Taro-2月号(818465Byte)

学校重点目標
静岡市立清水第四中学校
学校便り 第9号
H25.2.8 発行
共 に 質 を 高 め 合 う
大阪市のS高校の件について!
校長 安本 重幸
厳寒の候、皆様ますますご盛栄のこととお喜び申し上げます。日頃より本校の教育活動に対
する温かなご支援ご協力を賜り、感謝申し上げます。
最近、大阪市のS高校や日本女子柔道の件が新聞やテレビを賑わし、高校入試の中止問題に
も発展したり、全柔連を通り越しJOCまで上程された問題にもなったりしております。
私が小学校・中学校時代(40年以上前のこと)、体罰は確かに当たり前のように行われて
いました。戦前の教育を受けた教師が中心でしたから、悪いことをしたらゲンコツを受けるこ
とやムチで叩かれることは当たり前の風潮でした。私はゲンコツを受けないように、ムチで叩
かれないように、自分自身努力したことを今でも覚えています。ゲンコツをもらったとき(当
然悪いことをしたので)は素直に反省し、もうされないようにしなければと誓ったこともあり
ます。しかし子供心に後味の悪さも残ったことも否めません。
さてバスケットの名門S高校では、顧問による体罰(暴力)が日常的に行われ、キャプテン
である男子生徒は精神的にも逃げ道を失い、自らの命を絶ちました。このことをきっかけに、
その高校の他の部活動や全国の高校、日本女子柔道の実態までが明るみに出ました。本当に悲
しむべきことだと思います。
私は「部活動は教育」と考えています。少々時間はかかっても生徒の能力を引き出し、やら
なければならないことを自分で考え、それを自分で実行するよう育てるのが部活動の目的であ
り、その結果として勝利に結びつくのが基本的な考えであると思います。
私は教員になった頃、卓球部の顧問を受け持ちました。その後、長年卓球という部活動一筋
に携わり、今思うことは「体罰に頼ることは、指導者のコミュニケーション能力の未熟さ、対
人理解の浅さを示す」ということです。体罰は勝利への近道ではなく、むしろ逆であると考え
ます。
部活動は生徒にとって楽しいものです。楽しいからこそ、さらなるステップアップを目指し
て、どんなにきついトレーニングや練習でも頑張ることができると思います。人間には同等の
人格があります。同等の人格をもった人から、同等の人格をもった人が牛馬のように叱咤され
たり、体罰を受けて部活動をしていても何も楽しくありませんし、ましてや苦しいトレーニン
グをしようなんて思いもしないと思います。何よりそこにより良い師弟関係は生まれません。
四中では「認め・褒め・励ます」指導を中心に生徒を指導をしています。良い考え方を認め、
質の高い行動を褒め、反省すべき点は励まし、次の活動に備えることを基本としています。部
こ つ き
か
活動でも勝利至上主義ではなく、「克己」を中心とした指導を目標としています。他人に克つ
(勝利する)のではなく、己(自分)の立てた目標に対して、
どんなトレーニングや練習をしたらよいかを考え実行すること等、
自分の弱さや未熟さに克つ(勝利する)ことを目標としています。
目先の勝利ではなく、人としてどんな成長を子どもたちにさせたら
良いかを常に考え、これからも指導して行きたいと思います。
今後とも保護者の皆様のご支援、ご協力をどうぞ宜しくお願いします。
二月の主な行事予定
十三日 水
(
)
PT A 新 評議・ 校 外 専 門
委員会
十四日 木
(
)
全 学 年定 着 度 調査 Ⅲ
十 五日 金
(
)
一・二年生定着度調査Ⅲ
私立高校合格発表
二十二日 金 学校評議員会
二 十 五日 月
( (
) )
新入生・保護者説明会
三月の主な行事予定
一日 金 代議専門学習委員会
五日 火 ~ 六 日 水
) )
( (
(
)
公立高校入試
七日 木 三年生お別れ遠足
八 日 金 ~ 一 五日 金
( (
) )
(
)
一 二年生教育相談
・
十四日 木 公立高校合格発表
十九日 火 卒業証書授与式
二十一日 木 修 了 式
二十二日 金 ~四月六日 日
) )
) )
( (
( (
(
)
年度末・始休業日
二十九日 金 離任式
(
)
<校内書き初めコンクール金賞>
1組
2組
3組
4組
5組
1年生
堀 沙綾
遠藤 航大
片山みちる
野坂 涼太
飯田 実月
2年生
岩崎
綾
斉藤 彩夏
原崎 莉沙
鈴木 美櫻
鍋田 康介
3年生
廣瀬 茉由
古牧 百恵
中村 麗人
鈴木 美夏
石原 萌花
文化専門委員会主催 年賀状展
最優秀賞
皆川 成海
生徒会本部賞
高橋李音・榊原未奈子
文化専委員長賞 岩崎 光祐
校長賞
倉淵 綾祐
『健康新聞コンクール』
健康を見直す機会として、
各クラスの健康専門委員が
新聞を作成しました。
「食事のバランス」
「朝食」
「間食」等について
静岡市立幼、小・中学校美術展出品作品を廊下に掲示しています。
1年「レタリング」・2年「ポスター」・3年「絵画」
『プチボランティア』1 月 29・30 日
スノコが完成しました。以前から安全
面で心配があった南校舎から体育館に
渡るスノコを新しくつけ替えました。
生徒会主催による「BOOK 回収」を実施しました。