平成 28 年度ボランティア団体等が実施する子どもの居場所運営事業 の

平成 28 年 6 月 29 日 那覇市長記者会見コメント 主管課:保護管理課
平成 28 年度ボランティア団体等が実施する子どもの居場所運営事業
の交付式の実施について
はいたい ぐすーよー ちゅーうがなびら。
本日は、「子ども食堂」や「学習教室」など、地域で子ども達の居場
所づくりに取り組む団体への支援策について、市民の皆様にご報告いた
します。
このたび、本市では居場所事業の一環として「平成 28 年度ボランティ
ア団体等が実施する子どもの居場所運営事業」を実施する運びとなり、
一般公募により決定した10団体に補助金を交付いたします。
交付式は、7月1日金曜日の午後7時より市長応接室で執り行います。
地域で子ども達との関わりを実践されている10団体の皆様とお会いで
きることを、とても楽しみにするとともに、これからの活躍を大いに期
待しております。
さて、近年、子どもの貧困問題に対する対策が急務となっております。
本市も28名の支援員を各中学校区等に配置するとともに、生活困窮
世帯の中学生を対象とする無料の学習支援教室の開設、不登校や引きこ
もりの児童生徒のための居場所事業を実施し、対策に努めております。
特に、貧困の連鎖を断ち切るために一番必要なことは、子ども達と大
人たちとの温かい関係づくりだと思っております。
今回の事業も、子ども達が寂しいときや悩んでいるとき、あるいは困
っているときに、そっと手を差し伸べて話を聞いたり、時には叱咤激励
をする家族のような関係づくりを後押しすることが目的です。こうした
関係を構築する中で、子ども達が孤独から開放され、感謝する気持ちや
勇気を育んでいく。そんな人と人との関係の中でしか得られない様々な
学びが子ども達の「生きる」力になっていくと信じています。
これからも「ひと つなぐ まち」のキャッチフレーズのもと、協働
によるまちづくりを通して、子どもの貧困問題に取り組んでまいります。
どうか、市民の皆様のご理解とご協力を賜りますよう、ゆたさるぐと
ぅ うにげーさびら。
いっぺー にふぇーでーびる。