~~イタリア国民投票等のイベントを控え、日経平均18,000円台前半 英国のEU(欧州連合)離脱決定に伴う景気下押し圧力への警戒感 が後退していく中、緩やかに上昇 ~ で揉み合う展開~ 週刊日本株レポート 週刊日本株レポート(11/28~12/2) (8/8~8/12) 2016年11月28作成 1.日米株式と円/ドルの推移 <円/ドル> <米国株> <日本株> 円 ドル 22,000 19,000 日経平均 125 NYダウ 円 円/ドル 120 20,000 18,000 115 18,000 17,000 110 16,000 16,000 14,000 15/11 16/01 16/03 16/05 16/07 16/09 16/11 15,000 15/11 16/01 16/03 16/05 16/07 16/09 16/11 105 100 95 15/11 16/01 16/03 16/05 16/07 16/09 16/11 (注)チャートは過去1年 単位 日経平均 NYダウ 円/ドル 円 ドル 円 2015/12/31 (前年末) 19,033.71 17,425.03 120.22 2016/10/31 (前月末) 17,425.02 18,142.42 104.82 2016/11/25 (前週末) 18,381.22 19,152.14 113.22 過去3年高値 水準 日付 20,952.71 2015/6/24 19,152.14 2016/11/25 125.86 2015/6/5 過去3年安値 水準 日付 13,885.11 2014/4/11 15,340.69 2014/2/5 99.02 2016/6/24 過去3年高値・安値はザラ場ベース / 当社が信頼できると判断した情報に基づき作成 2.日本株市場 先週の振り返り ~円安ドル高の大幅進行などを背景に続伸し、TOPIXは11連騰~ 先週の日本株市場は、週間ベースで日経平均が+413.81円(+2.30%)、TOPIXが+36.07ポイント(+2.53%)とな り、円安ドル高の大幅進行などを背景に続伸し、TOPIXは11連騰となりました。業種別(東証33業種)にみると、医薬品 を除く32業種が上昇しました。 週明け21日の日本株市場は、トランプ次期米国大統領の経済政策期待を背景に米国株市場が堅調に推移したことや円安ド ル高が進行したことなどから、上昇して始まりました。その後週末にかけても、①市場予想を上回る米国経済指標の発表が 相次いだことなどを受けて米国株市場が堅調に推移したこと、②114円近くまで円安ドル高が進行したことなどから続伸し、 日経平均は一時18,400円台をつける場面もみられました。 3.今週の主な予定 日程 曜日 国・地域 日本 11月29日 Tue 米国 日本 項目 前回 失業率 10月 3.0% 全世帯家計調査 支出(前年比) 10月 -2.1% S&P/ケース・シラー住宅価格指数(前月比・季調済) 9月 0.24% 消費者信頼感指数 11月 98.6 鉱工業生産(前月比) 10月 0.6% ADP雇用統計 11月 147千人 シカゴ購買部協会景気指数 11月 50.6 ベージュブック(地区連銀経済報告) 11月30日 12月1日 Wed Thu 米国 海外 OPEC(石油輸出国機構)総会 (ウィーン) 日本 設備投資(前年比) 7-9月期 3.1% 米国 ISM製造業景況指数 11月 51.9 製造業PMI 11月 51.2 財新中国製造業PMI 11月 51.2 非農業部門雇用者数変化 11月 161千人 失業率 11月 4.9% 中国 12月2日 Fri 米国 12月4日 Sun 欧州 イタリア 憲法改正の是非を問う国民投票 決算発表予定 他 米国 決算発表 : 11/29 ティファニー 4.日本株市場 今週の見通し ※ 当社が信頼できると判断した情報に基づき作成 ~イタリア国民投票等のイベントを控え、日経平均18,000円台前半で揉み合う展開~ 今週は、トランプ次期米国大統領の経済政策に対する期待感が引き続き株価のサポート要因となるものの、①イールドス プレッド(債券利回り-株式益利回り)等バリュエーション面からみて米国株の割高感が強まる中、日本株の割安感も後 退していること、②米国大統領選後、ほぼ一本調子で株価が上昇する中、東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)が 130%を上回る水準で推移するなどテクニカル面で過熱感がみられること、③30日のOPEC総会や4日のイタリア国民 投票といったイベントの不透明感から様子見姿勢が強まりやすいことなどから、日経平均18,000円台前半で揉み合う展 開を予想します。 その他の注目材料として、日本では29日の失業率や30日の鉱工業生産、米国では1日のISM製造業景況指数や2日の雇 用統計、中国では1日の製造業PMIなどが挙げられます。 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第301号 加入協会:一般社団法人投資信託協会/一般社団法人日本投資顧問業協会 URL:http://www.alamco.co.jp 本資料は、朝日ライフ アセットマネジメント(以下、当社といいます)が、投資の参考となる情報提供を目的として作成したもので、特定の商品に対する投資勧誘を意図するものではあ りません。本資料は当社が信頼できると判断した情報に基づき作成しておりますが、その正確性、完全性を保証するものではありません。資料中に記載されたグラフ、数値等は過去の 実績であり、将来の運用成果等を保証するものではありません。また、コメントについては作成日時点での判断であり、将来予告なく変わることがあります。最終的な投資決定はお客 様ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 1611210
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