年度 ミクロ経済学初級 練習問題 解答 石橋 孝次 ½º 市場均衡と効率性 個人 それぞれの予算制約式は ½½ ¾¾ ½ ½ ¾ ¾ 個人 ½ ¾ それぞれの効用最大化のための条件は、 ½ ¾ ¾ ½ ½ ½ ¾ ½ ¾ ¾ ¾ ¾ ½ ½ ¾ ¾ ½ ¾ ½ ¾ より、¾ ½ ¾ ½ となり、これを に代入すると、½ が求まる。よって、 ¾ ½ ¾ となる。同様に、 より ¾ ½ ¾ ½ となり、これを に代入すると、 ½ ¾ ½ が求まる。よって、¾ となる。したがって、各個人の各財に対する超過 需要は ½ ½ ½ ½ ¾ ¾ ¾ ½ ¾ ¾ ½ ¾ 各財の総超過需要関数は、 ½ ¾ ½ ¾½ ¾ ¾ ¾ ¾ ¾ ½ ¾ および において、½ ¾ をそれぞれ 倍しても の値は変化しない。よっ て、 次同次性が成立している。また、½ ½ ½ ¾ ¾ ¾ ½ ¾ となるから、ワルラス ½½ ¾ ½ ½ ½ 法則が成立している。 および より、 ½ ¾ なら、 ½¾ だから、均衡では個人 する。 £ ¾ ¿ となる。このとき、¾ ½ が第 財を 単位個人 に売り、第 財を 単位個人 から購入 省略。 ½¾ ¾ ½ ½¾ より、契約曲線は ½ ¾ で与えられる。 省略。 競争均衡 は ½ ¾ ½ ¾ で、交換の利益を得るのは のみ。 と ¼ が等しくなることがパレート効率性の条件だから、 が成り 立つ。生産物市場の需給均衡条件 より となる。これと よ り、£ £ となる。 ¾½ ¼ ¾Ô¿ より、£ となる。よって £ 利潤は £ となる。 と表現でき、利潤最大化の条件は ¾½ である。 ¾¾ が得られ る。これを生産関数に代入して、生産物供給関数 が求まる。さらに労働 需要関数と生産物供給関数を利潤に代入すると、利潤関数 ¾ が得られる。 予算制約式は で、効用最大化の条件は 利潤最大化の条件を について解くと、労働需要関数 である。 効用最大化の条件から となり、これと利潤関数とを予算制約式に代入して に ついて解くと余暇需要関数 ¾ ¾ が得られる。これを に代入して、消費財需要関数 が求まる。さらに余暇需要関数を に代入すると、労働供給関数 ¾ ¾ が得られる。 から 、均衡価格は £ となる ( 生産物市場の需給均衡条件 を用いても同じ結果が得られることを確認せ 労働市場の需給均衡の条件 よ) 。このときの消費財の量は で、余暇の量は である。
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