LEXUS TEAM WedsSport BANDOH 第8戦レポート

2016 AUTO BACS SUPER GT Round 8
熊本地震復興支援大会
「MOTEGI GT GRAND FINAL」
予選 11 月 13 日(日)決勝 11 月 13 日(日)■開催地
■開催日
ツインリンクもてぎ
■入場者数
36,000 人
SUPER GT 第 8 戦が栃木県のツインリンクもてぎで開催された。昨日、代替え戦として第
3 戦が行われ、坂東監督率いる LEXUS TEAM WedsSport BANDOH はタイヤ無交換作戦
で 5 位フィニッシュし、YOKOHAMA タイヤのポテンシャルの高さを見せつけた。
迎えた最終戦では、国本選手が予選をアタックし 4 番グリッドを獲得。決勝では、安定し
たレースを展開し見事 3 位表彰台を掴み取った!さらにシリーズランキングを 4 位へ昇格
し 2016 年の SUPER GT シリーズの幕を閉じた。
■予選
□公式予選
11 月 13 日(日)4 位
1 分 37 秒 141
天候:晴れ | コース:ドライ | 気温/路面温度 GT500 開始時 13℃/17℃、終了時 14℃/18℃
快晴で迎えた最終ラウンド。ツインリンクもてぎにはレースファ
ンが朝暗いうちから、来場し華やかに開催した。昨日と同じよう
に朝 9 時 05 分から 500 クラスの予選が始まった。予選アタッカ
ーは国本選手。予選開始すぐに 1 号車がコースに姿を現すが、19
号車 WedsSport ADVAN RC F はピットで待機。そして 3 分後に
は 19 号車を含めた LEXUS 勢がピット前に車を並べる。そして
LEXUS 勢の先陣を切って国本選手がコースイン。残り 8 分半を
残し全車がアタックを開始。そして予選時間残り 3 分を切ったと
ころで、いちはやくアタックを開始した 1 号車が 1 分 38 秒台でトップに立つと、覆いかぶせるように
LEXUS 勢の 6 号車がトップを奪い、39 号車 38 号車と続く、この時点で 19 号車 WedsSport ADVAN
RCF は、1 分 37 秒 610 までタイムを刻むが暫定 7 位に。しかし、チェッカーが振られる最終ラップに
は、目まぐるしくランキングは変わり、1 分 37 秒 141 までタイムを刻んだ国本選手は 19 号車 WedsSport
ADVAN RC F を 4 位に押し上げた。
最終戦のポールポジションは 39 号車 DENSO KOBELCO SARD RC F、2 位 37 号車 KeePer TOM’S
RC F、3 位 6 号車 WAKO’S 4CR RC F、4 位 19 号車 WedsSport ADVAN RC F という LEXUS 勢がト
ップ 4 を独占する結果となった。
■決勝
□決勝
26 度
11 月 13 日(日)3 位
天候:晴れ | コース:ドライ | 気温/路面温度 開始:22 度/27 度>中盤:21 度/28 度>終盤:21 度/
午前中に引き続き快晴で迎えた最終戦の決勝レースは、13 時 30 分から警察のパトカーと白バイの先導
によるパレードラップから始まった。この 1 戦でシリーズタイトルが決まるとあって各陣営、背水の
陣で挑む。19 号車 WedsSport ADVAN RC F のスタートドライバーは関口選手。パレードラップから
フォーメーションラップへ移行し、モンスターマシンが最終コーナーから姿を現し、レッドシグナルか
らグリーンシグナルが点灯されるとその瞬間、一気にエンジンサウンドが響きわたり最終戦の幕が上が
った。セカンドグリッドからスタートした関口選手は、2 ラップ目に 12 号車に先行を許すが、6 ラッ
プ目からは 300 クラスが絡み出し、11 ラップ目には 12 号車を攻略し 4 位へ、そして、12 ラップ目に
も 37 号車を交わし 3 位へ 19 号車 WedsSport ADVAN RC F を導く。15 ラップを数えたころにはブリ
ヂストンユーザーはタイムが落ち始めるが、YOKOHAMA ユーザーの 19 号車 WedsSport ADVAN RC
F だけは 1 分 42 秒台をキープしパフォーマンスの高さを発揮しながらレースを展開。そして昨日と同
じように 20 ラップを過ぎたころにはピットラッシュが始まる。後半を担当する国本選手も戦闘態勢を
整え待機する。そして 23 ラップ目に 19 号車 WedsSport ADVAN RC F が滑り込むようにピットイン。
素早いピット作業でタイヤを交換し給油を済ませ、国本選手にバトンが渡された。ピットアウトした時
点で 6 位にポジションを構えるが、トップ 38 号車、1 号車、46 号車はピットに入っておらず、最後の
最後、36 ラップ目にピットインをした 46 号車がコースに復帰したときには、19 号車の後ろの 4 番手
に。そして、レースが落ち着きを取り戻した 39 ラップ目の図
式は、39 号車を先頭に 6 号車、19 号車、37 号車と LEXUS
勢がトップ 4 を占める展開に。レース終盤は 39 号車と 6 号
車のトップ争いがテールトゥーノーズの攻防戦となり、それ
を追う 19 号車 WedsSport ADVAN RC F も全力で前車に詰め
寄る走りでレースを展開し、44 ラップ目には 8 秒あったギャ
ップを徐々に縮め 6 秒後ろまで詰め寄るが 3 位で最終戦のチ
ェッカーを受けた。最終戦に表彰台を獲得し、シリーズラン
キングも 1 つ上がり 4 位へ浮上。連続獲得ポイントも 18 戦
に伸ばし 2016 年のレースシリーズに幕を閉じた。
最後の最後まであきらめないレース展開を見せた国本選手のパフォーマンスの高さと、関口選手のアグ
レッシブな走りが光る最終戦となった。
■関口雄飛選手コメント
今日のレースは 3 位表彰台で終わることができました。今年は初戦
からほとんどのレースで予選より上の順位でゴールすることがで
きたので最終戦も予選 4 位から 3 位でゴールできて今年を象徴す
る様な展開となりました。今年一年を通してランキング 4 位は悔し
いですが昨年、一昨年に比べるとよいシーズンとなったと思います。
オフシーズンにはタイヤ開発などしっかり準備して来年の開幕に
は良い成績を出せるように頑張ります。1 年間応援ありがとうござ
いました。
https://www.youtube.com/watch?v=F8EOEU60yxM
■国本雄資選手コメント
第 8 戦、予選 4 位から決勝 3 位でゴールしました。後半スティン
トを走ったんですが、前との差を縮められましたが、前には追い
つかず、しかしその中でも最後まであきらめずタイヤの限界、車
の限界まで走り続けることができました。
1 年間、応援していただいてすごく力になったし感謝しています。
シーズンを通してチャンピオンには届かなったですが本当に最後
まで自分たちの力をフルに発揮して戦えたので来年につながった
シーズンでした。シリーズタイトルが見える位置にいるとすごく
悔しさがあるので、来年こそはシリーズを取りたいと思いますの
で応援お願いします。1 年間ありがとうございました。
https://www.youtube.com/watch?v=TpJ2ueA9SLo
■坂東正敬監督コメント
3 位表彰台で終われました。LEXUS 勢が 1-2-3 で LEXUS がシリ
ーズタイトルも取りました。その中で僕たちは参戦 6 年目でシリ
ーズ 4 位という結果でした。みなさん本当にありがとうございま
した。今年 1 年を振り返り皆さんの熱い応援があったから戦えた
んだと思います。
ウエッズ様を初め、YOKOHAMA タイヤ様、支えてくれたスポン
サー様のお蔭でこうしてレースができること、心から感謝してい
ます。今シーズンは 1 勝ですが来期に向けて手ごたえを感じるシ
リーズとなりました。初めてタイで勝って、最終戦ノーウエイト
で戦って 3 位というのはとても充実した 1 年になりました。来年
は更なる飛躍を目指して頑張りますので今後も応援していただけ
ますようお願いします。1 年間、本当にありがとうございました。
https://www.youtube.com/watch?v=YPYYux4XqW4&t=15s
】
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