平成26年度東北地域肉用牛生産振興セミナー開催要領 ~ 肉用牛生産の競争力強化に向けて ~ 1 趣旨 地域産業の核として必要不可欠な存在となっている東北地域の肉用牛生産について は、高齢者の離農や後継者不足、配合飼料価格の上昇、国際環境の変化等、我が国の 肉用牛生産をめぐる情勢が変化する中、生産基盤の弱体化が懸念されている。 このような中で東北地域における肉用牛の生産振興を図るためには、肉用牛生産の 競争力の強化を図ることが重要であり、コスト管理の徹底、生産物の付加価値向上や 飼養管理能力等の優れた経営体の育成等により収益力を強化するとともに、人手不足 や肉用牛頭数の減少等への対応を通じて生産基盤を強化する必要がある。 このような状況を踏まえ、収益力強化のための繁殖牛の能力を最大限発揮させる快 適性に配慮した飼養環境の改善手法、肉用牛経営における経営判断の仕方、1年1産 を目指した畜産クラスター体制の構築事例、生産基盤強化のための繁殖・肥育一貫経 営の取組事例に学ぶセミナーを開催する。 2 日 時 平成27年3月4日(水)13:30~16:30 3 会 場 TKPガーデンシティ仙台勾当台 ホール6 (仙台市青葉区国分町3-6-1 仙台パークビル 3F) 4 内 容 (1)基調講演 ア 快適性に配慮した繁殖牛の飼養環境の改善手法 国立大学法人岩手大学農学部共同獣医学科 臨床獣医学講座 生産獣医療学研究室 准教授 肉用牛経営における経営判断の仕方 公益社団法人中央畜産会 経営支援部 主幹 (2)事例発表 ア 1年1産を目指した畜産クラスター体制の構築事例 東西しらかわ農業協同組合 営農経済部 畜産センター長 岡田 啓司 氏 イ キャトルセンターを活用した地域一貫経営事例 岩手江刺農業協同組合 営農経済部 畜産課 調査役 (3)話題提供 第11回全国和牛能力共進会宮城大会に向けて 宮城県 農林水産部 畜産課 技術補佐(生産振興班長) 武田 航 氏 八幡 有子 氏 イ 佐藤 一繁 氏 鈴木 秀彦 氏 (4)全体質疑 5 参集範囲 6 主 催 肉用牛生産者、畜産関係団体、試験研究機関、県・市町村担当者 東北農政局 等 【会場案内図】 * 仙台市営地下鉄 南北線 勾当台公園駅から徒歩1分 * JR仙台駅から徒歩20分
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