資料2 (案) 平成 28 年 月 日 貝塚市長 藤原 龍男 様 貝塚市総合計画審議会 会 長 新川 達郎 第5次貝塚市総合計画について(答申) 平成 27 年 3 月 18 日付、貝政策第 182 号で諮問のあった第5次貝塚市総合計画の策 定について、別添「第5次貝塚市総合計画(案) 」のとおり答申します。 貝塚市においては、平成 18 年度(2006 年度)以降、「元気あふれる みんなのまち 貝塚」を目指した第4次総合計画に基づくまちづくりを進めてこられました。しかしな がら少子・高齢化の影響は強く、貝塚市の総人口も平成 21 年(2009 年)をピークに減 少に転じており、地方分権改革の進展や人口構造の変化、経済の低成長など、目まぐる しく変化し続ける社会経済状況に即した新たなまちづくりの指針が必要とされていま す。 当審議会では、第5次貝塚市総合計画(案)について、有識者による専門部会や分野 ごとの分科会を設けるなど慎重に審議を重ねた結果、その内容が適切であるものとして 認めここに答申いたします。 なお、計画の推進にあたっては、下記の事項及び審議の過程で提起された各委員の意 見についても十分に配慮されるよう要望するとともに、まちづくりの方針である「魅力 かがやき 未来へつなぐまち 貝塚」の実現に努めてください。 記 1 協働による計画の推進 基本構想において、貝塚市が人と人のつながりによって地域を発展させてきた経 過が記されています。今後も市民・団体・事業者・行政がこの計画をまちづくりの 指針として共有し、それぞれが求められる役割を果たしつつ、各施策を効果的に進 められるよう、計画に定めた内容をわかりやすく周知し、市民・団体・事業者の理 解と協力のもと、その実現に向けて努力してください。 2 住み続けたいと思うまちづくり 市民アンケート調査において、 「貝塚市に住み続けたいと思うか」の問いに対し、 「どちらともいえない」との回答が約 25%あることから、貝塚市に誇りと愛着を持 って暮らす市民をさらに増やすことが大切です。子育て世代、特に女性にとって暮 らしやすいまちをつくること、未来を担う子どもたちに市の良さをきちんと伝える ことなど、市民の定住意欲の向上につながる施策を積極的に推進してください。 3 安全・安心のまちづくり 私たちの住む泉州地域は、自然災害による被害が少なく、地域の結びつきが強い 比較的安心して暮らせる地域です。その中にあって、さらに市民の生命と財産を守 るため、市は災害発生時に的確な対応ができる施設と体制を整備し、市民は日ごろ から防災意識を高め、いざという時に地域で助け合える関係を築いておくことが大 切です。大災害が発生してもその被害を最小限に抑え、市民生活が早急に復興でき るよう、共に取り組みを進めてください。 4 貝塚市の魅力向上 貝塚市には、市民が気軽に親しむことができる美しい自然や特徴ある歴史・文化 が豊富にあり、市民もそれを誇りに感じています。 まちづくりの方針である「魅力かがやき 未来へつなぐまち 貝塚」のとおり、 これらの「貝塚らしさ」に磨きをかけ、市内外にPRすることで、貝塚市のさらな る発展につながる取り組みを進めてください。 5 計画の進捗管理 計画の推進にあたっては、PDCA サイクルの考え方に基づく適切な進捗管理を行 い、施策の効果を検証した結果を常に改善につなげてください。また、明確な指標 項目や数値を設定し、検証結果を市民へわかりやすく説明できるよう努めてくださ い。 以上
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