防災の知見を兵庫からアフリカへ

PRESS RELEASE
独立行政法人国際協力機構
関西国際センター
2016 年 10 月 17 日
防災の知見を兵庫からアフリカへ
アフリカ地域の担当官が揖保川流域の防災マップの取り組みを視察
アフリカ地域では地震、
洪水、
干ばつなどの自然災害が大きな開発阻害要因になっており、
恒常的な貧困、政治経済の不安定化にもつながっています。今年 8 月にケニアで開催され、
日本政府も共同議長を務めた「アフリカ開発会議(TICAD VI)」においても、アフリカ地域各
国の防災能力強化の重要性が確認され、日本政府として当該分野の協力を推進することを確
認しています。
上記の状況を踏まえて、国際協力機構(JICA)はアフリカ諸国の防災能力強化を目的に「ア
フリカ地域総合災害対策」
研修を 9 月 26 日から 10 月 28 日まで JICA 関西国際センター
(JICA
関西)にて実施しています。同研修にはアフリカ地域の防災担当官 11 名(アルジェリア(1
名)
、カーボヴェルデ(2 名)
、ケニア(2 名)、モザンビーク(4 名)
、モーリシャス(2 名)
)
が参加しています。
同研修では、以下の日程で兵庫県内(揖保川流域)での防災の取り組みに関して講義・視
察を行う予定ですので、ぜひ取材の検討をお願いします。
<取材可能な日程>
10月20日(木)
11:00-12:30 講義:国土交通省姫路河川国道事務所の概要及び防災マップの取り組み
に関する講義
場所:国土交通省姫路河川国道事務所
対応者:姫路河川国道事務所調査課 城谷吉彦専門官
14:30-15:30 視察内容:
・マイ防災マップ、丸ごとまちごとハザードマップ標識などを見学
・H21の出水による被災復旧箇所の見学
場所:宍粟市一宮町曲里
対応者:姫路河川国道事務所担当者、宍粟市担当者
16:00-16:45 河川改修事業地見学
場所:宍粟市山崎町今宿
対応者:姫路河川国道事務所担当者、宍粟市担当者
取材をご希望の場合は、下記までご連絡下さい。(英語⇔日本語の通訳有)
【本件に関する問い合わせ先】
JICA 関西 業務第二課 小野 済
TEL 078-261-0386 e-mail:Ono.Wataru @jica.go.jp