給食だより 平成 28 年 11 月 富岡市学校給食センター 11 月に入り、朝晩の冷え込みも強くなってきました。体調を崩してはいませんか？早寝・早起き・ 朝ごはんのリズムをしっかり整えて、これから来る冬の寒さに向けて体調を万全にしておきましょ う。特に朝ごはんは元気に一日を過ごすための大切な食事です。しっかりと食べてから登校しまし ょう。 ≪朝食の重要性≫ 1 日 3 回の食事の中でも特に朝ごはんが重要視されているのはなぜでしょうか？朝ごはんを食べ るということは、睡眠による休息モードから活動モードへ心身を切り替え、生活リズムを整えると ても大切なことです。睡眠中に下がった体温が上昇し、血流が良くなるので体が元気に動き出しま す。脳のエネルギーのぶどう糖はごはんなどに多く含まれる炭水化物によって作り出されます。脳 は睡眠中も休みなく働いているため、朝目が覚めたときにはエネルギーが不足している状態になっ ています。そこで朝ごはんをしっかり食べ、エネルギーを補給する必要があるのです。 ≪生活リズムを整えよう≫ 近年では、朝ごはんを毎日食べなかったり、食べる習慣が ないという人が多くみられます。 「時間がない」 「食欲がない」 といった理由があげられています。その背景には「生活の夜 型化」が関係しているようです。食事時間が不規則で、就寝 時間が遅く、その際に夜食を食べてしまうと朝起きることが できず、朝ごはんを食べる気が起きません。朝ごはんを食べないことで体は活動モードになれないため、 授業に集中できず「疲れやすい・腹痛・イライラする」などの体調不良が出てきてしまうのです。朝ご はんを食べる習慣をつけるにはまずは夜型生活を改善し、生活リズムを整えることから始めましょう。 ≪排便と食事の関係性≫ 朝ごはんを食べると体が元気に動き出すだけではなく、消化器系も活動を始めます。それによって腸 が刺激され便通が良くなります。毎日朝ごはんを食べることによって排便のリズムが作られます。朝ご はんを食べないことにより、排便のリズムが崩れ、便秘につながってしまいます。今まで食べる習慣が なかったという人も、おにぎりなど食べやすいものを少量でも食べるところから始めてみてください。 元気な一日を過ごすために毎日朝ごはんを食べることを心がけましょう。
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