環境土木・建築学科 - 名古屋大学工学部・大学院工学研究科

環境土木・建築学科
学科・専攻
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Civil Engineering and Architecture
土木工学専攻
環境学研究科・都市環境学専攻
Civil and Environmental Engineering
Graduate School of Environmental Studies
Department of Environmental Engineering and Architecture
掲載内容は現時点で計画中のものであり、変更となる場合があります。
土木工学専攻
質の高い社会インフラの形成を
可能とする研究者・技術者の養成
土木工学専攻では、社会における土木工学・土
木技術の重要性や環境に与える影響を考慮しな
がら、質の高い社会インフラの形成を導く学理・
方法論を研究するとともに、先端的な専門知識
と高い倫理観をもつ研究者・技術者を養成する
ことを教育の目標としています。英語による授業
や海外インターンシップ制度の充実した最先端
土木工学研究プログラム・国際環境人材育成プ
ログラムへの参加も可能で、留学生の割合も3割
程度と他専攻に比べて多く、身近な地域から世
界までを将来の活躍の場とする教育研究を推進
しています。
三次元高潮津波シミュレーションシステム
Key Words
学科の特徴①【何が学べるか】
社会インフラ
良好な社会環境を創造するための工学
本学科では、道路、鉄道、空港、港湾、
ライフ
ライン、防災構造物などの社会インフラに
関する総合学問を学びます。社会インフラ
は、生活のみならず、経済活動、防災・減災、
教育・福祉などとも密接に関係しており、人
国際色豊かな教育・研究環境
環境学研究科・都市環境学専攻
土木工学は自然環境に対して社会インフラを建設する工学として、一方、建築
学は人間生活を収容する人工環境を建設する工学として、
それぞれ個別に発
建築・都市・地域における
自然環境­人工環境­人間環境
展してきました。
しかし、
両者は良好な社会環境を創造するための工学であり、
近年は両者が共同で行う事業が増えています。
本学科では、
暮らしをより安全・
安心で快適にし、自然と調和した社会を築くための基盤について、計画から設
間が日常生活を営む上で必要不可欠な社
計・施工、
維持管理、
環境との調和のすべてを扱う環境土木工学と、
人間の様々
会全体の基盤となります。
な生活行為を含む空間を創造する総合学であり、美しい建築・都市デザイン、
安全でエコな交差点であるラウンドアバウト
学)を模索しつつ、人の視点に立って、建築・都
安全・安心な構造、
快適な環境づくりなどを扱う建築学を学ぶことができます。
市・地域における自然環境−人工環境−人間環
境の新たな関係(安全・安心学)を構築します。
学科の特徴②【学びの環境】
都市環境学専攻が所属する環境学研究科は、理
学・工学・人文社会科学の3つの異なる領域が1
実験施設など充実した環境での教育・研究
環境土木・建築学科では、2年生から環境土木工学プログラムと建築学プログ
ラムに分かれ、
それぞれのプログラムでの教育・研究が行われます。環境土木
黒部ダム
人と環境が共生する未来へ
充実した環境の中、教員の連携のもと手厚い指導による教育・研究が行われ
定を受けていることも特徴として挙げられます。
度な専門知識を駆使し得る個性的で創造
力豊かな人材を育てます。
幅広く重層的な教育研究を推進しています。
国際合同学生建築・都市ワークショップ
イン、環境・設備、構造・材料・生産技術の3つの分野を基礎に、実験施設など
空間を創造する総合学です。建築学プログ
総合的な教育を行い、幅広い視野に立ち高
であり、3つの専攻と2つのセンターが協働して
の分野を基礎に、建築学プログラムでは、建築および都市における計画・デザ
ています。
また、環境土木工学プログラム・建築学プログラムともに、JABEE認
ザイン、環境・設備、構造・材料・生産技術の
つの研究科として結集した文理融合型の研究科
工学プログラムでは、構造・材料、水工、地盤、計画、環境、国土デザインの6つ
建築学とは人間の様々な生活行為を含む
ラムでは、建築及び都市における計画・デ
学科の特徴③【将来への期待】
地盤材料実験の様子
幅広い分野にわたる就職先
環境土木・建築学科の卒業生は8割以上が大学院へ進学します。本学科の上
に位置する大学院専攻には、工学研究科土木工学専攻と環境学研究科都市
環境学専攻(空間環境学コース、建築学コース)の2専攻があります。大学院博
士前期課程修了後は、専門性を含めた活躍を志し後期課程に進学する学生
や、社会ですぐに活躍する学生がいます。卒業生は、大学等の研究・教育機
関、土木・建築関連の民間企業や行政機関、国際機関など国内外のさまざま
2015年度優秀卒業設計賞作品 Bee-Fruit-Hub
都市環境学専攻では、生活の持続性向上のため
のテクノロジーとコントロールシステム(持続性
な分野において、本学科で修得した高度な専門知識と広い視野、
そして豊か
な想像力や応用力をもった技術者として活躍しています。
げんさいカフェ
工学部・工学研究科
School of Engineering / Graduate School of Engineering
環境問題の解決に向けて