2016(平成 28) 年度 9.シラバス(社会福祉学専攻 博士後期課程) 臨床社会福祉学特論 Theories of Clinical Social Welfare 2単位 〔後学期開講〕 佐藤 俊一 【授業目的】 本講義は、博士前期課程科目を理解した上で、個々の履修者が専門的研究を行なう際に必要となる社会福祉学が社会福 祉政策と社会福祉実践とが相互に連関するシステムであることを理解することを目的とする基幹科目に位置づけられる。そのなかでも 本講義は、個々の履修者が専門的研究を行なう際に必要となる社会福祉学の視点や概念を提示することで、それぞれの研究を基礎づけ たり、方向付けることを目的とする。 【授業内容】 社会福祉学を科学することを基礎づけるということを念頭に置き、人間関係学を基礎とした臨床社会福祉学の臨床的視 点を学ぶ。同時に、従来の理論と実践、あるいは教育の場と実践をつなぐための基本となる概念を現象学によって基礎づけながら提示 していく。 【到達目標】 ※原則として、変更されることはありません。 科学として社会福祉学を学ぶために必要な考えを方法論的に基礎づけ ながら学ぶことを行なう。併せて、臨床的視点、さらに体験の 概念化について学び、各自の研究に結びつけ、新たな問いを生み出すことを目標とする。 【授業形態】 講義と演習を随時組み合わせて行う。講義やレポーターの発表を受けて、受講者とともにグループワークやディスカッ ションなどのアクティブラーニングの手法を使って進めていく。 【教科書・参考文献】 テキスト1.足立 叡編『臨床社会福祉学の展開』学文社 2015. テキスト2.佐藤 俊一『対人援助の臨床福祉学―「 臨床への学 」 から 「 臨床への学 」 へ』中央法規出版 2004. 参考文献1.足立 叡『臨床社会福祉学の基礎研究』学文社 1996 参考文献2.メルロ=ポンティ(木田元・鯨岡峻訳) 『意識と言語の獲得 ソルボンヌ講義Ⅰ』みすず書房 1993 参考文献3.メルロ=ポンティ(滝浦静雄 ・ 木田元訳) 『眼と精神』に所収 みすず書房 1966 【評価方法・基準】 S 科学としての学びを身につけ、臨床的視点、体験の概念化を十分に理解し、新たな問いを発することができている A 科学としての学びを身につけ、臨床的視点、体験の概念化を理解し、自分の研究に結びつけることができている B 科学としての学びを身につけ、臨床的視点、体験の概念化を理解できている C 科学としての学びを身につけ、臨床的視点、体験の概念化を十分ではないが理解できている 【関連科目】 臨床ソーシャルワーク特論 【履修要件】 社会福祉学を研究するために理論と実践、また教育の場と臨床等の関係に関心があり、学ぶ意欲があること 【授業計画】 ※履修している学生に対して事前に説明があった上で、変更される場合があります。 【授業内容 】 第1回 オリエンテーション―この講義の目的と学び方 第2回 研究に求められる方法論的な態度 第3回 臨床社会福祉学とは 第4回 Ⅰ.基礎学としての人間関係学 対象化への視点―見えるの発見 第5回 臨床的態度とは ―実践力の基礎となるもの 第6回 専門性を支える基礎の学び ―ラディカルな学びとしての基礎 【事前・事後学習 】 事前:シラバスを読み、科学に対する自身の考えを明らかにして 発表できるように準備する(テキスト第1章) 事後:自明としている科学的思考をレポートする 事前:方法論に対する自分の考えをまとめておく 事後:方法論として明らかにできたことをレポートする 事前:臨床社会福祉学の誕生からの歩みを調べる(テキスト序 章) 事後:臨床社会福祉学の視点をまとめてレポートする 事前:対象化の考え方についてまとめ、発表できるように準備す る(テキスト第1章) 事後:見えるという対象化についての学びをレポートする 事前:臨床に対する従来の考え方をまとめ、発表できるように準 備する(テキスト第2章) 事後:実践に臨床的態度が求められる理由をレポートする 事前:これまでの自身の基礎に対する考えを明らかにし、発表で きるように準備する(テキスト第3章) 事後:なぜ、基礎の学びに終わりがないのかをレポートする 2016(平成 28) 年度 第7回 教育における人間開発の課題 ―人間を開発することへの挑戦 第8回 臨床的態度に基づく研究 ―科学的主義的態度への問いと実践 第9回 人間関係学から学べたこと ―各自の研究へと問いに向けて 第 10 回 生と死への援助の視点 ―生の覚醒としてのスピリチュアルケア 第 11 回 関係的生としての人間理解と援助 ―関係的生と対人援助の課題 第 12 回 社会開発を生み出す実践 ―集合としての地域から関係としての地域へ 第 13 回 臨床社会福祉学の継承と展開 ―科学を基礎づけることと方法論的な態度 第 14 回 臨床的視点の理解と基礎概念の再確認 ―各自の研究や実践とのつながりの確認 第 15 回 学びの体験化 ―新たな問いを生み出す 【備考】 2回をまとめて隔週に開講予定 事前:教育における人へのかかわりについて課題となっているこ とをまとめ、発表できるように準備する(テキスト第4章) 事後:人間開発をするため自身の課題をレポートする 事前:科学の根拠に対する考えをまとめ、発表できるように準備 する(テキスト第5章) 事後:なぜ、科学に臨床的態度が求められるのかその理由をレ ポートする 事前:これまでのレポートを読み返し、学びの確認をしておく 事後:自身の研究へのつながりと新たな問いをレポートする 事前:スピリチュアルケアが、なぜ注目されているのか調べる 事後:死があることと生の覚醒について学べことをレポートする 事前:これまでの関係性(relatedness)の理解を確認し、発表 できるように準備する(テキスト第1章 / 7章) 事後:関係的生からる対人援助の基本や原則を問いかけてレポー トする 事前:個人と社会との関係に対する考えをまとめ、発表できるよ うに準備する(テキスト第8章) 事後:人間と共存しつつある人間に対する理解をレポートする 事前:臨床社会福祉と科学することとの関係で明らかになったこ とをまとめ、発表できるように準備する(テキスト終章) 事後:方法論的な態度が求められる理由をレポートする 事前:臨床的視点から自身の基礎概念を再検討し、発表できるよ うに準備する 事後:自身の理解をまとめ、最終レポートの準備をする 事前:これまでの学びを自身の研究や実践とつなげて発表できる ようにする 事後:新たに生み出された自身の問いをレポートすることで明確 にする 2016(平成 28) 年度 社会福祉政策特論 Study of Social Policy 2単位 〔前学期開講・集中授業〕 大橋 謙策 【授業目的】 本講義は、博士前期課程科目を理解した上で、個々の履修者が専門的研究を行なう際に必要となる社会福祉学が社会福 祉政策と社会福祉実践とが相互に連関するシステムであることを理解することを目的とする基幹科目に位置づけられる。その中でも本 講は、社会福祉の思想・原理、理論的体系化の系譜を踏まえ、社会福祉の新しい考え方であり、サービスシステムである地域福祉の理 論的体系化の系譜、社会福祉政策の考え方、変遷、今日的課題するための能力を習得することを目的とする。 【授業内容】 社会福祉の思想・原理を踏まえ、社会福祉の新しい考え方であり、サービスシステムである地域福祉の理論的体系化の 系譜を明らかにすることを通して社会福祉政策の考え方、変遷、今日的課題について研究する。 すすめ方は、以下に挙げる各講の課題に即し、履修者に参考文献を示し、履修者のレポートを踏まえた上で、そのレポートへのコメ ントを兼ねて研究課題の解説を行う。特に、イギリスのコミュニティケア政策の歴史、戦後日本の社会福祉政策の変遷と社会福祉制度 とソーシャルワークの関わり等について研究を進める。 【到達目標】 ※原則として、変更されることはありません。 学習目標としては以下の点を習得することを挙げる。 ①戦後日本の社会福祉制度設計の誤謬と社会事業の思想について学ぶ ②社会福祉思想史、学説史において、制度設計と実践方法との乖離問題について学ぶ ③戦後社会福祉の展開と今日メインストリームになった地域福祉の考え方、理論史を学ぶ ④イギリスのコミュニティケア政策の流れと日本との比較研究に関して学ぶ 【授業形態】 講義やレポーターの発表を受けて、受講者とともにグループワークやディスカッションなどのアクティブラーニングの 手法を使って進めていく。 【教科書・参考文献】 大橋 謙策著 『地域福祉』 放送大学教育振興会 1999 年刊行 【評価方法・基準】 ①通常授業におけるレポートの内容及び発言を基に評価する(70%)。 ②必要に応じてレポートの提出を求め、 それに基づき評価する(30%)。 S 90 点以上 A 80 点以上 90 点未満 B 70 点以上 80 点未満 C 60 点以上 70 点未満 【授業計画】 ※履修している学生に対して事前に説明があった上で、変更される場合があります。 【授業内容】 【事前・事後学習】 ①各講2回のコマを使って授業を行う。 (授業の進め方は、具体的には履修者と相談の上、決定します)。 第1部 戦後社会福祉の展開 事前学習:社会事業の思想・原理・学説史の予習 事後学習:社会事業の思想・原理・学説史の文献などの整理 第2講 戦後社会福祉の制度設計の3つの誤謬 事前学習:戦後日本の社会福祉制度・政策の考え方、変遷につい ての予習 事後学習:社会福祉制度・政策の考え方、変遷の整理と提供資 料・文献課題のレポートの作成 第3講 戦前社会事業における積極的側面と消極的側面 事前学習:社会事業の思想、戦前社会事業の予習と発表準備 事後学習:社会事業の思想、戦前社会事業の系譜、変遷、今日的 課題の整理 第4講 社会福祉における制度・政策研究と方法・技術研究との 事前学習:社会福祉における制度・政策研究と方法・技術研究に 乖離 ついての予習 事後学習:制度・政策研究と方法・技術研究の整理と提供資料・ 文献課題のレポートの作成 第5講 1970 年前後における「コミュニティケア」論と「施設の 事前学習:1970 年前後における社会福祉政策にいての予習 社会化」論 事後学習:1970 年前後における政策の考え方、変遷と今日的課題 の整理 第6講 1990 年社会福祉関係八法改正及び地方分権化と「生活 事前学習:1990 年社会福祉関係八法改正等についての予習 支援地域福祉事業」 事後学習:1990 年社会福祉関係八法改正等の考え方、政策と「生 活支援地域福祉事業」の今日的課題の整理、提供資 料・文献課題のレポートの作成 2016(平成 28) 年度 第7講 2000 年社会福祉法への改称・改正と地域自立生活支援 第8講 社会福祉思想における“自立論”の検討と6つの自立要 件 戦後社会福祉の展開における総合的なまとめ 【備考】 事前学習:2000 年社会福祉法への改称・改正と地域自立生活支援 についての予習 事後学習:2000 年社会福祉法への改称・改正と地域自立生活支援 の今日的課題の整理 事前学習:社会福祉思想における“自立論”の検討 事後学習:6つの自立要件、社会福祉の展開における課題の整理 ①各講に必要な文献と資料は、その都度指定するとともに必要な 資料はコピーして提供する。 履修者は、提供された資料並びに指定された文献をレポートす る。そのレポートにコメントする形式で各講の内容を講義す る。 ② 履修者は、講義以前に『地域福祉』 (大橋謙策著、放送大学教 育振興会、1999 年刊行)を読了しておくこと。 ③ 履修者の研究課題及び要望を踏まえ、内容を協議の上変更す ることがある。(実施回:各講2回) 2016(平成 28) 年度 仏教社会福祉特論 Buddhist Social Welfare 2単位 〔後学期開講〕 田宮 仁 【授業目的】 本講義は、博士前期課程科目を理解した上で、個々の履修者が専門的研究を行なう際に必要となる社会福祉学が社会福 祉政策と社会福祉実践とが相互に連関するシステムであることを理解することを目的とする基幹科目に位置づけられる。その中でも本 講義は、今後の日本ならびにアジアにおける社会福祉を考える際に、仏教社会福祉からの視点が如何に重要であるかについての理解と その識見を持つことを目的とする。 【授業内容】 今後の日本ならびにアジアにおける社会福祉を考える際に、仏教社会福祉からの視点が如何に重要であるかについて、 現在進行中の研究プロジェクトや動きつつある潮流を踏まえて講義し、その実際について可能な限り参加し係わることを通して考察と 研究を進める。 【到達目標】 ※原則として、変更されることはありません。 仏教社会福祉ということが、現在及び今後の日本ならびにアジアの社 会福祉を考察し提言をしていく際に、重要なキーワードとなる ことを理解し、そのようなアプローチの仕方の実際を身につける。 その内容を学会発表に結び付けられる研究として原稿化 し、関係学会への発表もしくは紀要に投稿できることを目標とする。 【授業形態】 講義やレポーターの発表を受けて、受講者とともにグループワークやディスカッションなどのアクティブラーニングの 手法を使って進めていく。 【教科書・参考文献】 ソーシャルワークにおける仏教の役割-日本・ベトナム比較研究- 日本社会事業大学社会事業研究所 2013 年 他にも適宜紹介 【評価方法・基準】 到達目標に即した目標への達成度を、授業時における発表や応答への取り組み方(学び研究する態度)と、提出 する課題レポートによって総合的に評価する。 なお、評価方法としては、学び研究する態度(50%) 、課題レポート(50%)をもって評価する。 S 仏教社会福祉について総体的な知識およびバランス感覚を持った理解があること。関係学会の紀要に投稿・受理をもって。 A 仏教社会福祉について基本的な知識およびバランス感覚を持った理解があること。関係学会への発表をもって。 B 仏教社会福祉について基礎的な知識およびバランス感覚を持った理解があること。 C 仏教社会福祉について基礎的な知識の理解があること。 【授業計画】 ※履修している学生に対して事前に説明があった上で、変更される場合があります。 【授業内容】 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第 10 回 第 11 回 第 12 回 第 13 回 第 14 回 第 15 回 オリエンテーション 資料講読 学生発表・討議 資料講読 学生発表・討議 資料講読 学生発表・討議 資料講読 学生発表・討議 資料講読 学生発表・討議 資料講読 学生発表・討議 学生発表・討議 振り返り・討議 【事前・事後学習】 事前学習:授業毎に、次回の内容について概略を示すので、関連 文献、各自の関心事、疑問事項を理由とともに説明で きるよう準備しておくこと。 事後学習:前回履修箇所を振り返り、自身の研究テーマとの関係 で、どのようなことが関連付けて考えられるかについ て、まとめておくこと。 2016(平成 28) 年度 研究指導Ⅰ Seminar on Thesis Guidance Ⅰ 2単位 〔前学期開講〕 佐藤 俊一・下山 昭夫・村上 信・柏女 霊峰・川瀬 良美 田中 一彦・大橋 靖史・神 信人・千葉 浩彦 【授業目的】 本演習は、社会福祉学を研究し研究成果として博士論文をまとめるうえで必要な研究方法や調査方法、研究論文の作成 や発表等について研究指導を受け、博士論文の作成を行うことを目的とする。 【授業内容】 履修学生は自発的に各自の博士論文のテーマを定め、研究目的に沿った研究計画を立て、それに基づき研究活動を進め ることが基本である。そのために、前学期においては、個別的またはグループでの継続した指導を受けることによって、個々の学生の 探究を深める。前学期では特に博士論文のテーマやタイトルの絞り込みについて指導を受けるとともに、研究計画を立てる。研究を進 めていくうえで、文献を的確に読みこなせることが出発点となる。初心に戻り、文献(和文・英文)を丁寧に読んでいくということを 重視する。 【到達目標】 ※原則として、変更されることはありません。 論文に取り組む動機と、テーマ設定の理由を明確化し、研究テーマや タイトルを絞り込むこと。個別発表、中間報告会等におけるプ レゼンテーションの機会を活用して、研究の視点を広げ、考察を深める作業を行うこと。 「総合福祉研究科における学位論文等の評価基準」参照 【授業形態】 各自、研究計画や研究経過について発表を行い、個別もしくはグループでの指導を受ける。 【教科書・参考書】 必要に応じ、その都度紹介する。 【評価方法・基準】「総合福祉研究科における学位論文等の評価基準」に基づき、論文作成への取り組む姿勢、個別発表の状況など (50%)、中間報告会のプレゼンテーション(50%)を合わせて評価する。 S:大変優れている A:優れている B:普通 C:努力が必要 【関連科目】 研究指導Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ・Ⅴ・Ⅵ 【履修要件】 博士後期課程1年次生、中間報告会で発表することが義務づけられている。 【授業計画】 ※履修している学生に対して事前に説明があった上で、変更される場合があります。 第1回 オリエンテーション 第 2回 博士論文の書き方 第3回 博士論文の内容と構成 第4回 研究に取り組む手順・倫理など 第5 回 各自の研究テーマと問題意識の明確化 第6 回 同上 第7回 同上 第8回 文献検索と先行研究の検討 第9回 文献検索と先行研究の検討 第 10 回 同上 第 11 回 研究計画の立て方 第 12 回 同上 第 13 回 論文全体の構想を立て、論文作成のスケジュールを組む 第 14 回 同上 第 15 回 まとめ これまでの評価と今後の進め方 研究指導Ⅱ Seminar on Thesis Guidance Ⅱ 2単位 〔後学期開講〕 佐藤 俊一・下山 昭夫・村上 信・柏女 霊峰・川瀬 良美 田中 一彦・大橋 靖史・神 信人・千葉 浩彦 【授業目的】 本演習は、社会福祉学を研究し研究成果として博士論文をまとめるうえで必要な研究方法や調査方法、研究論文の作成 や発表等について研究指導を受け、博士論文の作成を行うことを目的とする。 【授業内容】 履修学生は自発的に各自の博士論文のテーマを定め、研究目的に沿った研究計画を立て、それに基づき研究活動を進め ることが基本である。そのために、後学期においては、個別的またはグループでの継続した指導を受けることによって、個々の学生の 探究を深める。後学期では特に研究テーマにそった研究スケジュールにしたがって研究発表や討議を行う。 【到達目標】 ※原則として、変更されることはありません。 論文に取り組む動機と、テーマ設定の理由を明確化し、研究目的に沿 った研究スケジュールにしたがって研究発表や討議を行う。淑 徳大学社会福祉学会等での学会発表や中間報告会等におけるプレゼンテーションの機会を活用して、研究の視点を広げ、考察を深める。 「総合福祉研究科における学位論文等の評価基準」参照 【授業形態】各自、研究計画や研究経過について発表を行い、個別もしくはグループでの指導を受ける。 【教科書・参考書】 必要に応じ、その都度紹介する。 【評価方法・基準】「総合福祉研究科における学位論文等の評価基準」に基づき、論文作成への取り組む姿勢、個別発表の状況など 2016(平成 28) 年度 (50%)、ポスター発表のプレゼンテーション(50%)を合わせて評価する。 S:大変優れている A:優れている B:普通 C:努力が必要 【関連科目】 研究指導Ⅰ・Ⅲ・Ⅳ・Ⅴ・Ⅵ 【履修要件】 博士後期課程1年次生、中間報告会で発表することが義務づけられている。 【授業計画】 ※履修している学生に対して事前に説明があった上で、変更される場合があります。 第1回 オリエンテーション 第2回~5回 究目的にそって博士論文作成のスケジュール を 組み、研究発表や討議を行う。 第 10 回~ 14 回 博士論文作成のスケジュールにそって、研究 発 表や討議を行う。 第 15 回 まとめ これまでの評価と今後の進め方 第6回~9回 社会福祉学関連の学会機関誌への投稿や学会 発 表など自らの研究成果を公表するための指 導を行う。 研究指導Ⅲ Seminar on Thesis Guidance Ⅲ 2単位 〔前学期開講〕 佐藤 俊一・下山 昭夫・村上 信・柏女 霊峰・川瀬 良美 田中 一彦・大橋 靖史・神 信人・千葉 浩彦 【授業目的】 本演習は、社会福祉学を研究し研究成果として博士論文をまとめるうえで必要な研究方法や調査方法、研究論文の作成 や発表等について研究指導を受け、博士論文の作成を行うことを目的とする。 【授業内容】 履修学生は各自の論文のテーマについて、研究計画に基づいて研究活動を進めることが基本である。そのために、本演 習において、個別的またはグループでの継続した指導を受けることによって、個々の学生の探究を深める。具体的には、履修学生は2 年次後期に博士論文草稿を作成することを目指して個別的に指導を受ける。博士論文にふさわしい研究方法が採用されているか、論証 過程が納得できるものになっているかどうかについて指導を受ける。学術雑誌への投稿にも通用するルールについて指導を受ける。履 修学生は自らの研究の進捗状況を報告し、助言を受ける。 【到達目標】 ※原則として、変更されることはありません。 論文に取り組む動機と、テーマ設定の理由を明確化し、さらに研究方 法について検討し、論文全体の構想を練り、研究計画に沿って 取り組むこと。個別発表、中間報告会等におけるプレゼンテーションの機会を活用して、研究の視点を広げ、考察を深める作業を行う こと。 「総合福祉研究科における学位論文等の評価基準」参照 【授業形態】 各自、研究計画や研究経過について発表を行い、個別もしくはグループでの指導を受ける。 【教科書・参考書】 必要に応じ、その都度紹介する。 【評価方法・基準】「総合福祉研究科における学位論文等の評価基準」に基づき、論文作成への取り組む姿勢、個別発表の状況など (50%)、中間報告会のプレゼンテーション(50%)を合わせて評価する。 S:大変優れている A:優れている B:普通 C:努力が必要 【関連科目】 研究指導Ⅰ・Ⅱ・Ⅳ・Ⅴ・Ⅵ 【履修要件】 博士後期課程2年次生。中間報告会で発表することが義務づけられている。 【授業計画】※履修している学生に対して事前に説明があった上で、変更される場合があります。 第1回 オリエンテーション、論文作成スケジュールの 確認 第 10 回~ 14 回 研究方法、構成、論旨の展開、資料及びその 解 析方法、文献利用などを継続的に個別指導 第2回~5回 論文経過報告、各自の研究の進捗状況に応じた 個別指導 第 15 回 第6回~9回 同上学術誌投稿に向けての指導または投稿論文 を活用した指導 まとめ これまでの評価と今後の進め方 2016(平成 28) 年度 研究指導Ⅳ Seminar on Thesis Guidance Ⅳ 2単位 〔後学期開講〕 佐藤 俊一・下山 昭夫・村上 信・柏女 霊峰・川瀬 良美 田中 一彦・大橋 靖史・神 信人・千葉 浩彦 【授業目的】 本演習は、社会福祉学を研究し研究成果として博士論文をまとめるうえで必要な研究方法や調査方法、研究論文の作成 や発表等について研究指導を受け、博士論文の作成を行うことを目的とする。 【授業内容】 履修学生は各自の論文テーマについて、研究計画に基づいて研究を進め、論文の完成に向けて指導を受ける。同時に、 研究活動を通して、専門職・研究者として学生個々の課題を自覚し、そのレベルアップを図っていく。具体的には、学位論文にふさわ しい書き方について指導を受け、博士論文草稿を作成する。履修学生は自らの研究の進捗状況を報告し、助言を受ける。 【到達目標】 ※原則として、変更されることはありません。 研究指導における指導を基礎として、個々の研究を進めることによっ て論文の作成を可能なものにしていく。また、学術雑誌投稿に 向けての必要な指導を行い、博士候補認定試験の受験、博士論文の作成につないでいくことを行う。 「総合福祉研究科における学位論文等の評価基準」参照 【授業形態】 各自、研究計画や研究経過について発表を行い、個別もしくはグループでの指導を受ける。 【教科書・参考書】 必要に応じ、その都度紹介する。 【評価方法・基準】「総合福祉研究科における学位論文等の評価基準」に基づき、論文作成への取り組む姿勢、個別発表の状況など (50%)、修士論文の発表(50%)を合わせて評価する。 S:大変優れてい る A:優れている B:普通 C:努力が必要 【関連科目】 研究指導Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅴ・Ⅵ 【履修要件】 博士後期課程2年次生。中間報告会で発表することが義務づけられている。 【授業計画】 ※履修している学生に対して事前に説明があった上で、変更される場合があります。 第1回 オリエンテーション、博士論文作成スケジュー ルの確認 第 10 回~ 14 回 博士論文草稿の作成をめざした個別指 導 第 15 回 まとめ これまでの評価と今後の進め方 第2回~5回 論文経過報告、各自の研究の進捗状況に応じた 個別指導 第6回~9回 学術誌投稿に向けての指導または投稿論文を活 用した指導 研究指導Ⅴ Seminar on Thesis Guidance Ⅴ 2単位 〔前学期開講〕 佐藤 俊一・下山 昭夫・村上 信・柏女 霊峰・川瀬 良美 田中 一彦・大橋 靖史・神 信人・千葉 浩彦 【授業目的】 本演習は、社会福祉学を研究し研究成果として博士論文をまとめるうえで必要な研究方法や調査方法、研究論文の作成 や発表等について研究指導を受け、博士論文の作成を行うことを目的とする。 【授業内容】 前学期は、指導教員による研究指導の一環として、学生の博士学位論文の作成ができるように、その研究テー マに応 じた個別の論文指導を行う。 【到達目標】 ※原則として、変更されることはありません。 博士課程での学びを踏まえて、博士論文の完成を期すること。また、 学術雑誌投稿に向けての必要な指導を行い、博士論文の作成に つないでいくことを行う。 「総合福祉研究科における学位論文等の評価基準」参照 【授業形態】 各自、研究計画や研究経過について発表を行い、個別もしくはグループでの指導を受ける。 【教科書・参考書】 必要に応じ、その都度紹介する。 【評価方法・基準】「総合福祉研究科における学位論文等の評価基準」に基づき、研究態度で 30%、および論文中間発表のレポート とプ レゼンテーションを 70%で評価する。 S:大変優れている A:優れている B:普通 C:努力が必要 【関連科目】 研究指導Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ・Ⅵ 【履修要件】 博士後期課程3年次生。中間報告会で発表することが 義務づけられている。 2016(平成 28) 年度 【授業計画】 ※履修している学生に対して事前に説明があった上で、変更される場合があります。 第1回 オリエンテーション、博士論文作成スケジュールの確認 第2~ 14 回 博士論文の完成をめざした個別指導 第 15 回 まとめ これまでの評価と今後の進め方 研究指導Ⅵ Seminar on Thesis Guidance Ⅵ 2単位 〔後学期開講〕 佐藤 俊一・下山 昭夫・村上 信・柏女 霊峰・川瀬 良美 田中 一彦・大橋 靖史・神 信人・千葉 浩彦 【授業目的】 本演習は、社会福祉学を研究し研究成果として博士論文をまとめるうえで必要な研究方法や調査方法、研究論文の作成 や発表等について研究指導を受け、博士論文の作成を行うことを目的とする。 【授業内容】 後学期は、指導教員による研究指導の一環として、学生の博士学位論文の完成をめざして、その研究テーマに応じた個 別の論文指導を行う。 【到達目標】 ※原則として、変更されることはありません。 博士課程での学びを踏まえて、博士論文の完成を期すること。 博士論文審査の過程の中で推敲を重ね、博士論文を完成させる。この論文の作成によって、専門職・研究者として新たなスタートが 切れることを目標とする。 「総合福祉研究科における学位論文等の評価基準」参照 【授業形態】各自、研究計画や研究経過について発表を行い、個別もしくはグループでの指導を受ける。 【教科書・参考文献】 必要に応じて指導のさいに紹介する。 【評価方法・基準】「総合福祉研究科における学位論文等の評価基準」に基づき、研究態度で 30%、および論文中間発表のレポート とプレゼンテーションを 70%で評価する。 S:大変優れている A:優れている B:普通 C:努力が必要 【関連科目】 研究指導Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ・Ⅴ 【履修要件】 博士後期課程3年次生。中間報告会で発表することが義務づけられている。 【授業計画】 ※履修している学生に対して事前に説明があった上で、変更される場合があります。 第1回 オリエンテーション 第2回~ 14 回 博士論文の完成をめざした個別指 導 第 15 回 まとめ
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