食中毒の発生について

連 絡 先
県政Fネット
三重県健康福祉部 食品安全課
食品衛生班 担当:久米、高橋、相谷
電話:059−224−2343
平成28年9月12日(月)15時30分
食中毒の発生について
1 概要
平成28年9月1日(木)昼頃、鈴鹿市内の高齢者福祉施設から鈴鹿保健所へ、入所者複数名が発
熱などの体調不良を起こしている旨の連絡がありました。
鈴鹿保健所が調査したところ、施設内の給食事業者が提供する給食を食べた入所者と職員の計52
名中15名が同様の症状を呈していることが判明しました。
同保健所は、有症者に共通の食事が他にないこと、複数の有症者の便および検査用保存食からサル
モネラ属菌が検出されたこと、有症者を診察した医師から食中毒の届出があったことから、同施設が
提供した食事が原因の食中毒と断定し、給食施設を本日付けで営業禁止処分としました。
なお、患者は全員全快しています。
2 発病状況
1)喫食者 52名中
有症者数 15名
2)有症者の年齢構成 ※( )内:うち入院患者数
男
∼39歳
40代
50代
60代
70代
80代
0
0
0
0
0
5
女
0
3)有症者
4)主な症状
5)発病日時
90代 100歳∼ 不明
0
0
0
小計
合計
5
15
0
0
0
1
7
1
1
0
10
最低年齢(75歳、女) 最高年齢(105歳、女)
発熱(37.4∼39.6℃)、下痢(1回∼10回)、嘔吐(2∼4回)
平成28年8月31日(水)午前11時 から 9月2日(金)午前0時
3 原因施設
所在地
三重県鈴鹿市山辺町1055(みえけんすずかしやまべちょう)
屋 号
株式会社三重給食センター南山事業所
(かぶしきがいしゃみえきゅうしょくせんたーなんざんじぎょうしょ)
営業者
株式会社三重給食センター
(かぶしきがいしゃみえきゅうしょくせんたー)
代表取締役社長 堀 義弘(だいひょうとりしまりやくしゃちょう ほり よしひろ)
業 種
飲食店営業(業態:一般食堂、レストラン)
4 原因食事
1)平成28年8月30日(火)の昼食および夕食
2)主なメニュー
昼食:炊き込みご飯、もやしソテー、キャベツのおかか和え※、さつま汁
夕食:ご飯、豚肉と玉ねぎの炒め煮、ブロッコリーのタラコ和え※、チンゲンサイの煮浸し
※ 原因物質が検出されたメニュー
5 原因物質
サルモネラ属菌
(参考) ※平成28年9月12日(月)現在の三重県における食中毒発生状況(本件を含む)
本年
昨年同期
昨年1年間
三重県
内 三重県
訳 四日市市
件数
有症者数
死者数
件数
有症者数
死者数
件数
有症者数
死者数
4
4
0
71
71
0
0
0
0
12
11
1
669
652
17
0
0
0
15
13
2
716
692
24
0
0
0
*サルモネラ属菌については、別紙を参考にしてください。