警察官の現場設定を装う新手口の発生について(2/26)

警察官の現場設定を装う新手口の発生について(2/26)
2月中旬ころから、函館市内において、下記のとおり警察を騙り、玄関等の
所定の場所に現金を置かせ、その現金を持ち去る新たな手口が2件発生して
います。
【概要】
被害①
2月18日午後7時ころ、警察官を名乗る男から被害者宅に電話があり、
「警
察が見張っているから、玄関に現金等を置いてくれ、犯人が家に入ったら警
察が踏み込んで捕まえる。」などとの電話があり、その指示に従い、玄関に
現金4万円と腕時計を置いていたところ、持ち去れたもの。
被害②
2月24日午後2時45分ころ、警察官を名乗る男から自宅に電話があり、
「これから犯人から電話がかかりますから何も言わず聞いて欲しい。」など
と言われ、こ後別の男から、「現金を郵便受けに入れろ」と言われ、その後
再度警察官を名乗る男から「犯人が来たら捕まえる。」などと言われ、その
指示に従い、郵便受けに現金9万円を入れていたところ、持ち去られたもの。
【事案から見える特徴】
○ いずれの被害者も、警察官を名乗る男から
・ 犯人が自宅に現金を取りに来るので、所定の場所に現金を置い
ておくよう
指示を受けており、「だまされた振り作戦」を悪用した新手口と認められ
ます。
今後、同様の手口が全道に波及し、被害額も高額化するおそれがあること
から、金融機関等の関係機関の皆様におかれましては、警察官等の公務員を
名乗る者から、捜査等に協力するため現金や貴重品を求められている等の事
案を把握した場合は、警察への確実な通報をお願いいたします。
犯罪抑止対策係(3027)
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