パラグアイで活躍する日本人から 国際協力、支援について学ぶ

PRESS RELEASE
独立行政法人国際協力機構
東北支部(JICA 東北)
2016 年 11 月 14 日
パラグアイで活躍する日本人から
国際協力、支援について学ぶ
利府町立利府第二小学校
手嶋
真紀教諭実践授業
独立行政法人国際協力機構(JICA)では毎年、小・中学校・高等学校等の先生方を対象に、開発
途上国における国際協力の現場を視察し、その経験・素材等を活かした開発教育実践のための教師
海外研修を実施しています。本研修は開発教育に取り組まれている、これから取り組もうとしてい
る先生方を対象に、開発途上国の置かれている現状を知るとともに、日本との関係や国際協力への
理解を深め、その成果を、次代を担う児童・生徒の教育に役立てて頂くことを目的としており、研
修後は教育現場や地域において開発教育実践が行われています。
この度、本年度の教師海外研修へ参加し、7 月 23 日から 8 月 7 日の日程で南米・パラグアイを訪問
した利府町立利府第二小学校 手嶋 真紀(てしま まさき)教諭の実践授業が 11 月 25 日(金)
に同校にて行われます。
パラグアイの歴史、文化、人々の暮らし、日系社会とのつながりについて学習を重ねてきた児童
達が、本授業において、同国で支援に携わる日本人の紹介を通し、国際協力のあり方やこれからの
生き方について考えます。
東北出身者が多く移住した日系社会をはじめ、我々が普段口にしている大豆製品やゴマの輸入、
東日本大震災発生後の豆腐 100 万丁支援など様々な接点がある両国。日本から移住された方々や
JICA ボランティア、専門家による支援の積み重ねがパラグアイ発展の一助を担ってきました。現在
同国には 78 名(2016 年 7 月末現在)の JICA ボランティアが、教育、医療、スポーツ、日本語教授
等様々な分野で活動しています。
人々の暮らしをより良くしようと支援しているボランティア達がどのような気持ちで活動をして
いるのか想像することで、国際協力とはなにか、自分達にできることはなにか、将来に向けた生き
方教育につなげます。
以下、公開授業日程を記載いたします。ぜひ、取材して頂き、広く宮城県民へ利府第二小学校の
取組み並びに本研修を紹介いただければ幸いです。
≪公開授業日程≫
題材
世界で活躍する日本の人々
日時
11 月 25 日(金)13:55~14:40
場所
利府町立利府第二小学校(宮城県宮城郡利府町神谷沢字後沢 31-1)
※このプレスリリースは、宮城県庁記者クラブで配布しています。
TEL:022-223-4772
【本件に関する問い合わせ先】
JICA 東北 小笠原 直子
FAX:022-227-3090
E-Mail: [email protected]