平成18年度岐阜県小学校家庭科研究の全体構想 研究主題 : 家族との

平成18年度岐阜県小学校家庭科研究の全体構想
家庭科教育の目標
子どもの実態
衣食住などに関する実践的・体験的な活動
○学習した生活の知識や技能を生かそうとす
を通して,
家庭生活への関心を高めるととも
る素直な思いをもっている。
に日常生活に必要な基礎的な知識と技能を
○家庭生活に主体的にかかわっているとはい
身に付け,
家族の一員として生活を工夫しよ
えないが,生活について興味・関心がある。
うとする実践的な態度を育てる。
○家族と過ごす生活のよさを感じているが
心の触れ合いを十分実感していない。
今日的課題 ・食に関する指導の重要性・家庭生活の多様化・家庭の教育力低下
◎家庭生活を自分のものとして実感できる子
めざす
◎生活を見つめ,課題をもって,生活をよりよく工夫する子
子どもの姿
◎自分と家族・もの・環境とのかかわりを大切にして実践できる子
◎日常生活に必要な基礎的な知識と技能を身に付けている
研究主題 : 家族とのかかわりの中で,自らの生活を創り出す子の育成
◆家族とのかかわり
・家族から・・・
・家族のために・・・
◆自らの生活を創り出す力とは・・・
・つけたい力「家庭生活への関心・意欲・態度」
「生活を創意工夫する
能力」
「生活の技能」
「家庭生活についての知識・理解」
・育みたい心「家族に支えられていることへの気付き」「家族への思い
やりの心」「学習したことを生活に生かそうとする心」
研
究
仮
説
子どもの意識の流れを大切にし,家族とのかかわりがもてる学習を展開する中で,確かな力につながる実践的・体験的な
活動を位置付け,主体的な学びに生きる評価と指導・援助を工夫すれば,自らの生活を創り出す子が育つであろう。
研
題材指導計画の工夫
究
内
容
共
学 習 活 動 の 工 夫
評価と指導・援助の工夫
生
楽
し
く
学
◇
生活に根ざし,家族・もの・
◇ 主体的に学ぶ学習過程の
の工夫・改善
課
◇ 子どもの意識の流れを大切
付け
題
にした大題材の指導構想の
決
学
評価の場面と評価方法
る
の工夫
家
庭
◇
◇ 生活を見つめ,生活に生
評価と指導・援助の一
・
体化
地
かす力につながるキーワ
見直し・改善
◇ 家族とのかかわりの中で
学ぶ場と手だての工夫
習
中
学
校 と
域
◇ 主体的な学びを支える
ードの活用
◇ 地域や学校の特色が生きる
指導計画の工夫
き
◇ 確かな力につながる実践
的・体験的な活動の位置
解
◇ 主体的な学びに生きる
工夫
環境を大切にした指導計画
◇ 指導内容の分析の見直し
ぶ
に
の 連
学習環境づくり
と
の
連
携
携