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特色◆DIC638
ツー
パート Ⅱ
「くらべる力」
ち か ら
たい
ひ
かん けい
せい
り
ちから
「対比関係」を整理する力
たい
ひ かんけい
対比関係
おお
大きい
ちい
小さい
おお
おお
大きい
大きくない
たい
それに対して/
じ ぶん
自分
た にん
他人
いっぽう
一方/しかし/でも/
か
勝つ
ま
負ける
が/ではなく
あつ
熱い
ぬるい
バス
タクシー
おお
たい ひ
こと ば
ちい
おお
☆「大きい」と対比される言葉は、「小さい」または「大きくない」です。
おお
ちい
おお
大きい ←→ 小さい
はんたい
おお
大きい ←→ 大きくない
ご
ひ て い ひょう げ ん
「反対語」
「否定表現」
ひ てい
ば あい
ひ ていひょうげん
よ
このように「ない」などをつけて否定する場合を、「否定表現」と呼びます。
あつ
たい ひ
こと ば
い
つめ
う
☆「熱い」と対比される言葉と言えば、まず「冷たい」が浮かびます。ただし、
い
み
せいはんたい
こと ば
たい ひ かんけい
かんが
「ぬるい」など、意味が正反対ではない言葉も対比関係と考えてかまいません。
ひる
あか
よる
くら
ぶん
たい ひ
かんてん
あか
めいあん
「明るさ(明暗)」
☆「昼は明るいが、夜は暗い」という文の「対比の観点」は、
ひる
たの
よる
くら
たの
あか
です。もし、
「昼は楽しいが、夜は暗い」などとしてしまうと、
「楽しさ」と「明
かん てん
い
み
わ
たい ひ
るさ」
、2つの観点があることになり、意味が分からなくなります。対比では、
かんてん
かんてん
とういつ
ひつよう
こうならないよう1つの観点にすること、つまり「観点の統一」が必要です。
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