伏見中学校における「学ぶ力」の育成プログラム 項 項目内容 プログラム項目名 目 内 容 学校番号: 31006 学校名 : 伏見中学校 の 具 体 ○「授業中、自分で疑問やめあてをもって学習に取り組もうとしている」生徒は70.9%、「分からないことは、自 分で調べてはっきりさせようとしている」生徒は76.2%、「学校で好きな授業がある」生徒は91.9%と多くいる 学ぶ意欲 「主体的に学習に取り組む態度 」 。 ●「普段から、計画を立てて学習している」生徒は37.7%になっている。 ⇒授業の目標を明確にして学習に取り組む姿勢を育てる指導を重視した結果が現れている。ただ、普段から計画 を立て、短期目標を明確にし、生徒の意欲を高める指導をより一層工夫した形で継続することが課題である。 ○「授業中、友達や先生の説明、意見を終わりまで聞いている」生徒は90.4%、「人の意見を聞いて、それを参考 ①「学ぶ力」に関す 活かす力 る成果と課題 「思考力・判断力・表現力等」 にして自分の考えを見直すことがよくある」生徒は87.6%と多くいる。 ●「授業中、自分の意見を進んで発表する」生徒は37.6%になっている。 ⇒人の話を聞いて、しっかり考えたり、判断したりする力はついてきている。ただ、生徒が自分から積極的に発 言しながら、周囲とのコミュニケーションの中から学びを高める指導等に課題がある。 ○「分からないことはそのままにせず、分かるまで努力するようにしている」生徒は73.8%いる。 学んだ力 「基礎的基本的な知識及び技能」 ●「新しく習ったことは、くり返し練習をしている」生徒は50.7%、「今の自分にとって、どのように勉強するの がよいか分かっている」生徒は60.7%になっている。 ⇒基礎的な知識を理解している生徒は多いが、ドリルの機会の導入などで個別に定着を図る指導や個々の状況に 応じた学習指導に課題がある。 ・全体に落ち着いた学習状況の中、目標に向かって、くり返し学習する雰囲気が各授業にあり、それに即した能 課題改善に向けて 重点的に取り組むこと ②改善の重点 力が育っている反面、コミュニケーションの中で学ぶ力が弱い。 ⇒アクティブ・ラーニングの実践 表現力、コミュニケーション力を高めるため、積極的な相互表現の充実に取り組む。 (小グループでの討議、発表会を取り入れた授業、活動など) ・自己目標、自己課題をもち学習に取り組むために、よりきめ細かな指導の充実。(短期目標の設定やドリルの 機会の導入など) □体験的な活動、言語活動を取り入れた授業の工夫改善。 改善策を具体化 ③改善策 □意味理解を伴った知識の習得と知識を使いこなす力を伸ばすことを意識した指導の推進。 □積極的かつ効果的な自己表現活動の □「自ら学ぶ方法」と「人と学び合う方法」が身に付く指導の研修。 充実。 ■生徒が自分の「伸び」を実感でき、難しいことにも挑戦する意欲を伸ばす粘り強い支援。 ■自己目標、自己課題を明確にした学 ■少人数指導、TTの有効活用。 習の取組に対する指導の充実。 ■生活を自らコントロールする力を育むような教育相談活動の充実。 ■ほっかいどうチャレンジテストの実施。 ※ 太字は、今年度の5つのポイントです。 ・各教科の評価規準に基づく学習状況評価等の活用(日常のテストやレポート、ノート、観察等) ④検証 各種調査や 子どもの自己評価指標の活用 ・全国学力・学習状況調査の結果等を活用。 ・札幌市全体の共通指標(子どもの自己評価)の活用。
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