仕様書 - 量子科学技術研究開発機構

平成器年度Π・釦廃棄物保管棟空気捕集装置
保守点検作業
仕様書
平成器年9月
量子科学技術研究開発機構
那珂核融合研究所
管理部保安管理課
件名
平成28年度 JI-60廃棄物保管棟空気捕集装置保守点検作業
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目的及び概要
本仕様書は、量子科学技術研究開発機構那珂核融合研究所管理部保安管理課(以
下「機構」という。)の空気捕集装置に係る保守点検を実施するために、当該業務を受
注者に請負わせるための仕様について定めたものである。
本作業は、那珂核融合研究所放射線障害予防規程に定める放射線管理設備に関るも
のであるため、受注者は対象機器の構造、取扱方法、関係法令等を十分理解し、受注
者の責任と負担において、本作業を実施するものとする。
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作業実施場所
量子科学技術研究開発機構那珂核融合研究所Ⅱ・60廃棄物保管棟
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納期
平成29年2月28日
5
作業実施期間
機構と受注者の間で協議の上決定するものとする。
6.作業内容
6.1 対象機器
朝日機工製GC2B40型
1
台
6.2 点検項目
空気捕集装置を分解点検し、次に示す部品の交換を行うこと。なお、交換部品
は全て受注者負担とする。
①べアリング
②オイルシール
③ 0りング
④デイスタンスピース
⑤ガスケット
⑥オイルゲージ
⑦スリンガー
⑧タイミングギャー
⑨ Vべルト
⑩モータベアリング
⑪フランジパッキン
検査
保守点検作業終了後、機構の立会いのもと次の検査を実施する。
(1)空気捕集装置の運転中、オイル漏れのないこと。
(2)空気捕集装置の運転中、異臭、異常音及び異常加熱の発生がないこと。
(3)外観検査において、機能を損なう恐れのある傷等がないこと。
(4)電気絶縁測定を行い異常のないこと。
(5)通常使用条件において、点検前と点検後で吸引圧力と吸引流量に大幅な変動が
ないこと。なお、点検作業報告書には点検前後の吸引圧力と吸引流量を記載する
こと。
(田交換した部品を確認する。
業務に必要な資格等
本点検作業における対象機器は、放射線管理区域内に設置されているため、放射線
業務従事者に指定された者であること。(放射線管理区域内で就労するための身分を確
認するため、放射線管理手帳に加え、運転免許証などの公的証明書(原本)の提示を
求め、写しをとる場合がある。)
9.支給物品及び貸与品
9.1 支給品
本点検作業に必要な電気は無償で支給する。
9.2 貸与品
放射線管理区域内作業で使用する特殊作業衣、N作業靴等の放射線防護具及び
ガラスバッジ等の個人線量計、必要時にオイル等の消耗品を貸与する。
提出書類
(1)作業工程表
契約締結後速やかに
1部
(2)点検要領書
作業開始前までに
1部
(3)指定登録依頼書
作業開始1週問前までに
1部 (従事者毎)
(4)放射線管理手帳
作業開始前までに
1部 (従事者毎)
(5)作業日報
毎日の作業終了後毎に
1部
(6)点検報告書
作業終了後速やかに
2部
(フ) KY・TBM
毎日の作業開始後毎に
1部
(8)再委託承諾願、
作業開始2週間前まで
1部
(機構指定様式)
*受注者が下請負に作業を委任する場合に提出すること。
Ⅱ
検収条件
第7項に示す検査の合格、点検報告書の内容の確認並びに提出書類の完納をもって
検収とする。
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規定等
(1)那珂核融合研究所放射線障害予防規程
(2)那珂核融合研究所放射線安全取扱手引
(3)那珂核融合研究所安全衛生管理規則
特記事項
(D 受注者は機構が量子の研究・開発を行う機関であるため、高い技術力及び高い
信頼性を社会的にもとめられていることを認識し、機構の規定等を遵守し安全性
に配慮し業務を遂行しうる能力を有する者を従事させること。
(2)保守点検作業の詳細については、別途打合せにて決定すること。
(3)機器の性能を維持するため第6項に示す以外の部品を交換した場合には、別途
精算するものとする。
(4)受注者は業務履行上知り得た情報を機構の許可なく第三者に口外しないこと。
(5)受注者は本作業を実施するに当たり、機構の財産に損害を与えないよう十分に
注意を払うこと。損害を与えた場合は遅滞なく機構に級告し、その指示に従うこ
と。
(6)受注者は異常事態等が発生した場合、機構の指示に従い行動するものとする。
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グリーン購入法の推進
本仕様書に定める提出図書については、グリーン購入法の基本方針に定める「紙類」
の基準を満たしたものであること。
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保証
保守点検作業後、1年以内に機構の取扱上の過誤に起因しない不具合、故障等が発
生した場合は、受注者の責任において迅速に無償で修復を行うこと。
以上