九 月 号 NO.三十六 ︻十 月︼ ・ 四 日 日 都屋紬展︻八日 水 まで︼ 弊店にて ・ 十四日 火 今月・来月のイベント 木羽定規〈イメージ〉 ◆ 小千谷紬 ( ) ) ( ) ( ) ( ・ 十八日 火 ・ 二十日 木( ) http://plaza.rakuten.co.jp/hidamiyakoya ︻次号予告十一月号︼ ◆男のきものについて ◆振袖展のこと ◆ 編集後記◆ 全国各地で、きものでお出かけをしようという催しが 盛んに行われるようになってきました。 今 月 高 山 市 内 でも そんな ことを 考 えている 有 志 が集 ま ってお 酒 を 飲 みな がら ワイワイ話 し合 う つも り で す。 きっと面白い意見が聞けることでしょう。楽しみです。 発行人:長澤 直彦︻携帯︼ 090-1467-5907 ︻ mail ︼ [email protected] ︻都屋元氣ブログ︼ ) ( ︻十一月︼ ・ 十四日 金 ∼十六日 日 ・ 十七日 金 ) ( ※ 木羽定規⋮下図のようなボー ル紙の断面に柄を描いたもの ③機織りは緯糸︻よこいと︼を一本 一本耳の部分を合わせ、柄合わせを して織る。反物の端を見ると同じ色 の耳に見える。 十日町紬 本塩沢 ◆ 私 ど も の十 日 町 紬 は糸 にこだ わ っ た機屋の商品で、緯糸︻よこいと︼は 手紡糸、経糸には絹糸を使用してい ますので、風合いがよくしな やかで す。 ◆ 本 塩 沢 は 組 織 は お 召 しと 同 じで す。つまり、経糸︻たていと︼緯糸︻よ こいと︼共 に強 く撚 ︻よ︼りを かけて 織 ら れ ています 。そのた めシャリっ とした生地の風合いになります。 何のことだか分からない方、ぜひご来店ください。 実際にご覧いただきます。 )) (( 平成二十年十月五日発行 ㈲都 屋 呉 服 店 高山市上一之町三六番地 電 話 三二︲〇一三二 小千谷紬は昭和五十年に﹁伝統的工芸品﹂として通産 省 現 経済産業省 の指定を受けた。左記のような特 徴があります。 ① 経糸︻たていと︼ は真綿の手紡糸または ※玉糸、緯糸︻よこいと︼真綿の手紡糸を使う。 ※ 玉糸⋮繭の中には蚕が二匹入って繭になったもの 紬は奥が深いです。 があ り、これを 玉 繭 といいます 。その玉 繭 から 取 とても魅力があります。 れる糸を玉糸といいます。その特徴は太 く、節 が 多いです。 ② 小 千 谷 は緯 糸 ︻よこいと︼だけで柄 を 合 わ せる こと が多い。緯糸に柄を付けるのに、﹁木羽定規︻こばじょ うぎ︼※﹂ というものを用いる。 十 月 四 日 より八 日 までの五 日 間 、私 ども の店 では紬 展を開催しております。全国にはいろいろな紬があり ますが、今回はその中でもお値段が手頃で、品物もよ い新潟県の紬をご紹介したいと思います。 その前に 紬って? 糸を手紡機で紡いで作った糸を手紡糸︻ てぼうし︼ 機械で紡いで作った糸を機紡糸︻きぼうし︼ といいま す。︵結城紬に使われる糸は手で紡ぐ﹁ 手紬糸︻てつむ ぎいと︼ ﹂ といい、大変貴重なものです。︶ これらを紬糸といい、その糸で織り上げたきものを紬 といいます。 経糸︻たていと︼ ・緯糸︻よこいと︼ に紬糸を用いたもの が本来の紬ですが、現在では経糸︻たていと︼ に絹糸、 または紬糸と絹糸を用いたものが多く織られていま す。 紬も当初は無地であったものが縞︻しま︼ や絣︻かす り︼ 、格子︻ こうし︼ 、絵絣︻ えがすり︼ などが織られる ようになり、各地で独特の紬が生まれました。もとは 琉球の織物から全国に伝わったといわれています。 ボール紙の断面。それを重ね たものに絵を描き、それをバラ して緯糸【よこいと】に合わせ、 柄(ここでは黒丸)をすりこむ。
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