還付金詐欺電話の手口(10/6) (ケース1) 12 時 40 分頃、市内在住の 70 代女性宅へ、国民課の佐藤と名乗る男性から電 話があり、 「国民健康保険の払い戻しが 23,000 円ある」 「9月末が(払い戻しの) 期限になっているので、A銀行の口座へ払い戻す」と言われたが、B銀行にし か口座を持っていないと答えると、 「A銀行でなければダメだ」として、1回電 話を切った。 その直後、A銀行の佐々木と名乗る者から電話が来て、 「B銀行のATMがあ る●●スーパーに、通帳とキャッシュカードを持って来るように」と言われ、 「預 金残高はいくらか?」と聞かれたが教えなかった。また、 「携帯電話は持ってい るか?」と聞かれたが、自分は携帯電話を持っていないため、夫の携帯番号を 教え、電話を切った。 その後、夫の携帯へ、上記のA銀行の佐々木から着信があったが、間違った 名前を訪ねてきたため、違うと答えたところ、電話を切られた。 このことから、上記の話が不審に感じられたため、花巻市役所へ問い合わせ、 還付金詐欺の電話であることが判明し、実被害に遭わずに済んだもの。 ※「国民課」などという部署は存在しません! ※詐欺電話に使われていた相手方電話番号は、花巻警察署へ情報提供しており ます。 (ケース2) 12 時 30 分頃、市内在住の 70 代女性宅へ、市役所保険課の斉藤と名乗る男性 から電話があり、 「21,000 円の還付金があり、書類を送っていたが、届いていな かったか?」 「還付の期限が切れているので、銀行で手続きを取ります」などと 言われ、どこの銀行に口座を持っているのか聞かれた。 さらに、 「預金残高が 50 万円以上ないとダメだ」と言われ「50 万円以上は(残 高は)ない」と答えたところ、電話が切れた。 その後、市民生活総合相談センターへ相談し、還付金詐欺の電話であること が判明し、実被害に遭わずに済んだもの。 ※「保険課」などという部署は存在しません!
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