インフルエンザ情報(No.1) 平成28年11月 25日(金) 薬務感染症対策課 結核・感染症グループ 直通087-832-3304 (内線3257・3255) 担当:細谷 角谷 山田 インフルエンザが流行しています ○ 発生状況 感染症発生動向調査(速報値)では、インフルエンザ患者の定点あたり(47定点医療機関)の報告数が、 平成28年第46週(平成28年11月14日~平成28年11月20日)で1.34人となり、流行の目安としている定点当 たり1人を上回ったことから、本県においてインフルエンザが流行シーズンに入ったと考えられます。 「インフルエンザ(H1N1)2009」が大流行した平成21年を除くと、ここ数年は、12月中旬から1月初旬に流 行期入りしていますが、今年はやや早い流行期入りとなりました。 流行が拡大する可能性があるため、流行情報に注意していただき、一人ひとりが、手洗いや咳エチケッ トの励行など、インフルエンザ予防対策を、より一層心がけてください。 今後、定点当たり10人で流行注意報を、定点当たり30人(継続基準10人/定点当たり)で流行警報を発令 します。 (感染症発生動向調査は、月曜から日曜日までを集計し、翌週金曜日に発表しています。インフルエン ザのみ流行期は水曜日に速報値を発表します。) 県民の皆様に、インフルエンザ予防対策の実践をお願いします。 《かからないために》 ○こまめに手洗いをしましょう。 ○人混みや繁華街への外出を避けましょう。 ○十分な休養とバランスのとれた栄養をとりましょう。 ○室内の湿度(50~60%)に保ち、乾燥に気をつけましょう。 《人にうつさないようにするために》 ○咳やくしゃみのある時は、ティッシュなどで口と鼻を押さえ、周りから顔を背け1~2m離れましょう。 ○使用後のティッシュは、蓋つきのゴミ箱にすぐ捨てましょう。 ○口や鼻を押さえた手や腕は、よく洗いましょう。 ○マスクは鼻と顎まで覆い、隙間のないように正しくつけましょう。 ○外出はできるだけ控えましょう。 《医療機関を受診する時の注意点》 ○具合が悪ければ早めに受診しましょう。 ○受診する際には、必ずマスクを着用してください。 《高齢者や乳幼児、基礎疾患のある方など》 ○インフルエンザにかかった時に重症化のリスクが高いといわれています。 あらかじめ、かかりつけの医師と発症した時の対応を話し合っておきましょう。 《予防接種》 ○インフルエンザワクチンの予防接種には、発症をある程度おさえる効果や、重症化を予防する 効果があり、特に高齢者や基礎疾患のある方など、重症化する可能性が高い方には効果が高いと 考えられます。 ○ワクチン接種を希望される方は、あらかじめ医療機関に連絡のうえ、早めに接種してください。 1.インフルエンザの患者数について ※インフルエンザ定点医療機関数 47医療機関 第41週(10月10日~10月16日) 第42週(10月17日~10月23日) 第43週(10月24日~10月30日) 第44週(10月31日~11月6日) 第45週(11月7日~1月13日) 第46週(11月14日~11月20日) 第47週(11月21日~11月27日) 第48週(11月28日~12月4日) 第49週(12月5日~12月11日) 第50週(12月12日~12月18日) 流 行 流行注意報 流行警報 香川県 今シーズン 定点あた 患者数 り 患者数 8 0.17 2 0.04 9 0.19 25 0.53 34 0.72 63 1.34 全 国 今シーズン 患者数 定点あたり 患者数 1,158 1,843 2,329 2,903 4,133 0.24 0.37 0.47 0.59 0.84 香川県 昨シーズン 患者数 1 1 0 2 0 1 1 0 4 3 定点あたり 患者数 0.02 0.02 0.00 0.04 0.00 0.02 0.02 0.00 0.09 0.06 基 準 今シーズン 昨シーズン 平成28年11月25日宣言 平成28年1月20日宣言 1人/定点あたり 平成28年2月3日発令 10人/定点あたり 30人/定点あたり (継続基準 平成28年2月17日発令 10人/定点あたり)
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