shokutsushin 堺市教育委員会 保健給食課 食育の日 ≪和食文化の特徴≫ 自然の美しさや 季節の移ろいの 表現 正月などの 年中行事との 密接な関わり 健康的な 食生活を支える 栄養バランス 多様で新鮮な 食材と その持ち味の 尊重 家庭で「和食文化」チェック! 家庭の食事でどれだけ和食文化の要素があるかチェックしてみまし ょう。 分類 チェック項目 食材 日本の土壌・水が育んだ食材を活用する。 □米 □伝統的な野菜 □魚介、海藻類 各地域の風土に育まれた加工食品を活用する。 □漬物 □乾物 □魚加工食品 □うどん、そば 四季折々が育んだ旬の食材を活用する。 □旬の食材(最も味の良い出盛り期) 地域が育んだ食材を活用する。 □地域の食材(野菜、肉、魚など) 素材の持ち味を活かす調理方法で作る。 □刺身 □和え物 □焼き物 □煮物 調理 素材の味わいを活かすため、日本人が育んできた調 理道具を使う。 □庖丁、まな板、菜箸、しゃもじ、おたま、おろ し金、すり鉢など 素材の味わいを引き立てる調味をする。 □だし汁 □伝統的な調味料(醤油、味噌、みり ん、酢など) □伝統的な香辛料(しょうが、わ さび、山椒、和からしなど) 献立 米が中心の献立を作る。 □米、汁、おかず(菜) 、漬け物がそろっている 配膳 日本の伝統にのっとった食事用具を使う。 □箸 □茶碗、椀 □正しい配膳 自然などへの感謝をあらわす。 □「いただきます」 「ごちそうさま」 作法 日本人が育んできた食べ方の作法に従う。 □茶碗を持って食べる□正しく箸を使って食べる 地域や周囲の人との絆を深めながら食べる。 □家族や友だちと一緒に食べる (参考:農林水産省「和食文化チェックシート」 ) 材 料(4人分) ・れんこん(輪切り) ・・・・・・ ・乾燥ひじき(水にもどす) ・・・ ・しょうが(みじん切り) ・・・・ ・豚ひき肉 ・・・・・・・・・ ・スープの素 ・・・・・・・・ ・しょうゆ ・・・・・・・・ ・砂糖 ・・・・・・・・・ ・油 ・・・・・・・・・・・ 400g 16g 5g(1かけ) 100g 5g(小さじ2) 18g(大さじ1) 4.5g(大さじ1/2) 適量 作り方 ① フライパンに油を熱し、豚ひき肉、しょうがを炒める。 ② ひじき、れんこんを加えて炒める。 ③ スープの素を入れ、湯1カップを注いで砂糖、しょうゆを 加える。 ④ ときどき混ぜながら中火で汁気がなくなるまでいり煮し、 味を含ませる。 中学校では、これまでのお弁当の良さを大切にしながら、お弁 当と給食のどちらかを選択するという方式で、この11月から選 択制給食がスタートしました。 献立は、中学校の栄養教諭と堺市の管理栄養士が作成し、安全、 安心、栄養バランスのよさに加え、ごはんの量を、標準、大盛、 小盛から選べ、生徒のそれぞれの喫食状況に合わせることができ るよさもあります。 <献立例> 【 副 食】 【 牛乳 】 (温かいおかず2品) 良質なたんぱく 質・カルシウム をとることがで きます。 【主食(ご飯) 】 ご飯の量は、 ・標準 230g ・大盛 300g ・小盛 210g となります。 【 副 食】 (冷たいおかず2品また は汁物) 食育クイズ! 【問題1】 次の野菜のうち、冬が旬でな いものはどれ? ①大根 ②冬瓜 ③白菜 【問題2】 れんこんの穴はなぜ開いて いる? ①栄養を通すため ②空気を通すため ③水分を通すため 食育クイズの答え 【問題1】 「②」 【問題2】 「②」 和食には、 四季や地理的な多様性による 「新鮮で多様な食材の使用」 、 「自然の美しさを表した盛りつけ」などといった特色があります。 和食は、日本人が基礎としている「自然の尊重」という精神にのっ とり、正月や田植え、収穫祭のような年中行事と密接に関係し、家族 や地域のコミュニティのメンバーとの結びつきを強めるという社会的 習慣であることが認められ、2013年「和食;日本人の伝統的な食 文化」がユネスコ無形文化遺産に登録されました。
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