西海市風力発電等に係るゾーニング手法検討支援・調査業務委託 プロポーザル方式業者選定要領 1.目的 西海市は、風況の良さや、これまでの再生エネルギー関連の取組により、大規模な風力発電事業 の適地として再生エネルギー開発事業者から注目されている。市としては、これら再生エネルギー を活用した民間企業による発電事業等の実施を地域振興に繋げる取組を推進するとともに、無秩序 な開発を防止し、市民生活、自然環境および経済活動への悪影響を回避する必要がある。 風力発電の導入を契機に、本市が持つ様々な課題を解決するため、環境との調和が図られる風力 発電のゾーニング計画を立案するとともに、地域振興に向けた方策の検討を行うものとし、「西海 市風力発電等に係るゾーニング手法検討支援・調査業務」の受託者をプロポーザル方式により選定 する手続きについて、必要な事項を定めるものである。 2.委託業務概要 (1)業務名 西海市風力発電等に係るゾーニング手法検討支援・調査業務委託 (2)業務内容 別添「西海市風力発電等に係るゾーニング手法検討支援・調査業務委託仕様書 (以下「業務委託仕様書」という)」のとおり (3)業務期間 平成 28 年度:契約締結の日から平成 29 年 3 月 24 日(金)まで 平成 29 年度:契約締結の日から平成 30 年 3 月 16 日(金)まで ※契約は年度毎に締結するものとし平成 29 年度の契約事務については、予算成立後、関係 法令に則り事務執行する。 (本プロポーザルで平成 29 年度の契約を確約するものではない。) (4)履行場所 西海市内 (5)平成 28 年度契約上限額 19,872,000 円 平成 29 年度契約上限額 17,010,000 円 (6)契約方法 本プロポーザルにより選定した事業者を相手方とした、1 者による見積入札実 施による随意契約とし、その予定価格は上記(5)の「平成 28 年度契約上限額」にランダム 係数をかけた額で取引にかかる消費税及び地方消費税を含む額となる。 3.プロポーザル参加条件 (1)地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第 167 条の 4 の規定に該当する者でないこと。 (2)会社更生法(平成 14 年法律第 154 号)第 17 条の規定に基づく更生手続開始の申し立て又 は民事再生法(平成 11 年法律第 225 号)第 21 条の規定に基づく再生手続開始の申し立てが なされている者でないこと。 (3)西海市暴力団排除条例(平成 24 年西海市条例第 20 号)第 2 条に規定する暴力団及びその利 益となる活動を行う者でないこと。 (4)西海市の入札参加資格を有する者で、市長から指名停止を受けている期間中でないこと。 (5)長崎県内に本店、支店又は営業所を有する法人であること。 (6)過去に同種、同程度の風力発電に関する調査を実施し、適切に遂行した実績を有すること。 (7)本業務について、充分な業務遂行能力を有し、適正な執行体制を有すること及び本市の指示 に柔軟に対応できること。 4.スケジュール(予定) 平成 28 年 10 月 19 日(水) 公募の開始 平成 28 年 10 月 27 日(木) 質問書受付締切 平成 28 年 10 月 31 日(月) 質問に対する回答 平成 28 年 11 月 2 日(水) 参加申込書受付締切 平成 28 年 11 月 7 日(月) 企画提案書等提出締切 平成 28 年 11 月 11~14 日 ヒアリング(プレゼンテーション)※日時は別途通知 平成 28 年 11 月 12~15 日 審査結果通知 平成 28 年 11 月 29 日(火) 入札会 平成 28 年 11 月末 契約 5.質問の受付及び回答 本プロポーザルに関する質問の受付及び回答の方法は、次のとおりとする。 (1)質問の受付 ア)受付期限 平成 28 年 10 月 27 日(木)午後 5 時まで(必着) イ)提出方法 質問書(様式第 3 号)に記入のうえ、電子メールにて提出することとし、必 ず受理確認をすること。 ウ)提出先 西海市さいかい力創造部 政策企画課(以下「主管課」という。 ) メールアドレス:[email protected] (2)質問の回答 受理した質問の回答は、平成 28 年 10 月 31 日(月)までに、質問及び参加表明した全事業者 に対し同内容のものを電子メールにより回答する。 6.参加申込書の提出 本プロポーザルに参加希望する者は、次の書類を提出するものとする。 (1)提出書類 プロポーザル参加表明書(様式第 1 号) 、企業の概要(様式第 2 号)各 1 部 (2)提出期限 平成 28 年 11 月 (3)提出場所 主管課 (4)提出方法 持参又は郵送によるものとし、併せて、提出書類一式を PDF ファイルにより 2 日(水)午後 5 時まで(必着) メールで提出するものとする。いずれの方法についても、閉庁日を除く日の午 前 9 時から午後 5 時まで受け付ける。 7.企画提案書等の提出 本プロポーザルに参加する者は、本要領記載の手続きにより平成 28 年度から平成 29 年度の期間に 実施する内容の企画提案書等を提出すること。ただし、提出期限までに、企画提案書等の提出を行わ ない者は、参加申込書の提出がなかったものとみなす。 (1)提出書類 【企画提案書等】①から④を 1 組としインデックスを付けて一つにまとめ、10 組提出(正本 1 部、 副本 9 部) ①様式第 4 号 「西海市風力発電等に係るゾーニング手法検討支援・調査業務委託」企画提案書 ・正本のみ押印するものとする。 ・記載に当たっては「業務委託仕様書」を参照の上、具体的な内容及び実施時期が分かるよう に記載すること。 ・提案書の規格は A4 版、7 枚以内(片面印刷 鑑文、参考資料は含めない) 。フォントは原則 10.5 ポイント以上。 ②様式第 5 号 業務実績 ③様式第 6 号 業務実施体制 ④業務に要する経費に関する見積書(任意様式) ・見積書は、業務項目ごとに積算根拠、人件費工数等明細が把握できること。 【その他】各 1 部提出 ⑤登記簿謄本又は現在事項全部証明書 ・企画提案書の提出期限前 6 ヶ月までに発行したもの。 (写し可) (2)提出期限 平成 28 年 11 月 7 日(月) (3)提出場所 主管課 (4)提出方法 持参又は郵送による。郵送の場合は、閉庁日を除く日の午前 9 時から午後 5 時 まで受け付ける。 8.企画提案書の審査及び実施事業者候補者の選定 (1)審査方法 提出された企画提案書に基づき、プロポーザル方式業者選定委員会においてヒアリング (プレゼンテーション)を実施し審査する。 (2)ヒアリング日時、場所 企画提案書を提出した者に対し別途通知する。また、説明者は 3 名までとし説明資料の追 加は認めない。プレゼンテーションについては、10 分程度で説明し、その後、10 分間の質疑 応答を行う。パワーポイントなどを使って提案する場合は、電源、延長コード、プロジェクタ ー、スクリーン以外は、提案者で用意すること。 (その場合は事前連絡すること。 ) (3)審査基準 審査に当たっては、以下の審査基準により評価する。なお、企画提案内容に係る得点が 30 点未満であった者は、失格とする。 審査項目 内容 過去の業務実績 配点 10 業務遂行能 力 審査の視点 過去に同種、同程度の調査を実施 し、適切に遂行した実績があるか。 業務を実施する上で必要な組織、人 業務実施体制 5 員、執行体制は整っているか。また、 業務従事者は必要な専門知識、経験 及び実績を有しているか。 企画提案内 風力発電等に関するデータ収集、 容 整理及びGIS化について 提案内容が具体的かつ適当である 20 うえ、期待する成果が得られるもの であるか。 提案内容が具体的かつ適当である 陸上・洋上風力に向けた制約及び 条件等の調査及び整理について 20 うえ、期待する成果が得られるもの であるか。 提案内容が具体的かつ適当である ゾーニング計画書案の作成 20 うえ、期待する成果が得られるもの であるか。 提案内容が具体的かつ適当である 協議会等運営支援 15 うえ、期待する成果が得られるもの であるか。 工程管理 5 積算内容 5 合計 無理なく、確実に業務を遂行できる 工程になっているか。 業務に係る経費の見積りや算定根 拠は適切なものか。 100 (4)評価基準による審査の結果、最高得点者を本業務に適した事業実施候補者として選定(ただ し最高得点者が複数あった場合は、プロポーザル方式業者選定委員会の決定により選定) する。当該事業者 1 者による見積入札を実施する。 (5) 審査結果については、企画提案提出事業者全員に文書により通知する(点数は合計点数のみ)。 9.失格条項等 次の各号のいずれかに該当する場合、参加無効とする。 (1)企画提案書の提出方法、提出先、提出期限に適合しないもの。 (2)企画提案書に記載すべき事項の全部又は一部が記載されていないもの。 (3)虚偽の内容が記載されているもの。 (4)この要領に定められた以外の手法により、選定委員又は関係者に企画提案に対する援助を直 接的・間接的に求めた場合。 10.委託契約 市は、事業実施候補者と詳細な業務内容及び契約条件について協議のうえ、1 者による見積入札を 実施し、委託契約を締結する。 (1)契約期間 契約締結日から平成 29 年 3 月 24 日(金)まで (2)契約に当たっての主な留意点 ①契約に当たっては、事業実施候補者の企画提案の内容をそのまま採用することを約束するもの ではなく、詳細について協議のうえ、企画提案の内容を一部変更する場合がある。 ②委託業務の全部を第三者に再委託することはできない。ただし、委託業務の一部の再委託につ いては、事前に市の承諾を得たときはこの限りではない。 11.その他 (1)企画提案は、一事業者につき一つのみとする。 (2)提出された企画提案書の提出期限以降の提出書類の差換及び再提出は認めない。 (3)企画提案書の作成、提出、プレゼンテーション参加に要する費用は、参加事業者の負担とす る。 (4)提出された企画提案書は、公平性、透明性及び客観性を期すため、公表することがある。 (5)審査結果に関する質問・異議申し立ては受け付けない。 (6)審査結果最上位者と契約する予定であるが、事情により契約を締結できないときは、次上位 者と契約する場合がある。 (7)提出された提案書は、返却しない。 (8)本業務で得たすべての成果品の著作権は市に帰属するものとし、市の承諾なく第三者に貸与 及び公表してはならない。 (9)プロポーザル参加表明書提出後に辞退する場合は、様式第 7 号を提出すること。
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