その1:季節の食材を摂る その2:生活のリズムを整え、朝食・昼食・夕食

認知症の人は年々増加しています。高齢になるほど認知症の人の割合は高くなり、85 歳以
上では約 4 人に 1 人が認知症であるといわれています!! 2010 年を基準にすると、25 年後の
2035 年には約 445 万人と 1.8 倍に増えることが予想されています。認知症にならない為にも
生活習慣も気をつけながら、予防食材も積極的に摂ってみてはいかがでしょうか。
【オリーブオイル】
オリーブオイルに含まれる「オレイン酸」が有効。また、エクスト
ラ・バージンオイルに含まれるオレオカンタールという抗酸化物質がアルツハイマー型
認知症の原因となるβ アミロイドを減らす効果があると言われています。
【青魚】
青魚はDHA(ドコサヘキサエン酸)・EPA(エイコペンタエン酸)が含まれます。
DHAはコレステロールを下げる作用、EPAは血液をサラサラにして血栓を防ぐ作用があり、
認知症の原因もなりえる生活習慣病の改善・予防が期待されます。
【コリン食】
聞きなれない言葉ですが、コリン食とは「アセチルコリン」という脳内伝達物質
の原料になる食べ物。大豆・納豆・卵・豚肉のレバー・ニシン・ナタネ・ひまわり等
になります。不足すると記億障害を及ぼす可能性があります。また、コリン食を
摂ることで、記憶力が高まるとも言われています。
【野菜・果物】
活性酸素は脳を劣化させます。抗酸化作用の
ある食品を摂ると、活性酸素の作用を防ぐと言われています。抗
酸化作用の効果のある栄養素は、ビタミンC,E・β カロチン・ポリフ
ェノールなど。1 つの食材からではなく、様々な食材から栄養を摂りましょう。
その1:季節の食材を摂る
季節をしっかり認識することが、認知症予防になります。
また、旬な食材は栄養価が高く含まれています。
その2:生活のリズムを整え、朝食・昼食・夕食の時間を決める
時間の認識、予定に合わせた行動判断の力がつきます。可能な限り、食事を
同じ時間帯で摂るようにしましょう。
その3:家族や友達などと、楽しみながら食事をする
一人での食事を「孤食」といいます。一人暮らしの孤食は鬱になる割合が
高くなり、欝は認知症の原因にもなります。誰かと話をしながら、食事を楽しみましょう。
参考資料:メンタルナビ(Web ページ)・ヘルスケア大学(Web ページ)