2017 年度国内石炭消費量 124 百万トン 目標を上回る

インドネシア:2017 年度国内石炭消費量 124 百万トン 目標を上回る見込み
2016 年 9 月 1 日掲載
8 月 23 日付けの地元報道によると、エネルギー・鉱物資源省(MEMR)石炭管理開発局長は、2017 年度
の国内石炭消費量は 124.86 百万トン、国内供給義務(DMO)目標 121.0 百万トン(2015 年度-2019 年度政府中期
開発計画(RPJMN)での目標)を上回るとの見通しを明らかにした。
2017 年度の石炭需要は、石炭火力 103.0 百万トン、セメント 11.83 百万トン等と予想されている。石炭火力
の需要増加にて、目標は超過する見通し。 2016 年度の消費量は 106.63 百万トン(目標は 111.0 百万トン)の見
通し。2015 年度の消費量は 87.0 百万トン(目標は 102.0 百万トン)。
一方、インドネシア石炭鉱業協会(ICMA)副理事長は、2017 年度の消費量は、電力事業の完成に大きく
左右されると疑問を呈した。
(石炭開発部 辻
誠)
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