資料2 仕様書

資料2
仕様書
省エネルギー部
1.件名
省エネルギー技術開発制度の成果の把握及び分析等
2.目的
NEDOにおいてこれまで実施してきた省エネルギー技術開発制度における終了後のテーマに
おける成果の活用状況等をテーマ実施者に対するアンケート調査、ヒアリング等による情報収集に
より把握するとともに、その結果を分析することで、省エネルギー技術の開発にどのような貢献を果
たしてきたのかを明らかにする。また、ヒアリング等により、制度の改善等に向けた意見等の掘り起
こしを行い、今後の制度運営に活用する。
3.内容
上記の目的を達成するために下記項目を実施する。また、実施にあたっては、NEDO
との密接な連携の下で行うものとする。
(1)成果等に関する把握及び分析
制度応募時の状況、現時点での省エネルギー効果量および今後見込まれる省エネルギー
効果量、省エネルギー効果実現に向けた課題等についてアンケート等による情報収集を行
うことにより、
「エネルギー使用合理化技術戦略的開発」等の各制度におけるテーマの成果・
効果を明らかにする。
アンケート対象は「エネルギー使用合理化技術戦略的開発(平成 15 年度~22 年度)
」の
うち、平成 22 年度以降に終了したテーマ、「省エネルギー革新技術開発事業(平成 21 年度
~25 年度)
」において実施した技術開発テーマ及び「戦略的省エネルギー技術革新プログラ
ム(平成 24 年度~33 年度)
」のうち平成 27 年度までに終了したテーマを対象とする。
今回の調査では、平成22年度から平成27年度に事業が完了したテーマの実施者を対象に
アンケートを行う計画であり、「省エネルギー革新技術開発事業」の全実施者がアンケート
の対象になる最終回にあたる。
このため、当該事業を総括する観点から、アンケート結果等に基づき当該事業実施者の状
況(事業化を含めた進捗現状、省エネ効果見込量、売上見込額等)を併せてとりまとめる。
また、順調に実用化がなされた事例、今後実用化が期待される事例等について実施者への
ヒアリングを通じたケーススタディを実施し、要因などについて分析するとともに、制度の
マネジメントで改善できる可能性についても検討する。
なお、成果については、
「実用化状況、NEDO事業終了後の事業者主体の技術開発の継
続状況」や他の技術・製品への応用、波及の状況等、多面的に把握する。
(2)事後評価実施時点の省エネ効果見込量と現時点の省エネ効果見込量の比較・分析
事後評価時の省エネ効果見込量と現時点の省エネ効果見込量をアンケート調査から比
較・分析するとともに、ベストシナリオからの差異の要因等について、特徴的な事例を抽出
しヒアリング調査を実施する。これらを通じて、実施事業者が試算した省エネ効果見込量の
積算値のみならず、蓋然性の高い省エネ効果想定値を集計(シミュレーション)する。
4.調査期間
NEDOが指定する日(平成 28 年度)から平成 29 年 6 月 30 日(金)まで(複数年度
契約)
5.予算額
19百万円以内
6.報告書
提出期限:平成 29 年 6 月 30 日(金)
提出部数:電子媒体 CD-R (PDF ファイル形式) 1 部 、(Word ファイル形式) 1 部
提出方法:「成果報告書・中間年報の電子ファイル提出の手引き」に従って提出のこと。
http://www.nedo.go.jp/itaku-gyomu/manual_tebiki_index.html
留意点:報告書作成の際には、図・グラフ・表を用いてわかりやすく工夫すること。
また、報告書とは別に調査結果をまとめた資料を power point ファイル形式にまとめ
て提出すること。
7.報告会等の開催
委託期間中又は委託期間終了後に、成果報告会における報告を依頼することがある。
8.その他
本仕様書に定めなき事項については、NEDOと実施事業者が協議の上で決定するもの
とする。