2016年8月30日 カナダの金融市場動向 Weekly Report 【2016年8月20日~2016年8月26日の推移】 【1】先週の回顧 【カナダ・ドル 為替推移】 (2016年7月29日~2016年8月26日) 先週のカナダ・ドル円相場およびカナダ5年国債利回 (円/カナダ・ドル) (カナダ・ドル/米ドル) 90 りは上昇しました。 1.20 円/カナダ・ドル(左軸) 週初は、原油価格が下落したことで、カナダ・ドル円 相場は下落、金利は低下しました。その後は、週後半 のイエレンFRB(米国連邦準備制度理事会)議長の講 1.30 カナダ・ドル/米ドル(右軸、上下反転) 85 カナダ・ ドル 1.25 80 高 1.30 演を控え、動意に乏しい展開が続きました。イエレン FRB議長の講演では利上げに前向きな発言が見られ、 75 78.32 FRB高官からも相次いで利上げを支持する発言が出た ことで、米国の金利が上昇し、カナダの金利もそれに連 70 8/5 8/12 8/19 1.35 安 1.40 8/26 れて上昇しました。為替については、米ドル高円安が 7/29 進行したため、カナダ・ドル円相場もその動きに連れて ※四捨五入の関係で数値とグラフの目盛りが一致しない場合があります。 上昇しました。 【2】今週の見通し 【カナダ 金利推移】 今週は、カナダではGDP(国内総生産)が発表されま 1.0 す。市場予想を上回る堅調な結果となれば、カナダ・ド ルと金利の上昇要因になるとみられます。市場の注目 (2016年7月29日~2016年8月26日) (%) カナダ5年国債 0.8 0.73 材料は米国の雇用統計と考えています。FRB高官は利 上げに前向きな姿勢を示しており、米国の雇用統計が 0.6 堅調な結果となれば、米国の利上げ期待が高まり、カ ナダの金利上昇をサポートするとみています。また、原 0.4 油や株式などリスク資産の動向にも引き続き注目です。 0.2 7/29 8/5 8/12 8/19 8/26 【3】主要経済指標 発表日 発表頻度 期間 指標名 データ (参考)前回 8/31 8/31 9/2 毎月 四半期毎 毎月 2016年6月 2016年4-6月期 2016年7月 GDP(前月比) GDP(前期比、年率) 貿易収支(実額) - -0.6% 2.4% -36.3億カナダ・ドル (出所)Bloomberg等より大和投資信託作成 当資料のお取り扱いにおけるご注意 ■当資料は、ファンドの状況や関連する情報等をお知らせするために大和投資信託により作成されたものであり、勧誘を目的としたものではありません。■当資料は、 各種の信頼できると考えられる情報源から作成していますが、その正確性・完全性が保証されているものではありません。■当資料の中で記載されている内容、数値、 図表、意見等は当資料作成時点のものであり、将来の成果を示唆・保証するものではなく、また今後予告なく変更されることがあります。■当資料中における運用実績 等は、過去の実績および結果を示したものであり、将来の成果を示唆・保証するものではありません。 販売会社等についてのお問い合わせ⇒大和投資信託フリーダイヤル0120-106212(営業日の9:00~17:00) HP http://www.daiwa-am.co.jp/ 1/1
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