フィードバック型復習 理数系科目の成績を大きく伸ばす方法 東大理数学院 塾長 西村 太一 巷には、東大生の学習方法を説明する 本があふれていますが、 その学習方法の多くが、 独自性にこだわるあまり、 学習の本質を 十分に伝えていないのです。 実際に、東大生の学習方法の中には、 とても効果が出るとは思えない 独特の学習方法も混じっています。 東大生A 重要なのは 成績優秀な学生 の学習方法の 共通項 なのです。 ノートがきれい 公式は 書いて 覚える 覚える 共通項 見て 公式は 覚える 導く 東大生B 東大生C そして、その共通項とは 何なのでしょうか? それは、徹底した フィードバック型復習 なのです。 復習とは、やった問題集のすべての 問題を解き直すことでもなければ、 1学年前の問題集にさかのぼって問題を 解き直すことでもありません。 ましてや赤ペンで答えを書いて終わり、 などは言語道断です。 復習とは間違えたりわからなかった 問題のみを抜き出して、 解けるようにすることなのです。 それこそが、私自身を東大に合格させ、 指導した多くの生徒を 難関校に導いたのです。 フィードバック型復習の説明のため、 問題を解くということは どういうことかを説明していきます。 解く 問題を解いただけでは、 解く前と何も変わらないのです。 つまり、問題を解くことは、今自分が 「解ける問題」と「解けない問題」 とに分類しているにすぎないのです。 そのため、 問題集の問題を解いただけでは 成績は伸びないのです。 では、問題集の問題を解いた後に 何をすれば良いのでしょうか? 間違えた問題のみを 復習して、定着を 図ればよいのです。 しかし、多くの人はこう言います。 復習で成績が上がるなんて当たり前だ、 そもそも復習する時間なんかないんだよ! 復習なんて面倒くさくてやってられないよ! それならば、 新しく解く問題を1問減らしましょう。 そうするごとに4~5問の復習ができる ようになるのですから。つまり、 復習の優先順位を上げるのです。 では、フィードバック型復習は、 具体的にはどのように実行すれば 良いのでしょうか? 短期記憶 長期記憶 一時的な記憶 定着した記憶 解説を見たり 聞いたりして 理解する。 しばらくすると 忘れ去られて しまいます。 反復学習によって 解法を長期記憶に 定着させるのが フィードバック型復習 問題を解き、 間違えた問題に 2つのチェック印 長期記憶・・・○ と 短期記憶・・・ を 同時に入れます。 解説を見て理解した ら、その場で問題を 解き直し、解けたら 短期記憶のチェック 印 のみを消します。 長期記憶のチェック 印○は残しておきま す。 そして、必ず2~3日経ってから 長期記憶のチェック印○ が入った問題を解きなおします。 解けた問題は 長期記憶のチェック 印○を消します。 解けなかった問題は 短期記憶のチェック 印 を再度入れ、 解説を見て理解でき れば解き直します。 解けた問題は 短期記憶のチェック 印 を消し、 長期記憶のチェック 印○は残しておきま す。 2~3日後に問題を解 き直し解ければ、 長期記憶のチェック 印○を消します。 このように解法が定 着するまで復習を繰 り返します。 2~3日 待つ 問題 復習 × 解く こうして間違えた問題のみを フィードバックしながら 復習をしていくのです。 そして、長期記憶のチェック印○ がすべて消えた時点で、 その問題集の学習は終了となります。 この学習方法には何も意外性はなく、 効果に疑いの余地がありませんが、 実行することで成績が伸びるのです。 なぜなら、 ほとんどの人が実行していない からです。 東大理数学院では、この フィードバック型復習 に基づいて、小学生・中学生・ 高校生に指導を行っています。 特に、本年新たに開講した 中学受験 小4S特進クラス においては、復習指導を別コマ にし、フィードバック型復習を 塾側で管理するという最先端の 指導も行っています。 無料体験入塾のお申し込み方法 ・お電話・直接のご来塾・メール ・ホームページの入力フォーム 是非お越ください。
© Copyright 2024 ExpyDoc