ファインバブル測定業務 仕 様 書 ※本仕様書は、予告なしに修正又は訂正する場合があります。その際は、 当機構ホームページ上にて仕様書の修正又は正誤表等を公示いたします ので、必ず、ご確認下さい 。 独立行政法人 製品評価技術基盤機構 ファインバブル測定業務仕様書 1.目的 独立行政法人製品評価技術基盤機構(以下「当機構」という。)では、経済産業省が実施 するグローバル認証基盤整備事業の一環として、日本発の技術である「ファインバブル」 (直径100㎛以下の気泡)に関する測定手法の開発を実施し、国や民間による標準開発や認 証基盤整備を支援している。当該事業において、当機構は、ファインバブル測定のための 様々な測定原理の機器を整備し、測定機器間の測定値の比較、マイクロバブルの測定の手 順の提案、コンタミ除去方法の検討、民間団体が行う認証関係書類作成の助言、国際標準 提案のための測定手順の提案等を行ってきたところ。 本仕様書は、これらの業務の円滑な推進を図ることを目的に、その一部を派遣職員に担わ せるための労働者派遣契約を行うものである。 2.業務内容 業務内容は、以下に掲げる作業項目の中から、国際評価技術本部技術企画課職員(以 下「担当職員」という。)から依頼(一部又は全部)する作業となる。 ( 1) ファインバブルサンプル作成及び前処理 ( 2) 粒子計測機器を用いたファインバブルの測定及び試験データの整理 ( 3) 粒子計測機器の条件検討及び手順書の作成 (4)Excel によるデータ処理 (5)各種資料の作成(報告書等) (6)上記(1)~(5)までを実施するために必要な業務 3.資格条件 ( 1) 資格 化学系の大学若しくは専門学校の卒業者、又はこれと同等以上である者 ( 2) 知識 ① 化学物質等の安全な取扱方法に関する知識を有する者 ② Microsoft Excel によるデータの集計(SUM、AVERAGE 等の関数、表、グラフの作 成)、並びに Microsoft Word 及び Microsoft PowerPoint による報告書、手順書及び説 明資料の作成ができる者 ③ 日本語によるコミュニケーション及び技術用語に支障がない者 ④ 英語による取扱説明書等の読解に支障がない者 ( 3) 経験及び技能 ① 業務として(※1)公的機関又は企業等で、化学分析の機器操作の経験が通算1年(※ 2)以上ある者 (※1)「業務として」とは、学生実験、実習、演習等での経験を含まないことを意味 する。以下同じ (※2)期間のある項目については、平成28年3月末時点での実績とする。以下同じ。 ② 業務として、公的機関又は企業等で、化学分析の機器操作の経験が通算3年以上あ る者が望ましい ③ 業務として、粒子計測の経験があることが 望 ま し い ④ 業務として、レーザー回折・散乱方式、画像解析方式、粒子トラッキング方 式、光遮へい式等の粒子計測装置を操作した経験がある者が望ましい ⑤ 上 記 粒 子 計 測 の 経 験 が な い 場 合 、 作 業 に 類 似 点 の 多 い HPLC や 紫 外 分 光 光 度 計等での水系サンプルの化学分析操作経験がある者が望ましい ⑥ 業務として、実験の手順書を作成した経験がある者が望ましい (4)その他 ①業務を滞りなく進めるため、必要に応じて偽りなく報告・連絡・相談ができること ② 職員と協調性をもって業務に当たる意欲があること ③ 職員の指示に従い、責任感をもって業務に従事できること 4.契約期間及び勤務時間等 ( 1) 契約期間 平成28年10月17日から平成29年3月31日まで ( 2) 就業日 毎週月曜日~金曜日 (ただし、国民の祝日に関する法律に規定する休日、年末年始(12 月 29 日~1 月 3 日) 及び当機構が指定する日を除く。) ( 3) 勤務時間等 ① 勤務時間は原則次のとおりとする。 ② 勤務時間9時30分~18時15分(実働7時間45分・休憩60分・残業なし) ③ 派遣先は派遣労働者に対して月45時間を限度とした範囲において時間外労働を 命令することができる。 ※ 時間外労働とは、1日の実働時間7時間45分を超過した労働とする。 ④ 時間外、休日及び深夜の割増賃金については、労働基準法37条に定める割増賃金 を支払うものとする。当該単価に1円未満の端数が生じたときは、これを切り捨て るものとする。 ⑤ 派遣労働者が不測の事故又は休暇等により連続3日以上勤務できない場合は、派遣 先と協議の上、代理の派遣労働者を派遣すること。 ( 4) 報告 毎日、作業終了後、以下の事項を記載した作業報告書(別添)を、担当職員に提出 すること。 記載事項:年月日、作業時間、作業内容、作業者名 5.派遣者数 1人 6.派遣場所 東京都渋谷区西原2-49-10 独立行政法人製品評価技術基盤機構 国際評価技術本部技術企画課 7.派遣労働者の変更 派遣先は、派遣労働者に次に掲げる行為があったときは、交替を要求することができ る。 なお、派遣労働者の交替にあたっては、予め派遣元と十分協議することとし、派遣労 働者の個人的背景を事由とした交替にならないよう、留意する。 ( 1) 派遣労働者の勤務状況が適正と認められないとき。 ( 2) 派遣労働者の業務の実施が契約条件に適合しないとき。 ( 3) 派遣労働者に不品行があったとき。 8.苦情及び苦情担当責任者 ( 1) 派遣先は、派遣業務の実施に当り、派遣労働者から苦情の申し出があった場合、 当該苦情の内容を速やかに派遣元に通知するものとする。その場合、派遣労働者から の苦情の申し出は書面に限ることとし、当該苦情に係る書面には次に掲げる事項を記 載させること。 ① 苦情の内容 ② 苦情の発生年月日 ③ 苦情の解決に係る要望 ( 2) 派遣元は、派遣先と緊密な連携をもって、苦情その他派遣労働者の就業に関し生 ずる問題の適切かつ迅速な処理・解決に努めるものとする。 ( 3) 派遣業務における苦情担当責任者は、派遣元・派遣先双方におくこととする。 9.その他 ( 1) 派遣業務の遂行に際しては、労働者派遣法、労働基準法等の規定を遵守するもの とする。 ( 2) 派遣元は、原則として、労働基準法等関係法規上の使用者としての全責任を負う。 ただし、労働時間の管理、安全衛生等の事項については、派遣先が使用者としての責 任を負う。 ( 3) 派遣元は、労働者災害補償保険及び雇用保険上の事業主としての責任を負う。 ( 4) 派遣元は、派遣先の業務遂行に関し、知り得た事項を他人に漏らしてはならない。 ( 5) 派遣元は、派遣労働者に対し、前項の義務を遵守させなければならない。 ( 6) 本 契 約 に よ り 派 遣 さ れ る 派 遣 労 働 者 に は 、 「 個 人 情 報 保 護 法 」が 適 用 さ れ る 。 ( 7) 派遣元は、派遣労働者に対し、当機構情報セキュリティポリシーを遵守させなけ ればならない。 ( 8) 学会等の当機構が参加する催しに出張する場合がある。出張に要した交通費につ いては、当機構「派遣労働者の出張に対する旅費支給規程」第4条の規定により、当 機構の出張旅費支給規程及び外勤旅費支給規程に基づいて、当機構が負担するものと する。出張期間中の就業時間は、派遣契約に定める就業時間を就業したものとして取 り扱う。ただし、派遣契約に定める所定就業時間数を超える場合は、実際の就業時間 を適用する。 ( 9) 本業務の実施に伴い得られた著作物の著作権があった場合においては、当該著作 権は当機構に帰属するものとし、派遣元及び派遣労働者は著作者人格権を行使しない こと。 ( 10) 本仕様書に定めのない事項については、派遣先・派遣元協議の上、定めるものと する。 別添 ファインバブル測定 業務作業報告書 作業者 確認 1.作業日等 作業時間 作業日 平成 年 月 日( ) 合 月累計: 2.作業内容 : ~ : : ~ : 計 時間 時間 分 分 (時 間 内) 時間 分(実働7時間45分以内) (時 間 外) 時間 分( 実働7時間45分超 )
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