいは 5 年後かもしれない、生産状況が大きく様変わりしていってしまう。
この危険性は非常にあります。これ現実の問題としてありますね。こういう中での日本一という標ぼう、
独り歩きさせないために何をすればいいんだ、そういう点を小澤副町長説明してくれませんか。
(議長 寺島渉)
小澤副町長。
(副町長 小澤勇人)
はい、お答えします。総合計画における日本一のりんごの町というのは目標でございますので、設定
としてはいいのではないかと思います。目標で仮に日本で 15 番目ぐらいのりんごの町とか、そういう
目標設定というのはあまりないと思いますので。目指すからには一番を目指す。目標は目標とて掲げる
のですけれども、具体的に行うことについては、総合戦略でも幾つか掲げておりますけれども、地方創
生の交付金を活用しながら、例えばICT等を活用した新しい農業の研究推進、また、ふるさと納税の
活用促進、インターネットを利用した販売の促進、産地呼称制度等を活用したブランド力の強化、直売
所機能の拡充、農家レストランや農家民泊など様々な事業、6 次産業化の推進。あとは他の都市、市町
村、いろいろな町と既に交流していますけれど、そういったその交流を深める、PR活動を強化する。
また、集落営農の組織化や農業の法人化、援農の充実、農業研修機能の充実。また、新しく進めるもの
としては、新規就農者向けの住宅整備もできればやっていきたいなと。そういう一つ一つ、いろいろな
事業を進めることで、この目標に向けて進んでいきたいと思っています。
(議長 寺島渉)
原田議員。
(11 番 原田重美)
正にそれらを具体化させていくということが日本一につながっていくんだと。こういう考え方でそれ
は間違ってはいないと思います。私は、今農家で農業生産を考える場合に、何と言っても根本的にもう
どうにもならなくなっているのが高齢化と後継者不足、やり手がいないという現実です。これは構造的
な問題です。これをどうするかということを第 2 次基本構想あるいは基本計画の中で、それに伴う実施
計画の中でこの構造的な問題にしっかり取り組んでいってもらう。その覚悟を日本一と絡めて希望した
いし、求めていきたいと思っているわけです。改めていかがでしょうか。
(議長 寺島渉)
小澤副町長。
(副町長 小澤勇人)
はい、ここからはちょっと私見が入りますけれども、町内でも農業、非常に成功されていて、後継者
もしっかりいて拡充されている農家の方もいれば、後継者不足に苦労して高齢化し、なかなか存続が難
しいという農家もいる。いろいろな農家の方がいるというふうに思います。そういう厳しい状況に置か
れている方が多くなったというのは、やはりかつての農業の構造から世界的にいろんな社会の変化もあ
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り、変化してきてしまっているということに、あまりうまく対応できていない方が多いということかな
というふうに感じております。具体的には、かつて経済成長期でしたので、農協を中心にそこに農作物
を送れば一定の収入がくるというのが保障された時代というのが一定期間あったと思うのですけれど、
今人口減少社会、そしてTPPはいろんなこともあって実現するかはわからないですけれども、いろん
な海外の農産物もどんどん流入してくる時代になってきたという中で、競争力を確保するには、6 次産
業化の協議会の報告書にもありますとおり、町が一丸となってそういった変化に対応した対策をすると
いうことが大切なことだと思っています。そういう中で、成果がうまく上がらない農家の方たちを含め
て農家のみなさんが集まって、力を結集するような枠組み、法人化であったり、リーディングカンパニ
ーであったり、そうした活動の拠点となる場所の整備を進めたり、そういったことが必要だろうという
ふうに思っていまして、今後 4、5 年間の中で、交付金事業も活用して進めていきたいと思います。
(議長 寺島渉)
原田議員。
(11 番 原田重美)
それでは次の項目に移らさせていただきます。ふるさと納税の返礼品ということで、非常に人気が高
いということで、補正では新たな基金の積み立てをやっていくとか、今度の補正にも出ていますけれど
も、誠にうれしいことなんですが、残念ながら今の高齢化、担い手不足ということでの栽培面積、生産
量の減少、これは誠に深刻でございます。
実は小澤副町長も十分ご存知のように、もももりんごと同様 100 年に上る歴史がございます。県の事
業を導入した平出を例にとりますと、生産団地というのが三つありまして、そのうちの一つはほぼ有名
無実になっちゃったような感じで、あと丹霞郷というのは、我々は平出全体を今や丹霞郷のももと称し
ているわけですが、そこにある十文字桃団地とか三本松団地というこの協同組合が栽培を支えているわ
けでありますが、近年、この一帯は当初の土地所有者の面積減少が進んでいまして、組織解散の声も実
はちらつき始めているというのが実態です。私も不耕作になりそうな畑を減らすことに役立てばと思い
まして、老骨にむち打ってももの生産を手伝っている一人なんですけれども、この状況は深刻です。後
継者対策はもとより、荒廃農地の再生、新規就農者への技術指導、あるいは小さなことも言いますが、
生産者団体への農機具購入の助成とか、こんなものの要望等に対して、農家と協働の力で本格的な再生
プロジェクト事業を改めて組んでいく必要があるんではないかと、こんなふうに考えております。この
点については、峯村町長も平出に住んでおられるという立場でございます。どんなふうにお考えか見解
をお伺いしたい。
(議長 寺島渉)
峯村町長。
(町長 峯村勝盛)
今、丹霞郷をはじめとする、もも、りんごの話ですけれども、丹霞郷につきましては、もう 10 年以
上前ですか、一度県の事業で集団的に暗きょ排水事業を実施して、もう一度土を作り直そうというよう
な事業も実施したんですが、現状は歯抜けのような状況になってきて大変厳しい状況だというふうに思
っております。
しかしながら、ふるさと納税は私に違った意味での勇気を与えてもらえました。りんごも極めて高い
評価で、飯綱町のりんごはもうブランド化されているんだなというふうにつくづく思っておりますけれ
ども、今品物さえあればふるさと納税は、私は 1 億を楽に超していくだろうというふうに思うくらい集
まっています。そんな中で極めて人気あるのは、ももなんです。従って、丹霞郷のももは、全部ふるさ
と納税に回るくらいなエントリーをしてもらうくらいなことを考えてもらってもいいんではないかな
と思っていますが、そんな元気のある話をして、もう一度やはり進めています生産者の法人化というも
のを、担当課でも真剣に今この冬の仕事として取り組むようもう一回徹底して指導していきたいという
ふうに思っておりますけれど、これが極めて大切です。
荒川議員さんやいろんな議員さんからも、このいわゆる水との関係もそうですけれど、地域に受け皿
となるべき組織を立ち上げないと、もう個人の力ではとても後継者がいなくて駄目だよという時代がも
うそこにじゃなくて、今来ているんですから。何とかそこら辺を法人化というのを大きな意味でしてい
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きたいなと、このように思っています。
(議長 寺島渉)
原田議員。
(11 番 原田重美)
今、法人化の話もございましたが、確かに法人化とか集落営農とかいろいろなやり方があって、これ
らが組織化されることは大事なことだと思って、この三本松協同組合とか十文字の防除組合、これらが
ある意味で発展的に解消して、そういう方向に向かっていってくれればいいなというのは、私も考えて
おります。そんなようなことで、是非この生産者との懇談を、協議の場を持っていただいて、何が一緒
にできるのか。農家がやらないことは何なんだ。町、行政にお願いすることは何なんだ。こんなところ
からスタートして、改めて生産振興に結び付けていきたいなと、こういうふうに考えております。この
ことは今、町長が触れられた法人化の問題等が一つの手法になっていくだろうという思いもありますの
で、そのことには同感でございます。
もう一点併せてお聞きしたいんですが、あそこの十文字桃団地という場所は皆さん行かれてご存知の
場所かと思いますが、ここは飯綱戸隠連山国立公園の山並みが一望にできる景勝の地でございます。観
光と農業を連携させた大きな資源だと思います。地元では、私も参画しているんですけれども、丹霞郷
の花まつりというのは町に先駆けて始めた場所でございます。それから今、関東圏からのもも狩りに見
える方も年間数十人、5、60 人まとまって来たりしています。これらを継続していきたいんですが、こ
この場所をいわゆる観光資源の大きな場所でもあると、こういう認識の下に事業展開を構想していって
みたらいかがかなと思うわけですが、いかがでしょう。町長あるいは小澤副町長もどんな感想を、あの
辺を行かれて感じられておられるか、そんなこともしあったらお答えをいただきたい。
(議長 寺島渉)
小澤副町長。
(副町長 小澤勇人)
今年の春に丹霞郷に行かせていただきまして、初めて見る者からすると本当にきれいにももの花が咲
いていて、場合によっては桜の花よりも色が鮮明できれいだったなというふうに感じました。しかし、
お聞きする話だと、以前はもっとももの木がたくさんあって華やかであったけれど、今は残念ながら…
という話を聞きました。
世界に誇る力強い産業形成事業が今後具体的に進んでいきますので、そういった場の活性化というの
も十分にやっていくべきことの一つというふうにも考えますので、何らかの事業化ができるように関係
者と話し合いを進めていきたいと思います。
(議長 寺島渉)
原田議員。
(11 番 原田重美)
是非、斬新な小澤副町長の感度で先ほども何か出ましたけれども、飯綱町退任前に一定の見直し、事
業展開への道筋を付けてもらえることを期待しております。ということで、この農業関係の質問は以上
で終わりにします。
次、最後の質問になりますが、近隣市町村との広域連携事業の積極的取組をして欲しいという質問で
す。いわゆる病院経営とか上下水道、公共交通対策、これらはもう住民の福祉の維持向上に欠かせない
事業でありますが、なかなか人口減少の中で維持、経費というのは多大でありまして、これらを補う方
法としては、近隣市町村との連携拡大、これも効果的な手法の一つであろうこういうふうに考えている
ところですが、一つ、まず第 1 点として町の総合戦略の中で長野市を核にした中枢連携都市、これに飯
綱町も参画しているわけでありますが、小澤副町長には、この件に関しては 2 回目の質問になろうかと
思うんですが、丁寧に協議をして具体化させてくという姿勢を見せていただいたわけですが、現在、飯
綱町として関わっている問題が具体的に動き出しているもの等を中心に何か、進捗状況どうであるかと
いう点。
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平成 28 年 12 月飯綱町議会定例会 会議録(2 日目) 12 月 7 日(水)
(議長 寺島渉)
小澤副町長。
(副町長 小澤勇人)
現在、連携中枢の枠組みの中で、担当者のレベルで長野市や周辺市町村と企業誘致であるとか、公共
交通であるとか、そういったテーマで話合いをしております。
企業誘致に関しましては、企業を誘致する際に企業が税制上の優遇措置を受けられるようにするため
には、どういう要件が必要かとか、申請書をどういうことを書いた方がいいかとか、長野市さんは企業
誘致に関する実績が豊富ですので、そういったことをいろいろ担当レベルで学んでいるというのが現状
でございまして、今度、来年の 2 月 17 日に町長級の会合が予定されておりまして、そういった場でこ
れまでの検討状況というのが報告されていくということになっております。
ただ、そんなに目に見えたものすごい成果みたいなことにはまだいたっていないのですけれど、周辺
市町村とこうして話合いが始まったということ自体がこれまで余りなかったことかとは思いますので、
地道に信頼関係を構築して話合いを進めていきたいと思います。
(議長 寺島渉)
原田議員。
(11 番 原田重美)
この前私質問したのは、去年の 9 月の一般質問のときだったと思いますが、徐々に進んでいるという
ところで今後の期待を注目しているところですが、私どもとしては、上水道とか病院経営とかこういう
もの、これ広域、連携中枢の中でも医師の確保とか、看護師の確保とか、こういうものを中心に項目の
中に入っているわけでございますが、これに関連させて病院の関係とそれから水道の関係でまずお聞き
したいんですが、このいずれも連携中枢の中に、実は信濃町も入っているわけでありますが、水道事業
の例えば水道の場合だったら病院もそうですけれども、水道の場合は本当に事業展開には借金、給水人
口の減少に伴う料金の値上げ、それからまた一般会計の繰り入れ、こういうものが伴わないと水道事業
はもうやってけないという状況が見えてきているわけです。今後の経営戦略、自立に向かっては、コス
ト削減というのが大きなテーマになるんですが、例えば、こんな話もちょっとあるように聞くんですが、
三水地区の土橋の水源地帯を巡って水源を持つ信濃町とか、あるいは中野市も含まれるんでしょうか。
これらの余剰水を購入してお互いに協調し合って過剰投資を防いでいこうよということ、こんな話もあ
るように聞いているんです。まず水道に関しては、そういうような話合いが進められているのかどうか、
この辺をどんなふうに進められるとすれば、どんな話になっているのかお聞きしたいと。これ課長がよ
ろしいんですがね。
(議長 寺島渉)
森建設水道課長。
(建設水道課長 森佳也)
はい、お答えいたします。実は中野市、信濃町、飯綱町で土橋地区に深井戸水源調整会議というもの
を行っております。議員さんおっしゃったとおり 3 市町、同じ地区で水源を取っているということで、
この調整会議を行いました。その中で両者に余剰水はありますかと聞いたところ、余剰水はあるという
ふうに回答はいただいております。ただ、あるということだけで水量的には把握はしておりませんし、
また三水地区全体、日 1,200 トンという水量を使いますので、そこまではきっとないのではないかなと
いうのが担当課として考えておりますが、その余剰水についていろいろいただけるとか、そういう話に
ついては、まだそこまではお話はしていないという状況であります。以上です。
(議長 寺島渉)
原田議員。
(11 番 原田重美)
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平成 28 年 12 月飯綱町議会定例会 会議録(2 日目) 12 月 7 日(水)
はい、状況はわかりました。次に病院関係でもお聞きしておきたいわけですが、これも以前から浮き
沈みしている話ではござますけれども、いわゆる信濃町さんとの連携ができないか。連携で医療サービ
スをしてくことができないものなのか、というような話。これは両町で協議模索した経過があるかどう
か。今、この関係でどんなことが可能であるかという点もありましたら、病院の事務長からお聞きする
のがいいかと思いますが、いかがでしょう。
(議長 寺島渉)
大川病院事務長。
(事務長 大川和彦)
お答えいたします。病院経営等の連携のことも踏まえてというご質問でございますが、検討した経緯
はございますけれども、具体的な方向性を決定するというような内容のところまでは至っていないとい
う現状でございます。
現在、県におきまして長野県地域医療構想というものが策定されております。今年度末までに策定さ
れまして、第 6 次保健医療計画に追記されるというものでございますが、そこで医療の需要と病床の必
要量を推計して策定するというものでございまして、それを受けて、今後はもう少し踏み込んだ内容の
検討をしていく必要があるものというように考えております。
しかし、経営の連携というものにつきましては、病院機能の機能連携とは若干内容が異なるものと思
っておりますし、昨年ですか、信濃町では信濃町立病院あり方検討委員会というところから答申案が出
されまして、移転新築の方向性を打ち出されている現状がございます。それを今、信濃町の議会では、
現在も議論をされているということでございますので、各自治体といたしましては、病院を連携して、
例えば合併するとかというような話になりますと、非常にデリケートな問題になるということは考えら
れます。そういうことも踏まえますと様々なご意見や問題が今後出てくるものと思われますので、その
辺の様子を見ながら今後は慎重な対応が必要なものであるというふうに思っております。以上です。
(議長 寺島渉)
原田議員。
(11 番 原田重美)
いずれの問題も相手のあることでありまして、簡単なもんではない。病院を統合するといって統合し
て信濃町無くすなんてそんなこと言えるわけがない。そういう微妙な問題があるだろうということは理
解できます。でありますが、広域連携というのは、事業によってはこれからの時代の要請であろう。今
後も研究、検討していく価値があるものとして、水道の経営戦略、あるいは連携中枢の中での医療関係
の取り組み、これらに積極的に取り組んでいい方法を見つけていっていただきたい。こういうふうに願
うわけでございます。町長、その点最後にお答えをいただきたいです。
(議長 寺島渉)
峯村町長。
(町長 峯村勝盛)
全く議員のご指摘のとおり極めて重要だというふうに思っております。病院にしてもしかり、2 万人
ぐらいの人口圏で、二つの大きな公立病院を運営していくというのは、いささか不自然とまでは言いま
せんけれども効率が悪いねというようなことは、横川町長との意見が合ってるところでございます。一
年間に約 3、4 回は必ず理事者会を、今までなかったんですが開いて、今の病院、水道、福祉、公共交
通、観光等について話合いをやっておりますので、何らかの私その気になって話をしていけば、ひとつ
の両者が納得できる方法というのもあるだろうというふうに思っています。精力的にやってくつもりで
おります。
(議長 寺島渉)
原田議員。
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平成 28 年 12 月飯綱町議会定例会 会議録(2 日目) 12 月 7 日(水)
(11 番 原田重美)
時間にもなりましたので、以上で質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
(議長 寺島渉)
原田重美議員、ご苦労様でした。
暫時休憩に入ります。再開は 11 時 20 分。
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