2 •4=4 = S(p) ⇒ 15

 年度 ミクロ経済学初級 練習問題 解答
石橋 孝次
½º 需要と供給
が成り立つから、これを について解くと
£ ないしは に代入すると、
£ より
となる。これを
が求まる。
国際価格が だから、米の購入量は 国内販売量は 輸入量は 国内自給率は となる。
消費者余剰は
であり、生産者余剰は
である。したがって自由貿易の際の総余剰は、 である。
国内自給率を
とするには、
が成立する場合である。これは だけの関税を課すことに等しい。このときの米の購入量は 国内販売量は 輸入量は となる。
このときの消費者余剰は
であり、生産者余剰は
である。したがって、関税を課した場合の総余剰は、 である。また、関税収入は
である。
と の総余剰を比較して、関税による総余剰の損失分は 課税前の均衡価格は 、 によって となり、均衡取引量は
る。課税が行われる際、消費者価格を として生産者価格を とすると、 である。
が成立する。需要と供給が一致する状況を生産者価格
であ
の消費税では
を用いて表現すると、
となり、他方消費者価格 を用いて表現すると、
となる。これらによって、
となる。均衡取引量は
である。
をとると、供給曲線が左にシフトする。
縦軸に をとると、需要曲線が左にシフトする。
課税後の消費者余剰 と生産者余剰 はそれぞれ
縦軸に
となる。
税収は
が最小になるときである。その条件は ¼ であり、 の課税 が求まる。実際に ¼¼ となるから が となり、これが最大になるのは ¾
の最小値であることを確認せよ。