弘前市役所本庁舎売店運営事業選考公募型プロポーザル実施要領 1 募集内容について (1) 事業の目的及び趣旨 弘前市( 以下「市」という。) では、職員の福利厚生、来庁者の利便性 向上の一環として、弘前市役所本庁舎新館( 以下「本庁舎新館」という。) 内に売店の設置を予定している。そこで、市が定める条件のもと、安定した 経営及び質の高いサービスの提供が可能な運営事業者( 以下「運営事業者」 という。) を公募型プロポーザルにより募集するものである。 (2) 事業名 弘前市役所本庁舎売店運営事業 (3) 事業の概要 本事業の運営業務は、市が庁舎の一部を使用許可し、運営事業者がその運 営をするものとする。 (4) 物件の概要 所在地等 弘前市大字上白銀町1番地1 本庁舎新館1階(別紙1のとお り) 使用許可面積 建物:店舗スペース床面積 75.88㎡ 土地:附帯設備・廃棄物スペース面積 24.00㎡ 合計:99.88㎡ 使用用途 売店の営業 職員数 約900名 (5) 使用期間 ア 使用期間は、営業開始日から10か年までとする。ただし、11年目以 降も営業を希望する場合は、売店の利用状況、経営状況等を勘案の上、市 がその延長を決定する。 イ 営業開始日は、原則、平成29年3月1日までとし、それまでに売店の開設 に伴う工事、設備の設置、開店準備等を終えるものとする。 ウ 使用の継続を希望しない場合、事業者は6か月前までに書面により意思 表示をしなければならない。 (6)使用料等 ア 使用許可 事業者は、毎年度、行政財産使用許可申請を行い、市は、地方自治法(昭 和22年法律第67号)第238条の4第7項の規定に基づき使用を許可する。 イ 行政財産使用料 行政財産使用料は、月額41,214円(建物:店舗スペース床面積37,673円、 土地:附帯設備・廃棄物スペース面積3,541円)であり、市が発行する納入 1 通知書により毎月その指定期日までに支払うものとし、その支払義務は、 売店の開設に伴う工事開始の日以降から発生するものとする。 また、1か月未満の使用については、日割計算で使用料を請求するもの とし、看板の設置等で使用許可面積が増加する場合は、別途行政財産使用 料が発生する。 ウ 売上協力金 売上協力金(定額)を市が事業者に対して毎月請求するものとする。売 上協力金は企画提案書に記載した額とし、下限は10,000円とする。その売 上協力金は、市が発行する納入通知書により毎月その指定期日までに支払 うものとし、その支払義務は、営業開始の日以降から発生するものとする。 なお、売上協力金の改定は原則として行わない。 エ 光熱水費等 売店の設置に要する工事費、使用した光熱水費、通信費、維持管理費、 修繕費、廃棄物処理費その他運営に係る一切の費用は、事業者が負担する ものとする。(12ページを参照)また、事業者が負担する経費のうち市へ 納入する経費については、市が発行する納入通知書により、その指定する 期日までに納入しなければならない。 オ 禁止事項 運営事業者は、使用許可箇所を売店の営業以外の用途に供してはならな い。 また、行政財産使用許可後、フランチャイズ契約等に基づき、第三者に 運営を任せることができるものとする。この場合においては、企画提案書 により別途運営事業者を申告する必要があり、フランチャイズ加盟の契約 書の写し等を提出するものとする。 カ 使用許可の取消し又は変更 市は、次のいずれかに該当するときは、使用許可の全部もしくは一部を 取り消し、又は変更することができる。この場合において、運営事業者に 損害又は損失が生じても、市は、その賠償又は補償の責めを負わない。 (ア)運営事業者が売上協力金の未納等この要領及び行政財産使用許可書並 びに庁舎管理上の諸規定に違反したとき。 (イ)応募資格の詐称その他不正な手段により使用許可を受けたとき。 (ウ)売上協力金の支払の有無にかかわらず、休業状態が1か月間継続してい るとき。 キ 原状回復及び返還 運営事業者は、使用許可を取り消されたとき又は契約期間が満了したと きは、自己の費用で使用物件を原状に回復し、市が指定する期日までに返 還しなければならないものとする。ただし、市が特に承認したときは、こ 2 の限りでない。また、当該運営事業者が期日までに原状回復の義務を履行 しないときは、市が原状回復のための処置を行い、その費用の支払を当該 運営事業者に請求することができる。この場合においては、当該運営事業 者は、何ら異議を申し立てることができないものとする。 ク 損害賠償 運営事業者が物件の使用に当たり、市又は第三者に損害を与えたときは、 全て当該運営事業者の責任でその損害を賠償しなければならないものとす る。また、運営事業者がその責めに帰する理由により、使用物件の全部又 は一部を滅失し又は損傷したときは、当該滅失又は損傷による損害額を市 に支払わなければならない。ただし、当該運営事業者が自己の費用で使用 物件を原状に回復した場合は、この限りでない。 ケ 有益費等の請求権の放棄 運営事業者は、使用物件に投じた改良等のための有益費及び修繕費等一 切の費用を市に請求することはできない。 コ 定期報告 運営事業者は、毎年度終了後、速やかに前年度の収支実績を含む事業報 告書を作成し、市に提出すること。この定期報告以外にも、市から収支等 の報告を求めることがあるが、運営事業者はその求めに応じること。特に クレーム対応については、発生後速やかに市に報告すること。 サ 実地調査等 市長は、使用物件を随時調査し、又は運営事業者に所定の報告を求め、 その使用等に関し指示することができるものとする。 シ その他 本売店の使用に当たっては、関係法令等、青森県条例及び弘前市条例等 を遵守すること。 (7) 営業条件・形態等 ア 営業日及び営業時間等 営業日及び営業時間は、原則、市役所の開庁日( 次に掲げる日以外の日) においては、午前8時から午後6時まで営業するものとする。ただし、営 業日及び営業時間は、市との協議により変更することができる。 ①土曜日及び日曜日 ②国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)に規定する休日 ③年末年始(12月29日から翌年1月3日まで) イ 運営方法及び勤務体制 個人及びチェーン本部による直営又はフランチャイズ加盟者( 以下「F C加盟者」という。) が運営することとする。ただし、FC加盟者が店舗 を運営する場合、最終責任は、チェーン本部にあるものとする。 3 例えば、FC加盟者がやむをえず運営を継続できなくなった場合又は提供 するサービスが市とチェーン本部との間で取り交わす協定に著しく相違す ると認められる場合等は、チェーン本部の責任において、新たなFC加盟 者を募るなど、直ちに対策を講じる必要がある。なお、従業員の配置につ いては、営業が円滑かつ安全に遂行されるよう留意し、適正な人員配置を 行うものとする。 ウ 店舗内の工事 運営事業者は、提出した企画提案書に基づき、自らの責任と負担におい て、店舗開店に必要な設置工事を行うものとする。店舗内のレイアウト及 び設置工事については、運営条件を元に、事前に市と設計及び施工上の協 議をし、確認を受けた後に着工しなければならない。(別紙3参照)市は、 工事終了後に確認を行い、この確認をもって工事が完了したものとする。 エ 店舗の改修及び修繕 運営事業者は、店舗の改装工事、店舗の修繕等を行うとき又は使用計画 を変更しようとするときは、事前に市長の承認を得るものとする。 オ 屋外広告物の設置 当該建築物は景観重要建造物であるため、建物に屋外広告物を設置する ことはできない。屋外広告物を設置する際は、敷地内に独立した工作物と して設置するものとする。また、当該地は景観形成重点地区に該当してい るため、屋外広告物の意匠に制限がある。 なお、屋外広告物を設置する際は、行政財産使用許可及び看板の設置に 関しての事前協議、景観重要建造物の現状変更許可等の各種事務手続等を 行うこと。 カ 市税等の収納業務 市県民税、固定資産税、軽自動車税、国民健康保険料、上下水道料金 (地銀ネットワークサービスに加盟している又は加盟すること。) キ 販売品目 売店で扱う商品及びその価格については、下記の要件を満たす限り、 基本的には運営事業者が定めるものとする。 ただし、市から販売品の依頼があった場合は、店舗の運営に支障のな い範囲で協力しなければならない。 ①販売必須品目 ・弁当、パン、菓子類等食料品、飲料水 ・文房具、日用品 ・嗜好品(煙草) ・収入印紙 ・切手 4 ②販売禁止品目 ・青森県青少年健全育成条例(昭和54年青森県条例第34号)の規定に抵 触する図書類。 ク コピー機及びファクスの設置 店舗内に有料のコピー機及びファクスをそれぞれ1台以上設置するもの とする。なお、コピーやファクス等の機能を備えた複合機の設置も可とす る。 ケ 営業許可等の申請 市や監督官庁への申請、届出その他店舗の営業に関して必要な一切の手 続は、全て運営事業者の責任において行うものとする。 コ 商品の仕入れ及び管理 仕入商品については、安全性等信頼できる業者から仕入れることとし、 販売商品の瑕疵については、運営事業者が全て責任を負うこととする。ま た、商品の安全管理には十分配慮するとともに、取扱商品については、適 温管理を行って鮮度及び品質の保持に努め、消費期限等を厳守しなければ ならない。 サ 商品の搬入口及び搬入方法 商品の搬入の際は、別紙1のとおり駐車し、来庁者等の安全に十分配慮 の上、市が指定した時間帯に、可能な限り短時間で行うこと。 なお、他の出入口を使用する場合には、市と協議を行うこと。 シ 廃棄物の処理 店舗で販売した商品や包装等から発生する廃棄物について、その回収に 必要な容量のごみ箱を、別紙1の廃棄物スペース内に設置することとする。 店舗から発生する全ての廃棄物の処理については、運営事業者の責任で行 い、処理費用も負担すること。 ス 施設管理 ①店舗内の衛生管理には十分注意すること。その部分の清掃は運営事業者 が行い、常に清潔を保つこと。また、店舗内は全て禁煙とし、店舗外に 灰皿を設置できないものとする。 ②店舗内の調理により発生する臭気が来庁者及び近隣住民に影響を与えな いよう、調理機器の取り扱い及び設置する場所には十分配慮すること。 ③市が許可した場所以外での貼り紙、看板等の表示又は掲出は認めない。 また、許可した場所であっても、そのデザイン及び内容については、市 と協議するものとする。 ④運営事業者に対して、市が庁舎管理上必要な事項を通知した場合は、そ の事項を遵守すること。 ⑤市役所敷地内への従業員の駐車は、禁止する。 5 (8) 緊急時における対応について 災害時において、事業者は、市の要請があった場合には食糧提供等に協力 するものとし、緊急時においても迅速な対応ができる体制を整えておくこと。 (9) 疑義等の取扱い 本要領に定めのない事項又は疑義が生じた事項については、市と事業者と で協議して決定することとする。 2 応募条件等について (1) 募集形式及び応募資格 本募集は、公募型のプロポーザル( 以下「プロポーザル」という。)とし、 プロポーザルに応募できる者は、次の全ての要件を満たす者とする。 また、フランチャイズ方式により運営する場合は、チェーン本部による直 営店舗又はFC加盟者の別は問わない。 ア 弘前市内に事業所又はフランチャイズ加盟店を有する法人であること。 イ 弘前市内で売店(飲食品等を扱い、店舗スペース床面積75.88㎡以上、営 業時間一日10時間以上のセルフサービス販売店)を現に営業していること。 ウ 経営基盤が安定しており、長期にわたり出店が可能であること。 エ 弘前市建設業者等指名停止要領による指名停止を受けていないこと。 オ 租税に滞納がないこと。 カ 地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4第1項の規定に該当 しないこと。 キ 会社更生法(平成14年法律第154号)に基づく更生手続開始の申立てをし ている者(更生手続開始の決定を受けている者を除く)又は破産法(平成 16年法律第75号)に基づく破産手続開始の申立てをしている者でないこと。 ク 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号) 第2条に規定する暴力団でないこと、及び暴力団員でない者で構成されてい ること。 ケ 平成28年4月1日以降、食品衛生法(昭和22年法律第233号)に基づく行政 処分を受けていないこと。 コ 風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(昭和23年第122号) 第2条に規定する風俗営業、接待飲食等営業、性風俗特殊営業及びこれらに 類する業を営む者でないこと。 サ フランチャイズ方式により運営する場合は、チェーン本部が応募を行う ものとする。 (2) プロポーザルの日程 ①公告 平成28年10月14日(金) ②質問受付締切 平成28年10月24日(月)午後5時まで 6 ③質問回答 ④参加申込書受付締切 ⑤企画提案書等受付締切 ⑥プレゼンテーション・ヒアリング 随時 平成28年11月 1日(火)午後5時まで 平成28年11月11日(金)午後5時まで 平成28年11月16日(水) 弘前市役所新庁舎3階 防災会議室 平成28年11月18日(金) 平成28年11月末(予定) 平成28年11月末(予定) ⑦結果通知 ⑧協定書締結 ⑨開店準備 ⑩営業開始日 平成29年3月1日まで (3)プロポーザルの参加手続 ア 公募関係資料の入手方法 プロポーザル実施要領、応募申込書その他公募に関係する資料・様式は、 弘前市のホームページからダウンロードすること。市役所窓口での配布は 行わない。 イ 質問書の受付 本プロポーザルに関する質問は、全て質問書によるものとする。質問が ある場合は、次のとおり、質問書を提出すること。(応募申込書の提出前に も、質問書を提出することが可能。) ①受付期間 平成28年10月14日(金)~ 10月24日(月)午後5時まで ②提出方法 (ア)担当部署の財産管理課窓口へ持参又はファクス、電子メールで提出す ること。電子メールで提出する際は、担当部署のメールアドレスまで 送付すること。なお、送信後、電話で送信した旨を連絡すること。 (イ)電子メールを送信する際の件名は、「弘前市役所本庁舎売店運営事業 者選考事業に関する質問について(事業者名)」とすること。 ③提出様式 (ア)質問書は、所定の様式とする。(様式1「質問書」を使用すること。) (イ)質問書には、次の事項を記入すること。 ・事業者名、所在地、連絡先(電話番号)、担当者名 ・質問内容(質問の意図をわかりやすく記入すること。) ④回答の期日及び方法 質問書が提出された日の翌日から2日(土曜、日曜及び祝休日を除く。) 以内に、質問者に対して電話又は電子メールにより回答を送付するととも に、締切後、市ホームページに掲載する。 ウ 参加申込み ①受付期間 平成28年10月14日(金)~平成28月11月1日(火)午後5時まで 7 ②提出書類 (ア)応募申込書(様式2) (イ)誓約書(様式3) (ウ)事業者概要等(様式4) (エ)印鑑証明書(法人)又は印鑑登録証明書(個人)(提出日前3か月以内に 発行したもの。) (オ)営業証明書又は登記事項証明書(写し可。書類提出日直前3か月以内に 発行したもの。) ・個人の場合:営業証明書 ・法人の場合:登記事項証明書(履歴事項全部証明書) (カ)決算書(写し可。最新のもの。) (キ)国税の納税証明書(写し可。書類提出日直前3か月以内に発行したも の。) ・個人の場合:「その3の2」の「申告所得税」と「消費税及び地方 消費税」に未納の税額がないことの証明 ・法人の場合:「その3の3」の「法人税」と「消費税及び地方消費 税」に未納の税額がないことの証明 (ク)市税の納税証明書(写し可。直近年度のもの。書類提出日直前3か月 以内に発行したもの。) ・個人の場合:市税(市県民税及び固定資産税)の納税証明書(未納 がないことを確認できるもの) ・法人の場合:市税(法人市民税及び固定資産税)の納税証明書(未 納がないことを確認できるもの) (ケ)営業に関する資格・免許等の写し 提案する企画の実施及び商品の販売に必要な資格・免許等の写し (コ)定款(最新のもの) フランチャイズ方式の場合、(エ)から(ケ)についてチェーン本部とFC 加盟者両方の書類を提出すること。 ③提出部数 各1部 ④提出方法 (ア)持参又は郵送により提出すること。 (イ)持参の場合の受付時間は午前8時30分から午後5時までと する。(土曜、日曜日及び祝休日を除く。) (ウ)郵送の場合は書留郵便とし、提出期限必着とする。 ⑤参加資格の通知 参加資格審査の結果は、応募申込書が提出された日の翌日から2日(土曜、 日曜日及び祝休日を除く。)以内に、ファクスで通知する。 エ 企画提案書等の作成予備提出 8 応募申込書を提出した者は、②の仕様に基づく企画提案書等を以下の事項 に基づき提出すること。 ①提出書類・必要部数 (ア)企画提案書(様式5) 原本1部 (イ)企画提案資料(任意様式) 原本1部、副本5部 企画提案書は、下記②企画提案書記載事項の(ア)~(シ)に示す内容に沿 って作成し、A4サイズでフラットファイルに綴じた状態で提出する こと。 ②企画提案書記載事項 企画提案書には、13~14ページの「企画提案資料及び配点一覧表」に掲 げる、1~12の項目を記載すること。 (ア)「1 運営方法」 (イ)「2 収支計画」 (ウ)「3 安全管理・食品衛生」 (エ)「4 従業員の配置等」 (オ)「5 クレーム・要望等への対応」 (カ)「6 商品・サービスの構成」 (キ)「7 (ク)「8 (ケ)「9 (コ)「10 (サ)「11 (シ)「12 ③提出期限 ④提出方法 廃棄物の回収・処理方法」 環境への配慮」 災害時の対応」 コンセプト・レイアウト」 アピールポイント」 売上協力金」 平成28年11月11日(金)午後5時まで(必着) (ア)持参又は郵送により提出すること。 (イ)持参の場合の受付時間は午前8時30分から午後5時までと する。(土曜、日曜日及び祝休日を除く。) (ウ)郵送の場合は書留郵便とし、提出期限必着とする。 3 提案内容の審査 (1) 審査主体 審査は、別に定める「弘前市役所本庁舎売店運営事業者選考公募型プロポ ーザル審査委員会」が行う。審査委員会は、市職員5名による委員で構成し、 企画提案の内容について公平かつ適正な審査を行う。 (2) 審査方法及び結果の通知 運営事業者の審査に当たっては、提出された企画提案書類をもとにプレゼ ンテーション及びヒアリングを行い、その内容について総合的に評価・採点 9 し、最高点を得た応募者を運営事業者とする。なお、プレゼンテーション及 びヒアリングの所要時間は20分程度を予定しており、出店への意欲、提案の 具体性及び実現性等を確認する。企画提案書類の中で、特に強調したい項目 を中心に説明すること。 ①評価方法 各委員が採点を行い、最高点を取得した者を運営事業者として選定する。 ②プレゼンテーション時の留意点 (ア)出席者は、責任者を含む3名以内とする。 (イ)当日に新しい資料等の提出はできない。提出済みの企画提案書の留意 点類に基づき説明すること。 ③備考 (ア)各委員の評価点は100点満点とし、全審査委員の評点が50点以下だった 場合は、運営事業者は特定しない。 (イ)応募者が1者のみの場合も審査を実施し、審査及び運営事業者の特定は、 前項と同様の方法で行う。 (ウ)応募者がいなかった場合は、実施要領の内容を見直し、再度公告するこ ととする。 (エ)最高点を取得した提案者が2以上ある場合は、商品・サービスの構成の 得点が高い者を運営事業者とする。さらに商品・サービスの構成が同点 である場合は、くじ引きとする。 (オ)最高点を得た提案者が辞退を申し出た場合又は「(3) 留意事項」に該 当した場合は、次点の提案者を運営事業者とする。 (カ)評価結果に対する一切の異議申立ては、受け付けない。 ④審査結果の通知 審査結果は書面により通知するとともに、運営事業者について市ホームペ ージに公表する。 (3) 留意事項 次のいずれかに該当するときは、運営事業者としての決定を取り消すもの とする。 ①提出書類に虚偽の記載をしたことが確認されたとき。 ②審査委員又はその関係者に接触を求めるなど、評価の公平性を害する行為 を行ったとき。 ③運営事業者の決定から協定締結までの間に、運営事業者の資金事情の変化 等により、店舗の設置・運営の履行が困難であると市が判断したとき。 ④著しく社会的信用を損なう行為等により、運営事業者としてふさわしくな いと市が判断したとき。 ⑤運営事業者が、6ページに示す応募者の資格要件に適合しなくなったとき。 10 (4) 協定 ①運営事業者特定後、協議を行い、協議が整い次第、速やかに協定の手続き を行うものとする。なお、協議が整わなかった場合や、運営事業者に事故 等があり協定が不可能となった場合は、次点の者を協定の相手方とする。 ②FC加盟者が運営する場合は、チェーン本部と協定を締結するものとする。 (5) その他 ①プロポーザルに応募する費用は、全て応募者の負担とする。 ②提出書類で用いる言語は日本語、通貨は円とする。また、提出書類等で用 いる計量単位は、特別の定めがある場合を除き、計量法( 平成4年法律第 51号)に定めるものとする。 ③提出書類は、特に指定がある場合を除き、A4判普通紙を使用すること。 文章は横書きとし、文字サイズは10ポイント以上とする。文字等の色指定 はしない。 ④提出書類の著作権は、応募者に帰属する。ただし、市が本案件のプロポー ザルに関する報告、公表等のために必要であると認めた場合は、応募者の 承諾を得ずに提出書類の内容を無償で使用できるものとする。また、本案 件に係る情報公開請求があった場合には、弘前市情報公開条例( 平成18年 条例第19号)に基づき、提出書類を公開することがある。 ⑤提出された書類は、一切返却しない。 ⑥一定の適格性を充たす応募者がないときは、運営事業者を選出しない場合 がある。 (6) 担当部署 【提出・問合せ先】 〒036-8551 弘前市大字上白銀町1-1 弘前市財務部 財産管理課 財産係 小笠原 電話:0172-35-1120 ファクス:0172-35-1353 電子メール:[email protected] 11 事業者経費負担区分表 番号 項 目 1 行政財産使用料 2 売上協力金 事業者提案事項(月額 10,000 円以上) 3 光熱水費 電気、ガス、水道料 4 電話使用料 外線・内線電話使用料及び設置費用 5 清掃費 床、天井、壁、窓等の清掃費 6 設備機器の定期清掃 グリストラップ、ダクト等の定期清掃費 7 防虫・防鼠費 8 消毒等の衛生管理費 9 ごみ処理に係る費用 10 室内改装・補修費 11 その他諸経費 備 考 41,214 円 使用許可面積が増加する場合、別途使用料発生 事業者負担 原則として事業者負担 人件費、検診費、営業許可申請費、消耗品費、従業員に 関する費用等 12 企画提案資料及び配点一覧表 番号 1 提案項目 運営方法 記載内容 (1) 店舗を管理運営する上での基本方針を記載する。 配点(5段階評価) 10・8・6・4・2 10 点 10・8・6・4・2 10 点 (2) 運営方法(直営、フランチャイズの別)を記載する。 また、FC加盟者に運営を任せる場合は、その旨を 明記する。この場合においては、フランチャイズ加盟 の契約書の写し等を添付すること。 (3) 営業日及び営業時間について記載する。この場合に おいては、営業時間に関する考え方についても記載す ること。 (4) 商品の物流システム及び商品管理システムを記 載する。 2 収支計画 (1) 本売店の店舗における収支計画を作成し記載する。 3 安全管理・ (1) 防犯防災等、店舗運営上の安全管理について記載 5・4・3・2・1 食品衛生 5点 する。 (2) 食品衛生、品質管理の体制及び事故防止策につい て記載する。 4 従業員の 配置等 (1) 従業員の配置体制について記載する。この場合にお 5・4・3・2・1 5点 (1) 利用者からのクレーム、要望等への対応方法につい 5・4・3・2・1 5点 いては、指揮命令系統がわかるように記載すること。 (2) 従業員の勤務体制及び労働条件について記載する。 (3) 従業員の教育方針及び体制等について記載する。 5 クレーム・ 要望等への て記載する。 対応 13 6 商品・サービ (1) 販売を予定している主な商品及び価格を記載す る。 スの構成 10・8・6・4・2 10 点 (2) 販売を予定しているサービスの種類等を記載する。 (3) 庁舎内店舗という条件に適合したサービスの提案 について記載する。 7 廃棄物の回 (1) 店舗から発生する廃棄物の回収方法及び処理方法 収・処理方 法 8 5・4・3・2・1 5点 5・4・3・2・1 5点 10・8・6・4・2 10 点 について記載する。 (2) 減量化推進のための工夫等について記載する。 環 境 へ の 配 (1) 企業として取り組んでいる省エネルギー、リサイク 慮 ル等に関する活動実績等について記載する。 (2) 店舗内で使用する機器類の省エネルギーへの配慮 について記載する。 9 災 害 時 の 対 (1) 災害時における市への協力について、方法、内容 応 を記載する。 10 コ ン セ プ (1)店舗の全体コンセプトについて記載する。 10・8・6・4・2 10 点 10・8・6・4・2 10 点 15・12・9・6・3 15 点 ト・レイアウ (2)店舗内レイアウトが具体的にわかる図面を作成す ト る。 (3)図面には主な設備、機器類等の設置箇所及びその名 称を記載する。 (4)店舗の外観及び店内のイメージがわかる資料を作成 する。 11 ア ピ ー ル ポ (1)出店に際し、アピールできる事項又は優位性・特 イント 12 売上協力金 徴のある事項について記載する。 (1)提案する売上協力金について記載する。 合計 100 点 ※市の要求する条件「1 募集内容について」を充たす企画提案とすること。 ※企画提案資料において、提案番号 1 から 12 までについては、任意様式とし、A4サ イズとする。 14
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