平成28年度 学力調査結果分析と対応策 1.優れている設問 単元・観点等 7二 話すこと・聞くこと 2オ 2.劣っている設問 国語科 欄が不足なら追加して下さい。 分析 話し合いをふまえた発言として適切なものを選択する問題。互いの発言を検討 して自分の考えを広げる力をみる。授業や特別活動の中において、話し合いの 活動を設け、考えを交流する場面をつくることができた。 欄が不足なら追加して下さい。 単元・観点等 分析 9三ウ 適切な語句を選択する問題。語句の意味を 伝国 1(1)イ(ウ) 理解し、文脈の中で適切に使う力をみる。 慣用句などの表現が身についていない。 対策 語句の意味調べや小テストなどを 通して、語彙を増やし活用するた めの活動を行う。 3三 書くこと1ウ 読むこと1カ 授業の中で、複数の資料を比較し、 情報を読み取る活動を増やす。ま た、読み取った情報をもとにどの ようなことが考えられるか、根拠 を明確にして自分の考えを組み立 てていく場面を増やす。 (自分の考 えをもつために調べる、という活 動の実施等) 図鑑の説明を読むことで、よく分かるよう になった物語の部分と、その部分について どのようなことが分かったのかを書く問 題。本や文章などから必要な情報を読み取 り、根拠を明確にして自分の考えを書く力 をみる。 問われている事柄を誤解している解答も多 く、資料活用の問題に慣れていない様子が 見受けられる。 3.調査全体から 優れている点/劣っている点 知識を問う問題では、ほとんどの設問で県平均と同程度の正答率であった。しかし、語句の意味を問 う問題や漢字の意味を問う問題は、正答率に若干の波がある。歴史的仮名遣いを現代仮名遣いに直す問 題も、二割の生徒が正解できていなかった。知識の定着によりいっそうの力を入れる必要がある。 また、活用の問題では、文章の要旨を捉えたり、目的に応じて必要な情報を読み取ったりする力に課 題があった。情報を読み取ることが出来ても、そこから自分の考えを書くことが出来ない解答も多かっ た。 4.調査全体から 今後の対策 読むことにおいても書くことにおいても、生徒が主体的に取り組める活動を行っていく。教師側が与 えた課題について考えるのではなく、生徒が自ら課題を見つけること、資料を読み、そこから自分の考 えをもって表現する場面を作っていく。
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