出雲市下水道事業等固定資産台帳整備業務に係る 公募型プロポーザル実施要領 1. 目的 この実施要領は、出雲市が発注する「出雲市下水道事業等固定資産台帳整備業務」 において、下水道施設の固定資産調査及び評価業務並びに固定資産管理台帳システム 構築業務を実施するため、公募型プロポーザル方式(以下「プロポーザル」という。) により受託業者を選定するために必要な事項を定めるものである。 2. 業務概要 (1) 業務名 出雲市下水道事業等固定資産台帳整備業務 (2) 業務内容 出雲市下水道事業等固定資産台帳整備業務仕様書(以下、 「仕様書」 という)のとおり。 (3) 委託期間 契約締結の日の翌日から平成 30 年 12 月 28 日までとする。 (4) 委託料上限額 総額 169,792 千円(消費税及び地方消費税を含む。) 。ただし、平 成 28 年度分の支払可能金額は、51,500 千円(消費税及び地方消費 税を含む。 )とする。 3. プロポーザル参加資格要件 プロポーザルに参加できる者は、以下に掲げる事項をいずれも満たす者とする。 (1) 地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第 167 条の 4 の規定に該当しない者 であること。 (2) 出雲市測量・建設コンサルタント業務等競争入札参加資格者名簿に登載された者 であること。 (3) この募集に係る参加表明書提出日以後に、出雲市建設工事等入札参加者に対する 指名停止等に係る措置要綱(平成 17 年出雲市告示第 156 号)に基づく指名停止措置 を受けている期間がない者であること。 (4) 会社更生法(平成 14 年法律第 154 号)の規定による更生手続開始の申し立てが行 われた者又は民事再生法(平成 11 年法律第 225 号)の規定による再生手続開始の申 立てが行われた者でないこと。 (5) 平成 18 年 4 月 1 日以降に、人口 10 万人以上かつ終末処理場を有する下水道事業 を実施する地方公共団体が発注した、下水道事業の公営企業法適用に係る固定資産 調査及び評価業務並びに固定資産台帳システム整備に関する業務の完了実績を有す る者であること。 (6) 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成 3 年法律第 77 号)第2条 第 2 号に規定する暴力団員又は暴力団若しくはその他構成員の統制下にある者でな ‐1‐ いこと及び暴力団の構成員及びその利益となる活動を行ったことがある者が含まれ ていないこと。 (7) 技術士(上下水道部門―下水道または総合技術監理部門―上下水道―下水道)等 の資格保有者である正社員を、照査技術者、管理技術者及び担当技術者に配置でき ること。なお、照査技術者、管理技術者及び担当技術者の配置要件は、仕様書第 7 条各号に定めるとおりする。 (8) 公認会計士有資格者の相談及び指導を受けられる体制を確保できること。 (9) 品質マネジメントシステム(ISO9001)の認証を取得していること。 (10) 日本工業規格 JISQ15001 の認証(プライバシーマーク)または、情報セキリュ ティマネジメントの国際規格である ISO27001(もしくは、JISQ27001)の認証を 取得していること。 (11) 固定資産管理台帳システムに関して、当該システムを自社で有すること、または 他社のパッケージ製品を購入し、出雲市の要求に応じた当該システムの構築が可能 であること。 4. 選定日程 平成 28 年 8 月 18 日(木) 募集開始(市ホームページに掲載) 平成 28 年 8 月 31 日(水) 参加申込書類提出期限 平成 28 年 9 月 2 日(金) 参加資格審査結果の通知(企画提案書提出依頼) 平成 28 年 9 月 5 日(月) 質問の受付期限 平成 28 年 9 月 7 日(水) 質問回答日(予定) 平成 28 年 9 月 16 日(金) 企画提案書提出期限 平成 28 年 9 月 29 日(木) 第 1 次審査結果の通知(提案者多数の場合のみ) 平成 28 年 10 月 6 日(木) 第 2 次審査(プレゼンテーション及びヒアリング) (予定) 平成 28 年 10 月 13 日(木) 第 2 次審査結果の通知(予定) 5. プロポーザルの参加申込 プロポーザルに参加しようとする者は、次に定めるところにより、参加申込をする ものとする。 (1) 提出期限 平成 28 年 8 月 31 日(水)17 時 00 分 (2) 提出場所 出雲市上下水道局 下水道管理課 (3) 提出方法 持参又は郵送による。なお、郵送による提出は、平成 28 年 8 月 31 日(水) 17 時 00 分までに到着したものに限り、受け付ける。 (4) 提出書類 ア.参加表明書(様式第 1 号) ‐2‐ イ.企業の概要(様式第 2 号) ウ.業務実績調書(様式第 3 号) エ.業務の実施体制(様式第 4 号) オ. 配置予定技術者調書(様式第 5 号) カ.誓約書(様式第 6 号) 6.企画提案書の提出 (1) 提出期限 平成 28 年 9 月 16 日(金)17 時 00 分 (2) 提出場所 出雲市 上下水道局 下水道管理課 (3) 提出方法 持参または郵送による。なお、郵送による提出は、平成 28 年 9 月 16 日(金) 17 時 00 分までに到着したものに限り、受け付ける。 (4) 提案内容 仕様書に基づき、次に掲げる事項について提案を行うこと。 ① 本業務に関する基本的な考え方について ② 本業務の実施体制について ③ 情報セキュリティ対策について ④ 業務スケジュールについて ⑤ 固定資産調査・評価の考え方と具体的な方法について ⑥ 整備データと下水道台帳等既存データとの連携について ⑦ 固定資産管理台帳システムの構築及び運用について ⑧ その他追加提案等 なお、現在運用している既存システムは、既存資料として閲覧に供する。 (5) 提出部数 ① 企画提案書(下記(6)①~④) 正本1部 副本 9 部 提出の際は、各1部ずつフラットファイルA4-S に綴り提出すること。 正本については、背表紙に会社名を記載すること。 ② 提案価格書(下記(6)⑤) 正本1部 副本1部 (6) 企画提案書の記載要領 企画提案書は以下の構成によるものとし、各々、定めるところにより作成し、 提案するものとする。 ① 企画提案書(様式第 8 号) 出雲市のホームページからダウンロードすること。 ② 企画提案 様式の大きさは原則A4版とし、文字サイズは10.5ポイント以上とする。 (資 料やイメージ図など、見やすくするためA3版を使用する場合は、A4版の大きさ ‐3‐ で3ツ折にすること) 。両面印刷を行ってもよい。 ③ 企画概要書(上記(4)の要約版) 様式は自由とするが、大きさはA3横1枚(片面使用)とする。 ④ 工程表(様式自由、ただしA3横1枚(片面使用)とする。) ⑤ 提案価格書(総額及び内訳:様式第 9 号及び様式第 10 号)出雲市のホームペー ジからダウンロードすること。 ) (7) 提出書類作成上の留意事項 ① 前記(5)①企画提案書の提案社名の記載と押印は正本のみとし、副本には、社標 などを含め応募者が類推できる表現は記載しない。 ② 企画提案は、上記(4)の項目順に作成することとし、補助資料として、パンフレ ット等の添付も可とする。なお、添付する補助資料の様式及び文字サイズは指定 しない。 ③ 企画提案の内容について、提案価格に含まれる部分を明確にしておくこと。 (プ レゼンテーションについても同様) ③ 工程表は本業務において、想定されるスケジュールを記載すること。 ④ 提案価格は、業務内容のそれぞれについて、内訳が分かるように見積もること。 総額は税込みとする。 ⑤ 提出した書類について説明及び追加資料を求められた場合は、これに応じなけ ればならない。 ⑥ 参加資格審査を通過した者で、企画提案書を提出しない者は、辞退届を提出す ること。 (8) プロポーザルの参加の無効 次のいずれかに該当する場合は、プロポーザルの参加を無効とする。 ① 提出書類が期限を過ぎて提出された場合 ② 提出書類に虚偽の申請があった場合 ③ 提出書類について示された各種条件に適合しない場合 ④ 提案価格が上限価格を上回っている場合 ⑤ 審査の公平性に影響を与える行為があった場合 7.質問の受付及び回答 本プロポーザルに関する質問書の受付及び回答は、以下のとおりとする。 なお、質問は提出書類の作成に関する事項に限り受け付けるものとし、審査、評 価に関する質問は一切受け付けない。 (1) 受付期限 平成 28 年 9 月 5 日(月)17 時 00 分 なお、都合により変更することがあるので、変更する場合は、別途通知する。 ‐4‐ (2) 受付場所 出雲市上下水道局 下水道管理課 (3) 受付方法 質問書(様式第 7 号)を作成の上、12の問い合わせ先及び書類提出先へFAX または電子メールにより提出すること。また、質問書を送信した場合は、電話によ りその旨を連絡すること。 (4) 回答日及び回答方法 提出された質問に対する回答は、参加申込した全社の担当者へ電子メールにより 送信する。 (個別回答はしない。 ) 8.プレゼンテーション及びヒアリングの実施 プレゼンテーション及びヒアリングを下記の予定で実施する。 (1) 実施予定日 平成 28 年 10 月 6 日(木) (詳細については、後日通知する。) (2) 場所 出雲市役所内(詳細については、後日通知する。 ) (3) 出席者 プレゼンテーション及びヒアリングの出席者は 5 名以内とし、委託業務の配置予定 管理技術者は必ず出席すること。 (4) 持ち時間 プレゼンテーション時間 20 分程度(準備、片付け時間除く) 質疑応答 10 分程度 (5) 使用機器等 ホワイトボード及び延長コードは出雲市が用意する。その他の機器(パソコン、プ ロジェクター等)は、各自で準備すること。 (6) その他 プレゼンテーションにおける説明は、企画提案書に記載した内容に限るものとし、 説明資料の追加は認めない。 プレゼンテーションの実施順については、企画提案書の受付順に実施する。 9. 選定方法 選定は、出雲市下水道事業等固定資産台帳整備業務選定委員会(以下、 「選定委員会」 という。 )を設置し、以下により審査を行う。 (1) 参加資格審査 提出された参加申込書類(上記5.(4)ア~カ)により、プロポーザル参加資格に ついて審査を行う。 ‐5‐ 参加資格ありと認めた全社に対し、企画提案書の提出を依頼する。 (2) 第 1 次審査 企画提案書の提案者が多数の場合は、選定委員会において第 1 次審査(書類審査) を行い、第 2 次審査の参加者を選定する。 審査結果については、企画提案書提案者に通知する。 (3) 第 2 次審査 提出された書類(参加申込書類及び企画提案書)及びプレゼンテーション時の説 明・質疑応答の内容に基づいて審査を行い、審査基準に基づき採点した各評価項目 の合計点数により最優秀提案者を選定する。ただし、選定委員会において協議し、 妥当な提案者がいないと判断した場合には最優秀提案者を選定しないこともある。 審査結果については、企画提案書提案者に通知する。 (3) 審査基準 参加資格がある参加者について、次のとおり審査項目を設定して審査を行う。 評 価 項 目 配点 30 事業者の評価 ① 業務に関する基本的な考え方について ② 同種業務に係る実績 実施体制、配置予定者の経験・能力 40 ① 実施体制 ② 配置予定者の業務実績 ③ 手持ちの業務量 ④ 情報セキュリティ対策について 業務スケジュールについて 10 企画提案内容及びプレゼンテーション 50 ① 固定資産調査・評価の考え方と具体的な方法について ② 整備データと下水道台帳等既存データとの連携について ③ 固定資産管理台帳システムの構築及び運用について ④ 追加提案について ⑤ プレゼンテーションについて 業務参考見積について 10 総合評価 10 合 150 計 10.受注者の決定 (1) 最優秀提案者として選定された者を優先交渉事業者として、随意契約の交渉を行 ‐6‐ う。ただし、優先交渉事業者が正当な理由なく契約を締結しないとき、または協議 が整わなかった場合には、次点者と選定された者を繰り上げて交渉を行い、受注者 を決定する。 (2) 応募事業者が1者のみの場合でも審査を行い、審査基準に基づき採点した各評価 項目の合計点数が配点の 10 分の 6 以上の得点を取得すれば、 最優秀提案者とする。 (3) 別紙「仕様書」は、本業務の最低要求水準を示したものであり、特定された企画 提案書の内容については、全て契約書にその内容を記載(添付)し、その履行を確 保するものとする。 11.その他 (1) 本プロポーザルに要する費用は、提案者の負担とする。 (2) 提出された書類は、返却しない。 (3) 参加申込者は、審査の経緯及び結果について異議申し立てを行うことはできない。 (4) 採用案の著作権は出雲市に帰属するものとする。 (5) 提出された書類等は、審査及び説明の目的に、その写しを作成し使用することが できるものとする。 (6) 提出された書類等は、公平性、透明性及び客観性を期すため、市で公表すること がある。 (7) 前号により公表する場合、市は、提案された書類等の写しを作成し、使用するこ とができるものとする。 (8) 提出期限以降における書類の差替え、追加及び再提出は認めない。また、配置予 定の技術者は変更することはできない。ただし、やむを得ない理由により変更を行 う場合には、同等以上の技術者であるとの本市の了解を得なければならない。 (9) 提出された書類に虚偽の記載をした場合は、虚偽の記載をした者に対して行政処 分を行うことがある。 12.問い合わせ先及び書類提出先 〒693-0068 出雲市姫原2丁目9-1 出雲市 上下水道局 下水道管理課 企画管理係 TEL 0853-21-2226(直通) FAX 0853-21-6595 E-mail [email protected] ‐7‐
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