公共基準点復旧測量等業務仕様書

公共基準点復旧測量等業務仕様書
平 成 28 年 度
堺市土木部路政課
第1章
総
則
〈作業目的〉
第1条 本作業は、基準点測量及び地上埋設復旧を行うものである。
〈準拠する法律、規則、規定等〉
第 2 条 本 作 業 は こ の 仕 様 書 の 他 、測 量 法 (測 量 法 施 行 令 、測 量 法 施 行 規 則 を 含 む 。)、
国土交通省公共測量作業規定準則によるものとする。
〈提出書類〉
第3条 受注者は作業開始に先立ち、着工届、作業実施計画書、主任技術者届、現場
代理人届、その他本市職員の指示する書類を、所定の様式により指定期日までに
提出しなければならない。なお、本市職員が主任技術者及び現場代理人を不適当
と認めたときは、改めて人選しなければならない。
〈現場代理人〉
第4条 請負人は責任を持って自己又は現場代理人を現場に常駐させ、諸般の事項を
処理しなければならない。なお、請負人が本市職員の指示に従わない時は作業を
中止することがある。
〈測量技術者の資格、身分証明書〉
第 5 条 本 作 業 に 従 事 す る 作 業 員 は 、 測 量 法 に 基 づ く 有 資 格 者 (測 量 士 及 び 測 量 士 補 )
で な け れ ば な ら な い 。 ま た 、 作 業 員 が 現 地 で 作 業 を 実 施 す る 際 は 、 測 量 法 第 39
条 (同 法 第 15 条 の 準 用 規 定 )に 基 づ き 交 付 さ れ た 身 分 証 明 書 を 必 ず 携 帯 し な け れ
ばならない。
〈作業の実施〉
第6条 本作業の実施は、作業実施計画に基づき適切な工程管理により行う。また、
作 業 機 関 は 常 に 本 市 係 員 と 緊 密 な 連 絡 を 保 ち 、そ の 指 示 に 従 わ な け れ ば な ら な い 。
〈打合せ〉
第7条 本業務における打合せは、業務着手時、中間、成果品納品時の3回を予定し
ている。ただし、発注者が必要と認めるときは、適宜実施する。また、打合せ簿
等は、その都度速やかに提出しなければならない。
〈仕様書に明記なき事項の取扱い〉
第8条 仕様書に明記なき事項について、若しくは仕様書に明記された事項について
疑義が生じたときは、その都度速やかに本市係員と協議し、その指示を受けなけ
ればならない。
〈内容変更〉
第9条 本作業の実施にあたり、必要と認められる些細な内容変更による増加につい
ては、請負人の負担とする。本市係員の指示する延長の増減によるときは、その
限りではない。
〈第三者への損害賠償責任〉
第 10 条 本 作 業 に よ っ て 第 三 者 に 損 害 を 与 え た と き は 、 請 負 人 の 責 任 に よ り 解 決 す
るものとする。現地調査等で道路以外の土地、施設に立ち入る必要が生じたとき
は、当該土地、施設の所有者、管理者に了解を得て、それらに設置され、若しく
は保管されている工作物、家畜、田畑等に被害を及ぼさないよう十分注意して作
業を行わなければならない。万一、事故等が発生し損害を与えたときは、請負人
がその復旧及び賠償の責任をとらなければならない。
〈現場立会〉
第 11 条 本 市 の 係 員 と の 現 場 立 会 は 平 日 の 9: 30~ 17: 00 と す る 。な お 、こ れ 以
外の時間に立会の必要があるときは、事前に本市職員の承認を受けなければなら
ない。
〈資器材規格〉
第 12 条 本 作 業 に 使 用 す る 資 器 材 は 、 本 作 業 の 成 果 の 公 共 性 を 考 慮 し て 、 日 本 工 業
規 格 (JIS)に よ る も の 、 若 し く は 、 計 量 器 検 定 検 査 令 に 合 格 し た も の と す る 。
〈資器材、成果品の点検〉
第 13 条 本 作 業 の 各 工 程 に お い て 、 本 市 係 員 が 資 器 材 の 点 検 を 行 う 。 ま た 、 各 工 程
毎に本市係員による成果品の検査を受けたのち、後続作業を行う承認を得なけれ
ばならない。また、本市が特に指定した作業工程について、作業中または作業後
に、点検測量を行わなければならない。
〈完了検査等〉
第 14 条 本 仕 様 書 等 に 基 づ き 作 業 が 完 了 し た と き は 、 本 市 検 査 員 の 検 査 を 受 け な け
ればならない。この検査で成果品に不備な点が発見されたときは、請負人は速や
か に 自 己 の 負 担 で 指 定 期 日 ま で に 、こ の 成 果 品 を 修 正 し 納 入 し な け れ ば な ら な い 。
また、完了検査後においても、成果品に不備な点が発見されたときは、請負人は
同様の処置をしなければならない。
〈 節 点 (補 助 点 )の 設 置 〉
第 15 条 ト ー タ ル ス テ ー シ ョ ン 等 を 使 用 し た 基 準 点 測 量 に お い て 、 視 通 が 確 保 で き
な い と き は 、 節 点 を 設 置 す る こ と が で き る 。 な お 、 節 点 に は 補 助 点 鋲 (金 属 )を 受
注者の負担により打設する。
〈成果品〉
第 16 条 提 出 書 類 の 様 式 等 細 部 に つ い て は 、 事 前 に 本 市 係 員 と 協 議 す る 。
1 . 基 準 点 測 量 作 業 測 量 簿 (手 簿 、 記 簿 、 計 算 簿 )
2.成果表
3.点の記
4.平均図
5.観測図
6.網図
7 . CD(測 量 成 果 電 子 納 品 要 領 ( 案 ) )
8.その他、本市係員が必要と認めるもの。
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