年度 ミクロ経済学初級 練習問題 解答 石橋 孝次 ½º 需要と供給 が成り立つから、これを について解くと £ ないしは に代入すると、 £ より となる。これを が求まる。 国際価格が だから、米の購入量は 国内販売量は 輸入量は 国内自給率は となる。 消費者余剰は であり、生産者余剰は である。したがって自由貿易の際の総余剰は、 である。 国内自給率を とするには、 が成立する場合である。これは だけの関税を課すことに等しい。このときの米の購入量は 国内販売量は 輸入量は となる。 このときの消費者余剰は であり、生産者余剰は である。したがって、関税を課した場合の総余剰は、 である。また、関税収入は である。 と の総余剰を比較して、関税による総余剰の損失分は 課税前の均衡価格は 、 によって となり、均衡取引量は る。課税が行われる際、消費者価格を として生産者価格を とすると、 である。 が成立する。需要と供給が一致する状況を生産者価格 であ の消費税では を用いて表現すると、 となり、他方消費者価格 を用いて表現すると、 となる。これらによって、 となる。均衡取引量は である。 をとると、供給曲線が左にシフトする。 縦軸に をとると、需要曲線が左にシフトする。 課税後の消費者余剰 と生産者余剰 はそれぞれ 縦軸に となる。 税収は が最小になるときである。その条件は ¼ であり、 の課税 が求まる。実際に ¼¼ となるから が となり、これが最大になるのは ¾ の最小値であることを確認せよ。
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