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平成28年11月18日<資料提供>
森林整備課鳥獣対策室
多根、中山 0852-22-5157
畜産課
安部、船木 0852-22-5137
防災危機管理課
松平、庄原 0852-22-5885
鹿児島県で採取された水における高病原性鳥インフルエンザ確定検査陽性
事例の発生と本県の対応について
鹿児島県出水市において、鹿児島大学の独自調査により採取した環境資料(ねぐらの水)から、高
病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N6 亜型)が検出された旨、18日17時に環境省から発表(別紙)
がありましたのでお知らせします。
環境省の発表を受け、県庁内において関係課で会議を開催し、情報を共有するとともに、当面、以
下のとおり対応することを確認しました。
1.会議開催状況
日 時:平成28年11月18日18時から
場 所:島根県庁6階 防災センター室
参集課:防災危機管理課、農林水産総務課、森林整備課鳥獣対策室、畜産課、薬事衛生課
2.これまでの対応
(1)野鳥について(森林整備課鳥獣対策室)
①野鳥サーベイランス(監視)の状況
11月に韓国において野鳥の糞から高病原性鳥インフルエンザ(H5N6 亜型)が確認され
たことを踏まえ、11月11日から環境省が対応レベルを引き上げ
対応レベル1(通常時) → 対応レベル2(近隣国発生時)
※今回の国内発生にともなうレベルの変更はなし
②本県における監視等の実施状況
10月から県内の渡り鳥飛来地等でのパトロール、死亡野鳥の調査を実施
現時点で感染が疑われる死亡野鳥の事例なし
※死亡野鳥調査:高病原性鳥インフルエンザに対し感染リスクが高い鳥類(コハクチョウ、キンクロ
ハジロ等)が死亡していた場合に回収して調査。感染が疑われる場合は
簡易検査を実施
(2)家畜防疫について(畜産課)
島根県内には家きんを100羽以上飼養する農場が36農場、37施設あり(飼養羽数計:約135
万羽)、当該農場について管轄家畜保健衛生所が、飼養衛生管理状況の確認のための立入検
査を10月から11月にかけ実施中。
県内の養鶏農家及び関係機関団体に国内外の鳥インフルエンザの発生情報の提供および注
意喚起を行い、あらためて防疫対策の徹底を指示済。
3.今後の対応
(1)野鳥について(森林整備課鳥獣対策室)
・各地方機関において渡り鳥の飛来地を中心に一斉パトロールを実施(11月19日~20日)
・各市町村への情報提供と注意喚起を実施
・引き続き対応レベル2の監視体制を継続
(2)家畜防疫について(畜産課)
・家きん飼養農場及び関係機関・団体への情報提供と飼養衛生管理基準遵守の徹底指導の継
続。
・家きん飼養農場から通報があった場合には、直ちに家畜保健衛生所が立入検査を実施。
4.県民向けの注意喚起(死亡した野鳥を見つけた場合)
・死亡野鳥を見つけても、直ちに高病原性鳥インフルエンザを疑う必要はありません。
・死亡野鳥を見つけたときは、素手で触らないようにしましょう。
・高病原性鳥インフルエンザウイルスは、感染した鳥との濃密な接触をするなど特殊な場合を除
いて、通常では人に感染しないと考えられており、日常生活においては過度に心配する必要は
ありません。
・同じ場所でたくさんの野鳥が死亡していたら、お近くの農林振興センターや市町村役場にご連
絡ください。
※鳥インフルエンザ以外の死因が明らかな場合、死亡野鳥の種類や数によっては回収対象となら
ない場合があります。対象となる鳥の種類などの詳細は島根県森林整備課鳥獣対策室のホーム
ページをご覧ください。
http://www.pref.shimane.lg.jp/industry/norin/ringyo/choujyu_taisaku/level1-june-01.html
5.別紙の環境省発表内容に関する問い合わせ先
環境省自然環境局野生生物課鳥獣保護管理室(03-5521-8285)