養子縁組家庭に関する アンケート調査結果報告書

養子縁組家庭に関する
アンケート調査結果報告書
2016 年 12 月
<目
次>
「養子縁組家庭に関するアンケート調査」について ...............................................................1
1. アンケート調査の概要.......................................................................................................1
2. 【親の意識調査】集計結果と既存調査との比較 ...........................................................5
3. 【子どもの意識調査】集計結果と既存調査との比較 .................................................51
4. まとめと考察.....................................................................................................................96
5. 今後に向けて.....................................................................................................................99
「養子縁組家庭に関するアンケート調査」について
1.アンケート調査の概要
子どもの福祉の観点から、日本における家庭養育充実の必要性が指摘されている。今年
(2016 年)6 月に公布された改正児童福祉法では、子どもが実家庭で育つことができない場
合、家庭と同様の養育環境(養子縁組や里親・ファミリーホーム)で育てることが原則とな
った。しかし、養子縁組家庭や里親家庭などの家庭養護が子どもの成長にどのような影響を
及ぼすかについて、十分に明らかになっているとは言えない。特に、養子縁組家庭への調査
は、真実告知の有無や養子縁組成立後の家庭へのアクセスの難しさから、これまで家庭養護
促進協会や岡山県ベビー救済協会などの民間の養子縁組団体が自身の養子縁組家庭につい
て行ったアンケート調査などに限られ、極めて僅少であった。そこで、日本財団では、養子
縁組家庭の生活状況やニーズ等を把握することを目的として、特別養子縁組もしくは普通
養子縁組で子どもを迎えた家庭に対して、アンケート調査を実施した。
アンケートは、養子縁組の活動を長く行っている 2 つの民間の養子縁組団体(公益社団法
人家庭養護促進協会大阪事務所と特定非営利活動法人環の会)の協力を得て、合計 263 世帯
に対して調査票を発送し、170 世帯から回収を得た(回収率 64.6%)
。親に対する調査に加
えて、特別養子縁組または普通養子縁組によって迎えた子どもが 10 歳以上の場合は、子ど
もにも調査を行った。該当する子どもが 2 人以上いる場合は、年長の子どもを対象とした。
調査の概要は、表 1 の通りである。アンケート結果の分析にあたっては、国もしくは国の
研究機関等が実施している既存調査と比較を行っている。比較分析に用いた既存調査と今
回のアンケート調査の比較を行ったものが表 2 である。また今回調査の調査項目と既存調
査の調査項目を比較したものが表 3・表 4 である。
表 1 アンケート調査の概要
調 査 対 象
養子縁組で子どもを迎えた家庭
調 査 方 式
郵送配布・留置・郵送回収における自記方式
調 査 時 点
2016 年 8 月 1 日現在
調 査 期 間
2016 年 8 月~9 月
263 世帯(公益社団法人家庭養護促進協会大阪事務所経由 196 世帯、特
発
送
数
回
収
数
170 世帯(親調査票 168 票、子ども調査票 89 票)
回
収
率
64.6%
実 施 主 体
定非営利活動法人環の会経由 67 世帯)
日本財団(調査委託先:三菱 UFJ リサーチ&コンサルティング株式会社)
1
表 2 今回調査・既存調査の調査対象年齢層、または平均年齢
調査名/調査主体
今回調査(親調査)
(子調
査)
(養子縁組家庭に関するア
ンケート調査)
調査時期
表 1 参照
児童養護施設入所児童等調
査結果
/厚生労働省
2013(平成
25)年 2 月 1
日実施
第3回子育て世帯全国調査
(子どものいる世帯の生活
状況および保護者の就業に
関する調査 2014)
/労働政策研究・研修機構
生活と支え合いに関する調
査
/国立社会保障・人口問題
研究所
2014(平成
26)年 11 月~
12 月
全国学力・学習状況調査/
文部科学省
2013(平成
25)年 4 月 24
日
全国学力・学習状況調査
(きめ細かい調査)
/文部科学省
2013(平成
25)年 5 月下
旬~6 月下旬
親と子の生活意識に関する
調査(保護者調査)
(子調
査)
/内閣府
子供の生活力に関する実態
調査
/国立青少年教育振興機構
2011(平成
23)年 10 月
27 日~11 月 6
日
2012(平成
24)年 9 月 20
日~10 月 26
日
小学生・中学生の意識に関
する調査
/内閣府
2014(平成
26)年 2 月 6
日~2 月 23 日
2012(平成
24)年 7 月
対象の子どもの平均年齢、または調査対象年齢層
調査対象:表 1 参照
親調査票ベース平均年齢:
9.44 歳(10 歳未満の子どもを含む)
子調査票ベース平均年齢:
12.56 歳(10 歳以上の子どものみ)
調査対象:
下記施設入所児童等全員
平均年齢
・里親委託児:9.9 歳
・養護施設児:11.2 歳
・情緒障害児:12.7 歳
・自立施設児:14.1 歳
・乳児院児:1.2 歳
・母子施設児:7.4 歳
・ファミリーホーム児:11.2 歳
・援助ホーム児:17.5 歳
調査対象の母集団:
末子が 18 歳未満のふたり親世帯またはひとり親世
帯(全国)
。調査時点は 2014 年 11 月 1 日の状況
平均年齢:
11.96 歳(ただし、一人目の子どもの年齢)
調査対象:
・「平成 24 年国民生活基礎調査」で全国(福島県を
除く)を対象に設定された調査地区(1,102 地区)
内から無作為に選ばれた調査地区(300 地区)内に
居住する世帯主および 20 歳以上の個人
・同居人について(性別、出生年月等)を問う設問
あり(ただし、集計結果掲載なし)
調査対象:
【小学校調査】小学校(特別支援学校小学部)第 6 学
年
【中学校調査】中学校(中等教育学校、特別支援学校
中学部)第 3 学年
調査対象:
無作為に抽出された公立学校(全国で小学校 430
校、中学校 414 校)において、本体調査を受けた児
童生徒の保護者
調査対象:
平成 8 年 4 月 2 日~平成 9 年 4 月 1 日生まれの中学
3 年生男女(14~15 歳)及びその保護者
調査対象:
全国公立小学校 4 年~6 年生、中学校 2 年生、高校
2 年生
割合:
小 4(21.4%)
、小 5(21.9%)
、小 6(22.1%)
、中 2
(20.9%)
、高 2(13.7%)
調査対象:
平成 25 年 4 月 1 日現在で,満 9 歳から満 14 歳ま
での男女個人(調査時点で、小学校 4 年生から中学
校 3 年生の男女個人)
回答者平均年齢:
12.3 歳
2
表 3 今回調査の調査項目と、既存調査との比較項目(親調査)
選択肢
設問
Ⅰ ご家族および子どもの養育について
(1)回答者
問1 あなた(養親)ご自身のこと (2)現在の居住地
(3)同居する家族の人数
(1)性別
(2)生まれた年月
(3)養親のもとで生活する前に
暮らしたことのある施設等
問2 子ども(養子)のこと
(4)対象の子どもの養育を開始
した時期
(5)養子縁組の方法
(6)真実告知
(1)性別
(2)生まれた年月
問3 同居する世帯員
(3)対象となる子どもとの続柄
問4 子どもの心身の状況
問5 子どもの風邪や病気へのなり
やすさ
問6 養育開始時の職業
問7 最終学歴
付問4-1【障害等がある場合】該
当するもの
付問4-2【障害等がある場合】通
所支援の利用
○
○
○
乳児院/施設等
年月(記述式)
特別養子縁組/普通養子縁組
している/していない
男/女
年月(記述式)
父/母/祖父/祖母/きょうだい(実子)/きょうだい(養子)/
その他の親族/里子/その他
障害等はない/障害等がある(医師の診断を受けている)
身体虚弱/肢体不自由/視聴覚障害/言語障害/知的障害/
てんかん/ADHD/LD/広汎性発達障害/その他の障害等
○
○
○
はい/いいえ
○
しにくい/しやすい
付問5-1【風邪や病気になりやす
い場合】具体的な内容
(1)父
(2)母
(1)父
(2)母
問8 世帯収入
Ⅱ 生活の状況
(1)仕事で疲れ家事育児ができ
ない
(2)家事負担で仕事に集中でき
ない
問10 子どもと朝食、夕食をとる回 (1)朝食
(2)夕食
数
問11 食料が買えなかった経験
(物質的剥奪の状況)
問12 衣類が買えなかった経験
(物質的剥奪の状況)
Ⅲ 子どもの養育について
(1)本や新聞を読むようにすすめ
る
(2)読んだ本の感想を話し合う
問13 家庭で子どもに対してしてい
(3)小さいころ絵本を読み聞かせ
ること
た
(4)英語や外国の文化に触れる
(5)自然に触れる機会をつくる
問14 子どもの養育にかかる費用
問9 仕事と家庭のバランス
(1)日常生活力・対人スキル
問15 子どもが自立できるようにここ
(2)学習・進学
ろがけたこと
(3)進路相談
Ⅳ 進学および教育・学習の状況
問16 子どもの就学前の通所・通
園の状況
○
ひきつけ/下痢/熱/風邪/湿疹/その他
正社員・正規職員/嘱託・契約社員/派遣・請負社員/パート・ア
ルバイト/日雇い/自営業/自営業の手伝い/個人業務請負/内
職/その他/無職
中学校/高等学校/専修学校・各種学校/短大・高等専門学校
/大学・大学院/その他
税込(年額)(記述式)
ほぼ毎日/週に何回か/月に何回か/年に何回か/めったにない/
全くない
ほぼ毎日/週に何回か/月に何回か/年に何回か/めったにない/
全くない
ほぼ毎日/週4日以上/週2,3日程度/週1日程度/ほとんどない
ほぼ毎日/週4日以上/週2,3日程度/週1日程度/ほとんどない
○
○
○
○
○
○
○
○
よくあった/ときどきあった/まれにあった/まったくなかった
○
○
よくあった/ときどきあった/まれにあった/まったくなかった
○
○
○
○
あてはまる/どちらかといえばあてはまる/どちらかといえばあてはまらない
/あてはまらない
○
○
○
月5万円未満/月10万円未満/月10万円以上/その他
身の回りの整理・掃除・洗濯/食事づくり/健康管理/金銭管理/
挨拶・人間関係/感情の制御/トラブル回避/マナー/成功体験/
自尊感情の醸成/社会サービス利用/その他
習慣づけ/学習塾利用/父母兄弟による学習指導/家庭教師/
奨学金等/進路相談/就活支援/その他
十分できている/だいたいできている/十分ではない/できていない/
その他
保育所/幼稚園/認定こども園/その他/通所・通園はしていない
問17 子どもの小学校
問18 子どもの中学校
問19 子どもの学業の状況
問20 子どもの通学の状況
問21 習い事・塾代
問22 理想的な進学先
現実的な進学先
問23 現実的な進学先
父/母
市区町村単位まで(記述式)
※養親および子どもを含む全員(記述式)
男/女
年月(記述式)
比較した既存調査
親と子
子育て 児童養 生活と 学力・
の生活
世帯調 護施設 支え合 学習状
意識調
等調査 い調査 況調査
査
査
問24 現実的な進学先の理由
公立小学校(特別支援教育以外)/公立小学校(特別支援教
育)/国立・私立小学校/その他
公立中学校(特別支援教育以外)/公立中学校(特別支援教
育)/国立・私立中学校/その他/まだ中学校に進学していない
すぐれている/特に問題ない/遅れがある/わからない
普通に通学している/欠席しがち/わからない
月額平均(記述式)
中学/高校/専門/高専・短大/大学/大学院/その他
中学/高校/専門/高専・短大/大学/大学院/その他
子どもの希望/一般的な進路/子どもの学力/経済的な理由/家
族の理解/その他/特に理由はない
3
○
○
○
○
○
○
表 4 今回調査の調査項目と、既存調査との比較項目(子調査)
選択肢
設問
比較した既存調査
小・中
親と子
学力・
子どもの
学生の
の生活
学習状
生活力
意識調
意識調
況調査
調査
査
査
Ⅰ あなたのことについて
問1 あなたのこと
(1)性別
(2)生まれた年月
(3)年齢
(3)在学・卒業
男/女
年月(記述式)
年齢(記述式)
小学校在学中/中学校在学中/中学校卒業/高校在学中/その他
①朝ごはん
②晩ごはん
①朝ごはん
②晩ごはん
毎日食べる/週4~5日食べる/週2~3日食べる/ほとんど食べない
毎日食べる/週4~5日食べる/週2~3日食べる/ほとんど食べない
毎日1人/ときどき1人/ほとんど1人では食べない/1人では食べない
毎日1人/ときどき1人/ほとんど1人では食べない/1人では食べない
1日2回以上/1日1回/ときどき/ほとんどしない
よく/ときどき/あまり/まったく
よく/ときどき/あまり/まったく
よく/ときどき/あまり/まったく
よく/ときどき/あまり/まったく
【学校に通っている場合】よく/ときどき/あまり/まったく
【学校に通っている場合】よく/ときどき/あまり/まったく
よく/ときどき/あまり/まったく
よく/ときどき/あまり/まったく
よく/ときどき/あまり/まったく
お父さんやお母さんから教えてもらっている/きょうだいから教えてもらっている/塾に
通っている/その他/特にない
習い事をしている【内容記述】/習い事はしていない
入っている【内容記述】/入っていない/学校に部活動がない
Ⅱ 家庭、生活について
問2 朝ごはん・晩ごはんの頻度
問3 孤食の状況
問4 歯みがきの状況
問5 家族との会話
問6 家族との関わり
(1)将来や進路のこと
(2)友だちのこと
(3)社会のできごとやニュース
(4)趣味や習い事
(5)学校でのできごと
(6)勉強や成績のこと
(1)悩みや相談を聞いてもらうこと
(2)しかられたり注意されたりすること
(3)ほめられること
問7 子どもの学習支援
問8 子どもの習いごと
問9 子どもの部活動
Ⅲ 人間関係について
(1)信頼できる人
(2)気軽に相談できる人
問10 親以外の周りの大人
(3)尊敬できる人
(4)自分のことを大切にしてくれる人
(5)勉強の相談ができる人
Ⅳ あなたの考え方について
問11 主観的健康感
問12 精神的健康状態
問13 今の自分についてどう思うか
(1)悲しいと感じたこと
(2)ゆううつだと感じたこと
(3)一人ぼっちで寂しいと感じたこと
(1)自分自身に満足
(2)長所がある
(3)意欲的に取り組む
(4)親から愛されている
(5)自分は役に立たない
(6)早く一人暮らしがしたい
Ⅴ 学校、勉強について
問14 学校生活が楽しいか
問15 学校の成績
問16 学校生活の状況
(1)学校の授業がよく分かっている
(2)先生との関係がうまくいっている
(3)友だちとの関係がうまくいっている
問17 平日の勉強時間
問18 土日の勉強時間
Ⅵ 進路のことについて
問19 理想的な進学先
現実的な進学先
問20 現実的な進学先
問21 現実的な進学先の理由
いる(親以外の家族/学校の先生/塾や習い事の先生/学校や塾の先輩/
近所の知り合い/ボランティアの大学生/インターネットの知り合い/その他)/い
ない
いる(親以外の家族/学校の先生/塾や習い事の先生/学校や塾の先輩/
近所の知り合い/ボランティアの大学生/インターネットの知り合い/その他)/い
ない
いる(親以外の家族/学校の先生/塾や習い事の先生/学校や塾の先輩/
近所の知り合い/ボランティアの大学生/インターネットの知り合い/その他)/い
ない
いる(親以外の家族/学校の先生/塾や習い事の先生/学校や塾の先輩/
近所の知り合い/ボランティアの大学生/インターネットの知り合い/その他)/い
ない
いる(親以外の家族/学校の先生/塾や習い事の先生/学校や塾の先輩/
近所の知り合い/ボランティアの大学生/インターネットの知り合い/その他)/い
ない
○
○
○
○
○
○
○
○
○
よい/どちらかといえば良い/普通/どちらかといえば悪い/悪い
まったくなかった/週に1~2回/週に3~4回/週に5回以上
まったくなかった/週に1~2回/週に3~4回/週に5回以上
まったくなかった/週に1~2回/週に3~4回/週に5回以上
そう思う/どちらかと言えばそう思う/どちらかと言えばそう思わない/そう思わない
そう思う/どちらかと言えばそう思う/どちらかと言えばそう思わない/そう思わない
そう思う/どちらかと言えばそう思う/どちらかと言えばそう思わない/そう思わない
そう思う/どちらかと言えばそう思う/どちらかと言えばそう思わない/そう思わない
そう思う/どちらかと言えばそう思う/どちらかと言えばそう思わない/そう思わない
そう思う/どちらかと言えばそう思う/どちらかと言えばそう思わない/そう思わない
○
○
○
○
○
○
楽しい/まあ楽しい/あまり楽しくない/楽しくない
学年の中でどれくらいか→上の方/やや上/まん中/やや下/下/わからない
あてはまる/まああてはまる/あまりあてはまらない/あてはまらない
あてはまる/まああてはまる/あまりあてはまらない/あてはまらない
あてはまる/まああてはまる/あまりあてはまらない/あてはまらない
しない/30分未満/1時間未満/2時間未満/3時間未満/3時間以上
しない/30分未満/1時間未満/2時間未満/3時間未満/3時間以上
○
○
中学/高校/専門/高専・短大/大学/大学院/わからない/その他
中学/高校/専門/高専・短大/大学/大学院/わからない/その他
自分の希望/一般的な進路/自分の学力/親の希望/親の考え/経済的な
理由/特に理由はない/その他
○
○
4
○
○
○
○
○
○
○
○
○
2.【親の意識調査】集計結果と既存調査との比較
Q1-1 回答者
「母」が 77.1%、
「父」が 22.9%となっている。
図 1 Q1(1) 回答者
(n=166)
父, 22.9%
母, 77.1%
Q1-3 同居家族人数
「3 人」の割合が最も高く 60.0%となっている。次いで、
「4 人(24.2%)」、
「5 人(12.1%)
」
となっている。最大は 7 人となっている。
図 2 Q1(3) 同居家族人数
(n=165)
70.0%
60.0%
60.0%
50.0%
40.0%
30.0%
24.2%
20.0%
12.1%
10.0%
1.2%
1.8%
0.6%
6人
7人
0.0%
2人
3人
4人
5人
5
Q2(1) 子どもの性別
「男」が 54.2%、
「女」が 45.8%となっている。
図 3 Q2(1) 子どもの性別
(n=168)
女, 45.8%
男, 54.2%
Q2(2) 対象の子どもの年齢
「13 歳」の割合が最も高く 12.1%、次いで、
「14 歳(10.9%)」、
「12 歳(10.3%)」となって
いる。平均年齢は 9.44 歳となっている。
図 4 Q2(2) 対象の子どもの年齢
(n=165)
14.0%
12.1%
12.0%
10.3%
10.0%
10.9%
9.1%
7.9%
8.0%
7.3%
6.7%
6.0%
4.8%
5.5%
4.2%
4.8%
4.8%
4.2%
4.0%
3.0%
2.4%
1.8%
2.0%
0.0%
0.0%
0歳
1歳
2歳
3歳
4歳
5歳
6歳
7歳
6
8歳
9歳
10歳 11歳 12歳 13歳 14歳 15歳 16歳
以上
Q2(3) 子どもが以前に暮らしたことのある場所
「乳児院」の割合が 94.5%とほとんどを占める。次いで、
「児童養護施設(18.2%)」
、
「産み
の親(6.1%)
」となっている。
図 5 Q2(3) 子どもが以前に暮らしたことのある場所
(n=165)
0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% 70.0% 80.0% 90.0% 100.0%
乳児院
94.5%
児童養護施設
18.2%
情緒障害児短期治療施設
0.0%
児童自立支援施設
0.0%
ファミリーホーム
0.6%
一時保護所
0.0%
産みの親
親族の家庭
6.1%
0.0%
里親
1.8%
その他
1.8%
施設等で暮らしていたことはない
0.6%
わからない
1.2%
7
Q2(4)-1 子どもの養育の開始時期:年
「2011 年以降」の割合が最も高く 32.9%となっている。次いで、
「2004 年(10.4%)」、
「2006
年(8.5%)
」
、
「2010 年(8.5%)
」となっている。
図 6 Q2(4) 子どもの養育の開始時期:年
(n=165)
35.0%
32.9%
30.0%
25.0%
20.0%
15.0%
10.4%
10.0%
8.5%
7.3%
5.5%
4.3%
5.0%
1.8%
1.8%
2000年
以前
2001年
8.5%
7.9%
6.7%
4.3%
0.0%
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
以降
Q2(4)-2 子どもの養育開始年齢
「0 歳」の割合が最も高く 38.4%となっている。次いで、
「1 歳(26.2%)」
、
「2 歳(12.8%)
」
となっている。平均値は、1.49 歳であった。
図 7 Q2(4) 子どもの養育開始年齢
(n=164)
45.0%
40.0%
38.4%
35.0%
30.0%
26.2%
25.0%
20.0%
12.8%
15.0%
7.9%
10.0%
7.3%
4.3%
5.0%
2.4%
0.0%
0.6%
7歳
8歳
0.0%
0歳
1歳
2歳
3歳
4歳
8
5歳
6歳
Q2(5) 子どもの養子縁組の方法
「特別養子縁組」が 98.2%、
「普通養子縁組」が 1.8%となっている。
図 8 Q2(5) 子どもの養子縁組の方法
(n=168)
普通養子縁組, 1.8%
特別養子縁組, 98.2%
Q2(6)真実告知の実施
真実告知を「している」が 80.1%、
「していない」が 19.9%となっている。
図 9 Q2(6) 真実告知の実施
(n=166)
していない, 19.9%
している, 80.1%
9
Q4 子どもの心身の状況
「心身に障害等はない」が 85.7%、
「心身に障害等がある(医師の診断を受けている)」が
14.3%となっている。
『児童養護施設入所児童等調査結果』と比較すると、今回調査の「心身に障害等がある」と
する割合は低い。
図 10 Q4 子どもの心身の状況
(n=168)
心身に障害等がある,
14.3%
心身に障害等はない,
85.7%
図 11 Q4 子どもの心身の状況
【
「児童養護施設入所児童等調査結果」との比較】 ※障害等ありの割合
80.0%
72.9%
70.0%
60.0%
46.7%
50.0%
40.0%
28.5%
30.0%
37.0%
フ
ァ
ミ
リ
ー
ホ
ー
ム
児
援
助
ホ
ー
ム
児
28.2%
20.6%
20.0%
37.9%
17.6%
14.3%
10.0%
0.0%
今
回
調
査
里
親
委
託
児
養
護
施
設
児
情
緒
障
害
児
自
立
施
設
児
乳
児
院
児
母
子
施
設
児
(注)
・
「児童養護施設入所児童等調査結果」では、設問の選択肢に「医師の診断を受けている」との記載はない。
10
Q4-1 心身の障害等に該当するもの
回答総数に対する心身の障害等に該当するものの割合をみると、
「注意欠陥多動性障害」の
割合が最も高く 6.0%となっている。次いで、
「広汎性発達障害(4.8%)
」、
「知的障害(3.6%)
」
となっている。
『児童養護施設入所児童等調査結果』と比較すると、今回調査の対象の子どもが選択肢に挙
げた障害等に該当する割合は相対的に低いと言える。
図 12 Q4-1 心身の障害等に該当するもの(障害の内容/回答総数)
(n=168)
0.0%
身体虚弱
1.0%
2.0%
3.0%
5.0%
1.2%
視聴覚障害
0.0%
言語障害
0.0%
知的障害
3.6%
0.6%
注意欠陥多動性障害
6.0%
学習障害
1.8%
広汎性発達障害
その他の障害等
6.0%
0.6%
肢体不自由
てんかん
4.0%
4.8%
1.2%
11
7.0%
図 13 Q4-1 心身の障害等に該当するもの(障害の内容/回答総数)
【「児童養護施設入所児童等調査結果」との比較】
0.0%
5.0%
身体虚弱
0.6%
1.7%
1.9%
0.6%
1.0%
1.9%
2.9%
2.1%
肢体不自由
1.2%
0.6%
0.3%
0.2%
0.1%
2.9%
0.3%
0.8%
0.0%
視聴覚障害
0.0%
0.8%
0.7%
0.2%
0.2%
2.8%
0.4%
1.3%
0.3%
言語障害
0.0%
0.7%
1.0%
0.5%
0.1%
2.6%
1.1%
2.1%
0.0%
10.0%
注意欠陥多動性
障害
学習障害
7.9%
5.8%
4.5%
35.0%
40.0%
13.8%
0.6%
1.0%
1.2%
1.4%
0.7%
2.1%
0.6%
1.3%
0.8%
6.0%
3.3%
4.6%
19.7%
15.3%
0.2%
2.0%
7.1%
6.4%
1.8%
0.8%
1.2%
1.9%
2.2%
0.0%
1.1%
4.1%
1.3%
1.3%
1.2%
29.7%
14.7%
3.7%
6.4%
その他の障害等
30.0%
12.3%
14.0%
13.5%
4.8%
4.4%
5.3%
広汎性発達障害
25.0%
今回調査
里親委託児
養護施設児
情緒障害児
自立施設児
乳児院児
母子施設児
ファミリーホーム児
援助ホーム児
9.8%
てんかん
20.0%
16.7%
3.6%
知的障害
15.0%
4.9%
10.3%
7.7%
7.5%
6.1%
35.8%
13.8%
14.4%
18.4%
12
また、
「心身に障害等がある(医師の診断を受けている)」と回答した数に対する心身の障害
等に該当するものの割合をみると、
「注意欠陥多動性障害」の割合が最も高く 41.7%となっ
ている。次いで、
「広汎性発達障害(33.3%)」、「知的障害(25.0%)
」となっている。
『児童養護施設入所児童等調査結果』と比較すると、「注意欠陥多動性障害」、「学習障害」
の割合が高く、
「広汎性発達障害」
、
「知的障害」の割合もやや高い傾向にある。
図 14 Q4-1 心身の障害等に該当するもの(障害の内容/障害等あり)
(n=24)
0.0%
身体虚弱
5.0%
10.0%
15.0%
20.0%
30.0%
35.0%
45.0%
8.3%
視聴覚障害
0.0%
言語障害
0.0%
知的障害
25.0%
4.2%
注意欠陥多動性障害
41.7%
学習障害
12.5%
広汎性発達障害
その他の障害等
40.0%
4.2%
肢体不自由
てんかん
25.0%
33.3%
8.3%
13
図 15 Q4-1 心身の障害等に該当するもの(障害の内容/障害等あり)
【
「児童養護施設入所児童等調査結果」との比較】
0.0%
10.0%
20.0%
30.0%
40.0%
50.0%
60.0%
4.2%
身体虚弱
8.1%
6.8%
0.8%
2.1%
7.6%
5.8%
肢体不自由
2.9%
1.2%
0.3%
0.3%
59.2%
11.0%
8.3%
今回調査
里親委託児
養護施設児
10.1%
1.9%
2.2%
0.0%
情緒障害児
自立施設児
0.0%
視聴覚障害
乳児院児
3.8%
2.6%
0.3%
0.5%
母子施設児
0.0%
言語障害
0.7%
0.3%
0.0%
ファミリーホーム児
9.8%
2.3%
3.5%
0.7%
援助ホーム児
3.5%
3.5%
6.2%
5.4%
9.3%
25.0%
19.2%
知的障害
38.5%
20.5%
25.4%
36.3%
26.6%
てんかん
4.2%
4.9%
4.3%
1.9%
1.5%
7.5%
3.6%
3.5%
2.2%
41.7%
16.0%
16.2%
注意欠陥多動性障害
学習障害
0.6%
11.6%
3.8%
4.1%
2.6%
4.6%
0.1%
6.2%
3.6%
27.0%
32.7%
18.8%
17.3%
12.5%
10.8%
33.3%
21.4%
18.4%
広汎性発達障害
31.5%
4.6%
21.3%
17.3%
8.3%
その他の障害等
43.1%
28.8%
40.8%
27.1%
24.0%
27.1%
29.5%
26.4%
14
49.1%
34.5%
37.9%
49.6%
70.0%
Q4-2 心身の障害に応じて通所支援を受けている
「いいえ」が 68.2%、
「はい」が 31.8%となっている。
図 16 Q4-2 心身の障害に応じて通所支援を受けている
(n=22)
はい, 31.8%
いいえ, 68.2%
15
Q5 子どもの風邪や病気のなりやすさ
風邪をひいたり病気になったり「しにくい」が 83.7%、
「しやすい」が 16.3%となっている。
『児童養護施設入所児童等調査結果』と比較すると、罹患傾向ありの割合は相対的に低い。
図 17 Q5 子どもの風邪や病気のなりやすさ
(n=166)
しやすい, 16.3%
しにくい, 83.7%
図 18 Q5 子どもの風邪や病気のなりやすさ
【「児童養護施設入所児童等調査結果」との比較】 ※罹患傾向ありの割合
70.0%
65.3%
60.0%
50.0%
40.0%
34.2%
29.8%
30.6%
フ
ァ
ミ
リ
ー
ホ
ー
ム
児
援
助
ホ
ー
ム
児
30.0%
20.8%
20.0%
16.3%
18.1%
18.3%
情
緒
障
害
児
自
立
施
設
児
14.1%
10.0%
0.0%
今
回
調
査
里
親
委
託
児
養
護
施
設
児
16
乳
児
院
児
母
子
施
設
児
Q5-1 なりやすい症状
回答総数に対する、なりやすい症状の割合をみると、「風邪をひきやすい」の割合が最も高
く 9.0%となっている。次いで、
「湿疹がでやすい(5.4%)」、
「よく熱をだす(4.2%)
」とな
っている。
『児童養護施設入所児童等調査結果』と比較すると、「風邪をひきやすい」割合はやや高い
ものの、今回調査の対象の子どもが選択肢に挙げた症状になりやすいとする割合は相対的
に低いと言える。
図 19 Q5-1 なりやすい症状(症状/回答総数)
(n=166)
0.0%
1.0%
2.0%
ひきつけたことがある
下痢をしやすい
3.0%
4.0%
5.0%
6.0%
8.0%
9.0%
10.0%
2.4%
1.8%
よく熱をだす
4.2%
風邪をひきやすい
9.0%
湿疹が出やすい
その他
7.0%
5.4%
3.0%
17
図 20 Q5-1 なりやすい症状(症状/回答総数)
【「児童養護施設入所児童等調査結果」との比較】
0.0%
ひきつけたことがある
10.0%
20.0%
30.0%
2.4%
0.8%
1.2%
0.4%
0.7%
養護施設児
情緒障害児
自立施設児
1.8%
0.8%
1.5%
2.5%
2.6%
乳児院児
母子施設児
ファミリーホーム児
9.1%
3.3%
2.9%
3.2%
援助ホーム児
4.2%
1.9%
2.5%
1.1%
1.4%
16.2%
6.7%
3.9%
2.4%
9.0%
風邪をひきやすい
4.3%
5.7%
3.3%
2.2%
29.4%
15.8%
9.5%
8.0%
湿疹が出やすい
5.4%
2.6%
4.4%
4.5%
4.3%
19.6%
4.7%
6.9%
4.8%
3.0%
その他
60.0%
里親委託児
2.7%
1.9%
0.8%
よく熱をだす
50.0%
今回調査
6.1%
下痢をしやすい
40.0%
6.6%
9.0%
8.7%
9.2%
21.1%
11.8%
11.1%
16.8%
18
70.0%
風邪をひいたり病気になったり「しやすい」回答とした数に対する、なりやすい症状の割合
をみると、
「風邪をひきやすい」の割合が最も高く 55.6%となっている。次いで、
「湿疹がで
やすい(33.3%)
」
、
「よく熱をだす(25.9%)」となっている。
『児童養護施設入所児童等調査結果』と比較すると、今回調査の割合が全体的に高く、「下
痢をしやすい」
、
「その他」以外では、今回調査の割合が最も高くなっている。
図 21 Q5-1 なりやすい症状(症状/罹患傾向あり)
(n=27)
0.0%
ひきつけたことがある
下痢をしやすい
10.0%
20.0%
30.0%
40.0%
60.0%
14.8%
11.1%
よく熱をだす
25.9%
風邪をひきやすい
55.6%
湿疹が出やすい
その他
50.0%
33.3%
18.5%
19
図 22 Q5-1 なりやすい症状(症状/罹患傾向あり)
【
「児童養護施設入所児童等調査結果」との比較】
0.0%
10.0%
20.0%
30.0%
40.0%
50.0%
60.0%
14.8%
5.6%
5.8%
ひきつけたことがある
2.2%
3.9%
今回調査
9.4%
8.0%
6.5%
里親委託児
養護施設児
2.6%
情緒障害児
自立施設児
11.1%
5.5%
7.1%
乳児院児
13.8%
14.4%
14.0%
下痢をしやすい
母子施設児
ファミリーホーム児
9.7%
9.7%
10.4%
援助ホーム児
25.9%
13.2%
11.8%
よく熱をだす
5.8%
7.5%
24.9%
19.7%
13.0%
7.8%
55.6%
30.4%
27.6%
18.3%
風邪をひきやすい
12.1%
44.9%
46.1%
32.0%
26.1%
33.3%
18.7%
21.3%
24.6%
23.3%
湿疹が出やすい
30.0%
13.8%
23.1%
15.7%
18.5%
46.9%
43.5%
47.8%
50.5%
その他
32.2%
34.6%
37.2%
54.8%
20
70.0%
Q6 養育開始当初の就業形態:父
全員が就業しており、
「正社員・正規職員」の割合が最も高く 83.6%となっている。次いで、
「自営業(12.7%)
」
、
「個人業務請負(1.8%)」、
「その他(1.8%)」となっている。
図 23 Q6 養育開始当初の就業形態:父
個人業務請負, 1.8%
パート・アルバイト, 0.0%
派遣社員・請
負社員, 0.0%
嘱託・契約社員, 0.0%
(n=165)
内職, 0.0%
その他, 1.8%
自営業の手
伝い, 0.0%
仕事はしてい
ない, 0.0%
自営業, 12.7%
正社員・正規職員,
83.6%
日雇い, 0.0%
Q6 養育開始当初の就業形態:母
「仕事はしていない」の割合が最も高く 70.1%となっている。次いで、「正社員・正規職員
(7.8%)
」
、
「パート・アルバイト(7.2%)
」となっている。
図 24 Q6 養育開始当初の就業形態:母
嘱託・契約社員, 1.8%
(n=167)
派遣社
員・請負
社員,
0.0%
パート・アルバイト, 7.2%
正社員・正規
職員, 7.8%
日雇い,
0.0%
自営業, 4.8%
自営業の手
伝い, 4.2%
個人業務請負, 0.6%
仕事はしていない,
70.1%
内職, 0.6%
その他, 3.0%
21
父親の就業形態を『第3回子育て世帯全国調査』と比較すると、今回調査のほうが「正社員・
正規職員」の割合がやや低く、
「自営業」の割合が若干高い。
図 25 Q6 養育開始当初の就業形態:父
【「第3回子育て世帯全国調査」との比較】 ※仕事の有無
0%
10%
20%
30%
40%
50%
今回調査
60%
70%
80%
90%
100%
100.0%
第3回子育て
世帯全国調査
95.5%
仕事をしている
4.5%
仕事をしていない
図 26 Q6 養育開始当初の就業形態:父
【
「第3回子育て世帯全国調査」との比較】 ※就業形態
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
1.8%
今回調査
83.6%
12.7%
1.8%
第3回子育て
世帯全国調査
91.3%
8.7%
正社員・正規職員
嘱託・契約社員
派遣社員・請負社員 パート・アルバイト
日雇い
自営業
自営業の手伝い
個人業務請負
その他
内職
(注)
・「第 3 回子育て世帯全国調査」では、
「現在収入をともなう仕事をしていますか」と「回答者本人・配偶
者」別に尋ねた上で、就業形態を尋ねている。
⇒図 25「仕事の有無」は、
「収入を伴う就労有無(配偶者)
・ふたり親(母親回答)
」の数値を引用。
⇒図 26「就業形態」は、回答者本人の「現在の主な仕事の形態・ふたり親(父親回答)
」の数値を引用(配
偶者の就業形態について問う設問は無いため)
。
22
母親の仕事の有無を『第3回子育て世帯全国調査』と比較すると、今回調査のほうが「仕事
をしている」割合が低く、専業主婦世帯が多いことがうかがわれる。就業形態をみると、
『第
3回子育て世帯全国調査』の「パート・アルバイト」の割合が今回調査の倍程度高く、今回
調査は、
「自営業」
「自営業の手伝い」の割合がやや高い。
図 27 Q6 養育開始当初の就業形態:母
【
「第3回子育て世帯全国調査」との比較】 ※仕事の有無
0%
10%
今回調査
20%
30%
40%
50%
60%
29.9%
70%
80%
90%
100%
70.1%
第3回子育て
世帯全国調査
69.7%
30.3%
仕事をしている
仕事をしていない
図 28 Q6 養育開始当初の就業形態:母
【
「第3回子育て世帯全国調査」との比較】 ※就業形態
0%
10%
今回調査
20%
26.0%
30%
40%
6.0%
50%
24.0%
0.0%
第3回子育て
世帯全国調査
28.8%
60%
70%
16.0%
80%
14.0%
90%
2.0%
49.2%
1.5%
4.5% 6.0%
1.6%
0.2%
1.2%
正社員・正規職員
嘱託・契約社員
派遣社員・請負社員 パート・アルバイト
日雇い
自営業
自営業の手伝い
個人業務請負
その他
内職
10.0%
2.0%
0.0%
5.0%
1.9%
100%
(注)
・「第 3 回子育て世帯全国調査」では、
「現在収入をともなう仕事をしていますか」と「回答者本人・配偶
者」別に尋ねている。その上で、就業形態を尋ねている。
⇒図 27「仕事の有無」は、
「収入を伴う就労有無(本人)
・ふたり親(母親回答)
」の数値を引用。
⇒図 28「就業形態」は、回答者本人の「現在の主な仕事の形態・ふたり親(母親回答)
」の数値を引用。
⇒図 28「就業形態」の今回調査の数値は、選択肢に「仕事はしていない」が含まれているので、その分の
数値を除いて割り戻した。
23
Q7 最終学歴:父
「大学・大学院」の割合が最も高く 53.3%となっている。次いで、
「高等学校(26.3%)」、
「専
修学校・各種学校(12.0%)
」となっている。
『第3回子育て世帯全国調査』と比較すると、今回調査のほうが「大学・大学院」の割合が
高い。
図 29 Q7 最終学歴:父
(n=167)
その他, 0.0%
中学校,
1.8%
高等学校, 26.3%
大学・大学院, 53.3%
専修学校・各種学
校, 12.0%
短大・高等専
門学校, 6.6%
図 30 Q7 最終学歴:父
【
「第3回子育て世帯全国調査」との比較】
0%
今回調査 1.8%
10%
20%
30%
26.3%
12.0%
40%
50%
60%
6.6%
70%
80%
90%
100%
53.3%
0.0%
第3回子育て
4.7%
世帯全国調査
中学校
36.8%
高等学校
12.7%
専修学校・各種学校
5.7%
短大・高等専門学校
40.0%
大学・大学院
0.1%
その他
(注)
・「第 3 回子育て世帯全国調査」では、
「回答者本人・配偶者」別に尋ねている。
⇒図 30「最終学歴:父」は、
「(元)配偶者の最終学歴・ふたり親(母親回答)
」の数値を引用。
24
Q7 最終学歴:母
「短大・高等専門学校」の割合が最も高く 29.9%となっている。次いで、「大学・大学院
(28.7%)
」
、
「高等学校(26.3%)
」となっている。
『第3回子育て世帯全国調査』と比較すると、今回調査のほうが「短大・高等専門学校」、
「大学・大学院」の割合が高い。
図 31 Q7 最終学歴:母
(n=167)
中学校,
1.2%
その他, 0.0%
高等学校, 26.3%
大学・大学院, 28.7%
専修学校・各種学校,
13.8%
短大・高等専門学校,
29.9%
図 32 Q7 最終学歴:母 【
「第3回子育て世帯全国調査」との比較】
0%
今回調査 1.2%
10%
20%
30%
26.3%
40%
50%
13.8%
60%
70%
80%
29.9%
90%
100%
28.7%
0.0%
第3回子育て
3.3%
世帯全国調査
中学校
33.5%
高等学校
17.2%
専修学校・各種学校
25.2%
短大・高等専門学校
20.7%
大学・大学院
(注)
・「第 3 回子育て世帯全国調査」では、
「回答者本人・配偶者」別に尋ねている。
⇒図 32「最終学歴:母」は、
「本人最終学歴・ふたり親(母親回答)
」の数値を引用。
25
その他
0.1%
Q8 年間の税込世帯収入
「600~800 万円未満」の割合が最も高く 30.9%となっている。次いで、「1000 万円以上
(20.4%)
」
、
「500~600 万円未満(16.0%)」となっている。平均値は約 727 万円であった。
『第3回子育て世帯全国調査』と比較すると、今回調査のほうが世帯年収が高い傾向が見て
とれる。平均値は約 571 万円であった。
図 33 Q8 年間の税込世帯収入
(n=162)
35.0%
30.9%
30.0%
25.0%
20.4%
20.0%
16.0%
15.0%
14.8%
11.7%
10.0%
4.9%
5.0%
1.2%
0.0%
300万円未満
300~
400万円未満
400~
500万円未満
500~
600万円未満
600~
800万円未満
800~
1000万円未満
1000万円以上
図 34 Q8 年間の税込世帯収入
【
「第3回子育て世帯全国調査」との比較】
今回調査
第3回子育て世帯全国調査
35.0%
30.9%
30.0%
24.0%
25.0%
20.4%
19.2%
20.0%
16.0%
15.0%
10.7%
11.7%
12.0%
14.8%
11.3%
10.9%
11.9%
10.0%
4.9%
5.0%
1.2%
0.0%
300万円未満
300~
400万円未満
400~
500万円未満
500~
600万円未満
26
600~
800万円未満
800~
1000万円未満
1000万円以上
Q9(1) 仕事で疲れて、家事や育児のいくつかができなかった
「めったにない」の割合が最も高く 39.3%となっている。次いで、
「月に何回かある(17.2%)」
、
「全くない(16.6%)
」となっている。
『第3回子育て世帯全国調査』と比較すると、
「ある」
(「ほぼ毎日」から「年に何回か」
)割
合が、
『第3回子育て世帯全国調査』では7割程度なのに対し、今回調査では4割程度とな
っており、仕事の疲れが家事や育児に与える影響は、今回調査のほうが小さいことがうかが
われる。
図 35 Q9(1) 仕事で疲れて、家事や育児のいくつかができなかった
(n=163)
ほぼ毎日, 1.8%
週に何回かあ
る, 9.8%
全くない, 16.6%
月に何回かある,
17.2%
めったにない, 39.3%
年に何回かある,
15.3%
図 36 Q9(1) 仕事で疲れて、家事や育児のいくつかができなかった
【
「第3回子育て世帯全国調査」との比較】
0%
今回調査
第3回子育て
世帯全国調
査
10%
1.8% 9.8%
7.8%
ほぼ毎日
20%
17.2%
30%
40%
50%
15.3%
70%
80%
39.3%
29.5%
週に何回かある
60%
24.4%
月に何回かある
27
100%
16.6%
11.5%
年に何回かある
90%
20.3%
めったにない
6.4%
全くない
Q9(2) 家事の負担があるために仕事に集中することが難しい
「めったにない」の割合が最も高く 40.5%となっている。次いで、「全くない(33.1%)」
、
「月に何回かある(11.0%)
」
、
「年に何回かある(11.0%)」となっている。
『第3回子育て世帯全国調査』と比較すると、
「ない」
(「めったにない」+「全くない」
)割
合が、
『第3回子育て世帯全国調査』では6割弱なのに対し、今回調査では7割を越えてお
り、家事の負担が仕事に与える影響は、今回調査のほうが小さいことがうかがわれる。
図 37 Q9(2) 家事の負担があるために仕事に集中することが難しい
(n=163)
週に何回か
ほぼ毎日, 0.0% ある, 4.3%
月に何回か
ある, 11.0%
年に何回かある,
11.0%
全くない, 33.1%
めったにない, 40.5%
図 38 Q9(2) 家事の負担があるために仕事に集中することが難しい
【
「第3回子育て世帯全国調査」との比較】
0%
今回調査
4.3%
10%
11.0%
20%
30%
40%
11.0%
50%
60%
40.5%
70%
80%
90%
33.1%
0.0%
第3回子育て
世帯全国調 2.7% 10.0%
査
ほぼ毎日
15.6%
週に何回かある
14.8%
35.8%
月に何回かある
28
年に何回かある
21.2%
めったにない
全くない
100%
Q10(1) 子どもとの朝食の回数
「ほぼ毎日」の割合が最も高く 74.7%となっている。次いで、「週 2、3 日程度(12.7%)」
、
「ほとんどない(4.8%)
」となっている。
図 39 Q10(1) 子どもとの朝食の回数
(n=166)
週1日程度, 4.2%
ほとんどない, 4.8%
週2、3日程度, 12.7%
週4日以上, 3.6%
ほぼ毎日, 74.7%
29
Q10(2) 子どもとの夕食の回数
「ほぼ毎日」の割合が最も高く 79.6%となっている。次いで、「週 4 日以上(9.0%)」
、「週
2、3 日程度(9.0%)
」となっている。
『第3回子育て世帯全国調査』と比較すると、今回調査のほうが「ほぼ毎日」の割合が若干
高い。
図 40 Q10(2) 子どもとの夕食の回数
(n=167)
ほとんどない, 1.8%
週1日程度,
0.6%
週2、3日程度, 9.0%
週4日以上, 9.0%
ほぼ毎日, 79.6%
図 41 Q10(2) 子どもとの夕食の回数
【
「第3回子育て世帯全国調査」との比較】
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
1.8%
今回調査
79.6%
9.0%
9.0%
0.6%
第3回子育て
世帯全国調
査
74.9%
8.9%
11.5%
2.4%
2.3%
ほぼ毎日
週4日以上
週2、3日程度
30
週1日程度
ほとんどない
Q11 お金が足りなくて、必要とする食料を買えないこと
「まったくなかった」が 99.4%とほとんどを占める。「まれにあった」が 0.6%となってい
る。
『第3回子育て世帯全国調査』
、
『生活と支え合いに関する調査』と比較すると、両調査では
「あった」
(
「よく」+「ときどき」+「まれに」
)の割合が2割程度あるのに対し、今回調
査では 0.6%となっており、食料を買えないことは「まったくなかった」割合が著しく高い。
図 42 Q11 お金が足りなくて、必要とする食料を買えないこと
(n=168)
ときどきあった,
0.0%
よくあった, 0.0%
まれにあった, 0.6%
まったくなかった,
99.4%
図 43 Q11 お金が足りなくて、必要とする食料を買えないこと
【
「第3回子育て世帯全国調査」、
「生活と支え合いに関する調査」との比較】
0%
今回調査
10%
20%
30%
40%
50%
0.6%
60%
70%
80%
99.4%
第3回子育て世
2.5% 8.3%
帯全国調査
12.5%
76.7%
生活と支え合い1.6%
4.9% 8.9%
に関する調査
よくあった
84.6%
ときどきあった
まれにあった
31
まったくなかった
90%
100%
Q12 お金が足りなくて、家族が必要とする衣類を買えないこと
「まったくなかった」が 97.0%とほとんどを占める。「まれにあった」が 3.0%となってい
る。
『第3回子育て世帯全国調査』
、
『生活と支え合いに関する調査』と比較すると、両調査では
「あった」
(
「よく」+「ときどき」+「まれに」
)の割合が2~3割あるのに対し、今回調
査では 3.0%となっており、衣類を買えないことは「まったくなかった」割合が著しく高い。
図 44 Q12 お金が足りなくて、家族が必要とする衣類を買えないこと
(n=168)
ときどきあった,
0.0%
よくあった, 0.0%
まれにあった, 3.0%
まったくなかった,
97.0%
図 45 Q12 お金が足りなくて、家族が必要とする衣類を買えないこと
【
「第3回子育て世帯全国調査」、
「生活と支え合いに関する調査」との比較】
0%
今回調査
10%
20%
30%
40%
50%
3.0%
70%
80%
97.0%
第3回子育て世
4.6% 7.8%
帯全国調査
生活と支え合い 2.9%
に関する調査
5.1%
60%
17.3%
70.4%
13.0%
よくあった
79.0%
ときどきあった
まれにあった
32
まったくなかった
90%
100%
Q13(1) 子どもに本や新聞を読むようにすすめている
「あてはまる」の割合が最も高く 47.3%となっている。次いで、
「どちらかといえばあては
まる(36.4%)
」
、
「どちらかといえばあてはまらない(12.4%)
」となっている。
『全国学力・学習状況調査』と比較すると、
「あてはまる(
「あてはまる」+「どちらかとい
えばあてはまる」
)
」割合が、
『全国学力・学習状況調査』では6~7割程度なのに対し、今
回調査では8割を越えている。
図 46 Q13(1) 子どもに本や新聞を読むようにすすめている
(n=129)
あてはまら
ない, 3.9%
どちらかといえばあ
てはまらない, 12.4%
あてはまる, 47.3%
どちらかといえばあ
てはまる, 36.4%
図 47 Q13(1) 子どもに本や新聞を読むようにすすめている
【
「全国学力・学習状況調査(きめ細かい調査)」との比較】
0%
10%
今回調査
全国学力・学
習状況調査
(小学校)
全国学力・学
習状況調査
(中学校)
あてはまる
20%
30%
40%
50%
47.3%
どちらかといえばあてはまる
70%
80%
36.4%
29.1%
22.4%
60%
12.4%
40.2%
39.6%
25.8%
30.6%
どちらかといえばあてはまらない
33
90%
100%
3.9%
4.9%
7.4%
あてはまらない
Q13(2) 子どもと読んだ本の感想を話し合ったりしている
「どちらかといえばあてはまらない」の割合が最も高く 34.1%となっている。次いで、
「ど
ちらかといえばあてはまる(31.0%)」
、「あてはまる(22.5%)
」となっている。
『全国学力・学習状況調査』と比較すると、
「あてはまる(
「あてはまる」+「どちらかとい
えばあてはまる」)」の割合が、『全国学力・学習状況調査』では3~4割程度なのに対し、
今回調査では5割を越えている。
図 48 Q13(2) 子どもと読んだ本の感想を話し合ったりしている
(n=129)
あてはまらない,
12.4%
あてはまる, 22.5%
どちらかといえばあ
てはまらない, 34.1%
どちらかといえばあ
てはまる, 31.0%
図 49 Q13(2) 子どもと読んだ本の感想を話し合ったりしている
【
「全国学力・学習状況調査(きめ細かい調査)」との比較】
0%
10%
今回調査
20%
22.5%
全国学力・学
習状況調査
(小学校)
10.2%
全国学力・学
習状況調査
(中学校)
8.2%
あてはまる
30%
40%
50%
60%
31.0%
34.1%
28.5%
45.0%
21.8%
どちらかといえばあてはまる
70%
46.3%
どちらかといえばあてはまらない
34
80%
90%
12.4%
16.3%
23.8%
あてはまらない
100%
Q13(3) 子どもが小さいころ、絵本の読み聞かせをした
「あてはまる」の割合が最も高く 68.5%となっている。次いで、
「どちらかといえばあては
まる(26.2%)
」
、
「どちらかといえばあてはまらない(4.6%)」となっている。
『全国学力・学習状況調査』と比較すると、
「あてはまる(
「あてはまる」+「どちらかとい
えばあてはまる」
)
」の割合が、
『全国学力・学習状況調査』では7割程度なのに対し、今回
調査では9割を越えている。
図 50 Q13(3) 子どもが小さいころ、絵本の読み聞かせをした
(n=130)
どちらかといえばあ あてはまらな
てはまらない, 4.6%
い, 0.8%
どちらかといえばあ
てはまる, 26.2%
あてはまる, 68.5%
図 51 Q13(3) 子どもが小さいころ、絵本の読み聞かせをした
【
「全国学力・学習状況調査(きめ細かい調査)」との比較】
0%
10%
20%
今回調査
30%
40%
50%
60%
70%
68.5%
80%
26.2%
90%
100%
4.6%
0.8%
全国学力・学
習状況調査
(小学校)
39.8%
33.9%
20.9%
5.4%
全国学力・学
習状況調査
(中学校)
40.0%
33.2%
21.1%
5.7%
あてはまる
どちらかといえばあてはまる
どちらかといえばあてはまらない
35
あてはまらない
Q13(4) 子どもが英語や外国の文化に触れるように意識している
「あてはまる」の割合が最も高く 33.6%となっている。次いで、
「どちらかといえばあては
まる(31.3%)
」
、
「どちらかといえばあてはまらない(22.9%)
」となっている。
『全国学力・学習状況調査』と比較すると、
「あてはまる(
「あてはまる」+「どちらかとい
えばあてはまる」)
」の割合が、『全国学力・学習状況調査』では3~4割程度なのに対し、
今回調査では6割を越えている。
図 52 Q13(4) 子どもが英語や外国の文化に触れるように意識している
(n=131)
あてはまら
ない, 12.2%
あてはまる, 33.6%
どちらかといえばあ
てはまらない, 22.9%
どちらかといえばあ
てはまる, 31.3%
図 53 Q13(4) 子どもが英語や外国の文化に触れるように意識している
【
「全国学力・学習状況調査(きめ細かい調査)」との比較】
0%
10%
今回調査
30%
40%
50%
33.6%
全国学力・学
習状況調査
(小学校)
全国学力・学
習状況調査
(中学校)
20%
16.5%
9.9%
あてはまる
60%
31.3%
23.5%
80%
22.9%
40.8%
20.9%
どちらかといえばあてはまる
70%
45.8%
どちらかといえばあてはまらない
36
90%
12.2%
19.3%
23.4%
あてはまらない
100%
Q13(5) 子どもが自然に触れる機会をつくっている
「あてはまる」の割合が最も高く 47.3%となっている。次いで、
「どちらかといえばあては
まる(37.4%)
」
、
「どちらかといえばあてはまらない(13.0%)
」となっている。
『全国学力・学習状況調査』と比較すると、
「あてはまる(
「あてはまる」+「どちらかとい
えばあてはまる」)」の割合が、『全国学力・学習状況調査』では4~6割程度なのに対し、
今回調査では8割を越えている。
図 54 Q13(5) 子どもが自然に触れる機会をつくっている
(n=131)
あてはまらな
い, 2.3%
どちらかといえばあ
てはまらない, 13.0%
あてはまる, 47.3%
どちらかといえばあ
てはまる, 37.4%
図 55 Q13(5) 子どもが自然に触れる機会をつくっている
【
「全国学力・学習状況調査(きめ細かい調査)」との比較】
0%
10%
今回調査
全国学力・学
習状況調査
(小学校)
全国学力・学
習状況調査
(中学校)
20%
30%
40%
50%
47.3%
23.2%
12.9%
60%
70%
80%
37.4%
38.9%
32.2%
13.0%
27.1%
37.5%
あてはまる
どちらかといえばあてはまる
どちらかといえばあてはまらない
あてはまらない
機会をつくらなくても、自然に触れている
(今回調査では本選択肢無し)
37
90%
100%
2.3%
4.5% 6.2%
11.2%
6.3%
Q14 子どもの養育費
「月 5 万円未満」の割合が最も高く 57.2%となっている。次いで、「月 5 万円以上 10 万円
未満(33.3%)
」
、
「月 10 万円以上(9.4%)
」となっている。
図 56 Q14 子どもの養育費
(n=159)
月10万円以上, 9.4% その他, 0.0%
月5万円以上10万円未
満, 33.3%
月5万円未満, 57.2%
38
Q15(1) 身につけることを意識している日常生活能力や対人スキル等
「あいさつの仕方、人間関係の築き方」の割合が最も高く 85.0%となっている。次いで、
「身
の回りの整理・整頓、掃除、洗濯など(74.8%)」、「健康管理(62.2%)
」となっている。
図 57 Q15(1) 身につけることを意識している日常生活能力や対人スキル等
(n=127)
0.0%
10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% 70.0% 80.0% 90.0%
身の回りの整理・整頓、掃除、洗濯など
74.8%
食事づくり
37.8%
健康管理
62.2%
金銭管理
36.2%
あいさつの仕方、人間関係の築き方
85.0%
感情の制御
45.7%
トラブルの回避や関係の修復
40.9%
社会人としてのマナー
51.2%
成功体験を得る
38.6%
自尊感情の醸成・自信を育む
社会サービスの利用に関わる支援
その他
45.7%
6.3%
3.9%
39
Q15(2) 学習・進学について行っている支援
「学習習慣を身につけさせる」の割合が最も高く 79.2%となっている。次いで、
「学習塾や
予備校の利用(50.4%)
」
、
「父母やきょうだいなどによる学習指導(48.8%)
」となっている。
図 58 Q15(2) 学習・進学について行っている支援
(n=125)
0.0%
10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% 70.0% 80.0% 90.0%
学習習慣を身につけさせる
79.2%
学習塾や予備校の利用
50.4%
父母やきょうだいなどによる学習指導
48.8%
家庭教師の利用
1.6%
奨学金等の手続き
0.8%
将来の職業や受験などの進路の相談
就職活動の支援
その他
19.2%
0.0%
2.4%
40
Q15(3) 進路についての相談
「相談はできているが十分ではない」の割合が最も高く 30.7%となっている。次いで、
「だ
いたい相談できている(28.3%)
」
、
「十分相談できている(14.2%)
」となっている。
図 59 Q15(3) 進路についての相談
(n=127)
十分相談できている,
14.2%
わからない, 7.1%
その他, 7.1%
相談できていな
い, 12.6%
だいたい相談できて
いる, 28.3%
相談はできているが
十分ではない, 30.7%
Q16 就業前の通所・通園の状況
「幼稚園」の割合が最も高く 68.9%、次いで、
「保育所(29.2%)
」となっている。
「通園・通
所はしていない」は 5.6%となっている。
図 60 Q16 就業前の通所・通園の状況
(n=161)
0.0%
10.0%
保育所
20.0%
30.0%
その他
通園・通所はしていない
50.0%
60.0%
70.0%
29.2%
幼稚園
認定子ども園
40.0%
68.9%
2.5%
3.1%
5.6%
41
80.0%
Q17 子どもが通っていた(いる)小学校
「公立小学校(特別支援教育以外)」の割合が最も高く 89.9%となっている。次いで、
「国立・
私立小学校(7.0%)
」
、
「公立小学校(特別支援教育)(3.1%)
」となっている。
図 61 Q17 子どもが通っていた小学校
(n=129)
公立小学校(特別
支援教育), 3.1%
国立・私立小学校,
7.0% その他, 0.0%
公立小学校(特別支援
教育以外), 89.9%
Q18 子どもが通っていた(いる)中学校
「まだ中学校に進学していない」の割合が最も高く 46.2%となっている。次いで、
「公立中
学校(特別支援教育以外)(36.8%)
」
、
「国立・私立中学校(14.2%)」となっている。
図 62 Q18 子どもが通っていた中学校
(n=106)
公立中学校(特別支援
教育以外), 36.8%
まだ中学校に進学し
ていない, 46.2%
国立・私立中
学校, 14.2%
その他, 0.9%
42
公立中学校(特別支援
教育), 1.9%
Q19 子どもの学業の状況
「特に問題ない」の割合が最も高く 63.0%となっている。次いで、
「遅れがある(18.1%)
」、
「すぐれている(17.3%)
」となっている。
『児童養護施設入所児童等調査結果』と比較すると、
「すぐれている」の割合が高い。また、
「すぐれている」と「特に問題ない」を合わせると、『児童養護施設入所児童等調査結果』
では4~5割程度なのに対し、今回調査では8割程度となっている。
図 63 Q19 子どもの学業の状況
(n=127)
わからない, 1.6%
すぐれている, 17.3%
遅れがある, 18.1%
特に問題ない, 63.0%
図 64 Q19 子どもの学業の状況
【「児童養護施設入所児童等調査結果」との比較】
0%
今回調査
里親委託児
10%
20%
30%
17.3%
6.2%
47.1%
母子施設児 2.4%
6.4%
60%
70%
80%
15.4%
28.2%
38.5%
0.6%
59.3%
16.1%
すぐれている
43
0.1%
47.8%
31.0%
特に問題ない
遅れがある
1.6%
18.5%
51.5%
41.7%
100%
31.3%
44.5%
33.7%
90%
18.1%
48.9%
情緒障害児 3.4%
自立施設児 2.0%
50%
63.0%
養護施設児 4.4%
ファミリーホーム児
40%
20.9%
わからない
Q20 子どもの通学の状況
「普通に通学している」が 97.6%とほとんどを占める。
「欠席しがち」は 2.4%となってい
る。
『児童養護施設入所児童等調査結果』と比較すると、「普通に通学している」割合が今回調
査では相対的に高い。
図 65 Q20 子どもの通学の状況
(n=127)
欠席しがち, 2.4%
わからない, 0.0%
普通に通学している,
97.6%
図 66 Q20 子どもの通学の状況
【「児童養護施設入所児童等調査結果」との比較】
0%
10%
20%
30%
40%
今回調査
50%
60%
70%
80%
90%
100%
97.6%
2.4%
0.0%
里親委託児
65.0%
養護施設児
ファミリーホーム児
31.5%
77.1%
情緒障害児
母子施設児
3.5%
4.3%
18.6%
91.9%
46.1%
6.1%
7.0%
47.8%
73.5%
普通に通学している
5.3%
欠席しがち
44
わからない
21.2%
1.1%
Q21 子どもの習い事・塾代の月額平均
「2 万円未満」の割合が最も高く 32.7%、次いで、
「3 万円以上(30.2%)
」となっている。
「0 円(出費がない)
」は 22.0%となっている。平均は 2.08 万円であった。
『第3回子育て世帯全国調査』と比較すると、「出費がない」の割合が低く、
「3 万円以上」
の割合が高い。今回調査のほうが、全体的に金額が高い傾向にある。
『第3回子育て世帯全
国調査』のの平均は 1.03 万円であった。
図 67 Q21 子どもの習い事・塾代の月額平均
(n=159)
40.0%
32.7%
35.0%
30.2%
30.0%
25.0%
22.0%
20.0%
15.1%
15.0%
10.0%
5.0%
0.0%
出費がない
2万円未満
3万円未満
3万円以上
図 68 Q21 子どもの習い事・塾代の月額平均
【
「第3回子育て世帯全国調査」との比較】
今回調査
50.0%
第3回子育て世帯全国調査
47.3%
45.0%
40.0%
32.7%
35.0%
30.4%
30.2%
30.0%
25.0%
22.0%
20.0%
15.1%
15.0%
10.9%
11.4%
10.0%
5.0%
0.0%
出費がない
2万円未満
3万円未満
3万円以上
(注)
・「第 3 回子育て世帯全国調査」の数値は、
「一人目の子ども」の 1 ヶ月の習い事・塾代の数値を引用。
45
子どもの習い事・塾代の月額平均をもう少し詳細にみたものが下記の図である。
「5 万円以
上」が 11.9%となっており、最大は 10.0 万円であった。
図 69 Q21 子どもの習い事・塾代の月額平均(詳細)
(n=159)
25.0%
22.0%
20.8%
20.0%
15.1%
15.0%
11.9%
11.9%
11.3%
10.0%
6.9%
5.0%
0.0%
0円
1万円未満
1~2万円未満 2~3万円未満 3~4万円未満 4~5万円未満
46
5万円以上
Q22 子どもに進学してほしい学校:理想
「大学まで」の割合が最も高く 69.5%となっている。次いで、
「専門学校まで(6.6%)」、
「高
等専門学校・短期大学まで(6.6%)
」となっている。
『親と子の生活意識に関する調査』と比較すると、今回調査のほうが「大学まで」「大学院
まで」とする割合が高く、上位の学校への進学を望む傾向が高いことがうかがわれる。
図 70 Q22 子どもに進学してほしい学校:理想
(n=167)
その他, 6.0%
大学院まで, 6.0%
中学校まで,
0.0%
高校まで, 5.4%
専門学校まで, 6.6%
高等専門学校・短期大
学まで, 6.6%
大学まで, 69.5%
図 71 Q22 子どもに進学してほしい学校:理想
【
「親と子の生活意識に関する調査(保護者調査)
」との比較】
0%
今回調査
親と子の生活
意識に関する
調査
10%
20%
30%
40%
50%
5.4% 6.6% 6.6%
15.4%
60%
70%
80%
69.5%
9.9%
6.3%
90%
100%
6.0% 6.0%
57.8%
3.0% 5.8%
1.7%
中学校まで
高校まで
専門学校まで
高等専門学校・短期大学まで
大学まで
大学院まで
その他
特に理想はない(今回調査では本選択肢無し)
47
Q23 子どもに進学してほしい学校:現実
「大学まで」の割合が最も高く 52.1%となっている。次いで、
「わからない(23.4%)」
、
「高
校まで(9.0%)
」となっている。
『親と子の生活意識に関する調査』と比較すると、
「高校まで」とする割合には差があるが、
他は大きな差が無い。「わからない」とする割合が、『親と子の生活意識に関する調査』の
5.0%に対し、今回調査では2割を越えて高くなっている。
図 72 Q23 子どもに進学してほしい学校:現実
(n=167)
中学校まで, 0.0%
専門学校まで, 8.4%
高校まで,
9.0%
わからない, 23.4%
高等専門学校・短期大
学まで, 4.8%
その他, 1.8%
大学院まで, 0.6%
大学まで, 52.1%
図 73 Q23 子どもに進学してほしい学校:現実
【
「親と子の生活意識に関する調査(保護者調査)
」との比較】
0%
今回調査
10%
9.0%
20%
30%
40%
8.4% 4.8%
50%
60%
70%
80%
1.8%
52.1%
90%
100%
23.4%
0.6%
0.0%
親と子の生活
意識に関する
調査
0.5%
22.4%
12.9%
7.4%
49.2%
中学校まで
高校まで
専門学校まで
高等専門学校・短期大学まで
大学まで
大学院まで
その他
わからない
48
0.7%
5.0%
1.8%
Q24 現実的に進学する学校の回答理由
「一般的な進路だと思うから」の割合が最も高く 29.9%となっている。次いで、
「子どもの
学力から考えて妥当だから(27.5%)
」、
「子どもがそう希望しているから(25.7%)
」となっ
ている。
『親と子の生活意識に関する調査』と比較すると、今回調査のほうが、「一般的な進路だと
思うから」
、
「その他」
、
「特に理由はない」とする割合が高く、
「子どもがそう希望している
から」
、
「家庭に経済的な余裕がないから」、
「子どもの学力から考えて妥当だから」とする割
合が低くなっている。
図 74 Q24 現実的に進学する学校の回答理由
(n=167)
0.0%
5.0%
10.0%
15.0%
20.0%
子どもがそう希望しているから
30.0%
25.7%
一般的な進路だと思うから
29.9%
子どもの学力から考えて妥当だから
27.5%
家庭に経済的な余裕がないから
他の家族の理解が得られないから
25.0%
3.0%
0.0%
その他
19.8%
特に理由はない
13.2%
49
35.0%
図 75 Q24 現実的に進学する学校の回答理由
【
「親と子の生活意識に関する調査(保護者調査)
」との比較】
0.0%
10.0%
20.0%
30.0%
40.0%
50.0%
60.0%
25.7%
子どもがそう希望しているから
53.8%
29.9%
一般的な進路だと思うから
23.6%
27.5%
子どもの学力から考えて妥当だから
33.2%
3.0%
家庭に経済的な余裕がないから
12.2%
0.0%
他の家族の理解が得られないから
0.3%
19.8%
その他
9.0%
今回調査
13.2%
特に理由はない
3.9%
50
親と子の生活意識に関する調査
3.【子どもの意識調査】集計結果と既存調査との比較
Q1(1)性別
「男」が 54.0%、
「女」が 46.0%となっている。
図 76 Q1(1) 性別
(n=87)
女, 46.0%
男, 54.0%
Q1(3) 年齢
「14 歳」の割合が最も高く 21.6%、次いで、
「12 歳(19.3%)」、
「13 歳(19.3%)
」となって
いる。平均年齢は 12.56 歳となっている。
図 77 Q1(3) 年齢
(n=88)
25.0%
21.6%
19.3%
20.0%
15.0%
14.8%
19.3%
13.6%
10.2%
10.0%
5.0%
0.0%
1.1%
0.0%
10歳
11歳
12歳
13歳
51
14歳
15歳
16歳
17歳
Q1(4) 在学・卒業の状況
「中学校に通っている」の割合が最も高く 56.8%となっている。次いで、
「小学校に通って
いる(40.9%)
」
、
「高校に通っている(2.3%)」となっている。
図 78 Q1(4) 在学・卒業の状況
(n=88)
高校に通って
いる, 2.3%
中学校を卒
業, 0.0%
その他, 0.0%
小学校に通っている,
40.9%
中学校に通っている,
56.8%
52
Q2① 朝ごはんの頻度
「ほぼ毎日食べる」の割合が最も高く 92.1%となっている。次いで、
「週 4~5 日程度食べ
る(3.4%)
」
、
「週 2~3 日程度食べる(3.4%)」となっている。
『親と子の生活意識に関する調査』と比較すると、食べる(「ほぼ毎日」から「週 2~3 日」)
割合は同程度であるが、今回調査のほうが「ほぼ毎日」の割合がやや高くなっている。
図 79 Q2① 朝ごはんの頻度
(n=89)
週2~3日程度食べる,
3.4%
ほとんど食べない,
1.1%
週4~5日程度食べる,
3.4%
ほぼ毎日食べる,
92.1%
図 80 Q2① 朝ごはんの頻度
【
「親と子の生活意識に関する調査(子調査)
」との比較】
0%
10%
20%
30%
40%
今回調査
50%
60%
92.1%
親と子の生活
意識に関する
調査
83.5%
ほぼ毎日食べる
週4~5日程度食べる
53
70%
80%
90%
3.4%
3.4%
1.1%
11.7%
週2~3日程度食べる
100%
ほとんど食べない
3.7%
1.1%
Q2② 晩ごはんの頻度
「ほぼ毎日食べる」が 100.0%となっている。
図 81 Q2② 晩ごはんの頻度
(n=89)
ほぼ毎日食べる,
100.0%
54
Q3① 朝ごはんの状況
「1 人では食べない」の割合が最も高く 43.8%となっている。次いで、「ときどき 1 人で食
べる(23.6%)
」
、
「ほとんど 1 人では食べない(22.5%)」となっている。
図 82 Q3① 朝ごはんの状況
(n=89)
毎日1人で食べる,
10.1%
1人では食べない,
43.8%
ときどき1人で食べ
る, 23.6%
ほとんど1人では食べ
ない, 22.5%
Q3② 晩ごはんの状況
「1 人では食べない」の割合が最も高く 65.2%となっている。次いで、「ほとんど 1 人では
食べない(21.3%)
」
、
「ときどき 1 人で食べる(9.0%)」となっている。
図 83 Q3② 晩ごはんの状況
(n=89)
毎日1人で食べ
る, 4.5%
ときどき1人で食
べる, 9.0%
ほとんど1人では食べ
ない, 21.3%
1人では食べない,
65.2%
55
Q4 歯みがきの頻度
「1 日 2 回以上歯みがきをする」の割合が最も高く 66.3%となっている。次いで、「1 日 1
回歯みがきをする(23.6%)
」
、
「ときどき歯みがきをする(9.0%)」となっている。
『親と子の生活意識に関する調査』と比較するも、大きな差は見られなかった。
図 84 Q4 歯みがきの頻度
(n=89)
ときどき歯みがきを
する, 9.0%
ほとんど歯みがきを
しない, 1.1%
1日1回歯みがきをす
る, 23.6%
1日2回以上歯みがき
をする, 66.3%
図 85 Q4 歯みがきの頻度
【
「親と子の生活意識に関する調査(子調査)
」との比較】
0%
今回調査
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
66.3%
80%
23.6%
90%
100%
9.0%
1.1%
親と子の生活
意識に関する
調査
67.2%
26.6%
1日2回以上歯みがきをする 1日1回歯みがきをする
ときどき歯みがきをする
56
ほとんど歯みがきをしない
5.3%
0.9%
Q5(1) 親との会話:将来や進路のことについて
「ときどき話をする」の割合が最も高く 48.3%となっている。次いで、「よく話をする
(28.1%)
」
、
「あまり話をしない(16.9%)
」となっている。
図 86 Q5(1) 親との会話:将来や進路のことについて
(n=89)
まったく話をし
ない, 6.7%
あまり話をしな
い, 16.9%
よく話をする, 28.1%
ときどき話をする,
48.3%
Q5(2) 親との会話:友だちのことについて
「ときどき話をする」の割合が最も高く 43.8%となっている。次いで、「よく話をする
(40.4%)
」
、
「あまり話をしない(13.5%)
」となっている。
図 87 Q5(2) 親との会話:友だちのことについて
(n=89)
あまり話をし
ない, 13.5%
まったく話をしない,
2.2%
よく話をする, 40.4%
ときどき話をする,
43.8%
57
Q5(3) 親との会話:社会のできごとやニュースについて
「ときどき話をする」の割合が最も高く 40.4%となっている。次いで、
「あまり話をしない
(28.1%)
」
、
「よく話をする(19.1%)
」となっている。
図 88 Q5(3) 親との会話:社会のできごとやニュースについて
(n=89)
まったく話をしない,
12.4%
よく話をする, 19.1%
あまり話をしない,
28.1%
ときどき話をする,
40.4%
Q5(4) 親との会話:趣味や習い事について
「よく話をする」の割合が最も高く 40.4%となっている。次いで、「ときどき話をする
(38.2%)
」
、
「あまり話をしない(16.9%)
」となっている。
図 89 Q5(4) 親との会話:趣味や習い事について
(n=89)
まったく話をしない,
4.5%
あまり話をしな
い, 16.9%
よく話をする, 40.4%
ときどき話をする,
38.2%
58
Q5(5) 親との会話:学校でのできごとについて
「よく話をする」の割合が最も高く 51.1%となっている。次いで、「ときどき話をする
(34.1%)
」
、
「あまり話をしない(13.6%)
」となっている。
図 90 Q5(5) 親との会話:学校でのできごとについて
(n=88)
まったく話を
しない, 1.1%
あまり話をしない,
13.6%
よく話をする, 51.1%
ときどき話をする,
34.1%
Q5(6) 親との会話:勉強や成績のことについて
「ときどき話をする」の割合が最も高く 39.8%となっている。次いで、「よく話をする
(37.5%)
」
、
「あまり話をしない(20.5%)
」となっている。
図 91 Q5(6) 親との会話:勉強や成績のことについて
(n=88)
まったく話をしない,
2.3%
あまり話をしない,
20.5%
よく話をする, 37.5%
ときどき話をする,
39.8%
59
Q6(1) 頻度:親に悩みや相談を聞いてもらうこと
「ときどきある」の割合が最も高く 36.0%となっている。次いで、
「あまりない(33.7%)
」、
「よくある(20.2%)
」となっている。
『子どもの生活力に関する実態調査』と比較すると、
「ある(
「よくある」+「ときどきある」)」
の割合が、
『子どもの生活力に関する実態調査』では4割程度なのに対し、今回調査では6
割近くになっている。
図 92 Q6(1) 頻度:親に悩みや相談を聞いてもらうこと
(n=89)
まったくない, 10.1%
よくある, 20.2%
あまりない, 33.7%
ときどきある, 36.0%
図 93 Q6(1) 頻度:親に悩みや相談を聞いてもらうこと
【
「子どもの生活力に関する実態調査」との比較】
0%
今回調査
子どもの生活
力に関する実
態調査
10%
20%
30%
20.2%
40%
50%
60%
36.0%
18.6%
24.2%
よくある
70%
60
90%
33.7%
33.2%
ときどきある
80%
あまりない
10.1%
24.1%
まったくない
100%
Q6(2) 頻度:親からしかられたり注意されたりすること
「よくある」の割合が最も高く 50.6%となっている。次いで、「ときどきある(38.2%)」
、
「あまりない(11.2%)
」となっている。
『子どもの生活力に関する実態調査』と比較すると、
「ある(
「よくある」+「ときどきある」)」
の割合が、
『子どもの生活力に関する実態調査』では8割程度なのに対し、今回調査では約
9割となっている。
図 94 Q6(2) 頻度:親からしかられたり注意されたりすること
(n=89)
まったく
ない,
0.0%
あまりない,
11.2%
よくある, 50.6%
ときどきある, 38.2%
図 95 Q6(2) 頻度:親からしかられたり注意されたりすること
【
「子どもの生活力に関する実態調査」との比較】
0%
今回調査
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
50.6%
38.2%
80%
90%
100%
11.2%
0.0%
子どもの生活
力に関する実
態調査
42.6%
よくある
39.2%
ときどきある
61
あまりない
まったくない
15.1%
3.1%
Q6(3) 頻度:親からほめられること
「ときどきある」の割合が最も高く 52.8%となっている。次いで、「よくある(32.6%)」
、
「あまりない(11.2%)
」となっている。
『子どもの生活力に関する実態調査』と比較すると、
「ある(
「よくある」+「ときどきある」)」
の割合が、
『子どもの生活力に関する実態調査』では7割程度なのに対し、今回調査では8
割を越えている。
図 96 Q6(3) 頻度:親からほめられること
(n=89)
あまりない, 11.2%
まったくない, 3.4%
よくある, 32.6%
ときどきある, 52.8%
図 97 Q6(3) 頻度:親からほめられること
【
「子どもの生活力に関する実態調査」との比較】
0%
今回調査
子どもの生活
力に関する実
態調査
10%
20%
30%
40%
50%
32.6%
70%
80%
52.8%
26.6%
よくある
60%
62
あまりない
100%
11.2% 3.4%
47.0%
ときどきある
90%
20.6%
まったくない
5.7%
Q7 家族などから勉強を教えてもらっているか
「お父さんやお母さんから勉強を教えてもらっている」の割合が最も高く 55.7%となって
いる。次いで、
「塾に通っている(53.4%)」
、「特にない(13.6%)」となっている。
図 98 Q7 家族などから勉強を教えてもらっているか
(n=88)
0.0%
10.0%
20.0%
30.0%
40.0%
50.0%
60.0%
55.7%
お父さんやお母さんから勉強を教えてもらっている
3.4%
きょうだいから勉強を教えてもらっている
53.4%
塾に通っている
6.8%
その他
13.6%
特にない
63
Q8 習い事の状況
「習い事をしている」が 72.7%、
「習い事をしていない」が 27.3%となっている。
図 99 Q8 習い事の状況
(n=88)
習い事をしていない,
27.3%
習い事をしている,
72.7%
Q9 部活動の状況
「入っている」の割合が最も高く 76.4%となっている。次いで、
「入っていない(12.4%)
」、
「学校に部活動がない(11.2%)
」となっている。
図 100 Q9 部活動の状況
(n=89)
学校に部活動が
ない, 11.2%
入っていない, 12.4%
入っている, 76.4%
64
Q10 ア(1) 人間関係:信頼できる人の有無
親以外で信頼できる大人が「いる」割合は 87.4%、
「いない」は 12.6%となっている。
図 101 Q10 ア(1) 人間関係:信頼できる人の有無
(n=87)
いない, 12.6%
いる, 87.4%
Q10 ア(2) 人間関係:気軽に相談できる人の有無
親以外で気軽に相談できる大人が「いる」割合は 78.4%、
「いない」は 21.6%となっている。
図 102 Q10 ア(2) 人間関係:気軽に相談できる人の有無
(n=88)
いない, 21.6%
いる, 78.4%
65
Q10 ア(3) 人間関係:尊敬できる人の有無
親以外で尊敬できる大人が「いる」割合は 80.5%、
「いない」は 19.5%となっている。
図 103 Q10 ア(3) 人間関係:尊敬できる人の有無
(n=87)
いない, 19.5%
いる, 80.5%
Q10 ア(4) 人間関係:大切にしてくれる人の有無
親以外で自分のことを大切にしてくれる大人が「いる」割合は 95.5%、
「いない」は 4.5%と
なっている。
図 104 Q10 ア(4) 人間関係:大切にしてくれる人の有無
(n=88)
いない, 4.5%
いる, 95.5%
66
Q10 ア(5) 人間関係:勉強の相談ができる人の有無
親以外で勉強の相談ができる大人が「いる」割合は 86.2%、
「いない」は 13.8%となってい
る。
図 105 Q10 ア(5) 人間関係:勉強の相談ができる人の有無
(n=87)
いない, 13.8%
いる, 86.2%
67
Q10 人間関係:親以外の周りの大人の有無
『親と子の生活意識に関する調査』と比較すると、親以外に「信頼できる」
「気軽に相談で
きる」
「尊敬できる」
「自分のことを大切にしてくれる」大人が「いる」割合が高い。特に、
「自分のことを大切にしてくれる人」がいるとする割合は倍以上に高くなっている。
図 106 Q10 人間関係:親以外の周りの大人の有無
【
「親と子の生活意識に関する調査(子調査)
」との比較】
今回調査
親と子の生活意識に関する調査
95.5%
100.0%
90.0%
87.4%
80.5%
78.4%
80.0%
70.0%
60.0%
49.4%
46.8%
50.0%
45.2%
39.4%
40.0%
30.0%
20.0%
10.0%
0.0%
信頼できる人
気軽に相談できる人
尊敬できる人
自分のことを大切にして
くれる人
(注)
・「親と子の生活意識に関する調査」では、「親以外で次のような大人はいますか」という設問に対し、上
記の選択肢に加え、
「道で会ったら挨拶をしてくれる人」
、
「そのような人はいない」
、の 6 つの選択肢か
ら選んで○を付ける(MA)
。また、具体的に誰かまでは聞いていない。
・今回調査は、上記に、
「勉強の相談ができる人」を加えた 5 項目について、項目ごとに「いる」か「いな
い」か聞いている(SA)。
「いる」場合は、具体的に誰か 8 つの選択肢から選んで○を付ける(MA)
。
⇒「親と子の生活意識に関する調査」では、選択肢の中で○の付いた割合を、今回調査では、項目ごとに
「いる」と回答した割合をグラフ化している。
68
Q10 イ(1) 人間関係:信頼できる人物
「学校の先生」の割合が最も高く 52.6%となっている。次いで、
「親以外の家族(42.1%)
」、
「塾や習い事の先生(31.6%)
」となっている。
図 107 Q10 イ(1) 人間関係:信頼できる人物
(n=76)
0.0%
10.0%
20.0%
30.0%
40.0%
親以外の家族
52.6%
塾や習い事の先生
31.6%
学校や塾の先輩
28.9%
近所の知り合い
インターネットでの知り合い
その他
60.0%
42.1%
学校の先生
学習ボランティアの大学生など
50.0%
25.0%
1.3%
0.0%
15.8%
69
Q10 イ(2) 人間関係:気軽に相談できる人物
「学校の先生」の割合が最も高く 39.1%となっている。次いで、
「親以外の家族(33.3%)
」、
「その他(26.1%)
」となっている。
図 108 Q10 イ(2) 人間関係:気軽に相談できる人物
(n=69)
0.0%
5.0%
10.0%
15.0%
20.0%
25.0%
30.0%
親以外の家族
39.1%
塾や習い事の先生
23.2%
学校や塾の先輩
21.7%
近所の知り合い
インターネットでの知り合い
40.0%
33.3%
学校の先生
学習ボランティアの大学生など
35.0%
10.1%
1.4%
0.0%
その他
26.1%
70
45.0%
Q10 イ(3) 人間関係:尊敬できる人物
「学校の先生」の割合が最も高く 45.6%となっている。次いで、
「学校や塾の先輩(38.2%)
」
、
「親以外の家族(30.9%)
」
、
「塾や習い事の先生(30.9%)」となっている。
図 109 Q10 イ(3) 人間関係:尊敬できる人物
(n=68)
0.0%
5.0%
10.0%
15.0%
20.0%
親以外の家族
25.0%
30.0%
35.0%
40.0%
45.6%
塾や習い事の先生
30.9%
学校や塾の先輩
38.2%
近所の知り合い
インターネットでの知り合い
その他
50.0%
30.9%
学校の先生
学習ボランティアの大学生など
45.0%
5.9%
2.9%
4.4%
14.7%
71
Q10 イ(4) 人間関係:大切にしてくれる人物
「親以外の家族」の割合が最も高く 57.8%となっている。次いで、
「学校の先生(50.6%)
」、
「塾や習い事の先生(25.3%)
」
、
「その他(25.3%)
」となっている。
図 110 Q10 イ(4) 人間関係:大切にしてくれる人物
(n=83)
0.0%
10.0%
20.0%
30.0%
40.0%
50.0%
親以外の家族
57.8%
学校の先生
50.6%
塾や習い事の先生
25.3%
学校や塾の先輩
14.5%
近所の知り合い
学習ボランティアの大学生など
インターネットでの知り合い
60.0%
22.9%
2.4%
1.2%
その他
25.3%
72
70.0%
Q10 イ(5) 人間関係:勉強の相談ができる人物
「学校の先生」の割合が最も高く 67.6%となっている。次いで、
「塾や習い事の先生(54.1%)」
、
「親以外の家族(24.3%)
」となっている。
図 111 Q10 イ(5) 人間関係:勉強の相談ができる人物
(n=74)
0.0%
10.0%
20.0%
親以外の家族
30.0%
40.0%
50.0%
60.0%
24.3%
学校の先生
67.6%
塾や習い事の先生
54.1%
学校や塾の先輩
近所の知り合い
学習ボランティアの大学生など
インターネットでの知り合い
その他
70.0%
16.2%
2.7%
0.0%
1.4%
6.8%
73
80.0%
Q11 自分の健康状態
「よい」の割合が最も高く 52.0%となっている。次いで、
「普通(24.0%)」、
「どちらかとい
えば良い(21.3%)
」となっている。
『親と子の生活意識に関する調査』と比較すると、
「よい」割合が若干高いが、大きな差は
無い。
図 112 Q11 自分の健康状態
(n=75)
どちらかといえば悪
い, 2.7%
悪い, 0.0%
普通, 24.0%
よい, 52.0%
どちらかといえば良
い, 21.3%
図 113 Q11 自分の健康状態
【
「親と子の生活意識に関する調査(子調査)
」との比較】
0%
10%
今回調査
20%
30%
40%
50%
52.0%
60%
70%
21.3%
80%
90%
24.0%
100%
2.7%
0.0%
親と子の生活
意識に関する
調査
48.0%
よい
どちらかといえば良い
23.1%
普通
74
どちらかといえば悪い
23.5%
悪い
4.4%
0.9%
Q12(1) 経験有無:悲しいと感じたこと
「まったくなかった」の割合が最も高く 59.1%となっている。次いで、「週に 1~2 回
(34.1%)
」
、
「週に 3~4 回(4.5%)
」となっている。
『親と子の生活意識に関する調査』と比較するも、大きな差は見られなかった。
図 114 Q12(1) 経験有無:悲しいと感じたこと
(n=88)
週に3~4回, 4.5%
週に5回以上,
2.3%
週に1~2回, 34.1%
まったくなかった,
59.1%
図 115 Q12(1) 経験有無:悲しいと感じたこと
【
「親と子の生活意識に関する調査(子調査)
」との比較】
0%
今回調査
10%
20%
30%
40%
50%
60%
59.1%
70%
80%
34.1%
90%
100%
4.5%
2.3%
親と子の生活
意識に関する
調査
59.8%
32.2%
5.4%
2.5%
まったくなかった
週に1~2回
75
週に3~4回
週に5回以上
Q12(2) 経験有無:ゆううつだと感じたこと
「まったくなかった」の割合が最も高く 54.5%となっている。次いで、「週に 1~2 回
(28.4%)
」
、
「週に 5 回以上(10.2%)
」となっている。
『親と子の生活意識に関する調査』と比較すると、
「まったくなかった」割合が若干高い一
方で、
「週に 5 回以上」の割合がやや高い。
図 116 Q12(2) 経験有無:ゆううつだと感じたこと
(n=88)
週に5回以上, 10.2%
週に3~4回, 6.8%
まったくなかった,
54.5%
週に1~2回, 28.4%
図 117 Q12(2) 経験有無:ゆううつだと感じたこと
【
「親と子の生活意識に関する調査(子調査)
」との比較】
0%
今回調査
親と子の生活
意識に関する
調査
10%
20%
30%
40%
50%
60%
54.5%
80%
28.4%
51.1%
まったくなかった
70%
31.2%
週に1~2回
76
週に3~4回
週に5回以上
90%
6.8%
11.0%
100%
10.2%
6.8%
Q12(3) 経験有無:一人ぼっちで寂しいと感じたこと
「まったくなかった」
の割合が最も高く 79.5%となっている。
次いで、
「週に 1~2 回
(11.4%)
」、
「週に 3~4 回(9.1%)
」となっている。
『親と子の生活意識に関する調査』と比較すると、「まったくなかった」割合が若干低く、
「週に 3~4 回」の割合がやや高い。
図 118 Q12(3) 経験有無:一人ぼっちで寂しいと感じたこと
(n=88)
週に3~4回, 9.1%
週に5回以上,
0.0%
週に1~2回, 11.4%
まったくなかった,
79.5%
図 119 Q12(3) 経験有無:一人ぼっちで寂しいと感じたこと
【
「親と子の生活意識に関する調査(子調査)
」との比較】
0%
10%
20%
30%
今回調査
40%
50%
60%
70%
80%
79.5%
90%
11.4%
100%
9.1%
0.0%
親と子の生活
意識に関する
調査
83.7%
まったくなかった
週に1~2回
77
11.9% 2.7%
1.7%
週に3~4回
週に5回以上
Q13(1) 自分について:自分自身に満足している
「どちらかといえばそう思う」の割合が最も高く 44.9%となっている。次いで、
「そう思う
(25.8%)
」
、
「どちらかといえばそう思わない(16.9%)」となっている。
『親と子の生活意識に関する調査』と比較すると、
「そう思う(「そう思う」+「どちらかと
いえばそう思う」
)
」の割合が、
『親と子の生活意識に関する調査』では5割に満たないのに
対し、今回調査では7割程度と、高くなっている。
図 120 Q13(1) 自分について:自分自身に満足している
(n=89)
そう思わない,
12.4%
どちらかといえばそ
う思わない, 16.9%
そう思う, 25.8%
どちらかといえばそ
う思う, 44.9%
図 121 Q13(1) 自分について:自分自身に満足している
【
「親と子の生活意識に関する調査(子調査)
」との比較】
0%
10%
今回調査
親と子の生活
意識に関する
調査
20%
30%
40%
50%
25.8%
12.5%
そう思う
60%
70%
44.9%
34.0%
どちらかといえばそう思う
16.9%
36.5%
どちらかといえばそう思わない
78
80%
90%
12.4%
17.0%
そう思わない
100%
Q13(2) 自分について:自分には長所があると感じている
「そう思う」の割合が最も高く 43.2%となっている。次いで、
「どちらかといえばそう思う
(36.4%)
」
、
「どちらかといえばそう思わない(17.0%)」となっている。
『親と子の生活意識に関する調査』と比較すると、
「そう思う(「そう思う」+「どちらかと
いえばそう思う」
)
」の割合が、
『親と子の生活意識に関する調査』では7割程度なのに対し、
今回調査では8割程度と、やや高くなっている。
図 122 Q13(2) 自分について:自分には長所があると感じている
(n=88)
どちらかといえばそ
う思わない, 17.0%
そう思わない, 3.4%
そう思う, 43.2%
どちらかといえばそ
う思う, 36.4%
図 123 Q13(2) 自分について:自分には長所があると感じている
【
「親と子の生活意識に関する調査(子調査)
」との比較】
0%
10%
今回調査
親と子の生活
意識に関する
調査
そう思う
20%
30%
40%
50%
43.2%
70%
80%
36.4%
26.8%
どちらかといえばそう思う
60%
42.9%
どちらかといえばそう思わない
79
90%
100%
17.0%
21.7%
3.4%
8.7%
そう思わない
Q13(3) 自分について:うまくいくかわからないこともがんばって取り組む
「どちらかといえばそう思う」の割合が最も高く 39.3%となっている。次いで、
「そう思う
(36.0%)
」
、
「どちらかといえばそう思わない(20.2%)」となっている。
図 124 Q13(3) 自分について:うまくいくかわからないこともがんばって取り組む
(n=89)
そう思わない, 4.5%
どちらかといえばそ
う思わない, 20.2%
そう思う, 36.0%
どちらかといえばそ
う思う, 39.3%
80
Q13(4) 自分について:親から愛されていると思う
「そう思う」の割合が最も高く 63.6%となっている。次いで、
「どちらかといえばそう思う
(29.5%)
」
、
「どちらかといえばそう思わない(4.5%)」となっている。
『親と子の生活意識に関する調査』と比較すると、
「そう思う(「そう思う」+「どちらかと
いえばそう思う」
)
」の割合は若干高くなっているが、
「そう思う」
「どちらかといえばそう思
う」の割合が、
『親と子の生活意識に関する調査』では 45.5%、44.7%なのに対し、今回調
査ではそれぞれ 63.6%、29.5%と、
「そう思う」割合が今回調査のほうでより高くなってい
る。
図 125 Q13(4) 自分について:親から愛されていると思う
(n=88)
どちらかといえばそ
そう思わな
う思わない, 4.5%
い, 2.3%
どちらかといえばそ
う思う, 29.5%
そう思う, 63.6%
図 126 Q13(4) 自分について:親から愛されていると思う
【
「親と子の生活意識に関する調査(子調査)
」との比較】
0%
10%
20%
今回調査
30%
40%
50%
60%
70%
63.6%
80%
29.5%
90%
100%
4.5%
2.3%
親と子の生活
意識に関する
調査
そう思う
45.5%
44.7%
7.4%
2.4%
どちらかといえばそう思う
どちらかといえばそう思わない
81
そう思わない
Q13(5) 自分について:時々、自分は役に立たないと強く感じることがある
「どちらかといえばそう思う」の割合が最も高く 28.4%となっている。次いで、
「どちらか
といえばそう思わない(27.3%)
」
、
「そう思わない(22.7%)」となっている。
『親と子の生活意識に関する調査』と比較すると、
「そう思わない(「そう思わない」+「ど
ちらかといえばそう思わない」
)
」の割合は、今回調査のほうがやや高い。
図 127 Q13(5) 自分について:時々、自分は役に立たないと強く感じることがある
(n=88)
そう思う, 21.6%
そう思わない, 22.7%
どちらかといえばそ
う思わない, 27.3%
どちらかといえばそ
う思う, 28.4%
図 128 Q13(5) 自分について:時々、自分は役に立たないと強く感じることがある
【
「親と子の生活意識に関する調査(子調査)
」との比較】
0%
今回調査
親と子の生活
意識に関する
調査
そう思う
10%
21.6%
30.5%
20%
30%
40%
50%
28.4%
70%
27.3%
42.7%
どちらかといえばそう思う
60%
90%
22.7%
38.6%
どちらかといえばそう思わない
82
80%
18.7%
そう思わない
100%
Q13(6) 自分について:早く一人暮らしがしたい
「そう思わない」の割合が最も高く 48.3%となっている。次いで、
「どちらかといえばそう
思う(24.7%)
」
、
「どちらかといえばそう思わない(14.6%)」となっている。
『親と子の生活意識に関する調査』と比較すると、
「そう思わない(「そう思わない」+「ど
ちらかといえばそう思わない」
)
」の割合は、
『親と子の生活意識に関する調査』では4割を
越える程度なのに対し、今回調査では6割程度となっている。また、
「そう思わない」
「どち
らかと言えばそう思わない」の割合が、
『親と子の生活意識に関する調査』では 11.5%、33.8%
なのに対し、今回調査ではそれぞれ 48.3%、14.6%と、「そう思わない」割合が今回調査の
ほうでより高くなっている。
図 129 Q13(6) 自分について:早く一人暮らしがしたい
(n=89)
そう思う, 12.4%
そう思わない, 48.3%
どちらかといえばそ
う思う, 24.7%
どちらかといえばそ
う思わない, 14.6%
図 130 Q13(6) 自分について:早く一人暮らしがしたい
【
「親と子の生活意識に関する調査(子調査)
」との比較】
0%
今回調査
10%
12.4%
親と子の生活
意識に関する
調査
そう思う
20%
30%
40%
24.7%
20.2%
50%
14.6%
34.4%
どちらかといえばそう思う
60%
70%
80%
48.3%
33.8%
どちらかといえばそう思わない
83
90%
11.5%
そう思わない
100%
Q14 学校での生活について
「楽しい」の割合が最も高く 55.2%となっている。次いで、
「まあ楽しい(35.6%)」
、
「あま
り楽しくない(5.7%)
」となっている。
『親と子の生活意識に関する調査』と比較するも、大きな差は見られなかった。
図 131 Q14 学校での生活について
(n=87)
あまり楽しく
ない, 5.7% 楽しくない, 3.4%
まあ楽しい, 35.6%
楽しい, 55.2%
図 132 Q14 学校での生活について
【
「親と子の生活意識に関する調査(子調査)
」との比較】
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
今回調査
55.2%
35.6%
5.7% 3.4%
親と子の生活
意識に関する
調査
56.0%
34.1%
5.8% 4.1%
楽しい
まあ楽しい
あまり楽しくない
84
楽しくない
Q15 成績について
「まん中あたり」の割合が最も高く 31.0%となっている。次いで、
「やや上のほう(18.4%)
」
、
「上の方(17.2%)
」となっている。
『親と子の生活意識に関する調査』と比較すると、「上(「上の方」+「やや上のほう」)」
、
「まん中あたり」とする割合に大きな差は見られないが、
「下(「下の方」+「やや下のほう」)」
回答している割合は、今回調査のほうが 1 割程度低くなっている。
図 133 Q15 成績について
(n=87)
わからない, 10.3%
上の方, 17.2%
下の方, 12.6%
やや上のほう, 18.4%
まん中あたり, 31.0%
やや下のほう, 10.3%
図 134 Q15 成績について
【
「親と子の生活意識に関する調査(子調査)
」との比較】
0%
今回調査
親と子の生活
意識に関する
調査
10%
17.2%
13.6%
上の方
20%
30%
40%
18.4%
60%
31.0%
22.1%
やや上のほう
50%
28.5%
まん中あたり
85
やや下のほう
70%
10.3%
17.2%
下の方
80%
90%
12.6%
100%
10.3%
17.0%
わからない
1.6%
Q16(1) 頻度:学校の授業がよく分かっている
「まああてはまる」の割合が最も高く 46.0%となっている。次いで、
「あてはまる(41.4%)
」
、
「あまりあてはまらない(9.2%)
」となっている。
『小学生・中学生の意識に関する調査』と比較すると、今回調査のほうが、
「あてはまる(「あ
てはまる」+「まああてはまる」
)
」とする割合がやや低くなっている。
図 135 Q16(1) 頻度:学校の授業がよく分かっている
(n=87)
あてはまら
ない, 3.4%
あまりあてはま
らない, 9.2%
あてはまる, 41.4%
まああてはまる,
46.0%
図 136 Q16(1) 頻度:学校の授業がよく分かっている
【
「小学生・中学生の意識に関する調査」との比較】
0%
10%
今回調査
20%
30%
40%
50%
41.4%
小学生・中学
生の意識に関
する調査
60%
70%
80%
46.0%
47.9%
90%
100%
9.2% 3.4%
44.4%
6.3%
1.4%
あてはまる
まああてはまる
あまりあてはまらない
あてはまらない
(参考)
・
「小学生・中学生の意識に関する調査」では、小中学生別では、小学生「あてはまる」
(58.4%)
・
「まあま
ああてはまる」
(36.6%)
、中学生「あてはまる」
(36.2%)
・
「まあまああてはまる」
(53.3%)
。
86
Q16(2) 頻度:先生との関係がうまくいっている
「あてはまる」の割合が最も高く 46.0%となっている。次いで、
「まああてはまる(39.1%)
」
、
「あまりあてはまらない(11.5%)
」となっている。
『小学生・中学生の意識に関する調査』と比較すると、今回調査のほうが、「あてはまる」
とする割合が低い。
「まああてはまる」とする割合は若干高いが、
「あてはまる(「あてはま
る」+「まああてはまる」
)
」とする割合は、
『小学生・中学生の意識に関する調査』よりや
や低くなっている。
図 137 Q16(2) 頻度:先生との関係がうまくいっている
(n=87)
あまりあてはま
らない, 11.5%
あてはまら
ない, 3.4%
あてはまる, 46.0%
まああてはまる,
39.1%
図 138 Q16(2) 頻度:先生との関係がうまくいっている
【
「小学生・中学生の意識に関する調査」との比較】
0%
10%
今回調査
20%
30%
40%
50%
46.0%
小学生・中学
生の意識に関
する調査
60%
70%
80%
39.1%
56.5%
90%
100%
11.5% 3.4%
36.0%
5.9%
1.6%
あてはまる
まああてはまる
あまりあてはまらない
あてはまらない
(参考)
・
「小学生・中学生の意識に関する調査」では、小中学生別では、小学生「あてはまる」
(59.0%)
・
「まあま
ああてはまる」
(34.6%)
、中学生「あてはまる」
(53.7%)
・「まあまああてはまる」
(37.7%)
。
87
Q16(3) 頻度:友だちとの関係がうまくいっている
「あてはまる」の割合が最も高く 65.5%となっている。次いで、
「まああてはまる(27.6%)
」
、
「あまりあてはまらない(3.4%)
」
、
「あてはまらない(3.4%)
」となっている。
『小学生・中学生の意識に関する調査』と比較すると、今回調査のほうが、「あてはまる」
とする割合が低い。
「まああてはまる」とする割合は若干高いが、
「あてはまる(「あてはま
る」+「まああてはまる」
)」とする割合は、
『小学生・中学生の意識に関する調査』よりや
や低くなっている。
図 139 Q16(3) 頻度:友だちとの関係がうまくいっている
(n=87)
あまりあてはま
らない, 3.4%
あてはまら
ない, 3.4%
まああてはまる,
27.6%
あてはまる, 65.5%
図 140 Q16(3) 頻度:友だちとの関係がうまくいっている
【
「小学生・中学生の意識に関する調査」との比較】
0%
10%
今回調査
20%
30%
40%
50%
60%
65.5%
小学生・中学
生の意識に関
する調査
まああてはまる
80%
90%
27.6%
81.3%
あてはまる
70%
あまりあてはまらない
100%
3.4%
3.4%
16.2%
2.2%
0.3%
あてはまらない
(参考)
・
「小学生・中学生の意識に関する調査」では、小中学生別では、小学生「あてはまる」
(84.4%)
・
「まあま
ああてはまる」
(13.2%)
、中学生「あてはまる」
(77.8%)
・「まあまああてはまる」
(19.7%)
。
88
Q17 平日:学校の授業時間以外の勉強時間
「1 時間以上、2 時間より少ない」の割合が最も高く 29.9%となっている。次いで、
「30 分以
上、1 時間より少ない(26.4%)
」
、
「2 時間以上、3 時間より少ない(16.1%)
」となっている。
『全国学力・学習状況調査(小学校)
』と比較すると、今回調査のほうが「1 時間より少な
い」割合が若干高いものの、
「2 時間以上」の割合も若干高くなっている。
図 141 Q17 平日:学校の授業時間以外の勉強時間
(n=87)
まったくしな
い, 2.3%
30分より少な
い, 11.5%
3時間以上, 13.8%
2時間以上、3時間より
少ない, 16.1%
30分以上、1時間より
少ない, 26.4%
1時間以上、2時間より
少ない, 29.9%
図 142 Q17 平日:学校の授業時間以外の勉強時間
【
「全国学力・学習状況調査」との比較】
0%
10%
今回調査 2.3% 11.5%
全国学力・学
習状況調査 3.1% 9.0%
(小学校)
全国学力・学
習状況調査 5.8%
(中学校)
8.8%
まったくしない
20%
30%
40%
50%
26.4%
70%
29.9%
24.3%
16.6%
60%
90%
16.1%
35.9%
15.7%
32.2%
30分より少ない
80%
26.0%
100%
13.8%
11.9%
10.6%
30分以上、1時間より少ない
1時間以上、2時間より少ない 2時間以上、3時間より少ない 3時間以上
(注)
・
「今回調査」の子調査票ベース平均年齢は 12.56 歳。
「全国学力・学習状況調査」の対象は、小学校調査が
小学 6 年生、中学校調査が中学 3 年生ということから、中学校調査との比較は参考としている。Q18 も
同様。
89
Q18 休日:学校の授業時間以外の勉強時間
「30 分以上、1 時間より少ない」の割合が最も高く 25.3%となっている。次いで、
「1 時間以
上、2 時間より少ない(23.0%)
」
、
「2 時間以上、3 時間より少ない(16.1%)
」となっている。
『全国学力・学習状況調査(小学校)』と比較すると、今回調査のほうが「1 時間より少な
い」割合がやや高いものの、
「2 時間以上」の割合も若干高くなっている。
図 143 Q18 休日:学校の授業時間以外の勉強時間
(n=87)
まったくしない,
10.3%
3時間以上,
12.6%
2時間以上、3時間より
少ない, 16.1%
30分より少ない,
12.6%
30分以上、1時間より
少ない, 25.3%
1時間以上、2時間より
少ない, 23.0%
図 144 Q18 休日:学校の授業時間以外の勉強時間
【
「全国学力・学習状況調査」との比較】
0%
10%
今回調査
10.3%
全国学力・学
習状況調査
(小学校)
10.4%
【参考】全国
学力・学習状
況調査(中学
校)
11.6%
20%
30%
40%
50%
37.9%
70%
23.0%
31.9%
20.4%
60%
16.1%
32.1%
26.6%
まったくしない
1時間より少ない
2時間以上、3時間より少ない
3時間以上
80%
13.1%
23.5%
90%
100%
12.6%
12.5%
17.9%
1時間以上、2時間より少ない
(注)
・
『今回調査』と『学力調査』で、選択肢の時間区分が異なる。
「1 時間より少ない」の割合は、
『今回調査』
のほうで「30 分より少ない」と「30 分以上、1 時間より少ない」の割合を足している。
「3 時間以上」の
割合は、
『学力調査』のほうで「3 時間以上、4 時間より少ない」と「4 時間以上」の割合を足している。
90
Q19 理想的な進路
「大学まで」の割合が最も高く 55.2%となっている。次いで、
「高校まで(14.9%)」
、
「わか
らない(13.8%)
」となっている。
図 145 Q19 理想的な進路
(n=87)
中学校まで, 1.1%
その他,
1.1%
大学院まで, 3.4%
わからない, 13.8%
高校まで, 14.9%
専門学校まで, 9.2%
高等専門学校・短期大
学まで, 1.1%
大学まで, 55.2%
Q20 現実的な進路
「大学まで」の割合が最も高く 46.0%となっている。次いで、
「高校まで(20.7%)」
、
「わか
らない(20.7%)
」となっている。
図 146 Q20 現実的な進路
(n=87)
その他, 0.0%
大学院まで,
0.0%
中学校まで,
1.1%
わからない, 20.7%
高校まで, 20.7%
専門学校まで, 9.2%
大学まで, 46.0%
高等専門学校・短期大
学まで, 2.3%
91
理想的な進路について、
『親と子の生活意識に関する調査』
(図 143)と比較すると、今回調
査のほうが、
「大学まで」とする割合がやや高い。
図 147 Q19 理想的な進路
【
「親と子の生活意識に関する調査(子調査)
」との比較】
0%
10%
今回調査
14.9%
20%
30%
40%
50%
9.2%
60%
70%
55.2%
80%
3.4%
90%
100%
13.8% 1.1%
1.1%
1.1%
親と子の生活
意識に関する
調査
19.2%
13.0%
6.0%
57.1%
3.3%
0.6%
0.8%
中学校まで
高校まで
専門学校まで
高等専門学校・短期大学まで
大学まで
大学院まで
わからない(「親と子」調査では本選択肢無し)
その他
図 148 Q19 理想的な進路
【
「親と子の生活意識に関する調査(子調査)
」との比較】
※今回調査から「わからない」の数値を除いて割り戻した場合
0%
10%
今回調査
20%
30%
17.3%
10.7% 1.3%
19.2%
13.0%
40%
50%
60%
70%
80%
64.0%
90%
100%
4.0%
1.3%
1.3%
親と子の生活
意識に関する
調査
6.0%
57.1%
3.3%
0.6%
0.8%
中学校まで
高等専門学校・短期大学まで
その他
高校まで
大学まで
専門学校まで
大学院まで
(注)
・図 148 は、
「親と子の生活意識に関する調査」の選択肢には「わからない」が無いため、今回調査の当該
数値を除いて割り戻した割合。
92
現実的な進路について、
『親と子の生活意識に関する調査』
(図 145)と比較すると、今回調
査のほうが、
「大学まで」とする割合がやや高い。
図 149 Q20 現実的な進路
【
「親と子の生活意識に関する調査(子調査)
」との比較】
0%
10%
今回調査
20%
20.7%
30%
40%
50%
9.2% 2.3%
60%
70%
80%
46.0%
90%
20.7%
1.1%
0.0%
0.0%
親と子の生活
意識に関する
調査
25.9%
11.2%
5.7%
100%
52.1%
2.3%
1.0%
1.8%
中学校まで
高校まで
専門学校まで
高等専門学校・短期大学まで
大学まで
大学院まで
わからない(「親と子」調査では本選択肢無し)
その他
図 150 Q20 現実的な進路
【
「親と子の生活意識に関する調査(子調査)
」との比較】
※「わからない」を除いて割り戻した場合
0%
10%
今回調査
20%
26.1%
30%
40%
11.6% 2.9%
50%
60%
70%
80%
58.0%
100%
0.0%
0.0%
1.4%
親と子の生活
意識に関する
調査
90%
25.9%
11.2%
5.7%
52.1%
2.3%
1.0%
1.8%
中学校まで
高等専門学校・短期大学まで
その他
高校まで
大学まで
専門学校まで
大学院まで
(注)
・図 150 は、
「親と子の生活意識に関する調査」の選択肢には「わからない」が無いため、今回調査の当該
数値を除いて割り戻した割合。
93
Q21 現実的な進路の理由
「それが自分の希望だから」の割合が最も高く 50.0%となっている。次いで、
「自分の学力
から考えて(30.2%)
」
、
「その他(15.1%)
」となっている。
『親と子の生活意識に関する調査』と比較すると、今回調査のほうが、「自分の学力から考
えて」
、
「その他」
、
「特に理由はない」とする割合が高く、「それが自分の希望だから」、
「普
通その学校まで行くと思うから」の割合が低くなっている。
図 151 Q21 現実的な進路の理由
(n=86)
0.0%
10.0%
20.0%
30.0%
40.0%
それが自分の希望だから
60.0%
50.0%
普通その学校まで行くと思うから
14.0%
自分の学力から考えて
30.2%
親がそう希望しているから
自分が希望する学校まで進学する必要はないと親が
考えるから
50.0%
9.3%
0.0%
家庭に経済的な余裕がないから
5.8%
その他
15.1%
特に理由はない
14.0%
94
図 152 Q21 現実的な進路の理由【
「親と子の生活意識に関する調査(子調査)」との比
較】
0.0%
10.0%
20.0%
30.0%
40.0%
50.0%
60.0%
70.0%
50.0%
それが自分の希望だから
64.4%
14.0%
普通その学校まで行くと思うから
23.7%
30.2%
自分の学力から考えて
20.1%
9.3%
親がそう希望しているから
11.2%
自分が希望する学校まで進学する
必要はないと親が考えるから
0.0%
0.4%
5.8%
家庭に経済的な余裕がないから
4.3%
15.1%
その他
3.9%
今回調査
14.0%
特に理由はない
6.1%
95
親と子の生活意識に関する調査
4.まとめと考察
アンケート調査の結果は、以下のようにまとめることができる。
養子縁組の方法はほとんどが特別養子縁組であり、多くの家庭で真実告知をしている
子どもを家庭に迎えた年齢は 0 歳が 38.4%と最も多く、3 歳未満が 77.4%を占めている
(p.8)
。子どもが以前に暮らしたことのある場所は、乳児院が 94.5%、児童養護施設が 18.2%
であった(p.7)
。回答者の養子縁組の方法は、特別養子縁組が 98.2%、普通養子縁組が 1.8%
で、回答者のほとんどが特別養子縁組である(p.9)。真実告知をしている家庭は 80.1%で、
多く家庭で子どもが 15 歳までに真実告知を受けていた(p.9)
。
子どもの心身の障害等は、社会的養護と比較して少し低いが全国平均との比較では高い
子どもに「心身に障害等がある(医師の診断を受けている)」と回答した家庭は、14.3%で
あり、
「心身に障等害がある」と回答している「里親委託児(20.6%)」や「児童養護施設児
(28.5%)
」と比較すると、障害を持つ子どもの割合はやや低い(p.10)
。しかし、20 歳未満
の総人口における障害者の割合と比較すると、障害を持つ子どもの割合は高いi。回答総数
に対する障害種別のうち最も多いのは「注意欠陥多動性障害(6.0%)
」であり、ついで「広
汎性発達障害(4.8%)」
、
「知的障害(3.6%)」であった(p.11)。
「注意欠陥多動性障害」の
割合は、里親委託児(3.3%)
・養護施設児(4.6%)と比較してやや高い。
i
・内閣府「平成 26 年版障害者白書」をもとに、20 歳未満の総人口における障害者(知的障害者・身体障
害者・精神障害者含む)の割合を試算すると約 2%程度となる。「複数の障害を併せ持つ者もいるため、
単純な合計数にはならないものの、およそ国民の 6%が何らかの障害を有している」とされる。
・文部科学省 「通常の学級に在籍する発達障害の可能性のある特別な教育的支援を必要とする児童生徒
に関する調査結果について」
(平成 24 年)では、知的発達に遅れはないものの学習面又は行動面で著し
い困難を示すとされた児童生徒の割合のうち、
「学習面又は行動面で著しい困難を示す」は推定値 6.5%、
また、知的発達に遅れはないものの学習面、各行動面で著しい困難を示すとされた児童生徒の割合のう
ち、
「学習面で著しい困難を示す」は推定値 4.5%、
「
『不注意』又は『多動性-衝動性』の問題を著しく示
す」は推定値 3.1%、
「『対人関係やこだわり等』の問題を著しく示す」は 1.1%である。
・厚生労働省「軽度発達障害児に対する気づきと支援のマニュアル」
(平成 19 年)によると、平成 16 年
度に行われた 5 歳児健診では、鳥取県内 24 町村の 1,069 名のうち 1,015 名(94.5%)において、注意欠陥
多動性障害(疑いを含む)3.6%、広汎性発達障害(疑いを含む)1.9%、学習障害(疑いを含む)0.1%で
あり、軽度発達障害児の頻度は 5.6%であった。さらに知的発達が境界域あるいは軽度精神遅滞が疑われ
る児(3.6%)が把握されており、以上をあわせると 9.3%という出現頻度となる。
96
全国平均と比較して養子縁組家庭は経済状況が良好
養子縁組家庭は養育開始当初、父親が全員就業しているのに対して、全国調査では 95.5%
にとどまっている(p.22)
。税込世帯所得でみても、養子縁組家庭は年収 600~800 万円が
多く、
平均値は約 727 万円であり、
全国調査の平均値の約 571 万円と比較しても高い
(p.26)
。
また、養子縁組家庭の場合、お金が足りなくて必要となる食料が買えなかったケースもほと
んどない(p.31)
。親の最終学歴も、父親は「大学・大学院」の割合が最も高く 53.3%、母親
は「短大・高等専門学校」の割合が最も高く 29.9%であり、親の学歴も相対的に高くなって
いる(p.24・25)
。一方で、養育開始当初の母親については、養子縁組家庭は就業していな
い割合が 70.1%と高く、養育開始時点では専業主婦世帯が多いと考えられる(p.21)
。
全国平均と比較して養子縁組家庭は子どもへの関わりや教育支出が大きい(インプット)
養子縁組家庭は、全国調査と比較して子どもと夕食を共にしている回数が多く(p.30)
、
朝ご飯を食べる回数も多い(p.29)
。子どもに本や新聞を読むことをすすめている世帯の割
合(p.33)や子どもが小さいころに絵本の読み聞かせをしていた割合(p.35)、子どもが自
然に触れる機会を作っている割合(p.37)なども軒並み高くなっている。子どもの習い事・
塾代の平均金額も全国調査は 1.03 万円であるのに対し、養子縁組家庭は 2.08 万円で、養子
縁組家庭の方が高くなっている(p.45)
。
全国平均や社会的養護と比較して養子縁組家庭は子どもの成績や自己肯定感が高い(アウ
トカム)
社会的養護の調査と比較すると、養子縁組家庭の方が全体的に学業状況(p.43)や通学状
況(p.44)が良くなっている。また、子どもに対する調査結果をみても、養子縁組家庭の方
が全国調査と比較して自分自身に満足している割合(p.78)や親から愛されていると思って
いる割合(p.81)が高くなっている。理想的な進路は、「大学まで」の割合が 55.2%と最も
高く、現実的な進路でも「大学まで」の割合が 46.0%で最も高く、進学の意向が強い(p.91)。
以上の比較分析結果を踏まえると、以下のように考察することができる。
第一に、今回の調査に協力いただいた民間団体の一つは児童相談所と協力して養子縁組
の仲介を行っているため、回答者の 9 割を超える子どもが施設入所を経験しており、かつて
要保護児童であった。その多くは乳幼児期に委託されており、ほとんどが特別養子縁組で養
親家庭に迎えられている。真実告知については、15 歳までに多くの家庭でしており、年齢
が上がるにつれてしていない割合が減っている。子どもの心身の障害等については、全国平
均との比較では高い割合であるが、原因としては出生前の母体の影響や、実家庭または施設
で養育されていた期間の影響などが推測される。
97
第二に、全国平均と比較しても養子縁組家庭の経済状況は良好である。両親の就業状態や
所得が安定していることにより、生活面に不安を抱えているケースはほとんどない。これは
民間の養子縁組団体が子どもとのマッチングを行う際に、経済的な事情を考慮しているた
めだと考えられる。
第三に、経済状況が良好で安定しているだけではなく、習い事や塾への支出額も大きくな
っている。金銭的な要素だけでなく、子どもと食事を取る回数や、読書等の奨励、自然に触
れる機会の創出など、精神面や生活面からみても養子縁組家庭は良好な養育をしているこ
とが伺える。養子縁組を希望する夫婦の多くは長期間の不妊治療を経て子どもを待ち望ん
でいること、また子どもが一人だけであることも多いことから、子どもの養育に積極的な家
庭が多いのではないかと推測される。
第四に、養子縁組家庭は社会的養護の子どもとの比較でも子どもの学業状況や通学状況
が良好であり、さらに子どもの自己肯定感は全国平均より高い。これは、約 8 割の子どもが
真実告知を受けており、障害の診断を受けている子どもの割合が全国平均より高いという
点を考慮にいれると、注目に値する。子どもの自己肯定感や学業状況・通学状況といったア
ウトカムが高いのは、養親による高いインプットによるものと考えられる。
以上のことから、養子縁組家庭は、子どもにとって経済面・精神面・生活面において良好
な養育環境を提供できており、その安定した生活が子どもの自己肯定感の高さや学業状況・
通学状況の良さ、将来的の進学意向の高さにつながっていると考えられる。今回の調査を通
じて、さまざまな事情によって、生みの親の元で暮らすことができなかった子どもたちに、
恒久的な、安定した家庭を提供するために養子縁組が重要な選択肢であることが伺えた。
今後の課題として、養育に困難を抱える養子縁組家庭の実態把握や支援ニーズ、青年期以
降の養子とその養親の生活状況についても明らかにされることが求められる。
98
5.今後に向けて
現在、日本では、生みの親の元で育つことができない子どもたちが約4万人以上いる。児
童養護施設入所児童等調査結果(平成 25 年)では、乳児院児・養護施設児・里親委託児の
全体 37,660 名のうち、
「両親ともいない」「両親とも不明」が 19.9%(7,520 名)
、乳児院だ
けに絞っても乳児院児の 3.3%(106 名)に上る。
「家族との交流なし」についても養護施設
児の 18.0%(5,396 名)
、乳児院児の 19.4%(610 名)、里親委託児の 72.4%(3,284 名) であ
る。
一方で、子どもに恒久的な家庭を提供するための特別養子縁組の成立件数は、年間 544 件
(2015 年司法統計)となっている。諸外国をみると、養子縁組の年間の成立件数はイギリ
スが 4,734 件(人口 5,608 万人)
、アメリカが 119,514 件(人口 3 億 1,439 万人)となってお
り、日本の人口比に対する養子縁組の成立件数は著しく低い割合でありii、恒久的な家庭を
必要とする子どもに制度の活用が少ないことが伺える。
養子縁組についての行政の取り組みは、これまで自治体ごとに大きな差があり、そこで支
援につながらないケースの多くは、民間団体等がその役割を担ってきた。子どもが生みの親
の元で、健やかに育つことができることが望ましいことは言うまでもないが、それが困難な
場合には、特定の大人との愛着を築き、安定した家庭で育つための選択肢を検討することは、
必要不可欠なことであろう。2009 年に国連総会で採択された「国連子どもの代替養育に関
するガイドライン」では、家族による養育の元に子どもをとどめるか、家族に戻すための努
力を支援しても失敗した場合には、養子縁組やイスラム法におけるカファーラなど、恒久的
な家庭を見い出す努力を支援するべきとしている。
日本においても、2016 年 6 月に公布された改正児童福祉法において、養子縁組に関する
相談支援が児童相談所の業務として位置づけられた。あわせて、民間の養子縁組の質を担保
するための「民間あっせん機関による養子縁組のあっせんに係る児童の保護等に関する法
律」も 2016 年 12 月に成立予定であり、子どもの福祉としての養子縁組を推進する法的な
整備は整いつつある。
残された課題として、実家庭への復帰の見込みのない子どもを適切に養子縁組につなげ
るための法改正や、特別養子縁組の成立を 6 歳未満とする年齢制限の撤廃などが挙げられ
る。また、民間及び児童相談所で養子縁組にかかわる人材の育成や民間団体への適切な公的
資金の投入も必要である。恒久的な家庭を必要としている子どもたちが、できるだけ早くあ
たたかい家庭のなかで育まれるよう、一層の取り組みの推進と支援の拡充が望まれる。
ii
厚生労働省,第 2 回児童虐待対応における司法関与及び特別養子縁組制度の利用促進の在り方に関す
る検討会「参考資料 2」,「参考資料集『諸外国における養子縁組の状況』
」,平成 28 年,51 頁より引用。
99
謝辞
本調査の実施と報告書作成にあたり、三菱 UFJ リサーチ&コンサルティング株式会社の
小林庸平様、小川美帆様、家子直幸様に、丁寧かつ的確な分析およびご助言をいただきまし
た。ここに厚く御礼申し上げます。
また、本調査に、ご協力いただいた多くの皆さまへ心より謝意を記します。
最後に、多忙のなか、本調査の実施に快く協力をしてくださった家庭養護促進協会大阪事
務所と環の会の皆さま、そして、調査に回答してくださったご家庭の皆さまに、心からの感
謝と御礼を申し上げます。
日本財団 ソーシャルイノベーション本部 福祉特別事業チーム
ハッピーゆりかごプロジェクト
高橋民紗・徳永祥子・高橋恵里子
2016 年 12 月 7 日
100