1 学年チャレンジテスト 分析

1 学年チャレンジテスト 分析
★各先生方による分析
◎理解できていること ▼理解できていないこと
【国語】
◎漢字の読みについて理解できている生徒が多い。
◎メモの内容について読み取ることができる生徒が多い。
▼記述問題ができていない。
・正解の内容については読み取れているが、問いの条件に合わせて書くことができない。
・記述問題を特にあたっての抵抗感がある。
・解答のまとめ方がわからない。
【数学】
◎乗法の計算方法は定着している。
◎正負の数の整数の意味を理解している。
▼加法減法では、特に減法で、符号の処理に混乱が見受けられる。
▼文章問題において、文字の式が何を表すのかを考えることが苦手である。
【社会】
◎北方領土は位置や島名の知識の定着率が高い。
◎六大陸・三大洋について,位置関係を把握している。
◎気候グラフや気候に合わせた住居の特色などの読み取りができている。
▼世界の略地図は,ポイントを押さえて書くことができない。
【理科】
◎顕微鏡の操作の理解度が高い(約90%)問1
◎二酸化炭素が空気より重い(密度が大きい)ことなど、気体の性質や集め方に関する理解が高い。問6
▼二酸化炭素の性質や水上置換に適した気体の性質は理解できている生徒が多いものの、そのことを過不
足なく言葉で表現することができていない。採点も厳密にしたため、達成度が他校に比べ低くなった。
水上置換=「水にとけにくい」と答えた生徒が多かった。しかし、問題は二酸化炭素の性質に振れて答え
なくてはならないため、多くの生徒が不正解となった。
○問2、問3は選択肢からすべて答えなさいとの問題。1年生には難易度が高かった。より正確な知識や
理解が求められた。
★各先生方が考えた授業改善・工夫
【国語】
・考えたことを書かせるような学習を普段より多く取り入れる。
【数学】
・どの単元にあっても正負の数の四則計算を時折復習する。
・文字を使うときは、必ず例題として具体的な数を数例扱うようにして、文字の良さを繰り返し伝えてゆ
く。
【社会】
・北方領土についてはこまめに復習を行い,更に知識の定着を図りたい。
・既習事項は様々な問題に取り組み.解けるようにする。
・略地図の書き方のポイントについて細かに見直し,きれいに書けるようにする。
【理科】
・知っている知識を言葉で表現することが苦手。
→日頃の授業やテストなどで、具体的に理由を文章に表す訓練が必要。
そのような板書や問題を心掛ける。
・より正確な知識、理解が必要。
→ただの暗記ではなく、なぜそうなるのか生徒自身が納得いくような学習が必要。
教科書の順序とは異なるが、化学分野は原子、分子レベルからの説明が必要かもしれない。
日常の事象と結びつける工夫も必要。