平成22年度 授業改善推進プラン<数学> 大田区立蒲田中学校

大田区立蒲田中学校
平成27年度 授業改善推進プラン<保健体育科>
平成26年度授業改善推進プランの検証
1 取り組みにおける成果
1学年
・授業規律を守り、安全に楽しく意欲的に活動させることができた。
・学習の仕方や練習方法等を身に付けさせ、協力して練習などに取り組ませることができた。
2学年
・授業規律を再確認し、ルールの遵守など基本に返ることで、取り組む姿勢が一層積極的になった。
・学習カードを使用し、学習を振り返り、自己の課題と目標を立てることができた。
3学年
・どの種目においても、意欲的に取り組ませることができた。
・学習カードを活用し、課題や練習内容を深められる生徒が増えた。
全 体
・N1グランプリ(大縄跳び大会)を各学期1回、全校で取り組んだ。
・球技大会を各学年で実施し、運動に親しむ心を育てると共に、企画・運営する力を育成した。
2課題
・ 授業規律を再確認し、主体的な活動、意欲的な活動ができるようにする。
・ 学習カードを活用し、練習内容や目当ての確認をしてより学習が深められるようにする。
調査結果の分析 (平成26年度 全国体力・運動能力、運動習慣等の調査結果から)
内
容
別
結
果
の
分
析
観
点
別
結
果
の
分
析
第2学年
男子:瞬発力、柔軟性は、都・大田区の結果を上回っている。全身持久力は区の平均を大きく下回
っている。運動部に加入している生徒も多く、体力の向上にもつながった。
女子:体力・運動能力の面では、ほぼ全項目が都の平均を上回っている。運動部への加入率、運動
実施率も高く、体力向上につながっている。
共通:生活習慣では、ほとんどの生徒が朝食を毎日食べている。2年生になり就寝時間が少し遅く
なっていることが今後の生活リズムのくずれにつながることを理解させ、自分の生活をもう
一度見直させて改善を図りたい。
第3学年
男子:上体おこし以外は全て区の平均を下回った。運動部に加入している生徒も少なく、運動を体
育以外では行わない生徒の割合も高い。運動が不得手で、苦手な生徒が多く見られる。
また、生活習慣では、テレビ等の視聴時間が長く、睡眠時間が短いために体のだるさを訴え
る生徒が多い。基本的な生活習慣を身に付けさせることが大切である。
女子:体力・運動能力の面では、ほぼ全項目が都の平均を下回っている。体育の授業以外で運動を
あまりしない生徒が多く見られる。
共通:生活習慣では、睡眠時間が遅くなり、体のだるさやイライラ、朝食を食べられない生徒が増
えた。基本的な生活習慣を身に付けること、特にしっかりと睡眠時間を確保することが大切
である。
第1学年
関心・意欲に関しては、課題に熱心に取り組む。練習も協力し合い、互いに教え合い取り組むこ
とができる。技能に関しては、基本的な運動技能を使い、練習を熱心に取り組むことができる。
第2学年
関心・意欲に関しては、課題に熱心に取り組む。練習も協力し合い、互いに教え合い取り組むこ
とができる。技能に関しては、よりレベルの高い技術習得や試合を目指すことが可能である。
第3学年
授業態度では、授業規律の見直しを行い、互いに注意する場面が増えた。また協力して練習する
場面も増えた。1つ1つルールを確認しながら、課題を明確にして取り組ませることが必要であ
る。技能においては、運動経験が乏しい生徒が見られるので、基本的な運動技能の習得が必要で
ある。
調査結果に基づいた授業改善のポイント
第1学年
・バランスの良い運動能力を身に付けられるように、授業で各体力項目を伸ばす補強運動を行う。
・基本的な運動技能を習得させるために、基礎・基本を取り入れた授業の展開を図る。
・係など役割を明確にして責任をもって取り組ませる。
第2学年
・学習カード等の活用を図り、仲間と協力し、工夫して課題解決に向かうように取り組ませる。
・バランスの良い運動能力を身に付けられるように、授業で各体力項目を伸ばす補強運動を行う。
・学び合う場、教え合う場、仲間と協力する場などを増やし、相互理解、協力、課題解決につなげて
いく。
第3学年
・授業規律を守り、全員が楽しく安全に運動を行う。そのために担任と連係して指導を行い、ルール
違反等については、その都度しっかり指導する。
・学習カードの活用を図り、自己の課題設定や練習内容を確認し、一層意欲的に取り組ませる。
授業改善策
第1学年
・授業のねらいや学習のポイント等の説明をより丁寧に行うようにする。
・係の生徒の仕事内容を明確にし、そのことに対しての評価を行う。
・学び方、行い方などをしっかりと身に付けさせ、次年度の学習活動に活かせるようにする。
・バランス良く体力が向上できるように、補強運動を工夫して行っていく。
第2学年
・話し合いや教え合い、学び合う活動の場を増やし、仲間との相互理解や協力、課題解決につなげて
いく。
・学習カードを活用し、課題や練習内容等を確認し、一層意欲的に取り組ませる。
第3学年
・授業規律を再確認し、担任とも連係を図り、忘れ物、ルール違反等がなくなるように取り組んでいく。
・各個人ができたことについてはたくさん褒めて、学習意欲が高まるようにする。
・学習カードを活用し、意欲的に学習できるようにする。
全体
・全身持久力、瞬発力、筋力を高める運動を実施する。
・食事、睡眠、運動の基本的な生活習慣を確立するための指導を、養護教諭や栄養士と連携して、学校
全体で進めていく。
・N1グランプリ(大縄跳び大会)を各学期に実施し、生徒が運動に親しみ、継続して仲間と運動に取
り組む機会とする。また、学校記録及び学年記録をとり、記録更新を目指すことで意欲につなげる。
・毎学期、学年別球技大会を行い、運動に親しむ態度と体力の向上を図ると共に、企画・運営する力も
つけさせる。