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平成28年度九州地方整備局関係の第2次補正予算概要
補正総額2192億円、
「直轄」約640億円、「補助」約1,552億円
国交省九州地方整備局は12日、平成28年度局関係の第2次補正予算概要を明らかにし
た。予算事業費(ゼロ国債含む)は、直轄事業費639億8,500万円(うち一括配分1
23億2,500万円)、補助事業費1551億6,700万円(うち一括配分140億5,
300万円)の合計2191億5,200万円。事業内訳の直轄事業は、①「道路」349
億5,700万円(うち一括配分596億2,000万円)
、②「治水」181億1,100
万円(同60億1,000万円)、③「空港」13億9,600万円、④「公園」13億5,
000万円、⑤「海岸」8億4,800万円、⑦「都市水環境」3億5,300万円(同3
億5,300万円)
。
補助事業は、①「住宅対策」135億5,300万円(同135億5,300万円)
、②「道
路」79億8,900万円、③「港湾」57億5,500万円(同5億円)
、④「治水」11
億3,000万円、⑤「市街地整備」8億7,900万円。そのほか、
「社会資本整備」に1
258億6,200万円が計上されている。
第2次補正予算は、①「平成28年4月の熊本地震からの復興や安全・安心、防災対策の
強化」を図る、②「21世紀型のインフラ整備」として、外国人観光客4000万人時代に
向けた整備等、③「地方の支援」として、地方創生に向けた取組を推進するため、生活密着
型インフラ整備、
「一億総活躍社会の実現の加速」として、子育て世帯等の住まいに係る支援
実施などを基本方針に、円滑な施工の確保や予算の早期執行に万全を期し、改正品確法の主
旨を踏まえ、適正価格での契約や地域企業の活用に配慮しつつ、適切な規模での発注に取り
組むほか、施工時期の平準化やICTの全面的な活用等の「i-Construction」を推進する。