授業改善推進プラン

平成 29 年 1 月 19 日
平成28年度
授業改善推進プラン
東久留米市立大門中学校
目
次
●本校の授業改善に向けた視点
1.授業改善の視点
2.校内における研究や研修の工夫
P1
P1
3.家庭や地域社会との連携の工夫
P1
●各教科指導方法の課題分析と具体的な授業改善策及び補充指導等の計画
P2~13
●平成 28 年度「全国学力・学習状況調査」、「児童・生徒の学力向上を図るための調査」
及び「確かな学力の伸長を図る調査」の結果分析
P14~22
学校名
東久留米市立大門中学校
本校の授業改善
●本校の授業改善に向けた視点
1
授業改善の視点
☆
☆
学力の向上を図る
分かりやすく、意欲的に取り組むことができる授業の創造
☆
☆
☆
☆
体験的な学習や問題解決的な学習の工夫と充実
繰り返し学習の定着
個に応じた指導の充実
意欲的に取り組むことのできる評価・評定の工夫と改善
☆
☆
☆
学習における基本的な生活習慣の確立
指導者と生徒とのより良い人間関係の確立
家庭学習の充実と家庭との連携
2
校内における研究や研修の工夫
本年度の研修テーマを「未来を拓く生徒を育成するためのキャリア教育」として研修し教員の指導力向上
を図る。
《本年度の研修の課題》
・3年間の系統的なキャリア教育の推進
《本年度の研修のポイント》
1 人間関係形成・社会形成能力の育成(話し合い活動の工夫など)
2 自己理解・自己管理能力の育成(主体的な活動を中心に)
3 課題対応能力の育成(各教科の学習活動を中心に)
4 キャリアプランニング能力の育成(ドリームマップづくりなど)
3
家庭や地域社会との連携の工夫
・学校公開日の授業参観と授業についてのアンケートでの意見や要望による授業改善へ向けた検討
・学校関係者評価の実施での意見や要望による授業改善へ向けた検討
・学校評議員との懇談での意見や要望による授業改善へ向けた検討
・保護者会での意見や要望による授業改善へ向けた検討と改善への説明と協力依頼
・学級懇談での意見や要望による授業改善へ向けた検討と改善への説明と協力依頼
・学校便り・学年便りなどの学校からの情報発信による改善への説明と協力依頼
1
●各教科指導方法の課題分析と具体的な授業改善策及び補充指導等の計画
●各教科指導方法の課題分析と具体的な授業改善策及び補充指導等の計画
国語P3
数学P5
社会P4
理科P6
音楽P8
英語P7
美術P9
技術・家庭P12・13
保健体育P10・11
●平成 28 年度「全国学力・学習状況調査」、「児童・生徒の学力向上を図るための調査」(市)
及び「確かな学力の伸長を図る調査」(都)の結果分析
1年国語
P14
2年国語
P16
1年数学
P15
2年社会
P17
2年理科
P19
2年数学
P18
2
2年英語
P20
3年数学
P22
3年国語
P21
●28年度<☆国語科>指導方法の課題分析と具体的な授業改善策及び補充指導的な計画
指導方法の課題分析
1
年
評価(検証)方法
2
年
補充・発展
指導計画
○授業ノート・ワークシート・定期考査
ワーク・漢字テスト・漢字コンテスト
○
授業ノート・定期考査
漢字テスト・漢字コンテスト
ワークシート・原稿用紙
●「児童・生徒の学力向上を図るための調査」 ①感想や意見などの単作文作りを繰り返し、それを 【補充・発展学習】
で、「教科の内容」では、都平均より1.1
まとめて発表する機会を増やす。
①時間内に単作文を作らせ、評価して返
ポイント高かった。「読み解く力に関する内 ②多様な文章に触れる機会を増やし、文章の理解か
す。口頭発表やスピーチをするととも
容」では、0.9ポイント低かった。概ね都
ら立ち止まって考える習慣を付ける。また、多様
に、聞くポイントの提示をして他人の発
平均と同じであった。
な文章に触れる機会を作る。
表を参考にさせる。
①「書く」の正答率が、東京都の正答率と比べ
②説明的な文章では、接続語から事実と意
て、7ポイント低かった。
見を押さえ、論理の展開を考えさせる。
②「読み取る力」が、東京都の正答率と比べて
●『漢字検定』を実施し、漢字力の向上を
3ポイント低かった。
図る。
評価(検証)方法
3
具体的な授業改善策
●東久留米市の学力調査においてほぼ全国並 ●以下の要領で具体的に指導を行う。
【補充・発展学習】
みであった。しかし、
「国語への関心・意欲・ ①文学的な文章では、心情を表す表現を押さえ、そ ①教科書以外にも副教材として、平易な文
態度」が全国と比べて著しく低かった。
の表現に着目しながら理解させていく。同時に多
章から高度な文章まで読みこなす場面
①国語への関心意欲が低い生徒が見られた。
様な文章に触れる機会を増やし、文学を読み味わ
を増やす。
②「読む能力」は平均が高いが、上位が少なかっ
う面白さを指導していく。
②語彙力向上のために辞書を引く学習を
た。文学的文章の心情の読み取り・情景の読 ②言語事項を中心に扱う授業を行う。辞書を常時持
行い、漢語・和語・外来語の関係や対義
み取りなどに課題がある。
って来させて、毎時間辞書を使い、意味を自主的
語・類義語等を調べる習慣を身に付けさ
③「言語の知識・理解・技能」は語句の構成を理
に調べさせるなど意味調べ、漢字練習、文章を写
せる。
解することに苦手な生徒がいる。
させる視写など反復練習により、力を付けさせる。 ③漢字の学習は、漢字テストや学期始めと
●「書くこと」が苦手な生徒がいる点、提出物が
また、文法事項のドリルを利用する。
終わりに漢字コンテストを行い、漢字の
課題の生徒が多い点、家庭学習の習慣のない
定着を図る。「休み明けテスト」には合格
生徒が多い点が課題である。
点を設け、放課後学習の時間を設ける。
●『漢字検定』を実施し、漢字力の向上を
図る。
○ノート・ワークシート・ワーク
発表・スピーチ・単作文
○ワークシート・ワーク
聞き取り表
●全国学力調査で、国語5観点全てが全国より ①ワークシートを用い、主題を読み取ることや登場 【補充・発展学習】
高い結果となった。
人物の心情理解、説明文での読み取りを行う。1 ①「書く能力」では相互評価する授業も行
①全国の正答率の約3ポイントを上回ってい
学期は字数を制限せずに内容を押さえることを目
い、より論理的で質の高い表現を追求さ
るものの、「書く能力」が最も低い結果とな
的としたが、質の向上を目指し、条件を設定して
せ、それを評価する。
った。
いく。
②授業の初めに5分程度の復習を行い、ス
②大門中学校で2番目に低い結果となった「国 ②話し合い活動を多く設定し、生徒意見で進む授業
ムーズに課題に取り組めるようにする。
語への関心・意欲・態度」も向上させ、他の
を実践する。また、提出物・発言・書く・読む・言
また、「なぜ?」という疑問を追及し、
観点も引きあげるきっかけとしたい。
語など各分野での努力を称える。
考える授業となるよう発問を工夫する。
年
○ワークシート・授業ノート・定期考査
評価(検証)方法
発言・ワーク
3
○ワークシート・授業ノート・発言
●28年度<☆社会科>指導方法の課題分析と具体的な授業改善策及び補充指導的な計画
指導方法の課題分析
具体的な授業改善策
補充・発展
指導計画
●小学校で学習してきたことを検証するとと ●学習意欲を高めるために、発問、作業を多 ●資料集を活用し、資料の読み取りや作成に
もに、生徒が基礎学力をどのくらい定着で
く取り入れていく。
関する学習の機会を多く作る。
きているかを調べ、それを土台にして授業 ●地理・歴史ともに章ごとのまとめに時間を ●数時間ごとに課題を課し、基礎的な知識の
内容を組み立てる。
●言語活動の充実を図ること、正しい根拠・
1
取り、次の学習につなげるための基礎事項
の確認を行う。
定着を図る。
●ニュースを紹介し現代の問題への関心を
知識に基づいて「社会的思考・判断・表現」●正しい根拠・知識に基づいて「社会的思考・ 高める。
の力を伸ばす活動を授業に取り入れること
判断・表現」を行うために、重要語句の定 ●小単元ごとに確認と復習を行い、添削を行
が課題である。
着と統計・資料・図版などに多く触れさせ
う。
る。
年
評価(検証)方法
○課題のワークシート
○長期休業日中の課題
○授業中の活動、プリント
○授業中の活動、プリント
○定期考査
○課題のワークシート
●1年で習得した基礎知識や資料を読み取 ●地理的分野を先行し、2学年で履修する範 ●(補充)小テストを繰り返し、基礎的な知
るスキルなどの基礎的事項を、生徒の実態
囲を確実に学習する。また、地理的分野の
に合わせて、定着、深化していく手段を探
基礎知識(特に日本分野の基礎知識)を歴 ●(発展)地図や資料集を活用し、その読み
る。
史学習に生かしていく。
●学習意欲が高い生徒が多いので、討論や発 ●授業ごとに復習を課し、知識の定着を図
2
言が活かせる工夫を行う。
り、学習意欲を高める。
●言語活動の充実を図るべく「社会的思考・ ●教科書単元のまとめなど言語表現の活動
判断・表現」の力を伸ばす活動を授業に取
を取り入れていく。
識を確実に身に付けられるようにする。
取り、読み取った内容を表現する力を養う
学習の機会を多くつくる。
●(発展)各単元の中で、既得した力を基に
その社会背景を考える発展的な学習を入れ
ていく。
り入れることが課題である。
年
評価(検証)方法
○課題のワークシート
○長期休業日中の課題
○授業中の活動、プリント
○授業中の活動、プリント
○長期休業中の課題
○課題のワークシート
○定期考査
●中学校社会科の総まとめとして、地理・歴 ●機会を設けて地理的分野・歴史的分野の復 ●(補充)復習の課題を提出させ、基礎的な
史で学習した成果を公民的分野の学習に
習を課し、3年間に積み上げてきた知識の
生かし、卒業後に一人一人が公民として生
定着を図る。
知識を確実に身に付けられるようにする。
●(補充・発展)社会の出来事や時事的な話
きていく基礎知識と意志を身に付ける。 ●社会の事象についての自分の考えを書き、 題を取り入れ、学習意欲と関心を高める。
3
●言語活動の充実を図るべく「社会的思考・
生徒相互で意見交換する機会を設定する。●(発展)「人権作文」「税についての作文」
判断・表現」の力を伸ばす活動を授業に取 ●公民的分野の学習の最後に総復習として、 を書かせることにより、公民としての資質
り入れることが課題である。
学習成果を論文にまとめる。
と自覚を高める。
年
評価(検証)方法
○課題のワークシート
○長期休業日中の課題
○授業中の活動、プリント
○授業中の活動、プリント
○定期考査
○課題のワークシート
4
●28 年度<☆数学科>指導方法の課題分析と具体的な授業改善策及び補充指導等の計画
1
年
指導方法の課題分析
具体的な授業改善策
補充・発展
指導計画
4観点のうち、
「数学への関心・意欲・態度」を除
く 3 観点で全国平均を上回っている。「数学への関
心・意欲・態度」は、全国平均 68.3 に対してわが校
は、65.7 と全国比 96 となっている。それに対して、
「数学的な見方や考え方」は、全国比 121 となって
いる。数学についての力はあるが、授業に対する関
心・意欲・態度」については、教材を工夫し、生徒
が授業に興味をもてる授業を創造することの重要
性を感じる。さらに、問題を数多く取り組ませるこ
とで、基礎・基本を定着させる必要があると考える。
興味・関心をひく、分かりやすい授業への導入を
用意することで、関心・意欲をもって授業へ参加で
きるようにする。
定期考査前や長期休
業 日 中に 学 習教 室 を開
催する。
数学的活動の楽しさを味わうことのできる指導の
場面をより多く設定し、
「知識・理解」
「表現・処理」
長期休業日中に復習・
の能力を更に高めていく。
発 展 的問 題 に取 り 組ま
せ、思考力・表現力を高
基礎的な問題を数多く準備して、繰り返し演習す める。
ることにより、
「技能」の定着を図り高めていきたい。
東久留米市内の学力調査結果より、領域・観点別
自分の考えや方法を発表し、筋道を立てて板書、
休み明けテストを実
ともに市内、全国の平均を上回っていることより、 説明することができるようにさせたい。そのために、 施して、生徒の理解度を
小学校での指導が十分に到達されていると考えら 発表する機会を授業の場面に多く取り入れていく。 把握する。
れる。一番低いのが全国比 112 の「数の式」と「関
数」、なので、今後の指導について考える必要があ
る。
生徒アンケートで要望がある話し合い活動を取
り入れることで、言語活動の充実を図る。説明・発
表する力を育成することを継続的に行っていきた
い。
評価(検証)方法
学力調査の結果「関心・意欲・態度」と「数学的な
○授業中の発表や活動、ワークシート
○基礎的な計算問題プリント
○定期考査
習熟度に合わせ、練習問題の数や、質を工夫する
○定期考査前や長
期休業日中の学
習教室
○休業日中の課題
定期的に放課後補習
見方や考え方」が、都平均を1ポイント下回った。 ことで、基礎・基本を定着させ数学的事項を理解し、 教室を行う。
基礎・基本の定着を図るとともに、数学的な事柄を 活用する能力を高めていく。
きちんと理解し、それを活用できるようにしていく
ことが課題である。それをもとに習熟度に応じた発
展的な問題に数多く取り組ませ、説明・発表する力
2
を育成する。自分の考えや方法を発表することや筋
道立てて板書、筋道立てて説明することができるよ
うに、授業の場面に多く取り入れていくことが課題
年
である。
数学は積み重ねの教科である事から、常にスパイ
ラルを意識し、今学習している所が前に学習した所
定期考査前に補充学習
教室を開催する。
と何が違うのかを判断させることで理解度が増すこ
とを心掛けていく。
定期的に課題として、
より分かりやすい指導、発問の工夫と基礎的・発
基 本 的な 問 題や 発 展的
展的な問題を数多く準備して、繰り返し演習するこ
な問題に取り組ませる。
とにより、「技能」の定着を図り、
「数学的な見方や
考え方」の能力を更に高めていく。
説明・発表する力を育成することが課題である。
自分の考えや方法を発表することや筋道立てて板
書したり、説明することができるように、授業の場
面に多く取り入れていくことが課題である。
評価(検証)方法
市の学力調査・全国学力調査の結果より、どちら
も4観点の全国平均を十分に超える結果を残して
いる。
○授業中の発表や活動、ワークシート
○基礎的な計算問題プリント
○定期考査
○補充教室
○定期的な課題
○休み明けテスト
習熟度別授業を行っているので、習熟に応じて基
礎・基本を重視する、発展的な問題に数多く取り組
ませる等、柔軟に対応をしていくことができる。
定期考査前だけでな
く、定期的に補充学習教
室を開催する。
説明・発表する力を育成することが課題である。
習熟度別授業なので、コースによっては、自分の
自分の考えや方法を発表することや筋道立てて板 考えや方法を発表することが難しい場合もあるが、
書、説明することができるように、授業の場面に多 各コースで習熟にあった取り入れ方をしていく。
く取り入れていく。
基 本 的な 問 題や 発 展的
定期的に課題として、
3
年
3学期には、義務教育最終学年としてのまとめ、
また上級学校進学のための準備をする。
評価(検証)方法
既習事項の復習・高校の先取り学習を行う。
○授業中の発表や活動、ワークシート
○基礎的な計算問題プリント
○定期考査
5
な問題に取り組ませる。
休業日中の課題とし
て、1・2年生の復習問
題に取り組ませる。
休業日中に補充学習
教室を開催する。
○補充教室
○休業日中の課題
○休み明けテスト
●28年度<☆理科>指導方法の課題分析と具体的な授業改善策及び補充指導等の計画
指導方法の課題分析
具体的な授業改善策
補充・発展 指導計画
1
年
全体的には、授業での発言なども多
く、意欲的で関心も高く、観察実験に関
しても特に熱心である。課題について考
察することが少し苦手であり、論理的に
考える力についても不足している。定期
考査等での「自然事象についての知識・
理解」については、正答率も高く、観察
実験での体験が、理解や知識の定着につ
ながっているものと考えられる。応用力
の向上のため基本的な知識を使って考
察する力の育成が必要である。
評価(検証)方法
・前時の復習を取り入れながら授業を行
い、系統的な知識理解を図る。観察・
実験等、体験を重視する授業を行う。
・少人数での実験観察を実施するため、
教材教具の充実を図る。
・
「科学的思考」を養うため、観察・実験
の目的を明確にし、結果を予想した
り、
「考察・まとめ」において生徒が思
考したりする活動に十分な時間を確
保する。
・生徒の身近な事象を取り上げ、できる
だけその課題が生徒自身の問題とし
て意識化される工夫をする。
・ 身近な事象を取り入れた実験を行い、
生徒の興味・関心を高める授業を工夫
する。
・ T・T授業を活用し、実験時の安全性
を高めるとともに、個人の学習段階に
対応する指導を行う。
・ 長期休業日期間を利用して観察実験
の基本的な知識につながる課題を課
し、基礎の定着を図る。
○実験・観察プリント
○授業中の活動、プリント
○授業中の活動、発言・プリント
○課題のワークシート
○夏休みの自由研究
○定期考査
2
年
全体的には、意欲的で関心も高く、観
察実験に関しては興味をもって臨める。
また、授業における発言も多い。しかし、
実験・観察における考察については、取
り組み意識は高いが、実験のねらいを的
確に捉え、理解、解釈、推論していく力
については不足している。さらにレポー
ト等を使った練習や、意見発表の機会が
必要である。また、自然事象を比較・関
連付けて読み取る力についても日常の
生活や専門的知識を取り入れながら説
明していくことが必要である。
提出物の状況もよいとは言えない。改善
を呼びかけたい。
評価(検証)方法
・ 前時の復習を取り入れて、基本的な知
識の定着をはかる。
・ 作図等を利用し学習させる指導を増
やし、その理解と表現力を育成する。
・ 生徒の身近な事象を取り上げ、専門的
知識と関連付け説明をしていく。
・観察・実験等、体験を重視する授業を
行う。
「科学的思考」を養うために、生
徒一人一人が目的意識を明確にもた
せ、観察・実験に取り組ませる。また、
科学的に調べ、まとめる能力を育てる
ために、生徒が思考し活動する十分な
時間を確保する。あわせて、レポート
や意見発表の場を多くもたせる。
・ PCやデジタル教材などを利用し、生
徒の興味・関心を高める授業を工夫す
る。
・ T・T授業を活用し、実験時の安全性
を高めるとともに、個人の学習段階に
対応する指導を行う。
・科学関係施設(科学館・動、植物園・
水族館・プラネタリウム等)の利用を
啓発していく。
・残念ながら授業のルールを守れない生
徒が何人かいる。真剣に取り組まな
い、課題を出せない、理科室のもの等
でいたずらする、などである。改善す
る指導を続けたい。
○実験・観察レポート
○授業中の活動、プリント
○問題集
○授業中の活動、プリント
○課題のワークシート
○定期考査
3
年
学習内容における「関心・意欲」はと
ても高く、授業における発言も多い。ま
た、実験観察にも興味・関心をもって臨
める。実験観察のねらいが理解できない
生徒がいるが、レポートをまとめる段階
で実験結果から何が導き出せたのか理
解し、説明する力などが優れている。指
導内容を、身の回りの自然事象や日常生
活と結び付け、理解させること、また、
自然事象への関心を高めていくこと、知
識を応用して考える力の育成も必要で
ある。
評価(検証)方法
・ 前時の復習を取り入れながら授業を
行い、系統的な知識・理解を図る。作
図等を利用し学習させる指導を増や
し、その理解と発表力を育成する。
・ 自然事象を科学的に理解させるため、
身近な現象や物質を教材として使用
し、観察・実験を重視した授業を行い、
レポートを書けるようにする。
・ 生徒一人一人が、観察・実験等の体験
を通して、楽しく学びながら理解を深
めていけるよう、教材教具の充実を図
り、タイムリーで発展的な実験や授業
を工夫する。
・ 義務教育最終学年としてのまとめと、
上級学校進学のための準備として、基
礎的な内容を中心とした既習事項の
復習を行う。
・ PCやデジタル教材などを有効活用
し、生徒の興味関心を高める授業を行
う。
・ 定期考査前に希望者を対象に質問・補
充教室を開く。
・ 単元ごとに発展的な実験や課題に取
り組ませる。
・ 復習確認テストを実施する。
・ 3学期に3年間の基本問題を行い、基
礎・基本の定着を図る。
○問題集
○授業中の活動、プリント
○授業中の活動、プリント
○課題のワークシート
○授業ノート ○定期考査
6
●28年度<☆英語科>指導方法の課題分析と具体的な授業改善策及び補充指導的な計画
指導方法の課題分析
1
年
①聞く:単語と単語のつながり、リンキングやイントネー
ション、アクセントなどの指導が課題である。
教師が英語を使用している場面を増やし、生徒が英語を
聞く量を増やしていく必要がある。
②話す:新出文法の指導後に既習事項の復習もできるような
活動を取り入れている。場面設定に現実味をもたせるこ
とが課題である。
③読む:音読指導では、音のつながりを意識して読むこと、
会話では感情を込めた言い方をすることに課題がある。
読解指導では英文の読み方の指導に課題がある。
④書く:自分の伝えたいことを書く機会をあまり取ることが
できなかった。
評価(検証)方法
2
年
具体的な授業改善策
①教科書本文やリスニング教材のスクリプトを用いて、
既習単語が発音されるとどのように聞こえるのかを
リンキングも含めて指導を行う。
②学習した内容を使った、現実に即した場面を設定し、
生徒の話す意欲を向上させる。
③教科書本文や購入教材を使うなどして、実際に話される
英語に近い音読ができるよう指導する。また、読み物
教材を利用し、粗読と精読を組み合わせながら英語で
読む経験を設定する。
④手紙やメールなどの場面設定をして、自分の思いを
伝える練習をしていく。
①聞く:オーラルイントロダクションや内容説明で教員が
英語を使用する場面を増やしている。聞く英語の絶対量
を増やすことが課題。
評価(検証)方法
○長期休業日中の学習教室
○発展的学習方法・教材を適宜紹介
○英語の歌を聴いたり、歌ったりすることによる
発展学習
○小テストなどドリル学習の充実
○家庭での自由音読練習を奨励
音読練習方法の工夫
○長期休業日後、既習単語のスペリング・コンテスト
や復習テスト
○英語検定試験の奨励
○夏季休業日中の学習教室
○発展的学習方法・教材を適宜紹介
○英語の歌を聴いたり、歌ったりすることによる
発展学習
○小テストなどドリル学習の充実
○生徒の語彙力・リスニング力を高めるための工夫
○長期休業日後、既習単語のスペリング・コンテスト
や復習テスト
○英語検定試験の奨励
授業中の活動・プリント課題・ワーク
長期休業日後のテスト・授業中の活動
ノート・定期考査・パフォーマンステスト プリント課題
①副教材で使用しているリスニング教材やALTに
よる発話などで、聞く機会を増やす。
②実際に学習した内容を使用する場面の設定を行う。
②話す:新出文法等の指導後に既習事項も織り交ぜた活動
また、教員自らが英語を授業中に使う場面を増やし、
を行っている。英語を自然に話せる場面設定が課題である。 コミュニケーション手段としての英語に触れる機会を
与える。
③
読
む
:
時
間
を
か
け
れ
ば
大
ま
か
な
内
容
を
理
解
す
る
こ
と
が
で
3年
きるが、生徒によってかかる時間が大きく異なる。
③時間を意識してまとまった文章を読む機会を設ける。
④書く:自分の考えを表現する機会が少ない。
指導計画
授業中の活動・プリント課題・ワーク・ 長期休業日後のテスト・授業中の活動・プ
ノート・定期考査・小テスト・パフォーマ リント課題
ンステスト
①聞く:教師が英語を使用する場面を増やし、聞く機会を
①教科書本文や購入教材のスクリプトを用いて、既習単語
増やしている。ALTとの授業においてはインタビューを
が発音されるとどのように聞こえるのかを確認させる。
行うなど、生の英語に触れる機会を設定している。単語と
副教材、ALTの発音など、聞く量を増やす。
単語のつながり、リンキングやイントネーション、
②ALTとの授業において、インタビューテストを実施
アクセントなどの指導が課題。
するなど、実際に学習した内容を使用する場面の設定を
②話す:新出文法等の指導後に既習事項も織り交ぜた活動を
行う。また、教員自らが英語を授業中に使う場面を増
行っている。英語を自然に話せる場面設定が課題。
やし、コミュニケーション手段としての英語に触れる
③読む:教科書の読み物や補充プリントなどを使い、まと
機会を与える。
まった量の英語を読む活動を取り入れることが課題である。 ③粗読だけでなく精読にもつながるようにリーディング
④書く:単語テストや、学習した文法を使って文を書く
ポイントを示したワークシートを利用していく。
活動に継続的に取り組んでいる。苦手意識を持っている
④小テストなどを今後も継続的に行い、合わせて苦手
生徒に対する継続的な指導が課題。
生徒に対する学習方法の助言を積極的に行う。
ペア活動などでの助け合い学習を取り入れる。
評価(検証)方法
補充・発展
○発展的学習方法・教材を適宜紹介
○英語の歌を聴いたり、歌ったりすることによる
発展学習
○小テストなどドリル学習の充実
○生徒の語彙力・リスニング力を高めるための工夫
○長期休業日後、既習単語のスペリング・コンテスト
や復習テスト
○英語検定試験の奨励
④読み手がいることを前提としたライティング活動を
取り入れる。グループ形式の作文練習を取り入れる
ことで学びあう場を設定する。
授業中の発言・ワークシート・ワーク
ノート・小テスト・定期考査
7
長期休業日後の習熟度確認テスト・スピー
キングテスト・英語検定
●28年度<☆音楽科>指導方法の課題分析と具体的な授業改善策及び補充指導等の計画
指導方法の課題分析
具体的な授業改善策
補充・発展指導計画
1
年
呼吸法・発声法
呼吸法・発声法
→1学年からの積み重ねで3年間を →発達段階に応じて、根気強く指導
通じで身に付くように指導するが、
していき、徐々に変声に慣らして
上達にも個人差がある。
いく。
楽典・器楽
楽典・器楽
→音符などを視覚的に見て音程を予 →アンケートの中で3学年の中で一
測する力が弱い。
番わかりにくい生徒の割合が高か
合唱の指導
ったので基本から詳しく説明す
→楽譜を読まずに、歌詞だけみて
る。
パート練習をする生徒がいる。
合唱の指導
→聴いて真似て歌う生徒が多い。
→楽典指導を増やし、読譜に矢印や
鑑賞
記号などをつけ音程を予測するで
→魔王、運命など興味のある楽曲に
きるよう、パート練習の工夫をす
関しては、説明した事柄はよく理
る。
解しているが、楽曲によっては、 鑑賞
理解が低い。
→全体を総体的に聴き流すのではな
く、部分を取り上げ、楽曲を構成す
る諸要素に気付かせる。
評価(検証)方法
2
年
・
3
年
・音楽のワーク・感想文
・プリント
・授業中の活動
・定期テスト ・授業中の発表
呼吸法・発声法
呼吸法・発声法
→息の流れが浅く腹から声が出てい →頭部の音階を意識させるととも
ない。(特に3年)
に、平易な曲で、発声の基礎を身に
付ける。
楽典
楽典
→楽譜を正確に理解するための基礎 →器楽指導の中で、より効率的に読
知識が不十分な生徒が少数いる。
譜を理解させる。
合唱の指導
合唱の指導
→歌詞の意味・音符の意味をじっく
→範唱を聴いてなんとなく覚えてい り考えさせ、楽譜に書き込みをす
る。楽譜を正確に読む力が不十分 る習慣をつけさせ正確な音程とる
である。
習慣を身に付けさせる。
→各パート同士がきれいなハーモニ →アルトリコーダーを利用した読譜な
ーハとはなっていない。
ど、パート練習の工夫をし、音程やリ
→表現を考えながら歌唱している生 ズムを理解して歌えるようにし、他
徒が少ない。
のパートとの重なりを意識させる。
鑑賞
鑑賞
→楽曲に関する知識から想像を広げ →CD、DVD、ビデオ等を活用し
て鑑賞する力が弱い。
て、広く世界の音楽に親しませる
工夫をする。
評価(検証)方法
・音楽のワーク・感想文
・プリント
・授業中の活動
・定期テスト ・授業中の発表
8
呼吸法・発声法
→頭のどこに響かせればよいのが
具体的な場所を示す。
楽典・器楽
→ト音記号や音符の書き方・長さか
ら徹底して指導する。
ワークシートを工夫する。
合唱の指導
→お互いに聴きあうことで音の重
なりや各パートの役割を意識させ
る。
鑑賞
→より広く参考曲を選択し、各時代
の特徴を捉えやすくする。
→ワーク型のワークシートだとよ
く取り組むので、工夫する。
・音楽のワーク
・実技テスト ・調べ学習
・定期テスト ・小テスト
呼吸法・発声法
→重心の取り方・息の流れ・声の柔
軟な抜けさせ方等を、楽曲の中で
適宜かつ根気強く指導する。
楽典
→班による器楽アンサンブル課題等
で、楽曲の中で正しく楽しく楽典
を身に付けさせる。
合唱の指導
→上記の発声法を意識した合唱を
することで、無理のない美しい
合唱にする。
→フレーズの捉え方や正しいリズ
ム、各声部の生かし方、呼吸と歌
詞との関わり等を楽曲の中で理
解させる。
→パートリーダーを活用する。
→指揮法の指導により、充実した内容
の合唱を目指す。
鑑賞
→学んだことから特に興味を持った
人物や楽器についてさらに詳しく
調べ画用紙などにまとめる。
・音楽のワーク
・実技テスト ・調べ学習
・定期テスト ・小テスト
●28年度<☆美術科>指導方法の課題分析と具体的な授業改善策及び補充指導的な計画
1
指導方法の課題分析
具体的な授業改善策
全体的に落ち着いて制作に取り組んで
いる。基礎技術を知ること、美術室での
製作や片付けなどを中心に取り組む姿勢
を育てる。
題材に対するイメージをつかまえさせ
るためにたくさんの参考資料を活用して
いる。
質の高い作品を目指し、最後まで励ま
す。丁寧な指導助言を行い、目標を持た
せ達成感をもたせる。生徒は前向きに取
り組んでいる。
見る力、感じる力、それを表現する力
を身に付けさせるために、デッサンを通
してみる目を養い、平面構成を通して色
や形の調和を学び、コラージュ画でいろ
いろな素材を使うことを知る。空想画で
自由な発想で独自な世界を創造する。
鑑賞レポートでは、偉大な芸術家の考
え、時代背景を知り、表現の深さを知る
。
補充・発展
指導計画
・授業の取り組み方、時間の使い方、道
具の使い方の基本を伝える。
・個々の生徒に合わせたアドバイス
・補充学習の実施
・本時の中で取り組むポイントの確認を
毎時行う
年
評価(検証)方法
2
多くの生徒は前向きに取り組んでいる
が、表面的な表現になっているので、深
みのある表現ができるよう、意識を変え
る取り組みが求められる。
表現の奥深さ、物の在り方、空間感、
色や形の調和と絵の具の使い方を工夫さ
せた。努力している様子が見られる。
年
評価(検証)方法
3
全体的に前向きな取り組みが見られる
。長期間の取り組みなので、計画性をも
って進める。アクリル絵の具の使い方、
水の量、絵の具の重ね方を伝える。
表現の工夫として物の在り方、空間のと
らえ方、質の表現など細かく伝える。素
描を多く取り入れ、描きこみ、表現の深
まりなど成長が見られる。
年
評価(検証)方法
授業中の活動、プリント、スケッチブッ
ク使用
実技作品
期末考査
鑑賞レポート
1学年で学んだことを基に、さらに発
展させ、効果的な表現、用途に応じて素
材を使う工夫を知る。パネル時計では色
や形の調和と表現の深さを知る。モザイ
ク画を通して色や明暗のバランスを考え
、構成の美しさを知る。
鑑賞レポートでは西洋(ルネッサンス~
バロック)日本(江戸~近代)について学
び、また表現の工夫を知る。
授業中の活動、プリント、スケッチブッ
ク使用
実技作品
期末考査
鑑賞レポート
長期休業日中の課題(平面構成。ポスター
、年賀状作成)
授業中の活動、プリント配布、スケッチ
ブックの使用、エスキースの取り組み
・1年次で学んだ道具、材料の使い方の再
確認
・個々の生徒に合わせたアドバイス
・補充学習の実施
・本時の中で取り組むポイントの確認
長期休業中の課題(パネル時計、ポスター
年賀状作成)
授業中の活動、プリント、スケッチブック
の使用
自然や社会、人々の生活、文化、芸術
など自分なりのテーマを決めて作品化す
る。手作り絵本製作を通して、長期間の
取り組みの中で計画性と丁寧さ、表現の
奥深さを追及する。エスキースの大切さ
、アクリル絵の具の使い方を知る。堆朱
工芸では工芸作品としての美しさ、鑑賞
レポートでは西洋の美、日本の美全般を
学び、表現の奥深さを知る。
※堆朱工芸・・・漆の粉を何層にも固めた物
※エスキース・・・アイデアスケッチをくり
返し、何をどう表現したいのか明確に
させる(構成、明暗、物の在り方等)
・表現の多様性を伝える(白~黒、色彩)
・個々の生徒に合わせたアドバイス
・補充授業の実施
・本時の中で取り組むポイントの確認
・計画表づくり(目標、課題意識)
授業中の活動、プリント使用
実技作品
期末考査
鑑賞レポート
長期休業日中の課題(絵本、アクリル絵の
具着彩、年賀状製作)
授業中の活動、プリント使用
計画表とチェック表の活用
9
●28年度<☆保健体育科(男子)>指導方法の課題分析と具体的な授業改善策及び補充指導等の計画
指導方法の課題分析
具体的な授業改善策
補充・発展
指導計画
●授業規律と集団行動の方法を具体的に ●学習カードの活用により、自己の目標を ●「運動会」「マラソン大会」「スポーツ大会」
示し定着を図る。
●種目の特性を理解させて学ぶ手順を知
設定させて、課題解決の工夫や振り返り
や学校の教育活動全般を通じて体育活動を
をさせた。
生かす場とし、充実感をもたせる。
り、仲間と協力して達成に向かう中で ●新体力テストの結果から必要な体力を体 ●運動処方や、体の健康の知識を放課後の部
1
年
高揚を図りキャリア教育の基礎とす
つくりの単元や授業中の補強運動で増進
る。
を図った。
●ゲームの作戦や戦術の立て方を部活動に生
●保健分野の学習の進め方のオリエンテ ●保健分野では、予習シートを配布し記入し
ーションを行い学びを充実させ、単元
ながら内容を把握させた上で解説したり
小テストを行う。
内容を深めた。
評価(検証)方法
活動等や対外試合や大会等に役立てる。
実技テスト・期末テスト
学習カード・
かし巾のある活動に繋げる。
授業中の活動・学習カード
●単元別、課題別にグルーピングして、 ●学習カードの記入により、計画的な目標 ●学習カードを使って思考判断を伸長する。
より明確な目標やめあてを設定して取
設定や課題に向けてグループやペアによ ●グループ学習の進め方の計画を各自が立て
り組ませ、達成度を評価する。
る活動で解決的する思考を促す。
て、アクティブラーニングに取り組む。
●グループへの、助言内容等の適正度を評 ●グループ(ペア)学習を通して相互評価に ●学習カードの内容を改善する。
2
価する。
取 り組 み自 己の 課題を より 明確 にさ せ
●保健分野では、課題を討議させて、その
年
発表内容を評価する。
る。
●保健分野では単元ごとに、課題をグループ
で学びあうアクティブラーニングを取り
入れる。
評価(検証)方法
実技テスト・期末テスト
学習カード・
授業中の活動・学習カード
●仲間のよい点の評価をし、各自の活動に ●課題を提 示させた実技テストを実施 す ●より高度な活動内容を追求する。
取り入れる内容を評価する。
●発展的な課題を追求させる。
●三年の保健分野では、積極的な意見交換
る。
●フィジカルとテクニカルの融合を目指す。
●論述する設問の設定があるテストを実施 ●目標値を上げる。
する。
をし、発表活動を評価する。
3
年
評価(検証)方法
実技テスト・期末テスト
学習カード・
10
授業中の活動・学習カード
●28年度<☆保健体育科(女子)>
指導方法の課題分析と具体的な授業改善策及び補充指導等の計画
指導方法の課題分析
具体的な授業改善策
補充・発展指導計画
・種目の特性やその効果を理解し、自 ・学習カードによる課題解決学習を進 ・学習カードを使用し、授業の自己の
己の課題解決に向けた取り組みがで
きていない。
1 ・集団で活動することの大切さや楽し
さに気付いていない。
年 ・体力の向上を図られていない。
める。
振り返りを行わせ、生徒の到達度に
・チームや班での活動から自己の役割
や学び合う方法を見付ける。
・新体力テストの結果から必要な体力 ・基礎・発展の習熟度に分け、個別指
を授業の中で補強運動として行う。
導を行う。(特に個人種目)
・学習カード ・プリント
・授業中の活動 ・定期考査
・学習カード ・保健体育ノート
・授業中の活動
・種目の特性を理解しやすく、自己の ・学習カードやプリント、運動ノ
・学習カード、プリント、運動ノート
評価(検証)方法
課題解決に向けた取り組みを重視す
ートの記入により、自分の課題
を使用授業での
る。
や目標を見付けさせる。
を行わせ、生徒の到達度に合わせた
・集団で活動することの大切さや楽し ・チームや班での活動から、自己
さに気付いていない。
2
合わせた助言する。
の
自己の振り返り
助言する。
役割や学び合う方法を見付ける。審 ・基礎・発展の習熟度に分け、個別指
・体力の向上を図られていない。
判や試合運営を通して生徒たちで行
・保健の授業の充実を図る必要がる
う。
導を行う。(特に個人種目)
・新体力テストの結果から必要な体力
年
を補強運動として行う。
・写真等の資料を多く使用する。
(保健)
評価(検証)方法
・学習カード・プリント
・授業中の活動・定期考査
・学習カード ・保健体育ノート
・授業中の活動
・種目の特性やその効果を理解し、自 ・学習カードやプリント、運動ノート ・学習カード、プリント、運動ノート
己の課題を見付け、能動的に活動す
の記入により、自分の課題や目標を
を使用し、授業の自己の振り返りと、
ることができるようになり、運動の
見付けさせる。
集団としての活動を振り返り、助言
楽しみ方や体力の高め方を意識でき ・チームでの活動から、よりよい運動
ていない。
・集団で活動することの大切さや楽し
3
する。
方法を見つけ、自己の役割を果たす ・基礎・発展の習熟度に分け、個別指
ようにする。
導を行う。(特に個人種目)
さに気付かせ、自己の役割に責任を ・新体力テストの結果から必要な体力
もたせる。
年 ・体力の向上を図る必要がある。
・保健の授業の充実で、生きる力をつ
ける。
を授業の中で補強運動として行うと
ともに、自己の体力を向上させる活
動ができる力を付けさせる。
・写真等の資料を多く使用する。
(保健)
評価(検証)方法
・学習カード ・プリント
・授業中の活動 ・定期考査
11
・学習カード ・保健体育ノート
・授業中の活動
●28年度<☆技術・家庭科(技術分野)>指導方法の課題分析と具体的な授業改善策及び
補充指導等の計画
指導方法の課題分析
具体的な授業改善策
補充・発展
指導計画
・製図に関して、直線や曲線を書 ・授業内で定規やコンパスなど ・授業開始時に、定規などの道具
く力を定期考査で計った。その の道具を用いて直線や曲線を の使用方法を確認する。また、
授業中の生徒の活動をよく観
結果、道具の正しい使い方が身 繰り返し書くことで、道具の
察し、適宜個別に指導する。
に付いておらず、直線や曲線が 正しい使い方と、線を書く能
1
・授業内容と身近な製品に役立
書けないことが明らかになっ 力の向上を図る。
っている技術を関連付けるた
た。
・実験を行うなど、体験的な学習 めに、技術室に製品を掲示する
・身近にある製品に関する興味が を 多 く 取 り 入 れ た 学 習 を 行 など視覚的なものを多く用い
年
る。
低い。
う。
評価(検証)方法
○授業中の活動
○製作品
○授業中の活動
○製作品
○定期考査
○定期考査
・エネルギー変換に関して、電気 ・日本における発電の環境や、・電気エネルギーが自分の生活
エネルギーの活用と、持続可能
電気エネルギーを利用した とどのように関わっているの
な社会を築くことの関わりに
製品と環境問題について取 かについて、生徒自身の住まい
ついて学習している。この学習
り上げるなど、社会との関わ と電気エネルギーについての
内容は、難解な分野であり、学
りについて多く取り上げた 学習内容を取り入れていく。
2
習内容の定着が難しい。
授業を行う。
・完成した製作品の保守点検が
・製作品に活用されている部品の ・製作品に使用されている部 行えるような指導を取り入れ
役割について理解が乏しいま
品が果たす役割について、実 る。
まに製作を行っている。
験を用いた授業を行い、視覚
年
的にも学習する。
評価(検証)方法
○授業中の活動
○製作品
○定期考査
○授業中の活動
○製作品
○定期考査
・製作に取り掛かる際の準備に時 ・より準備が簡単に行えるよう ・作品づくりが授業中だけでは
間がかかり、授業内の製作時間 な補助教材を使用する。また、 終わりきらなかった生徒や学
習した内容を理解しきれなか
が少なくなっている。このこと 一度学習したことを何度も繰
った生徒に対して、放課後や休
により、充分に学習内容が定着 り返し学ぶことができるよう
み時間等の時間を利用して、補
できないまま授業が進行してし
教室の整備を行う。
充学習を行う。
3
まっている。
・製作活動を通して、創意工夫し ・製作品の完成後に、生徒自身が
・言語活動の充実を図るために、 た点や製作時に心がけたこと 評価シートに工夫した点や課
題などを書き込むことで、文章
自身の製作した作品を言葉で表 などを表現するために、作品
での表現力を養う。
年
現する力を育成することが課題 評価シートなどを活用した授
である。
評価(検証)方法
業を実施していく。
○授業中の活動
○作品評価シート
○定期考査
12
○授業中の活動
○作品評価シート
○定期考査
●28年度<☆技術・家庭科(家庭分野)>指導方法の課題分析と具体的な授業改善策及び
補充指導等の計画
指導方法の課題分析
具体的な授業改善策
補充・発展・指導計画
●食生活
①食生活に興味はもっているが、与えられた
1
①栄養を考えた1日分の献立を考えさせる ①家庭でも食事作りの計画に取り組ませ、
ものを食べ、調理体験や栄養を考えて食事
実習を通して調理技能を身に付けさせ
をする機会は少ない。
る。
②食品購入時、名称や価格表示は見るが原材
料の表示を見ることはない。
生活で活かせるようにする。
②食の表示内容を読み取り、食品の購入ポ ②生徒にとって身近な食品表示例から関心
イントを学ぶ。
年
をもたせ、食品選びに活かせるようにす
る。
評価(検証)方法
○課題のワークシート
○長期休業日中の課題
○授業中の活動、プリント
○授業中の活動、プリント
○定期考査
○課題のワークシート
① 衣服表 示の理 解を自 分の着用 してい
①家庭生活でも基礎的知識と基礎的技能を
●衣生活、住生活
①中学生ができるお手伝いをしている生徒は
2
多い。衣服の購入、手入れの基本的な知識
る 衣服か ら理解 させて いく。
活 かす課 題に取 り組ま せる。
と技能については不足している。
②住まいの機能については考える機会が少な
い。
年
に 、快適 な住ま いを考 えさせて い
の作品作りの中で住まいについて関心を高
く。
める。
③ 1つの 商品の 生産か らの消費 までの
③ 消費行 動は環 境にも 大きな影 響を与
るが、消費者としての基本的な知識は不足
流 れを取 り上げ 、消費 者として 責任
え ていく ことを グルー プ学習の 中で
している。
あ る行動 を考え させて いく。
考 えさせ ていく 。
●家族・家庭と子供の生活
○課題のワークシート
○長期休業日中の課題
○授業中の活動、プリント
○授業中の活動、プリント
○定期考査
○課題のワークシート
➀職場体験での保育園や幼稚園での体験や親
①夏休み、近くの公園や保育園、幼児の短時
①幼児が好きな生徒は多いが、幼児と関わる
からの話を聞いて、自身を振り返る機会を
機会がなくなり、幼児理解が難しくなって
つくる。また、幼児の写真やビデオを活
いる。
用する。短時間の幼児観察もする。
②子供を取り巻く環境について考える機会が
年
②住まいについて、鳥瞰図を取り入れ、個々
③商品の購入についてはCMからの情報はあ
評価(検証)方法
3
② 自身の 住まい づくり プランを 目標
少ない。
評価(検証)方法
②社会の中の子育て問題について考えさせ
る。
間観察の課題に取り組ませ、関心を高め
る。
②幼児に関する新聞の記事を授業で取り上げグルー
プ学習で学んでいく。
○課題のワークシート
○長期休業日中の課題
○授業中の活動、プリント
○授業中の活動、プリント
○定期考査
○課題のワークシート
13
平成28年度「確かな学力の伸長を図る調査」(市)の結果分析
中学校第1学年・国語
東久留米市立大門中学校
◇結果分析
<観点別結果から>
【確かな学力の伸長を図る調査】
第1学年生徒の国語の力は、クラスにより得点率に差はあるものの、「話す・聞く能力」と
「読む能力」の正答率が全国比100に対し103であった。しかし、「国語への関心・意欲・
態度」にいたっては、91と全国よりかなり低かった。
どの観点もA評価の生徒が50%以上と多いなかで、「読む能力」の平均値は112と高い
が、分布の中ではA評価の生徒が35%と少なく、C評価の生徒が29%と多かった。この傾
向は本校のみならず、全国の得点率も同様だった。「読む能力」の上位層を増やすことが急務と
考えた。
全観点の評定分布を見ると、
「1」の評定生徒比率に昨年度は0%であったが、今年度は4%
であり、また「2」は昨年度の9%から今年度8%であり、
「1」
「2」あわせると昨年度の
9%から今年度は12%となり、昨年より下位層が増えていた。
<領域別結果から>
【確かな学力の伸長を図る調査】
3つの領域では、全国比100に対して100から103と若干上回っているが、「書くこ
と」については、99と100を切った。
なかでも「伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項」で、「漢字を覚えて正しく使うこ
と」は得点率が高かったが、
「語句の構成を理解すること」で低く、唯一全国比を1ポイント下
回っていた。
また、「読むこと」では、
「説明的な文章」を読み取る力は高いものの、「文学的な文章」では
全国比を上回っていたが、さらなる成果を得られるはずであると感じた。
一方で、
「書くこと」の「文のつながりや表現を工夫して書く」と「話すこと・聞くこと」の
「適切に話し合うこと」は特に全国と比べて高かった。
◇課題
○国語への関心・意欲・態度を高めていくために、授業導入の工夫をする。
○書くこと、読むことの楽しさを実感させられるような教材の開発と指導の充実を図る。
○「書く能力」の向上のため、書きの習慣化を図る。
14
平成28年度「確かな学力の伸長を図る調査」(市)の結果分析
中学校第1学年・数学
東久留米市立大門中学校
◇結果分析
<観点別結果から>
【児童・生徒の学力向上を図るための調査】
3つの観点で全国の平均を上回った。
「数学的な見方や考え方」の観点が10ポイント上回ってい
るのに対し、
「数学への関心・意欲・態度」の観点は2.6ポイント下回っているので相対的にみ
て、今後の課題と考えられる。
<領域別結果から>
【確かな学力の伸長を図る調査】
「数と式」
「図形」
「関数」
「資料の活用」いずれも全国の平均を上回っている。特に図形は、全国
の平均に対して11.7ポイントと大きく上回っているのは、図形の概念、特に垂直、平行、ねじ
れの位置といった概念を国語力で補完されている。関数は、全国平均に対して8.9ポイント上回
っていたので良いと考えられたが、昨年度から開始した習熟度別指導で、さらに、生徒の個に応じ
た指導をしていくことで自分自身の課題を見つけ、力を付けていく指導を行っていきたい。
◇課題
○「数学的な技能」を今以上に延ばしていく必要性を感じる。習熟度にあわせて、演習量を変える
などの工夫を今以上にし、基礎・基本の定着を徹底し、発展的な問題に挑戦しようとする気持ち
を育めるような授業展開をしていく必要がある。放課後の補習を充実させていくことも必要であ
ると感じる。
○学年全体に課題を出しても、きちんと提出できる生徒と、そうでない生徒がはっきりしているこ
とから、提出できない生徒を対象とした補習を学力ステップアップ指導員を活用しながら行うこ
とで基礎・基本の定着に努めていく。
15
平成28年度「児童・生徒の学力向上を図るための調査」(都)の結果分析
中学校第2学年・国語
東久留米市立大門中学校
◇結果分析
<観点別結果から>
【児童・生徒の学力向上を図るための調査】
正答率は、東京都が70.7%であるのに対して、本校は71.5%となっており、ほぼ都平均と変わらな
かった。観点別に見ると、「言語についての知識・理解・技能」70.1%(東京都67.9%)と高いが、
「書
く能力」55.3%(東京都62.7%)と「読む能力」74.3%(東京都76.2%)が低かった。したが
って、本校の第2学年の生徒は、
「書く能力」「読む能力」の観点において課題が見られた。
<領域別結果から>
【児童・生徒の学力向上を図るための調査】
「B 読み解く力に関する内容」では、「必要な情報を正確に取り出す力」が65.4%(東京都65.3%)
とほぼ変わらなかった。「比較・関連付けて読み取る力」が58.7%(東京都61.3%)、
「意図や背景、理由
を理解・解釈・推論して解決する力」43.3%(東京都45.5%)であった。
東京都と比べると、
「比較・関連付けて読み取る力」と「意図や背景、理由を理解・解釈・推論して解決する
力」が若干下回っている。「読み解く力」の全体的な底上げが課題であった。
<正答数分布から>
【児童・生徒の学力向上を図るための調査】
1月下旬の東京都の公式発表後に、記載します。
<到達目標値達成、習得目標値未満の生徒の割合から>
【児童・生徒の学力向上を図るための調査】
1月下旬の東京都の公式発表後に、記載します。
◇課題
<観点別結果、領域別結果から>
○教科書以外にも副教材として、平易な文章から高度な文章まで読みこなす場面を増やすと共に、読みのポイ
ントに沿った読解をさせ、力をつける必要がある。
○文学的な文章において、心情表現・情景表現・行動表現の読み取りを積極的に入れる必要がある。
<正答数分布、到達目標値達成、習得目標値未満の生徒の割合から>
【児童・生徒の学力向上を図るための調査】
1月下旬の東京都の公式発表後に、記載します。
16
平成28年度「児童・生徒の学力向上を図るための調査」(都)の結果分析
中学校第2学年・社会
東久留米市立大門中学校
◇結果分析
<観点別結果から>
【児童・生徒の学力向上を図るための調査】
今年度の調査結果をみると、
「社会的事象への関心・意欲・態度」「社会的な思考・判断・表現」
「社会的な
事象についての知識・理解」の観点は都の平均を上回ったが、
「資料活用の技能」の観点が平均を約1ポイント
下回った。また、上回った3つの観点において、
「社会的な思考・判断・表現」の観点は7ポイント上回ったの
で、観点の中で差があることがわかった。
また、どの観点もクラスによる差が大きく、特に「社会的な思考・判断・表現」の観点では最大7ポイント
のクラス差があった。
<領域別結果から>
【児童・生徒の学力向上を図るための調査】
「必要な情報を正確に取り出す力」
「比較・関連付けて読み取る力」は都の平均を上回ったが、「意図や背景、
理由を理解・解釈・推論して解決する力」は都の平均を2ポイント下回った。
この点についても、どの観点もクラスによる差が大きく、特に全体として都の平均を下回った「意図や背
景、理由を理解・解釈・推論して解決する力に関しては、3ポイント上回ったクラスがある反面、6ポイント下
回ったクラスがあり、大きな差がある事がわかった。
<正答数分布から>
【児童・生徒の学力向上を図るための調査】
1月下旬の東京都の公式発表後に、記載します。
<到達目標値達成、習得目標値未満の生徒の割合から>
【児童・生徒の学力向上を図るための調査】
1月下旬の東京都の公式発表後に、記載します。
◇課題
<観点別結果、領域別結果から>
○都の平均を下回った「資料活用の技能」については、授業で資料読み取りなど時間をかけていたつもりだっ
たが、より重点的に授業で取り組む必要がある。
また、クラスによる偏りが大きいことがわかったので、各クラスのそれぞれの課題を留意して授業を展開す
る必要がある。
<正答数分布、到達目標値達成、習得目標値未満の生徒の割合から>
【児童・生徒の学力向上を図るための調査】
1月下旬の東京都の公式発表後に、記載します。
。
17
平成28年度「児童・生徒の学力向上を図るための調査」(都)の結果分析
中学校第2学年・数学
東久留米市立大門中学校
◇結果分析
<観点別結果から>
【児童・生徒の学力向上を図るための調査】
「数学への関心・意欲・態度」と「数学的な見方や考え方」が、都の平均を1ポイントほど下回った
が、他の観点に関しては3ポイントほど上回っていた。授業では、基礎の計算練習や、「なぜそうなるの
か」を「思考・判断する」といった、基礎を徹底する。習熟度にあわせて発展的な問題や基礎の復習を行
い、結果を求めずに学力向上につながる指導を重視して授業を展開していく。
<領域別結果から>
【児童・生徒の学力向上を図るための調査】
「必要な情報を正確に取り出す力」
「比較・関連付けて読み取る力」ともに都の平均を上回った。今後も
資料や文章の読み取りや、まとめる課題を設定して、生徒の力をつけていきたい。「意図や背景、理由を
理解・解釈・推論して解決する力」は都の平均を下回ったクラスがあった。今後、卒業するまでの長期的な
視点で「意図や背景、理由を理解・解釈・推論して解決する力」の向上を課題としたい。
<正答数分布から>
【児童・生徒の学力向上を図るための調査】
1月下旬の東京都の公式発表後に、記載します。
<到達目標値達成、習得目標値未満の生徒の割合から>
【児童・生徒の学力向上を図るための調査】
1月下旬の東京都の公式発表後に、記載します。
。
◇課題
<観点別結果、領域別結果から>
○都の平均値とほぼ同じ結果であった。今後も観点ごとのに偏りの出ないような授業を行う。また、「数
学への関心・意欲・態度」がわずかに都の平均を下回った。興味を持続させることが課題であると考え
るので、生徒の関心を高める教材を研究する。
○習熟度が1クラス2展開の授業のほうが、2クラス3展開の授業より高い結果を出している。この結果
から、習熟度の長所を十分に引き出せる方法を検討したい。
<正答数分布、到達目標値達成、習得目標値未満の生徒の割合から>
【児童・生徒の学力向上を図るための調査】
1月下旬の東京都の公式発表後に、記載します。
18
平成28年度「児童・生徒の学力向上を図るための調査」(都)の結果分析
中学校第2学年・理科
東久留米市立大門中学校
◇結果分析
<観点別結果から>
【児童・生徒の学力向上を図るための調査】
「自然事象についての知識・理解」をのぞく全ての観点で都の平均を下回った。
「自然事象への関心・
意欲・態度」の観点はわずかに下回っただけで、高いポイントを示していた。
「自然事象についての知
識・理解」の内容は都平均を5.4ポイント上回っていたにもかかわらず、
「科学的な思考・表現」、
「観
察・実験の技能」の観点について例年と違い都平均を大きく下回ることになった。1年次の内容について
は思考力等を伸ばす活動が不十分であったのかもしれない。今後、話し合い活動など思考力を高める活動
を重視した結果であると感じる。これからもこれらも時間を増やしていきたい。
<領域別結果から>
【児童・生徒の学力向上を図るための調査】
「必要な情報を正確に取り出す力」は7.7ポイント、「意図や背景、理由を理解・解釈・推論して解決す
る力」は8.9ポイント、都の平均を上回った。今後も話し合い活動等、主体的に授業に取り組み姿勢を
重視しながら、生徒の力をつけていきたい。「比較・関連付けて読み取る力」を向上させるため、長文問題
の読み取りや実験データの読み取りを積極的に取り組ませたい。
<正答数分布から>
【児童・生徒の学力向上を図るための調査】
1月下旬の東京都の公式発表後に、記載します。
<到達目標値達成、習得目標値未満の生徒の割合から>
【児童・生徒の学力向上を図るための調査】
1月下旬の東京都の公式発表後に、記載します。
◇課題
<観点別結果、領域別結果から>
○調査結果から、クラスによる結果の違いがわかったので、調査結果を参考にしてクラス毎に授業の組み
立てを考えていく必要を感じた。
「比較・関連付けて読み取る力」向上させるため、資料活用や結果の考察などに力を入れて長期的な展
望をもって取り組んでいきたい。
<正答数分布、到達目標値達成、習得目標値未満の生徒の割合から>
【児童・生徒の学力向上を図るための調査】
1月下旬の東京都の公式発表後に、記載します。
19
平成28年度「児童・生徒の学力向上を図るための調査」(都)の結果分析
中学校第2学年・英語
東久留米市立大門中学校
◇結果分析
<観点別結果から>
【児童・生徒の学力向上を図るための調査】
全体としては、都の平均と同程度の正答率であった。「外国語表現の能力」と「外国語理解の能力」の
観点は他の観点に比べ正答率が低かった。今後の授業で自己表現をする機会を増やしていくことが必要で
ある。また、「言語や文化についての知識・理解」の観点が他教科の知識・理解に関する観点と比べて正答
率が低く、英語の基本事項の反復練習の必要性を感じた。
<領域別結果から>
【児童・生徒の学力向上を図るための調査】
「必要な情報を正確に取り出す力」
「比較・関連付けて読み取る力」「意図や背景、理由を理解・解釈・推
論して解決する力」のいずれも都の平均と同程度であった。また、クラスによる結果に差が出ている。
「意図や背景、理由を理解・解釈・推論して解決する力」については、教科以外の活動でも生徒が主体的に
課題に取り組み、解決しようとする態度を育成していきたい。
<正答数分布から>
【児童・生徒の学力向上を図るための調査】
1月下旬の東京都の公式発表後に、記載します。
<到達目標値達成、習得目標値未満の生徒の割合から>
【児童・生徒の学力向上を図るための調査】
1月下旬の東京都の公式発表後に、記載します。
◇課題
<観点別結果、領域別結果から>
○クラス間で差があり、クラスの実情に合わせた授業計画を立てる必要がある。習熟度少人数授業を今年
度から実施していて、今まで以上に一人一人の様子を見て学習支援をしていく。特に学力の低い生徒への
底上げのために、小テストや課題プリントを効果的に利用し、学習習慣を定着させていきたい。一方、表
現力の育成のために、現実に即した場面設定をした言語活動を取り入れ、英語を使う必要性を意識できる
ような教材の工夫をしていく。
<正答数分布、到達目標値達成、習得目標値未満の生徒の割合から>
【児童・生徒の学力向上を図るための調査】
1月下旬の東京都の公式発表後に、記載します。
20
平成28年度「全国学力・学習状況調査」
(国)、
「確かな学力の伸長を図る調査」(市)の結果分析
中学校第3学年・国語
東久留米市立大門中学校
◇結果分析
<正答数分布から>
【全国学力・学習状況調査】
[国語A:主として知識]は全 33 問出題され、正答数 10 問を下回る生徒はいなかったものの、20
問以下が 13.1%、25 問以上が 15.6%であった。
[国語B:主として活用]は全 9 問出題され、正答数 3 問を下回る生徒が 7.4%、6問以上が
80.6%と、[国語A][国語B]共に全国平均・東京都平均よりも高い結果となった。
<観点別結果から>
【全国学力・学習状況調査】
すべての観点で、全国・東京都平均を上回る結果となった。特に「読む能力」は、全国平均が
78.6%、東京都平均が 80.8%であるのに対し、本校は 84.4%(全国平均+5.8 ポイント、東京都平均
+3.6 ポイント)という結果になった。一方で、「書く能力」に関しては全国平均が 73.7%、東京都
平均が 75.4%である中、本校は 75.7%と、若干上回ってはいるものの最も平均正答率が低い結果と
なってしまった。
【確かな学力の伸長を図る調査】
「読む能力」が全国得点率を 8.1 ポイント上回る 60.2%であった。また、全国の約3ポイントを
上回っているものの、
「書く能力」が最も低い結果となった。
<領域別結果から>
【全国学力・学習状況調査】
3領域2事項で、全国・東京都平均を上回る結果となった。特に「読むこと」は、全国平均が
78.6%、東京都平均が 80.8%であるのに対し、本校は 84.4%(全国平均+5.8%、東京都平均
+3.6%)という結果になった。一方で、
「書くこと」に関しては全国平均が 73.7%、東京都平均が
75.4%であるなか、本校は 75.7%と、若干上回ってはいるものの最も平均正答率が低い結果となっ
た。
【確かな学力の伸長を図る調査】
全国の正答率の約3ポイントを上回っているものの、最も低い結果となった「書く能力」及び次
に低い結果となった「国語への関心・意欲・態度」を重点的に向上させる。
◇課題
○全体を通して、
「書く能力」に課題があることがわかった。
「書く能力」を向上させるために、ワ
ークシートを用い、主題を読み取ることや登場人物の心情理解、説明文での読み取りを行う。1学
期は字数を制限せずに内容を押さえることを目的としたが、質の向上を目指し、条件を設定してい
く。
○発展学習として「書く能力」では相互評価する授業も行い、より論理的で質の高い表現を追求さ
せ、それを評価する。
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平成28年度「全国学力・学習状況調査」
(国)、
「確かな学力の伸長を図る調査」(市)の結果分析
中学校第3学年・数学
東久留米市立大門中学校
◇結果分析
<正答数分布から>
【全国学力・学習状況調査】
数学Aは全36問出題され、正答数10問を下回る生徒の割合はおよそ3%で、正答数30問以
上の生徒の割合は37%を超えた。
数学Bは全15問出題され、正答数5問を下回る生徒の割合はおよそ24%で、正答数10問以
上の生徒の割合は33%を超えた。
<観点別結果から>
【全国学力・学習状況調査】
全ての観点で全国正答率より高い結果であった。特に「数学的な技能」では、数学Aの全国正答
率 66.9%に対して本校は 75.0%、数学Bの全国正答率 58.5%に対して本校は 64.8%と全国正答率
を大きく上回る結果もあった。
【確かな学力の伸長を図る調査】
「数学への関心・意欲・態度」は、全国得点率に比べ 0.1 ポイント、
「数学的な見方や考え方」は
9.1 ポイント、
「数学的な技能」は 7.3 ポイント、数量や図形などについての知識・理解」は 5.0 ポ
イント高かった。
観点別評価から出された評定も、評定 4 の割合が 16%、評定 5 の割合が 32%と比較的高い水準に
ある。ただし、評定 1 の割合が 6%であることが今後の課題である。
<領域別結果から>
【全国学力・学習状況調査】
全国比を上回る領域が大半だが、特に「資料の活用」に関する問題は、数学A全国正答率 56.5%
に対して本校は 63.0%、数学B全国正答率 39.3%に対して本校は 44.9%と全国比と変わらない領域
もあった。
【確かな学力の伸長を図る調査】
「数と式」は 116、
「図形」は 112、「関数」は 109、「資料の活用」は 108 の4つの領域とも全国比
100 を越えているが、全国平均の比較的低い「関数」の領域と「資料の活用」の領域に学力向上の余
地がある。
◇課題
○定着が足りないと考えられる領域については、放課後の補充教室を用いて学び直しの機会を作
る。
○思考力・判断力・表現力を伸ばす指導の充実を図るために、課題解決を図るための話し合いのよう
な、数学的な活動に力を入れていく。
○興味・関心を高める分かりやすい授業をしていくために、特に「図形」の領域では指導の工夫を
図る。
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